ひきこもり図書館

ひきこもり図書館

1,760円 (税込)

8pt

ひきこもるとは、いったいどういうことなのか? 究極のステイホーム・ストーリーズが誕生!

ひきこもるとは、いったいどういうことなのか? 部屋の中で、何が起きるのか? ひきこもっている間に、人はどう変わってしまうのか?
「ひきこもり」をテーマにした斬新なアンソロジーが誕生しました。編者は、『絶望名人カフカの人生論』『絶望名言』『食べることと出すこと』などで知られる頭木弘樹。病のため、十三年間のひきこもり生活を送った編者ならではの視点で選ばれた、必読の名作群。今だからこそ読みたい一冊です!

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ひきこもり図書館 のユーザーレビュー

3.8
Rated 3.8 stars out of 5
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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分の引きこもり時代を、生々しく想起させるものだった。
    かなり前のことで今は働きながら生活しているためすっかり忘れていたが、
    そうだった。
    引きこもりって、安寧の世界なのよ。
    外は自分にとって不都合な現実がたくさんあって、
    引きこもっているうちは見ないでいられる。
    ネットとかもあるからそんなに孤独で

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    カフカに親近感。絶望名人読んでみようかな。
    <収録作品>
    死なない蛸/萩原朔太郎
    ひきこもり名言集/フランツ・カフカ
    桃太郎/立石憲利(編著)
    凍った時間/星新一
    赤い死の仮面/エドガー・アラン・ポー
    病床生活からの一発見/萩原朔太郎
    フランケンシュタインの方程式/梶尾真治
    屋根裏の法学士/宇野浩二

    0
    2021年04月07日

    Posted by ブクログ

    編者の頭木さんのアンソロジーは小説だけではなく詩や漫画が入っていてジャンルレスなところが好き。
    今回の「ひきこもり」アンソロジーには、なんと私の大好きな詩人萩原朔太郎の作品が二つも入っている!(詩と随筆) うれしい。
    「死なない蛸」は子供のころに読んで強烈な印象を残した名詩。筑摩書房の『変身ものがた

    0
    2021年03月05日

    Posted by ブクログ

    頭木弘樹さん編の短編集。切り口がさえていて、とてもおもしろく読んだ。
    ウロボロスを超えた?萩原朔太郎「死なない蛸」怖。
    カフカ「ひきこもり名言集」ここまでひきこもりで、結婚を考える恋人がいたっていうのがある意味すごいよ、カフカ。
    三年寝太郎のような「桃太郎」立石憲利 こんなバージョンあるんだねえ。お

    0
    2021年02月18日

    Posted by ブクログ

    どの作品も素敵で大満足した。
    古い作品から新しい作品、漫画までこの1冊で読めてしまうのだからお得すぎる。
    カフカの引きこもり願望は愛おしい。
    萩原朔太郎の「死なない蛸」には胸が痛くなった。
    梶尾真治のSFは面白くて他の作品も読みたくなった。

    0
    2024年11月17日

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