金子勝のレビュー一覧

  • 高校生と考える日本の問題点 桐光学園大学訪問授業
    最近受験生の我が息子は、少し遠くの塾に
    日曜日の夜間に通っています。(そんなに必死に
    受験勉強しているわけではないのですが)
    そこで、夫婦も揃って息子を送り届けて
    塾が終わるまで二人でスタバに行って2時間
    くらい待っています。私はじっくり本を読める時間
    なので割と気に入っています。そこで読み終わった...続きを読む
  • 放射能から子どもの未来を守る
    「何かが変わりはじめた。
     お母さんは、もう昔のように騙されない。
     そういう時代が始まった。」
  • 失われた30年 逆転への最後の提言
    金子氏の著作,お二人の共著はこれまでも読んできたが,東日本大震災を経た日本社会の今後をどうしていくか,について示唆に富んだ図書である。といっても,金子氏がこれまでの著書で繰り返し指摘してきて,この書でも強調しているとおり,社会的セーフティネットを現実の課題に即して張り替え,安心とチャレンジをしやすく...続きを読む
  • 失われた30年 逆転への最後の提言
    政治家、官僚の言っていること
    テレビ、新聞のマスコミが言っていること
    本当の真実なのか、自分で目利きする力を身につけなければならない。
    この本に書いている内容は、なかなか知ることができない。
  • 放射能から子どもの未来を守る
    論理がどうとか、原子力の専門家ではないとか、そんなことは問題ではありません。被災者のあるいは国民の側に立って権力に向かっていく熱い姿勢に、なるほどと心の奥底から納得しました。自分たちに何が出来るのか。いろいろ考えさせられました。
  • 逆システム学
    要素還元論でも、構造論でもなく、演繹的に説明するのではなく、現象を説明するという感じに読めました。
    それなら、現象論ではないのだろうか。
    医学を引用しているので、生命だけに限定して解明してもらえるとうれしい。
  • 閉塞経済 ――金融資本主義のゆくえ
    第一章:バブルの経済学
    第二章:構造改革の経済学
    第三章:格差とインセンティブの経済学

    かなり読みやすかった。


    一貫して新古典派経済学への批判。
    (竹中、小泉さんへの批判は少しうけた)
    サブプライムについて述べている本かと思いきや、
    アメリカを代表とする現代資本主義経済の限界について述べられて...続きを読む
  • 平成経済 衰退の本質
    1990年代を境にして、経済の何かが変わった。
    有効求人倍率も、もはや、景気の指標ではなく、人口動態と連動している。
    多くの指標の意味が変わっているのに、マスコミ始め、多くの人は、昔のままの解釈を行なっている。
    家族の形態も変わった。
    両親プラス子供という家族は、今や全体の3割に過ぎない。
    にもかか...続きを読む
  • 逆システム学
    すごく示唆に富む本

    「複雑系」との違い・・・システム全体のモデル化を目的にする複雑系と異なり、調節制御の仕組みや要素間の関係そのものが研究対象

    ノイズとシグナルの峻別・・・重要な差異か、無視してよい誤差か

    「一創造百盗作」−大野乾の遺伝子重複仮説

    ゲーム理論に基づく情報の経済学の限界−年金制...続きを読む
  • 悩みいろいろ 人生に効く物語50
    朝日新聞『Be』に連載中の人生相談「悩みのるつぼ」に寄せられた声に、経済学者の金子勝氏が応えたものを10のテーマに分けてまとめた一冊です。

    少し前に金子さんの講演を聞く機会があったのですが、日本経済や政治状況へのするどい指摘に大きな拍手を送ったところだったので、読む前には「どんな展開になるのだろう...続きを読む
  • 高校生と考える日本の問題点 桐光学園大学訪問授業
    読書途中。20人の講師による。一人90分の講演会の収録である。一気に読めるはずもなく、じわじわと読んだ。
    姜尚中の講演のなかで、夏目漱石が奥さんをなぐっていたエピソードがあった。ノイローゼであったらしい。私は夏目漱石になれないけど、夏目漱石よりましだなと少し思った。考えかたとしてまちがっているのかな...続きを読む
  • 資本主義の克服 「共有論」で社会を変える
    結局、経済学は誰のためにあるかにつきるのであるが、人の将来を担う子供たちのため、その子供を産み育てる女性のためにつきるだろう。
    そのための社会保障制度の制度設計に当事者たちが民主的手続きの下、真に自由な発言ができ、きちんと加われるかが重要だと筆者は言う。
    しかしながら、超情報社会における情報の独占を...続きを読む
  • 資本主義の克服 「共有論」で社会を変える
    「セーフティネットの経済学」ほどのキレを感じられなかった。それほど危機は複雑化しているということか。はたまた自分の認識能力不足の問題か。
  • 儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ
    専業農家ではなく、兼業農家を目指そう。それも、エネルギー業と兼業する「エネルギー兼業農家」となることで、利益を出そうという主張の本。

    工場の期間工など、お金が地域外に流れるものや、農業との相乗効果が期待できない兼業ではなく、エネルギー業と兼業することで、お金を地域で循環できるようになり、地域コミュ...続きを読む
  • 失われた30年 逆転への最後の提言
    神野直彦氏の本は何冊か読んだが、自由主義、市場万能主義を強烈に批判している。僕も同感だ。自由競争の結果生まれる格差を肯定する事などありえないし、弱肉強食の社会が正しいわけがない。僕がもっとも共感できたのは、TPPは自由貿易ではなく、どちらかといえば加盟国内でのブロック経済に近いという主張。そして、国...続きを読む
  • 逆システム学
    生命と経済学における市場の概念に、深い相関があるとする。
    あくまで概論だが、興味深い話ではある。いつか続きが読めるといいなという一冊。
  • 市場
    経済理論・政治理論が、理論の出発点にどのような人間像を置いているのか。現実離れした「強い個人」(高い判断力、高いモラル、等々)を仮定して理論を組み立てれば、どんな理論でもいずれ現実との間に齟齬を来たし、生身の人間に無理を強いることになりかねない。そしてそのような理論には当然、持続可能性がない。著者は...続きを読む
  • 閉塞経済 ――金融資本主義のゆくえ
    今日の世界を覆っている不自然な金融資本主義では、バブルや格差の発生は不可避である一方で、もはや神の手も公共対策も十分に有効ではないとの主張です。危機感はよく伝わってきましたが、それでは具体的にどんな処方箋が市民に受け入れられ得るかという点は言及が少ないと感じました。
  • 閉塞経済 ――金融資本主義のゆくえ
    古典経済学ではうまく説明していない、所謂バブルについての解釈が興味深い。
    著者の説によると、金融改革を経て以降の世界ではバブルの成長と破綻はなるべくしてなると。
    また、経済の中ではとかく原因と結果が逆に見られているのではないか、という意見に新鮮味があった。
    経済学という側面から見ると、世界は発展して...続きを読む
  • 逆システム学
    [ 内容 ]
    市場や生命という複雑なしくみを解明する新たな方法を、著者たちは「逆システム学」と呼ぶ。
    それは、新古典派経済学や遺伝子決定論などの主流の学問研究を批判し、市場や生命の本質を多重フィードバックのしくみに見出すというものだ。
    経済学と生命科学の対話から浮かび上がる、まったく新しい科学の方法...続きを読む