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なぜ原発は停止していると赤字を生み続けるのか。なぜ老朽原発を稼働したがるのか。電力債とは何か。なぜ東電の電気料金値上げに反対する必要があるのか。国に東電に、怒り続ける著者が、原発の経済問題をえぐり出し、私たちが考えるべきことをわかりやすく提示する。被災地支援のための枠組みとしてとるべき道とは。
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Posted by ブクログ
岩波ブックレット・シリーズの1冊。筆者は、慶応義塾大学経済学部教授でサンデーモーニングのコメンテーターとしてもおなじみの金子 勝氏。テーマを絞ったスリムな冊子で手軽で読みやすい。原発が多額な負債を生み出す構造や、事実とかい離した情報発信、電気料金値上げのからくりなどが、数字をもとに語られる。何も生み...続きを読む出すこともなく、冷却費用だけでも1日5500万円という巨額な出費を出し続ける高速増殖炉もんじゅ、先の見えない六ヶ所村の再処理事業などの、驚くべき時間と金の無駄遣いぶりを改めて確認することができる。
原発が国民にとっての不良債権であることは、官僚機構と現民主党執行部の原発に関連した施策の進め方を見ていれば一目瞭然。 この本は決算処理や不明朗な情報開示などからそれを数字で説明されている前半は役に立った。 結局、ツケは国民負担。だったら、すぐさま膿を出した方がよいのも自明なのですが、自民党、民主...続きを読む党+公明党が結託してこのまま原発を維持しようとする状況は狂気の沙汰でしかない。
分かりやすく解説されていた。そして、ニュースで言われていたり、自分が思っていたことが書かれていた。やはり、再稼動を急ぎたくなるんだな、と苛立ちとむなしさがこみあげます。 「福島から始まる再生」、是非これを実現して欲しい!つくづく、そう思います。
「原発を再稼働しないと、電気料金大幅な値上げ」とはよく聞きますが、原発の維持、補修、事故の際のコスト、使用済み核燃料の処理等に税金、電気料金がいくらかかってるいるかは中々見えてきません。国民の知らないところで巨額の費用がかかっていることは間違いないです。
運転しない原発は、利益を生まない一方で、費用返済とメンテナンス費だけがかさむ(電力会社から見れば)不良資産である。最近の電力料金値上げの本質は、燃料費の上昇というよりも、むしろ、原発停止による、原発の不良資産化であると著者は言います。(p4-5
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原発は不良債権である
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金子勝
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