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  • 儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ
    3.6
    1巻693円 (税込)
    「儲からない産業」と言われる農業。そこに追い討ちをかけるTPP。これに対抗するためには大規模集約化するしかないと思われているが、実は、小規模の兼業農業こそ生き残る可能性が高い。そう断言するのは、経済学者・金子勝と、食と農の政策アナリスト・武本俊彦。それぞれの専門を活かして、「儲かる産業」としての農業のあり方を提言する。そのカギとなるのは、農家が小規模の発電所を経営する“エネルギー兼業”というウルトラCである。すでに試みられつつある各地の事例を挙げながら、食料自給率の低下や地方の荒廃まで一気に解決する道筋を探る。農業関係者だけでなく、食やエネルギー問題に関心のあるすべての人に贈る必読の書!【目次】はじめに/第一章 食卓と農が崩壊する時/第二章 新しい兼業スタイルへ/第三章 日本の再生可能エネルギーと農村・農業/第四章 農村のエネルギー転換と課題/第五章 「地域分散・ネットワーク型」社会に向かって/おわりに

ユーザーレビュー

  • 儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ

    Posted by ブクログ

    (2014/12/17)
    大竹まことゴールデンラジオ大竹交遊録金曜日担当の金子勝慶大経済学部教授の本。
    歯に衣着せぬ毒舌ぶりから期待して手に取ったのだけれど、、、

    なんだかよくわからなかった。
    ピンとこなかった。
    頭に入らなかった。
    農業は関心度の高いテーマだし、読んでわからないことはないと思うのだけれど、
    なぜかひっかかるものがなかった。

    なんでだろう。
    小作農の農地面積は機械化しない前提ではちょうどいい大きさ。
    アメリカの大規模集約じゃ無理。
    百姓とはいろんなことをして食べる人、という意味。兼業農家こそ理想。
    TPPが入ったら壊滅する。
    小規模農家にエネルギーを作らせよう
    原発問題も解

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    2024年09月04日
  • 儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ

    Posted by ブクログ

    専業農家ではなく、兼業農家を目指そう。それも、エネルギー業と兼業する「エネルギー兼業農家」となることで、利益を出そうという主張の本。

    工場の期間工など、お金が地域外に流れるものや、農業との相乗効果が期待できない兼業ではなく、エネルギー業と兼業することで、お金を地域で循環できるようになり、地域コミュニティの活性化にもつながり、農業にも相乗効果が期待できるようになる。
    確かに、農業という季節や年により不安定な収入に、エネルギー収入という安定的なベース収入を兼ねることで、ポートフォリオが格段によくなる。

    ただし、本書でも以下のように触れているように、誰がエネルギー兼業化を推し進めるのかという問題

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    2014年11月15日
  • 儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ

    Posted by ブクログ

    ○経済学者の金子氏と元農水官僚で民主党のブレーンでもあった武本氏の作品。
    ○現在の農業・農村政策への批判と、新たな農業(兼業農業)としてのエネルギー兼業の提案を行っている。
    ○現在の農業の衰退や兼業農家否定への対案、大規模専業中心主義への批判などは、一部理に適っている部分もあるが、再生可能エネルギーを一方的に推奨するのは、やややりすぎな印象。
    ○FITは、あくまでも一時的な政策に過ぎないので、それを前提として地域を支えるというのは、ちょっと安易。

    0
    2015年02月02日
  • 儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ

    Posted by ブクログ

    農業+小規模発電=エネルギー兼業農家で地方創生、というキャッチフレーズは魅力的だ。しかしそのコンセプトの提示に終始して、具体化する方法論に乏しい。そこが残念。

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    2014年11月09日
  • 儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ

    Posted by ブクログ

    20141108 これからの日本にとって大事な事。片付けないといけない課題なのに、目先のどうでも良いことをやっているように思われる今の政治を変えないと。大事な事が何かわからない人を選んでいる訳ではないのだが。選挙の仕方から変えないといけないのかも。

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    2014年11月08日

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