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長期化する不況、失業者の増加、年金制度の破綻、少子高齢化の進行など、日本経済は「長期停滞」から「長期衰退」の時代に入り、いまや「日本病」とも呼べる状態に陥っている。『逆システム学』で市場や生命の複雑な仕組みを解明した著者たちが、「日本病」のダイナミクスを明らかにし、大転換期を生き延びる方法を提示する。
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Posted by ブクログ
18世紀、ダイナミックに動くシステムの予測のため、イギリスの牧師トーマス・ベイズにより人間の経験を事前予測とし、そこにデータを加えてよりよい事後予測を生み出す方法が提唱された。 今日の認知・認識の科学の進歩と、コンピュータの演算能力の爆発的な向上が新たな可能性を生み出しており、今後は、ベイズ主義...続きを読むの予測を進化させ、人間の認知・認識を客観視し、より精緻な事前モデルを生み出し、バイアスを与えないデータで推論サイクルを繰り返し、新たな予測モデルを打ち立てることが、6人にひとりの子どもが貧困となり、高齢者の9割が貧困に向かい、地域が衰退するという深刻な実情を直視する当事者主権、現場主義からの議論が求められると経済学者と先端医療の医学者が日本病克服の処方箋を語り合った著作である。 内容は、 第1章「日本病」と予測の科学 第2章「日本病」の症状――アベノミクスの失敗 第3章 抗生物質の効かない日本経済――バブルとショックの悪性化 第4章「主流派」の言説と実感のずれ――社会の破綻 第5章 エピゲノム病としての長期衰退 第6章 周期性のコントロールが消える時 第7章「日本病」からの出口はどこにあるのか
よくこれだけ「こき下ろせる」なぁ。 不安ばかりあおるショック療法なのだろうか。 金子勝さんの性格も反映しているのでは?? 政府のスーパーバイザーになればいいのに。
あれも嫌、これもダメと言い続けることで逆説的なカタルシスを生み出す、サイエンスを騙った偏ったスタンスのプロパガンダ。こういう人達に限って、草の根的なイノベーションに期待する、など言うのだが、ダイナミックな資本の流動性が無ければ、そもそもそんなことは不可能だと思う。
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日本病 長期衰退のダイナミクス
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