金子勝の作品一覧
「金子勝」の「イギリス近代と自由主義 ──近代の鏡は乱反射する」「失われた30年 逆転への最後の提言」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「金子勝」の「イギリス近代と自由主義 ──近代の鏡は乱反射する」「失われた30年 逆転への最後の提言」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
カタストロフは一般的には、崩壊と考えられているが、実は一つの周期であり、局所的な変曲点だそうです。
だいたい50年という周期で経済や生命科学が新しい枠組みに切り替わっていることが書かれていました。
この本は2022年12月に発行された本で、コロナウイルスの感染拡大の経緯が書かれていましたが、まだ2、3年しか経っていないのに、いろいろなことを忘れてしまっているな~と反省しました。
安定的な構造がカタストロフという変曲点を経て、次の安定的な構造になるためには、自立した地域からの再生エネルギーと食の供給を基盤とする再生、教育と医療の確立が必要だということでした。
Posted by ブクログ
要するに、世襲議員が偏差値エリート官僚と、社内抗争だけで生き残った
大企業のサラリーマン経営者とつるんで、国税を未来のために使わず、
既得権益維持のために無駄に使っている、ってことだ。
文化放送大竹まことのゴールデンラジオで毎週金曜に叫んでいる金子勝節が、
この新書で体系的に示されている。
世襲議員は相続税なしで親の地盤看板を受け継ぎ、家業を守ることだけ考え、
偏差値エリート官僚は天下りで数年に一度高額退職金を得、
大企業サラリーマン社長は一般サラリーマンの100倍の報酬を得る。日産のように。
そして日本は沈む。ってこと。
悲しくなるね。
こりゃ陰謀論じゃないよ。
だから心ある官僚がどんど
Posted by ブクログ
ポッドキャストでよく聴いていた金子節は辛辣な内容でも語り口が心地よく、同感同感と何度も頷いていた。
本書は経済学者としての見識に溢れ、我が国の現状分析、裏金と国の行く末との関係、さらには国自体が裏金を作り出す「裏金国家」と堕していることへの鋭い追及も鮮やかである。
先など意識せず今だけ儲かればいいという経団連等の害悪は裁かれるべきだし、先を見せないことに注力する政、官、マスメディアもひっくり返す必要がある。
衆院選で自民は大きく衰退したが、案の定ここぞとばかりすり寄る輩が国民の願いを台無しにしようとしている今、金子勝の「令和船中八策」に学ぶべきだと思えた。
Posted by ブクログ
(2014/12/17)
大竹まことゴールデンラジオ大竹交遊録金曜日担当の金子勝慶大経済学部教授の本。
歯に衣着せぬ毒舌ぶりから期待して手に取ったのだけれど、、、
なんだかよくわからなかった。
ピンとこなかった。
頭に入らなかった。
農業は関心度の高いテーマだし、読んでわからないことはないと思うのだけれど、
なぜかひっかかるものがなかった。
なんでだろう。
小作農の農地面積は機械化しない前提ではちょうどいい大きさ。
アメリカの大規模集約じゃ無理。
百姓とはいろんなことをして食べる人、という意味。兼業農家こそ理想。
TPPが入ったら壊滅する。
小規模農家にエネルギーを作らせよう
原発問題も解
Posted by ブクログ
現代カタストロフ論
経済と生命の周期を解き明かす
岩波新書 新赤版 1953
著:金子 勝
著:児玉 龍彦
カタストロフとは、安定的な状況が突然破局する現象を説明するための数学モデルだとおもっていました。
でも、ちょっと、主旨がちがっていました。
ここでは、コロナの変種、経済危機がくりかえし発生することを説明するのに使われています。
あるいは、経済が周期的に変化していく内容を、カタストロフをつかって説明しようとしている書です。
内容はこうです
①生物も繰り返し変わっていくが、ある限界までは、「安定的な構造」を保ち、変化は予想される範囲に収まる
②しかし、不安定な循環が重なり、「安定的な