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ひきこもるとは、いったいどういうことなのか? 究極のステイホーム・ストーリーズが誕生!
ひきこもるとは、いったいどういうことなのか? 部屋の中で、何が起きるのか? ひきこもっている間に、人はどう変わってしまうのか?
「ひきこもり」をテーマにした斬新なアンソロジーが誕生しました。編者は、『絶望名人カフカの人生論』『絶望名言』『食べることと出すこと』などで知られる頭木弘樹。病のため、十三年間のひきこもり生活を送った編者ならではの視点で選ばれた、必読の名作群。今だからこそ読みたい一冊です!
Posted by ブクログ 2021年04月07日
カフカに親近感。絶望名人読んでみようかな。
<収録作品>
死なない蛸/萩原朔太郎
ひきこもり名言集/フランツ・カフカ
桃太郎/立石憲利(編著)
凍った時間/星新一
赤い死の仮面/エドガー・アラン・ポー
病床生活からの一発見/萩原朔太郎
フランケンシュタインの方程式/梶尾真治
屋根裏の法学士/宇野浩二...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月05日
編者の頭木さんのアンソロジーは小説だけではなく詩や漫画が入っていてジャンルレスなところが好き。
今回の「ひきこもり」アンソロジーには、なんと私の大好きな詩人萩原朔太郎の作品が二つも入っている!(詩と随筆) うれしい。
「死なない蛸」は子供のころに読んで強烈な印象を残した名詩。筑摩書房の『変身ものがた...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月18日
頭木弘樹さん編の短編集。切り口がさえていて、とてもおもしろく読んだ。
ウロボロスを超えた?萩原朔太郎「死なない蛸」怖。
カフカ「ひきこもり名言集」ここまでひきこもりで、結婚を考える恋人がいたっていうのがある意味すごいよ、カフカ。
三年寝太郎のような「桃太郎」立石憲利 こんなバージョンあるんだねえ。お...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月13日
私は、高校中退後に何年か引きこもり状態でいたことがあり、その時は本当に最悪だった。
人間不信に加え、大学で何か学びたいわけでもなく、かといって、やりたい仕事もなく、ただ推理ものやファンタジー小説を読んでいただけの日々に、これも生きているということになるのだろうかと、思ったものだ。
そんな事があっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月10日
12編のアンソロジー。しかも、内容は、ひきこもり。
館長(編者)のいうことには、自身の引きこもり生活、コロナによる生活の変化など、そういった好む好まざるに関わらず、狭い世界に閉じこもる生活を否定も肯定もせず、その中で起きる心の変化を自分に引き寄せて読んで欲しい、とのこと。
私自身はスポットライト...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月03日
引きこもり経験者の編者が引きこもりをテーマに編んだアンソロ。12編。
普段はなかなか読まないタイプの話が読めるのが楽しいよね。
おもしろかったのは「凍った時間」と「フランケンシュタインの方程式」かな。
星新一先生の「凍った時間」は星新一らしさ全開で好き。ラストの報われない感じもいい。
「フランケンシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月20日
13年間のひきこもり経験のある著者の選ぶ「部屋から出られない人のための」アンソロジー。私はひきこもるタイプではないけど、今までにない視点で物語を読むことができて、とっても満足です。
引き篭もり止めたら、こんな楽しいことがあるよ、というような物語は12のうちひとつもありません。引き篭もるとこんな新し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月24日
昨年最初の緊急事態宣言になった時、まっさきに思い出したのは『赤い死の仮面』だった。
一番強烈と感じたのは『死なない蛸』かなあ。
『フランケンシュタインの方程式』は悩めるテーマなのに、ユーモアSF的な語り口が楽しい。元ネタ?の『冷たい方程式』も読んでみたくなった。
『私の女の実』はやはり『菜食主...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月05日
ひきこもりがテーマに編まれた12の物語。「凍った時間」はさすが星新一、久しぶりに読んだけど鋭い所を最後にえぐってくる所が気持ちよかった。「フランケンシュタインの方程式」はずっと気になってた疑問が最後に(笑)ハン・ガンの「私の女の実」は知ってると思ったら「菜食主義」のあとがきで読んでたからだった…ただ...続きを読む
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