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  • 神野推理氏の華麗な冒険
    3.3
    コント作家にして、マザー・コンプレックスの名探偵が現われた! その名も神野推理。テレビ・ディレクター星川夏彦をワトスン役に、神のごとき推理で、どんな難事件も解決してしまう。工事現場の半密室(?)殺人を扱った「さらば愛しきヒモよ」、オリエント急行ならぬ「〈降りられんと急行〉の殺人」をはじめ、知的笑いと本格推理で読者に挑戦する、12の連作推理パロディ。
  • 紙の月
    4.0
    ただ好きで、ただ会いたいだけだった――わかば銀行の支店から一億円が横領された。容疑者は、梅澤梨花41歳。25歳で結婚し専業主婦となったが、子どもには恵まれず、銀行でパート勤めを始めた。真面目な働きぶりで契約社員になった梨花。そんなある日、顧客の孫である大学生の光太に出会うのだった……。あまりにもスリリングで、狂おしいまでに切実な、傑作長篇小説。各紙誌でも大絶賛された、第25回柴田錬三郎賞受賞作、待望の文庫化。
  • 幻の声 髪結い伊三次捕物余話
    3.9
    髪結いを本業とする傍ら、北町奉行の定廻り同心・不破友之進のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、銭にならない岡っ引き仕事で今日も江戸の町を東奔西走する。呉服屋の一人娘を誘拐した下手人として名乗り出た元芸者の駒吉は、どうやら男の罪を被っているらしく……(表題作より)。伊三次とお文のしっとりとした交情、法では裁けぬ浮世のしがらみ。人情味溢れる五編を収録。選考委員満場一致でオール讀物新人賞を受賞した渾身のデビュー作!
  • 擬宝珠のある橋 髪結い伊三次捕物余話
    4.4
    惜しまれつつ亡くなった作家の、人気シリーズ最終巻 宇江佐真理氏がデビュー以来書き続け多くのファンを獲得してきた「伊三次シリーズ」最終巻。文庫書下ろしの「月は誰のもの」も収録。
  • 神よ憐れみたまえ(新潮文庫)
    3.3
    昭和38年11月、三井三池炭鉱爆発と国鉄の多重衝突という、戦後事件史に残る大事故が同日に発生。「魔の土曜日」と言われたその日の夜、12歳の百々子の両親は何者かに惨殺された。裕福な家庭に生まれ育ち輝かしい未来が約束されていた少女を襲った悲劇。事件は拭えぬ悪夢として胸のうちに巣食い、彼女の運命をも揺るがしていく――。一人の女性の数奇な生涯を描破した著者畢生の大河小説。(解説・佐久間文子)
  • カムカムマリコ
    -
    ギネス記録は通過点の大人気エッセイ コロナ感染爆発(パンデミツク)も2年目に入り、行動制限も緩和された。 となると、自粛中に溜まったマリコのエネルギーが一気に弾けるのは当然のこと。 ゴルフを再開し、太秦で女優としてドラマに出演、 人生二度目の東京五輪は聖火ランナーも務めて大いに楽しむ。 前だけを見て突き進む、マリコパワーに刮目せよ! 巻末に豪華対談2篇収録! ついに連載41年目に突入! ギネス世界記録、絶賛更新中! 聖火ランナー、相撲観戦、映画出演―― コロナ自粛期間を経て マリコ、再始動! 巻末に豪華2大対談を収録 1、「日本史に学ぶ! 『皇室の縁談』波乱万丈」 ×磯田道史(歴史学者) 2、「運命の一冊に出会うために」 ×藤原正彦(作家・数学者) ※この電子書籍は2022年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 仮面のマドンナ
    3.0
    爆発事故に巻き込まれた寿々子は、ある悪戯が原因で、玲奈という他人と間違えられてしまう。後遺症で意思疎通ができない寿々子、“玲奈”の義母とその息子――陰気な豪邸で、奇妙な共同生活が始まった。
  • カモちゃんの今日も煮え煮え
    3.0
    「留まるな、守るな」……最後のメッセージがここにある。飲んで、倒れて、また旅に出る。カメラマンとして訪れた、タイ、ベトナム、インド、イスラエル、そして日本の日常。酔眼でとらえた人間の業を、自分だけの言葉で綴る、カモちゃんらしさがたっぷり詰まったエッセイ集。元妻・西原理恵子の漫画も収録。旅と日常と家族のこと。負けたっていいんだよ。著者の原点がここに!
  • カモナマイハウス
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    空き家の数だけ家族があり、家族の数だけ事情がある――。 不動産会社で空き家のメンテナンス業に携わる孝夫。両親の介護を終えた妻・美沙は、瀟洒な洋館で謎の婦人が執り行う「お茶会」に参加し、介護ロスを乗り越えつつあった。しかし、空き家になっている美沙の実家が、気鋭の空間リノベーターによって遺体安置所に改装されようとしていることを知り……。元戦隊ヒーローの息子・ケンゾー、ケンゾーを推す70代の3人娘「追っかけセブン」など、個性豊かな面々が空き家を舞台に繰り広げる涙と笑いのドラマ、ここに開幕!
  • かもめのジョナサン【完成版】
    4.0
    「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、自分の限界を突破しようとした、かもめのジョナサン。群れから追放された彼は、精神世界の重要さに気づき、見出した真実を仲間に伝える。しかし、ジョナサンが姿を消した後、残された弟子のかもめたちは、彼の神格化を始め、教えは形骸化していく……。新たに加えられた奇跡の最終章。帰ってきた伝説のかもめが自由への扉を開き、あなたを変える!
  • 花妖譚
    3.5
    清の八十翁・松齢の庭に突如咲いた一茎の黒い花。不吉の前兆を断たんとしたその時に現われたのは(黒色の牡丹)。人間稼業から脱し、仙人として生きる修行を続ける小角がついに到達した夢幻の世界とは(睡蓮)。作家「司馬遼太郎」となる前の新聞記者時代に書かれた、妖しくて物悲しい、花にまつわる十篇の幻想小説。
  • 唐沢家の四本の百合
    3.5
    唐沢慎介の三人の息子たちの嫁と、慎介の後妻の車椅子の美しい連れ子。四人の女性は雪に閉ざされた慎介の別荘で彼の到着を待っていた。そこに不吉な速達が届く。これまで他人同士だが仲良く幸せに暮らしていた彼女たちが、突然、恐怖のどん底に突き落とされる。美しい文章と卓越した心理描写で綴る極上の長篇心理サスペンス!
  • 烏に単は似合わない(1)
    4.3
    1~4巻759~869円 (税込)
    シリーズ累計150万部超、史上最年少松本清張賞受賞作の超人気和風ファンタジーコミカライズ。人間の代わりに「八咫烏(やたがらす)」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の姫君。それぞれが思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こる。姿を消した侍女、後宮への侵入者、そして謎の手紙…果たして最後に若宮に選ばれるのは誰なのかー
  • 烏に単は似合わない 特装版(1)
    5.0
    1~2巻1,430~1,540円 (税込)
    シリーズ累計150万部超、史上最年少松本清張賞受賞作の超人気和風ファンタジーコミカライズ。特装版は豪華小冊子付き。阿部智里先生描きおろしエッセイ「秘話満載コミカライズ前日譚」、「オール讀物」に掲載された短編に松崎夏未先生描きおろし挿絵が入った「あきのあやぎぬ」特別バージョン、コミカライズのキャラクターデザインの変遷を阿部先生の解説付きで魅せる「イラスト解体新書」の超豪華3部構成!
  • 烏の緑羽
    4.1
    1巻1,699円 (税込)
    累計180万部の八咫烏シリーズ、待望の最新刊! 生まれながらに「山内」を守ることを宿命づけられた皇子。彼らの知られざる葛藤と成長を描く、大人気ファンタジーシリーズ最新刊。
  • 烏は主を選ばない(1)
    4.9
    シリーズ累計150万部超! 大人気小説「八咫烏(やたがらす)シリーズ」比翼の漫画化! 「山内(やまうち)」と呼ばれる異世界で、人の姿に転身できる「八咫烏」達が織りなす物語。日嗣の御子の座についた若宮に一年の期限付きで仕えることになった少年、雪哉。だが若宮は「うつけ」と呼ばれるとんでもない人で…。圧倒的スケールの世界観と緻密な筆致でおくる異世界ファンタジー!
  • 烏百花 蛍の章
    4.2
    累計150万部の大ヒットファンタジー『八咫烏シリーズ』の外伝集。 異世界「山内」の壮大な歴史の流れの中、主要人気キャラクターたちは どんな風に育ち、一方でどんな関係を結び、事件の裏側でなにを思っていたのか。 美貌の姫君へのかなわぬ想い、愛を守るための切ない大嘘、 亡き人が持っていた壮絶な覚悟、そして、「命をかけた恋」…… 本編では描かれなかった、「恋」の尊い煌めきが満ちる魅惑の短編集。 2020年ついにスタートした第二部『楽園の烏』の前に必読!の書。 ※この電子書籍は2018年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 体が生まれ変わる「ケトン体」食事法 太らない、疲れない、老けない――体と頭を「糖化」させるな
    3.8
    ★いま、話題の「ケトン体(たい)」とは?「ケトン体」とは、私たちの体の中でつくられるもの。誰もが持っているのに活用されていない、「頭や体を働かせる、もう一つのエネルギー源」です。糖質を減らすと働きだす「ケトン体」によって、あなたはもっと健康になれます。★「体が生まれ変わる食事」って、何をすればいい?◎「過剰な糖質」「グルテン(小麦)」をやめる◎「油のバランス」を考え、「海の油」を積極的に食べる◎1日大さじ2杯のココナッツオイルをとる……など、どれも簡単で、今日から実践できることばかり。★続けると、こんな効果が!◎健康的にやせて、若々しく健康に。「ポッコリお腹」も解消!◎メタボや糖尿病、心臓病、がんなどの病気にならない◎うつなどのメンタル改善。認知症予防の効果この他にも、うれしい変化が続々……。
  • からだ こころ げんき かむかむ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間が生まれたときからもっている力のひとつ「噛む」。しかし、噛む力が現代ではどんどん弱まっていることが、社会的にも問題になっています。「噛む」という、あたりまえのことのような行為の中には、実は多様な効果や力が秘められていることが、最近の研究で明らかにもなってきています。そんな噛むことのすごさを、南伸坊さんのイラストで、こどもたちがたのしんで感じてくれる絵本にしてみました。噛むのは、もちろん食物を体内にとりいれることが大きな目的です。でも、噛むことで脳を刺激していたり、精神の安定につながっていたりもするのです。そんな科学的な情報は、巻末にまとめて、絵本部分は、とにかく「噛む」ってすごいなと実感できる内容になっています。「かむってどんなとき?」というくりかえしのフレーズが楽しい噛むを見つめたはじめての絵本。
  • からだに、ありがとう 1億人のための健康学講座
    3.5
    実は健康について、そんなに気にしたこともなかったけれど……寝る前の食事はなぜいけないのか? 免疫を担うリンパって何? 多忙な漫画家が、内科の名医の関西弁講座で正しい健康の基本知識を学び、自らのからだに感謝をささげる。「人間は『食べるために生きる』システムになっている」「腹八分目、呼吸八分目でミトコンドリアが高性能に」などなど、眼からウロコのユーモア対談。カラー漫画34点。(主な内容)◎交感神経優位がアウェイ、副交感神経優位はホーム ◎活性酸素が免疫力の武器になる ◎噛むことで動きだす、消化・吸収のシステム ◎腎臓の黄信号!尿にタンパクが出る ◎便や尿が黄色いのにはワケがある ◎骨の大事な役割「カルシウムの貯蔵庫」 ◎睡眠は、からだを少し冷やすクーリングタイム

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  • からだのサプリ 「こころ・と・からだ」改訂新版
    4.0
    老いや死から逃れることはできない。病いを抱えて生きる人間に、気持ちよく生き、気持ちよく死ぬ方法はあるのだろうか? 病いの予兆に耳を澄ませ、それを自覚し、コントロールする――。「からだの声をきく」ことを長年実践してきた著者が全身で実感した、こころとからだのコミュニケーション法をわかりやすく綴った究極の健康哲学。
  • からだの美
    3.9
    魂は身体の細部にこそ宿る 隠された美を掬い取り、やわらかに照らし出す。極上の随筆16篇。 イチローの肩、羽生善治の震える中指、ゴリラの背中、高橋大輔の魅惑的な首、ハダカデバネズミのたっぷりとした皮膚のたるみ、貴ノ花のふくらはぎ、赤ん坊の握りこぶし――身体は秘密に満ちている。 「文藝春秋」大好評連載を書籍化。
  • 体は全部知っている
    4.0
    「アロエが、切らないで、って言ってるの。」 ひとり暮らしだった祖母は死の直前、そう言った。植物の生命と交感しあう優しさの持ち主だった祖母から「私」が受け継いだ力を描く「みどりのゆび」など。日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情――。心と体、風景までもがひとつになって癒される13篇を収録。
  • からだを読む
    3.7
    自分のものなのに、人はからだのことを知らない。からだの中を見るなんて、とんでもないと思っている。そのくせ「人体はよくできていますね」などと言う。よくできているのなら、なぜ喉にモチを詰まらせて死んだりするのか。生きるために必要な食べるという行為によって、これまた不可欠の呼吸を妨げて死ぬ。そんなバカなことがあるものか……。口からはじまって肛門まで、知っているようで知らない人体内部のディテールを多彩な図版とともに綴った医学エッセイ。養老流解剖学入門。
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES
    4.0
    解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家のC・Wニコル氏が、都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、子どもたちのこと、食べるということ、極地での気づきなどさまざまな問題に切り込んだ対談集。  アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。便利になりすぎた都市生活によって、あまりに身体を使わない世の中になっていないだろうか。そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。そんな問題意識から、話は広がっていきます。 【1章 森と川と海のこと】 荒れた森を再生する/日本の杉は苦しがっている/馬に木を運ばせる/木の力、森の力/森と川、そして海のつながり/川は「流域」で考えよう 【2章 食べること、住まうこと】 田舎の力/都会の罠/虫は貴重なタンパク源だった/何でも食べられるのは「貴族」/木を生かす適材適所/原発事故のあとに残された難問/人間関係を保険で補償する時代/経済成長とはエネルギーを使うこと 【3章 子どもたちと教育のこと】 「ほったらかし」が一番/二人の子ども時代/母親の世界から飛び出せ/ゲームより実体験/自然が足りないと世界は半分になる/新しいエリートをつくる/体験を通すと生きた知識が身に付く/森で授業を/小さいときに触れるべきもの 【4章 虫のこと、動物のこと】 生き物の分類は分ける人によって変わる/ゾウムシは中央構造線を知っている?/オスは時々いればいい/ハチに刺されて死ぬのはなぜか/クモに名前をつける/いなくなった赤とんぼ/生き物は複雑なシステム/キリンの首はなぜ長い/熊との付き合い方 【5章 五感と意識のこと】 ハエも用心するクサヤのにおい/顔色をうかがうための進化/意識はコントロールできない/人が失った絶対音感/山の声が聞こえる/銃を撃つ前に逃げるカモ/夢と意識/時間と空間/「意識の時代」と「身体の時代」 【6章 聞くこと、話すこと】 英語を強制されたトラウマ/気持ちと結びつく日本語/訓読みは難しい/主語の有無は文化の違い/自我の目覚めが遅い日本人/日本語と感覚/片言の中国語/「暗いところ」がなくなった/言葉がなくなると存在もなくなる 【7章 これからの日本のこと】 子供も、大人も外で遊べ/若者に責任を持たせよ/日本人に覚悟はあるか/言い訳の多い日本人/もう一つ先を考える/人間は「状況の産物」である/日本人よ、自分を取り戻せ
  • 韓めし政治学
    4.3
    (章立て) 一章 板門店ディナーの政治学 二章 たかが冷麺、されど冷麺 三章 トランプに反日エビを食わせる 四章 朴槿恵は”独り飯”で追放された 五章 済州島の水とミカンに託した文在寅の陰謀? 六章 ”独り飯”に罪はないものを 七章 大統領の”招待飯”ではずされた 八章 韓国政治1番地、光化門の政治学 九章 食い物にこめられた亡国の恨 十章 韓国人がイヌを食わなくなった 十一章 ”肉のスープ”に込められた北の政治学 十二章 屈辱の”ブデチゲ”は美味い? 十三章 反日愛国に揺さぶられる食文化 十四章 キムチとビビンバの政治学
  • 【カラー版】あなたは誰? 私はここにいる
    3.7
    【電子特別版・カラー画像多数収録!】伊集院静氏、落合恵子氏、千住博氏推薦! ドイツ留学中の著者は、500年前のデューラーの<自画像>から啓示を受けた。「私はここにいる。お前はどこに立っている?」。絵の中の同じ28歳の男は、鬱々とした内面の森をさ迷う在日の青年に、宿命との対峙を突きつけたのだ。30年後、人気美術番組の司会を務めた著者は、古今東西の絵画や彫刻の魅力を次々に再発見していく。ベラスケス、マネ、クリムト、ゴーギャン、ブリューゲル、ミレー、若冲、沈寿官――。本書は「美術本」的な装いの「自己内対話」の記録であり、現代の祈りと再生への道筋を標した人生哲学の書でもある。※電子版に収録されている画像は紙の書籍のものとは一部異なります。【目次】はじめに わたしたちは今、どこにいるのか/第一章 おまえはどこに立っている アルブレヒト・デューラー《自画像》、ディエゴ・ベラスケス《女官たち》《ドンセバスチャン・デ・モーラ》、エドュアール・マネ《オランピア》、イワン・クラムスコイ《忘れえぬ人》ほか/第二章 生々しきもの ギュスターヴ・クールベ《石を砕く人》《世界の起源》、エドュアール・マネ《草上の昼食》ほか/第三章 エロスの誘い グスタフ・クリムト《ダナエ》、エゴン・シーレ《縁飾りのあるブランケットに横たわる二人の少女》、ポール・ゴーギャン《かぐわしき大地》ほか/第四章 白への憧憬 白磁大壺、長谷川等伯《松林図屏風》、純白のチマ・チョゴリほか/第五章 不可知なるもの マーク・ロスコ《シーグラム壁画》、パウル・クレー《想い出の絨毯》ほか/第六章 死と再生 ピーテル・ブリューゲル《死の勝利》《バベルの塔》《絞首台の上のカササギ》ほか/第七章 生きとし生けるもの 伊藤若冲《群鶏図》《貝甲図》、熊田千佳慕《メスを求めて》《恋のセレナーデ》《天敵》ほか/第八章 祈りの形 アルブレヒト・デューラー《祈りの手》、円空《尼僧》、ジャン=フランソワ・ミレー《晩鐘》ほか/第九章 浄土的なるもの 与謝蕪村《夜色楼台図》、ジャン=フランソワ・ミレー《春》、犬塚勉《暗く深き渓谷の入口I》ほか/第一〇章 受け入れる力 ルーシー・リーの白釉の陶器、ハンス・コパーのキクラデス・フォームの陶器、沈寿官《薩摩焼夏香炉》ほか/おわりに ここで生きる――デューラー《メレンコリア・1》に寄せて アルブレヒト・デューラー《メレンコリア・1》
  • カラー版 江戸の家計簿
    3.4
    ベストセラー『江戸の家計簿』が新しいトピックを大幅追加し、カラー化されて再登場! 奉行の年収3億円、卵1個316円、4畳1K家賃が月4850円――武士や町人の生活を、物価や収入からひもとき、イラストや写真などオールカラーのビジュアルでわかりやすく紹介します。江戸時代の人々の懐事情が見えてくることで、時代小説が今よりずっと面白くなること請け合いです。本書は「江戸の職業図鑑」で取り上げる職業をさらに増やし、さらに江戸庶民の最大の楽しみだった「お伊勢参りにまつわる値段」の秘密についても綴ります。
  • カラー版 絵の教室
    4.2
    たとえば、天使がラッパを吹きながら空を舞う名画は、技術の蓄積だけでは描けなかった。目には見えないその姿を描く画家は、人体のデッサンに習熟し、想像力に助けられて、絵画という世界を構築していったのだろう。この本ではクールベやゴッホなどのたくらみや情熱の跡を辿り、美の宇宙の源泉へ旅してみたい。描く技術、鑑賞する感性を会得するには、近道も終着点もないが、創造の歴史には「絵の真実」が現われてくる。
  • カラー版 廃線紀行―もうひとつの鉄道旅
    4.0
    「絶景廃線」と呼びたくなる路線がある。瀬戸大橋の見える下津井電鉄、景勝地・耶馬渓の真ん中を走る大分交通耶馬渓線などだ。他方で、ありふれた景色の中を通っているが、歩いてみると何とも楽しい路線も少なくない。鉄道をこよなく愛する著者が五年をかけて全国の廃線跡を踏破。往時の威容に思いを馳せつつ、現在の姿を活写する。北は道東の国鉄根北線から南は鹿児島交通南薩線まで、精選五〇路線を紹介する廃線案内。
  • カラーひよことコーヒー豆
    4.1
    ささやかな日常から真理を見いだす作家の目 『博士の愛した数式』『ミーナの行進』などで知られる小川洋子さんのエッセイ集。 インドとドイツの区別がつかなかった子供の頃。「君、明治生まれ?」とボーイフレンドに揶揄された学生時代。 身近なエピソードからはじまり、単行本にしてたった5ページ弱で人生の真理にまでたどり着く展開は、作家ならではの発想の豊かさゆえ。 そんなエッセイの醍醐味を堪能させてくれる29の掌編が詰まった、宝石箱のような一冊です。 収録作品の多くは、ファッション誌「Domani」に連載されたもの。 小説を書くとき、登場人物の職業を最も重要視するという著者が働く女性に向けるまなざしは、温かな励ましに満ちています。 日々忙しく働く中で、つい“ドラマ”を求めてしまい、平凡な日常を退屈なものと思いがちですが、繰り返されるその日常こそがかけがえのない幸せなのだと気づかされます。 仕事、プライベートで、ついがんばってしまう女性たち。 そんな彼女たちに「今日は元気を出さなくてもいいかなと感じたときに読んでもらえたら」と小川洋子さん。 ふとたちどまり、肩の力を抜いて、自分自身を見直す--そんなきっかけをくれるエッセイ集です。

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  • 下流の宴
    3.9
    東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子が下品なフリーター娘・珠緒と結婚宣言をしたことで「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え、断固阻止を決意する。一方、馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始。愛する息子を取り戻すため、“わたしの”家庭を守るため、専業主婦・由美子の闘いが始まる…。新聞連載時から話題を呼び、主演・黒木瞳でNHKドラマ化も。切実な女の闘いと格差社会を描いた、傑作ベストセラー小説!
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法
    4.5
    NYタイムズ・ベストセラー作家が解き明かす「最強チームをつくる極意」 大きな成功を収めるチームには、いったいどんな秘密があるのか? 未来のリーダーが結束力のあるチームをつくるには、どんなツールを使えばいいのか? 成功しているチームの文化はどこから生まれるのか? どうやって自分のチームにその文化を創り、そして維持していくのか? チームの文化に問題があるなら、どうやって改善すればいいのだろうか? 本書に登場するのは、Google、デザイン企業IDEO、ピクサー、アメリカ海軍ネイビーシールズ、全米プロバスケットボールのサンアントニオ・スパーズなど、高度なチームワークを誇る集団だ。 チームワークは魔法ではない。効果的な協調と協力は、3つのカギとなるスキルから生まれる。このスキルを身につければ、多様なメンバーで構成されたチームが、共通の目標に向かって一致団結することができる。 著者のダニエル・コイルは、前述のプロ集団に加え、ネット通販のザッポスから、コメディ集団のアップライト・シチズンズ・ブリゲード、さらには悪名高い宝石泥棒集団まで、幅広いチームの実例を分析し、そこから具体的な戦略を導き出した。この戦略を活用すれば、チームの学びを促し、協力と信頼の基礎を築き、前向きな変化を起こすことができる。 本書に登場するのは成功例だけではない。ためになる失敗例からは、具体的な「してはいけないこと」、よくある失敗の対処法、そして雰囲気の悪いチームを生まれ変わらせる方法を学べる。 最先端の科学、世界クラスのリーダーたちが知っている現場の知恵、そして行動のための具体的なアドバイスが詰まった本書は、最強のチームワークへのロードマップだ。そこではイノベーションが花開き、問題は解決され、つねに期待を超える結果を出すことができる。 チームの文化は、メンバーが「誰」であるかで決まるのではない。メンバーが「何」をするかで決まる。本書を読めば、あなたは最強のチームをつくる力を手に入れることができる。 チームの大きさは関係ない。チームが目指す目標の大きさも関係ない。単なる個人の集まりが、化学反応を起こして最強のチームになり、固い結束力によって偉大なことを達成する。 その方法を、あなたはこの本から学ぶことができる。 〈一橋大学大学院経営管理研究科教授・楠木 建 監訳〉 チームとは、「お互いの相互依存関係が日々の活動の中で認識し合える範囲にある人びとの集団」である。 強いチームの文化(カルチャー)を論じる本書は、 現代の支配的文化に抵抗する「カウンターカルチャー」の書でもある。 〈NYタイムズ・ベストセラー作家などが絶賛〉 ダニエル・コイルは、最高のチームが持つ魔法の秘密を、すべて私たちに教えてくれた。本当にすばらしい。間違いなくチームづくりに関する本の最高傑作だ。今すぐ読むべき1冊。 ――アダム・グラント ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー作家『GIVE & TAKE:「与える人」こそ成功する時代』(三笠書房)著者 チームのリーダーにとっても、メンバーにとっても必読の書。 ――ラズロ・ボック Humu社CEO、元グーグル人事トップ、『ワーク・ルールズ!:君の生き方とリーダーシップを変える』(東洋経済新報社)著者 成功したチームはどのように機能するのか。メンバーはどのようなシグナルを送り合い、どんな言葉で話し、どうやって創造性を発揮しているのか。その答えは、すべてこの本に書いてある。 ――チャールズ・デュヒッグ ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー作家 『習慣の力』(講談社)著者 チームづくりにかかわるすべての人は、この本を読まなければならない。 ――リッチ・ディヴィニー 元ネイビーシールズ士官、バリー・ウェーミラー・リーダーシップ・インスティテュート・アウトリーチ・ディレクター
  • 「カルト」はすぐ隣に  オウムに引き寄せられた若者たち
    4.5
    家族や友人などの繋がりをすべて断ち切って、オウムに入信し、凶悪な事件に手を染めていった若者達。一連の事件がどうして起きたのか、彼らは特別な人達だったのか。オウムを長年取材してきた著者が、若い世代に向けて事実を伝えるとともに、カルト集団に人生を奪われない生き方を示す。巻末に年表を付し、当時の社会も見える化した。

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  • カルロス・ゴーン リーダーシップ論 カリスマが明かす企業飛躍のメソッド
    3.7
    1999年までの8年間に7回の最終赤字を計上するなど、破綻の瀬戸際にいた日産自動車。だが、仏ルノーの上席副社長を務めていたカルロス・ゴーン氏は着任後、ケイレツ解体をはじめとした激烈な改革を断行、退路を断ったコミットメントで日産を見事に蘇らせました。今では、日産・ルノー連合で世界4強を形成するまでになっています。 本書は、日産を再生に導いたゴーン氏のリーダーシップを4つの観点で描いています。「危機下のリーダーシップ」「協業におけるリーダーシップ」「飛躍のリーダーシップ」「リーダーを育てるリーダーシップ」の4つです。ゴーンCEOは会社が置かれている状況に応じてリーダーシップを使い分けてきました。

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  • 彼が狼だった日
    3.0
    俺は20歳のバーテンダー。夢はクルーザーを駆って海原を疾ること。バイトはヤバイ品物の運送だ。手伝わせていた哲夫が殺られた。黙ったままで。告げ口。そう思われたくないだけで死んでいった男がいる。ふたり殺して俺は外国に逃げた。それから4年。俺は戻ってきた。傭兵。地獄の訓練を受け、砂漠でもジャングルでも闘ってきた。北方謙三が謳う成長と再会と復讐の詩。長篇ハードボイルド。
  • 彼とごはん さっと出せるのにおいしい
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 定番メニューで彼氏・夫に喜ばれるためのレシピ集。料理が映える器、料理上手な作り置き、グッと美味しくなる調味料など人気料理家ならではのコツも満載。
  • 川あかり
    3.7
    川止めで足止めを食っている若侍、伊東七十郎。藩で一番の臆病者と言われる彼が命じられたのは家老の暗殺。向こうも既に対岸まで来ているはずだ。川明けを待つ間、思いもかけぬ市井の人々と触れ合い、気弱な七十郎の心は千々に乱れる――。
  • かわいい顔して……
    4.0
    渡る世間はエセ面ばかり。誰もがかぶるガラスの仮面――。子供のころは誰でも感情と表情が直結しているものですが、大人になったら感情をそのまま表情に出すわけにはいきません。時には本当の気持ちを表情によって隠したり、適当とされる表情を作ってみたり……。そんな複雑怪奇な大人の面々を眺め、「なんでこの人は今、こんな表情をしているの?」「この顔の裏にはどんな気持ちがあるの?」と勝手に憶測し、表情に隠されたドラマと本音を鋭くえぐる、爆笑辛口顔面エッセイ!
  • かわいい自分には旅をさせよ
    3.5
    男の堕落とはなにか――笑いと涙の極上エッセイ集 責任感の欠如、性的退行。現代の男は堕落した!?一流の人生指南、旅の極意。幻の短篇も特別収録した極上エッセイ集。
  • かわいい もふもふ ことわざクイズ いやされながら言葉力がアップ!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もふもふ可愛い動物を眺めながら、ことわざの勉強もできる1冊。どこかで耳にしたことわざ、学校で習い始めて興味を持ち始めたことわざなどを、かわいい姿やおもしろい表情のもふもふ動物写真やイラストと組み合わせ、クイズ形式で紹介していきます。
  • かわいそうだね?
    4.3
    「許せないなら別れる」――彼氏が元彼女を居候させると言い出した。愛してるのは君だけ、と彼は言うけど……。週刊誌連載中から痛快なラストが話題を呼んだ表題作。そして、併録の「亜美ちゃんは美人」は、美人の親友が隣にいるせいでいつも“二番”に甘んじるしかない女子の複雑感情に「あるある!」と思わず頷いてしまう傑作。綿矢流の黒いユーモアと観察眼が光る恋愛小説。第6回(2012年)大江健三郎賞受賞作。
  • 川上弘美書評集 大好きな本
    3.8
    いい本があるよ、みんなもよかったら読んでね! 純文学からマンガ、へんなエッセイまで、川上弘美が「ほんとうにいい」と思った144冊。あなたを心よろしき読書へ誘うガイドブック
  • 渇きの街
    4.0
    道ってやつは踏みはずすためにある。踏みはずしたところに、また道がある――川本高志、25歳。横浜の高級クラブ「オリエンタル」のボーイ。気位、男の誇りをバネに、自分しか歩みようのない道を身体ごとぶつけて切り拓いていく。アウトロウの原点を濃密な文体で描く迫真のクライム・ノベル。日本推理作家協会賞受賞作。
  • 渇く
    4.5
    本当の幸せとは好きな人と一緒にいられること。満たされない愛の渇きを癒す感動の長編、生と死の喜びを描く傑作――妻に離婚を求められた傷心の晋也は、悠久のインドに魅せられている女、萌(もえ)とめぐり合った。愛の不安定を考えつめた萌は、しかしインドへ逃れ、残された晋也は、不治の病気を宣告される。急ぎ帰国した萌は、死に向う晋也を、癒しと祈りの聖なる大地、インドへ連れて行く……。生と死の喜びを暖かく描く、感動の長編。
  • 河のほとりで
    3.5
    惜しまれつつ亡くなった著者の最後のエッセイ集。 透徹した眼力と豊かな想像力で敗者の歴史を丁寧に掬い取った珠玉の名篇。 臨在の「済」の字には「河の渡し場」という意味がある。 中国、唐末の僧・義玄は、現在の河北省の河に臨む場所に臨在院を建てて禅を広めたことから臨在禅師とよばれたという。臨在は「河のほとり」とも読めるのだ。著者の地元の九州、西日本新聞に連載された「河のほとりで」を中心に、西郷隆盛、武田勝頼、真田幸村(信繁)、源実朝ら悲運に倒れた歴史上の人々や、司馬遼太郎、藤沢周平から松本清張まで先達の作家たちを縦横に論じ、山本兼一、安部龍太郎、青山文平、佐藤賢一、澤田瞳子ら大時代作家の文庫解説でエールを送る。 著者の人柄が偲ばれる鋭くも優しい文章たち。
  • 川端康成『伊豆の踊子』を読む(文芸漫談コレクション)
    -
    「では、ここで質問。『伊豆の踊子』は恋愛小説なのでしょうか?」(奥泉)今回は、「私」と旅芸人の一座との淡いかかわりを描いた『伊豆の踊子』を読む。芥川賞作家と希代の仕掛人が捨て身でおくる“漫談スタイル”の超文学実践講座。本電子書籍は、文芸誌「すばる」2010年11月号に掲載された作品の電子版シングルカットです。
  • 変半身
    3.7
    「だって、私たちって、家畜じゃない」(「変半身」)「僕たちの身体には奇跡が眠っているんだ」(「満潮」)――若者が贄となる孤島の秘祭「モドリ」の驚愕の真相から恐るべき世界の秘密が明かされる「変半身」、「潮を吹きたい」という夫に寄り添う妻がふたりで性の変容を探求する「満潮」、ニンゲンの宿命と可能性を追究して未知の世界を拓く村田ワールドの最新の到達点を見よ!
  • 変半身(かわりみ)
    3.6
    1巻1,485円 (税込)
    太平洋に浮かぶ人口2000人ほどの離島・千久世島。造物主「ポーポー様」なる独自の神話を持つ島では「海のもん」と「山のもん」が時折いがみあいながらも共存してきた歴史があった。島では年に一度、秘祭「モドリ」が行われる。14歳になり、初めて「モドリ」に参加させられることになる私と親友の花蓮は、その年の生贄が同級生の高城くんになることを知る。因習に満ち閉塞した島を脱出しようとするが──。歴史は書き換えられ、世界は塗り替えられ、魂は入れ替えられていく。村田沙耶香初の試みとなる、演劇界の鬼才・松井周と練り上げた千久世島ワールドを舞台に、人間が変わり世界が変わりゆく悪夢的現実を圧倒的イマジネーションで紡ぐ。「早稲田文学増刊 女性号」掲載の、既存の「性」の役割を根幹から揺さぶり話題となった中編「満潮」を併録。
  • 変わる力
    3.9
    変化に対応できない会社は生き残れない。流通業界に飛び込んで50年、セブン-イレブン誕生40周年の節目だからこそ語れる経営哲学。ビジネス人生を歩む読者にとって“ブレークスルー思考”へと変わるきっかけとなる一冊。

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  • 変わる日本史の通説と教科書
    3.6
    昭和、平成、令和と変わり、いまや親子で歴史の知識や認識も大きく異なることがしばしばです。かつて1万円札の顔だった「聖徳太子」の肖像は「聖徳太子と伝えられる肖像画」となり、その存在も議論を呼んでいます。鎌倉幕府の始まりの年号といえば、1192年で「いい国作ろう」と覚えましたが、現在では1185年で「いい箱作ろう」という語呂合わせに。新事実や研究の進展で変わる日本史の教科書。その経緯や事例の紹介を通じて、新しい通説がわかる一冊です。
  • 考えて、考えて、考える
    3.8
    史上初の八冠達成に挑む、天才棋士・藤井聡太が自身で語る半生。 「死ぬまで努力」を掲げる稀代の名経営者との対話から見えてきた、異次元の天才の頭の中身とは――。 勝つ楽しさ、負ける悔しさを知って強くなった少年時代。 悔しさを乗り越え、負けをとことん分析することで、さらに強くなっていった奨励会時代。 将棋に出会った幼少期から、勉学の意味を考えながら通った高校時代、趣味の話、コロナ禍での日常生活、将棋AIの使い方、普段の研究方法、対局時の心構え、棋士になって変わったこと、これからの目標――。 次々と最年少記録を塗り替え、驚異的な勝率で勝ち続ける藤井聡太の強さの源を探る対談集。
  • 考えることこそ教養である
    3.9
    これからの時代、「頭がいい」は弱点になる!著者考案「考える力」が身につく技法、実践問題を集めた知の一冊。本書は、経済学者・竹中平蔵氏による「考える技法」を集約した一冊です。なぜ今「考える」なのか?それは、時代が大きく変わる中、これまでの知識では対応できないことが増えたからです。テクノロジーの進化や生活様式の変化により、私たちは新たな課題、事象に直面しています。いくら過去問を紐解いても、もはや正解はどこにも載っていません。「自分の頭」で考えるしかないのです。しかし、まずどこから考えたらいいのか、どういう順番で思考を進めればいいのか、わからないこともあるでしょう。そうしたときに、考えるとっかかりのつかみ方や、考えを深める方法を知っていると、前向きに考えることができるはずです。この本で紹介する「考える型」を参考にして、思考を深め、ビジネスの問題発見、課題解決に活かしてください。(本書の「序文」より)今、社会に閉塞感が漂っているのは、難しい課題があちこちに淀みながら散在するからでしょう。しかし私はこれらの問題は、あきらめずに考え続けることで、必ずや最適解に近づくことができると信じています。これからの社会を担う多くの若い人たちに、目の前の課題解決のきっかけにしてほしい。先の見えないモヤの中を歩んでいる皆さんの羅針盤にしてほしい。そう願って、本書を書きました。「でもいったい、どうやって考えればいいのか」疑問を抱いたときが、考える力をたくわえるスタートラインです。
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―
    4.1
    どうすれば気持ちを正確に伝えることができるのか。短歌上達の秘訣は、優れた先人の作品に触れることと、自作を徹底的に推敲吟味すること。ちょっとした言葉遣いに注意するだけで、世界は飛躍的に広がる。今を代表する歌人・俵万智が、読者からの投稿を元に「こうすればもっと良くなる」を添削指導。この実践編にプラスし、先達の作品鑑賞の面からも、表現の可能性を追究する。短歌だけに留まらない、俵版「文章読本」。

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  • 考える力がつく本―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門
    4.0
    世界情勢から人間関係まで、ものの見方ががらりと変わる! 情報収集術、読書術から、知識の整理術まで全て公開! 池上彰が教える「自分で考える力」をつける本! 頭の回転のはやい人、頭がやわらかい人、物事の本質を見抜く人は、どのように情報を収集・整理して、結論を導いているのか。 突発的なニュースに際しても、すばやく事件の本質を見抜き、あらゆる質問に答え、 常に良質な解説をし続ける、池上彰の「深く考えるコツ」を全公開! ・似た言葉の定義をはっきりさせる ・それで得をするのは誰かを考える ・全体像を把握するにはマクロからミクロへ ・図解ですっきり! ベン図、座標軸、相関図など ・情報を聞き出すには、相手に仮説をぶつける ・本・新聞・雑誌・ネットからの情報収集・整理術 【著者紹介】 池上彰(いけがみ・あきら) ジャーナリスト。名城大学教授。1950(昭和25)年、長野県松本市生まれ。 慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道記者や番組キャスターを歴任し、1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。 2005年よりフリーに。“今さら聞けない”ニュースの本質を解説し、テレビなどでも活躍中。『伝える力』『知らないと恥をかく世界の大問題』『世界を変えた10人の女性』ほか著書多数。 2013年、伊丹十三賞受賞。 【目次】 第1章◆考える力を身につけるためには 第2章◆「図解」で理解を深める 第3章◆新聞の読み方 第4章◆雑誌・ネット・テレビの見方 第5章◆人から話を聞くためには 第6章◆本の読み方・選び方 第7章◆リーダー達は何を読んできたのか
  • 考える力と情報力が身につく 新聞の読み方
    3.5
    新聞は考える武器になる! ジャーナリスト・池上の原点は新聞にあった。デマやネットの情報に惑わされない、時代を先読みし、生き抜く力が身につく! 知る、考える(インプット)の他に、伝える(アウトプット)力を磨くことができる、確実に差がつく「読み方」とは? 池上流・活用術も大公開!
  • 考える力をつくるノートLecture5-2 世界で通用する、あなたの「ブランド」のつくり方
    -
    世界で通用する、あなたの「中身(ブランド)」をつくる方法。市場価値を見極め、魅せ方を工夫し、人間関係を大事にする、この3つのステップで、揺るぎない「自分ブランド」をつくる! 慶應丸の内シティキャンパス、人気講座待望の単行本を分冊化。
  • 考える力をつくるノートLecture5-1「ぬるま湯」から出なさい!
    -
    ビジネスとは「全人格の戦い」だ! 前・中国大使の丹羽宇一郎が語る、国際競争力のある人材になる方法。人は何のために働くのか。仕事において、「お金」と「やりがい」の両方の報酬を一度に得る方法とは? ぬるま湯では成長できない。むしろ現在の苦しい環境を、成長できるチャンスと喜べる人になろう。慶應丸の内シティキャンパス、人気講座待望の単行本を分冊化。
  • 考える力をつくるノートLecture2「流される」から遠くへ行ける
    -
    自分ひとりで解決できることは、限られている。クリエイティブ・ディレクターの箭内道彦が編み出した発想法「クリエイティブ合気道」とは? 「巻き込まれてみる」「違う言い方で“ほめて”みる」「つなげてみる」など、人生の様々な場面で役に立つアイデアやワザがいっぱい詰まっている! 慶應丸の内シティキャンパス、人気講座待望の単行本を分冊化。
  • 「考える力」を育む 子どものための名言集(池田書店)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、子どもたちが人生において悩むこと、疑問に思いやすいことを選び、そのヒントとなる偉人の名言を3つずつ紹介しています。テーマは、学校、友達や好きな人、家族、学校と勉強、将来のこと、努力、優しさ、幸せの8つ。それらのテーマに沿った、大人でも答えが見つかっていない疑問や質問に偉人が応えます。子どもたちが名言を見て、一つでも「なるほど!」と思うことがあれば、なぜ自分がそう感じたのか考えることにより、自ら「考える力」が育まれます。2020年から小学校の授業に組み込まれる「アクションラーニング」の基礎をつくる本としてもおすすめの1冊です。
  • 考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)
    3.7
    「知識と思考は反比例の関係にある」。経験を軽視し、自分の頭で考えることが苦手になった日本人が自由思考を手に入れるためには? 知ることと、ものを考えることは違う。知識を蓄えれば蓄えるほど、自由な発想でものを考えることが難しくなってしまう。過剰な情報が溢れる現代社会で、自由に考え、新しい価値を生み出すためにはどうしたら良いのか。著者が自らの思考の軌跡を開陳し、自由な思考法の数々を提案する。超ロングセラー『思考の整理学』の著者が提案する発想のヒント。
  • 考える読書
    3.9
    物語のむこうに社会が見える! 解剖学者のユーモアと明晰な論理のメスが、小説の読み方を一変させる“目からウロコ”の痛快エッセイ集。
  • 考える日本史
    4.1
    教科書や通史は退屈だという人へ。東京大学史料編纂所教授が教える、新しい歴史の愉しみ方。たった漢字一字から歴史の森に分け入る、新感覚・日本史講義。日本史はまだまだ奥深い。
  • カンガルー日和
    4.0
    「ねえ、あの袋の中に入るって素敵だと思わない?」…表題作/「ねえ、もう一度だけ試してみよう。もし僕たち二人が本当に100パーセントの恋人同士だったなら、いつか必ずどこかでまためぐり会えるに違いない」…「4月のある晴れた日に100%の女の子に出会うことについて」村上春樹が「毎月一篇ずつ楽しんだり苦しんだりしながら産みだしてきた」、都会の片隅のささやかな18篇のメルヘン。※電子版はテキストのみです。
  • 環境革命の虚実
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●環境大臣インタビュー 再生可能エネルギーとEV抜きに日本の将来は描けない 小泉進次郎 ●感染症戦線と「3・11」後の原子力 村上陽一郎 ●〔対談〕SDGs、ESG投資から脱炭素への潮流 「グリーン経済成長」に向けて企業と国がなすべきこと 沖 大幹×高村ゆかり ●EU、中国に伍し、日本が「資源大国」になる好機 資源エネルギー覇権競争の大転換が始まった 平沼 光 ●国内自動車メーカーは生き残れるか 高橋 徹×山本貴徳 ●脱炭素社会がもたらす「電費」を競う時代 中西孝樹 ●人類が生き延びるための生物多様性 五箇公一 ●〔ルポ〕JR東海と静岡県のリニア開発議論 対立の深層 「生態系劣化」抑止の国際潮流に、開発事業は対応できるか 河野博子 ●リニア、電力……コロナ後を展望する 「受け身の発想」から新たな技術と価値の創出へ 入山章栄 ●〔対談〕資本主義のオルタナティヴ 農に第三の道あり 藤原辰史×斎藤幸平
  • 環境を知るとはどういうことか 流域思考のすすめ
    4.0
    生物学者・岸由二は三浦半島の小網代や、都市河川である鶴見川の環境保全活動に尽力し確かな成果を挙げてきた。小網代とは、源流から海までまるごと自然のままで残っている、全国的にも稀有な流域である。岸と解剖学者養老孟司は、本書で共に小網代を訪れた後、「流域思考」を提唱する。大地は大小の流域によってジグソーパズルのように構成されている。自分の暮らす流域のかたちを把握することができれば、他の流域についての理解も可能になり、ひいては地球環境に対するリアルな認識が生まれる。また、葉のつき方、木の並び方などの自然のありさまは、種の生存にまつわる問題の「解」をあらわすものだ。流域を歩き、「解」を見つめよ。そうすれば、地球の中に暮らす人間が持つ「まともな感覚」が得られるはずだ――。後半では元国土交通省河川局長の竹村公太郎も参加。行政者の視点と志を述べる。

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  • 閑居の庭から 続・不東庵日常
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「日本の庭園」には、花鳥風月を愛する日本人の古からの自然との触れ合い方、そして自然への憧憬の念が凝縮されている。60歳を機に政界を引退した元首相・細川護熙氏が庭園を通じて、そんな日本人および東洋人の持つ自然観に寄せる深い共感。さらに「閑居隠棲」をキーワードに、この世に対し多くを望まず自然のなかで心静かに生きることを理想とする、自らの人生哲学を語ったエッセイ集。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 監禁面接
    3.6
    『その女アレックス』の鬼才ルメートルが放つ徹夜必至、 一気読み保証のノンストップ再就職サスペンス。 リストラで職を追われたアラン、失業4年目、57歳。再就職のエントリーをくりかえすも 年齢がネックとなり、今は倉庫でのバイトで糊口をしのいでいた。 だが遂に朗報が届いた。一流企業の最終試験に残ったというのだ。 だが最終試験の内容は異様なものだった。 〈就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ――〉 どんづまり人生の一発逆転にかけるアラン。愛する妻と娘たちのため、 知力と根性とプライドをかけた大博打に挑む! 解説:諸田玲子 ※この電子書籍は2018年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 簡潔で心揺さぶる文章作法 SNS時代の自己表現レッスン
    値引きあり
    3.0
    ツイッター、ブログなどSNS全盛時代に求められる美しい表現とは何か。 短編小説の名手でもある著者が、ときに古今東西の名著を引き合いに出しながら名文の書き方を教える。 大学での講義をまとめた現代文章読本。 芥川賞選考委員で現代文学の旗手、文壇の貴公子・島田雅彦が、古今東西の名著から豊富な事例を引き合いに出し、「人に伝わりやすい短文の作り方」をアドバイス。 大学教授としてSNS世代の若者と接している経験も生かし、現代人に役立つ短い文章のテクニックをアドバイス。 教授を務める法政大学の授業「メディア表現ワークショップ」を基に書いたSNS時代の文章読本。
  • 管見妄語 大いなる暗愚
    完結
    4.0
    郵政民営化も時価会計も医療改革も市場主義万能論も米国の策略である。Jリーガーよ、紳士たれ。政治家は国民に迎合するな──国を憂えるプロフェッサー藤原は、日本人に警鐘を鳴らす一方でギョウザ、英国人の美風、文語、浮世絵、健気な教え子、ひばりの歌……素晴らしいものは褒めちぎる。勿論、自らの魅力に満ちた風貌と人格を自覚し、ハニートラップへの注意も怠りないのであった。
  • 観月 消された「第一容疑者」
    3.0
    平穏な街に忍びよる巨大な陰謀。渾身の傑作警察小説 大分の城下町で善良な市民が殺された。必死に犯人を追う警察だったが、同時期に東京で起きた殺人との関連が指摘され事態は急変する。 ※この電子書籍は2020年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 観光立国の正体
    4.2
    爆買い、インバウンド、東京オリンピック……。訪日外国人の急増とデフレの慢性化で、国策としての「観光立国」への期待が急速に高まってきた。しかし、日本のリゾート・観光地の現場には、いまだに「団体・格安・一泊二日」の旧来型モデルに安住している「地域のボスゾンビ」たちが跋扈している。日本を真の「観光立国」たらしめるには何が必要なのか。地域振興のエキスパートと観光のカリスマが徹底討論。
  • 韓国壊乱 文在寅政権に何が起きているのか
    4.0
    徴用工判決の衝撃に日本企業が揺れている。最高裁判所にあたる韓国大法院が朝鮮半島出身労働者への賠償を命じる不可解な判決を下し、多くの人びとを驚かせた。また、日韓両政府が合意した「最終的かつ不可逆的な」解決策を無視するかたちで、慰安婦財団の解散が発表された。国家間の合意などなかったがごとく、徴用工問題や慰安婦問題が蒸し返されるのはなぜなのか。答えの一つは、隣国で日本人の想像を超えた政変が起きている、ということだ。南北首脳会談以降、北朝鮮に対する韓国の武装解除が進み、スパイを取り締まる国家情報院が改変・解体されて「親北反米」の自殺行為が進みつつある。すべては主体思想派(チュサパ)の従北路線にのっとった政治的動きであり、文在寅氏はじめ社会主義者の思想に基づく革命である。日韓外交の漂流に終わりは来るのか。独裁者・金正恩率いる北朝鮮との南北統一は本当に実現するのか。両国を代表する論客による緊急対話の書。
  • 韓国・北朝鮮の真実【3冊 合本版】 『韓国 反日感情の正体』『韓国人の研究』『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』
    -
    韓国在住30年超の日本人記者が、日本とは似て非なる韓国人の行動や考え方をレポートする。韓国の反日行動は目に余るが、著者によれば「街には反日は無い。無いどころか、若者街などではカタカナや平がなの看板がカッコいいと堂々と目に付くところに出ている。日本語をしゃべっていても誰も振り返ってくれない。日常生活での日本拒否の現象などまったく見当たらないのだ」。 このギャップはなぜ? 近いようで遠い、遠いようで近い人々の振る舞いやさまざまな現象の要因をさぐる。 『韓国 反日感情の正体』は、竹島の領有権や慰安婦問題など、韓国人の反日行動がなぜやまないのかをよみとくもの。著者によれば、実際は「昼は反日、夜は親日」という。昼間、公式の場で反日を叫んでいた人も、夜、懇親会や夕食会の場面では一変して日本への親近感を語るのだ。嫌韓・反韓では分らない韓国の複雑な対日感情を読みとく。 『韓国人の研究』は、著者が実際に見聞きし体験したエピソードを元に、行動の真意を見通す韓国人論。日本では反韓本がブームだが、「あっちに行って! 」といってもお互い引越しはできず、付き合わざるをえない。「ここを知っているとハラが立たない」という、“反韓ストレス”解消のための指南書としても読める。 『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』は、東アジアの防衛問題を研究する武貞秀士氏と対談。ベールに包まれた国の深層に迫るもの。「北と南はどこが違う?」「なぜつぶれない?」「拉致問題は解決する?」など、日本人が持つさまざまな疑問に答えながら、不透明な北朝鮮の実情を読み解く。 ※本電子書籍は『韓国 反日感情の正体』『韓国人の研究』『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』を1冊にまとめた合本版です。
  • 韓国語楽習法 私のハングル修行40年
    4.0
    語順は日本語のまま、文字はローマ字と似た仕組み… 韓国語は日本人にとって非常に学びやすい外国語だ。 1970年代に韓国に渡り、ハングルの面白さにはまったベテラン記者が 習得の極意を紹介。読めば韓国語が話したくなる! (章立て) 第一章 韓国語をおもしろがる 第二章 韓国語へのはまり方 第三章 おとなの韓国語を「独楽」する 第四章 ハングル酔いはこうして解消 第五章 この一言で韓国語の達人 第六章 韓国語の極意はパンマル 第七章 街のハングル探訪 第八章 韓国語はケンチャナ精神で 第九章 日韓の誤解を楽しむ 第十章 私の韓国語小事典
  • 韓国社会を見つめて《似て非なるもの》(電子復刻版)
    -
    韓国および韓国人の一見の印象は日本に大そう似ているため、とりあえず同質性に気が休まり、そこからたえず日本との比較が行われます。しかし実は異質なのだとわかったとき、日本との比較からくる批評はナンセンスに近くなります。この本はわれわれと彼らとの異質さの確認作業ともいえます(「はしがき」より)。金大中事件報道の渦中にあったソウル特派員が送る最も近くて最も遠い国からの迫真のレポート。

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  • 韓国人の研究
    4.0
    慰安婦や竹島などの問題に対し、日本人からみれば驚きの行動をとる一方で、情に厚く楽天的な韓国人。急激な経済成長の中で変わりつつある姿、変わらない本質を、多彩なエピソードと共につづる。真の韓国人が見える!
  • 韓国の「反日」は永久に終わらない 「民族の鬱憤」が残り続ける理由
    -
    韓国の反日は日増しに激しさを増しているように見える。だが、それは昨日今日、始まったものではない。昔からさまざまな反日現象があり、韓国ではごく日常の風景なのである。では、その反日の根幹にあるものはいったい何なのか。共同通信、産経新聞の特派員を務め、ソウル駐在30年の黒田勝弘氏は、それを「韓国の解放・独立のあり方」に起因すると分析する。
  • 韓国 反日感情の正体
    4.2
    激化するように見える韓国の対日行動。だが韓国内では「昼は反日、夜は親日」という。なぜなのか? 経済大国となった韓国で国民におとずれた変化、反日をあおるメディアや政府の真意を明らかにする。
  • 韓国を叱る 「慰安婦とハルキ」に見る日韓の深い溝 【Voice S】
    -
    1巻100円 (税込)
    韓国メディアが扇動する「反日」に、日本は解決の糸口を見出せるのか?韓国駐在三十年、当代きってのコリアン・ウォッチャーが韓国人の思考回路を一刀両断する。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2013年10月号掲載記事を電子化したものです。

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  • 韓国を食べる
    3.8
    韓国料理は好き、嫌い? 近くて遠いお隣さんの日常を日本人はどこまで知っているのか? 激辛を食べては「涼しい(シウオナダ)!」と叫び、喧騒と咀嚼音がごちそうとなる──「耳で食べる」韓国人たち。犬肉の効用とは? 刺身を頼めばフルコースがついてくる? 肉食文化と仲間意識の深い関係、“ひとりメシはもってのほか”と、寂しがりやな面もある、彼らの快食三昧を、かの国の裏も表も知り尽くした名記者が愛情豊かに描きだすエッセイ集。
  • 関西人の正体(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 カニやフグだけが関西ではない! 「風俗発祥の地・大阪」はぬれぎぬ! 関西弁でも抽象的思考はできる! 江戸こそ本当の食いだおれの街! 関西人だってナットウは食べる! 日本が低迷期に入る21世紀こそ関西文化圏が再び浮上する! ステレオタイプな関西論の数々を茶化し打ち壊す、京都出身で阪神タイガースを愛してやまない著者による独創的で楽しい関西論。関西を見る眼が変わること間違いなしの、新発見と知的興奮に満ちた一冊!
  • 関西フォークがやって来た! ――五つの赤い風船の時代
    3.7
    1960年代、商業主義的だったフォーク・ソングに強烈なNOを突きつけ、社会の理不尽に抗う歌を発表した「関西フォーク」。シーンを牽引した「五つの赤い風船」のリーダー・西岡たかしへのインタビューをもとに、関西フォークの歴史をたどる。高田渡、ザ・フォーク・クルセダーズ、吉田拓郎などとの接点を視野にいれ、大阪・京都で“1968年”に奇跡的な輝きを放ったアングラ・フォークの魅力を語る。
  • 姜尚中と読む 夏目漱石
    3.5
    『こころ』『吾輩は猫である』『三四郎』……誰もが題名を知っている夏目漱石の小説ですが、じっくりと読んでみたことはありますか? 高校時代から現在まで何度もその著作を読み直してきた著者が、作品に込められた漱石の思いを読み解きます。一〇〇年以上読み継がれてきた、漱石作品の魅力を再発見してみませんか。

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  • 姜尚中にきいてみた! 東北アジア・ナショナリズム問答
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    渦巻く反日の声と韓流ブーム。その止揚(アウフヘーベン)は可能か? ――揺れ動く朝鮮半島、台頭する中国、そして反日の声に立ちすくむ日本。いずれの国家の奥底にも、偏狭なナショナリズムのマグマが滾(たぎ)っている。われわれは、それを果たしてコントロールできるのか? 21世紀東北アジアの平和を誰よりも希求する姜尚中東大教授に、雑誌『アリエス』が斬り込む。
  • 姜尚中の青春読書ノート
    3.4
    夏目漱石、ボードレール、丸山真男。悩める少年・永野鉄男が、政治学者・姜尚中になるまでに、一体何があったのか。書物との出会い、それは快楽と苦悩を伴う、新たな旅へのいざないだった。在日二世の論客として発言を続ける著者が、青春期の苦悩をへて政治学者として世に出るまでに精神的支柱となった「座右の書」を厳選。だれもが読んでおきたい5冊の古典でたどる、注目の政治学者の原点。

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  • 姜尚中の政治学入門
    3.5
    湾岸戦争以後、時代の重大局面に妻子、さまざまなメディアで精力的に発言してきた「行動する政治学者」が、そのゆるぎない思考を支える歴史観と、政治理論のエッセンスを、コンパクトな一冊にまとめました。アメリカ、暴力、主権、憲法、戦後民主主義、歴史認識、東北アジアという七つのキーワードを取り上げ、現代日本とそれが関わる世界の現状をやさしく読み解いた本書は、五五年体制の成立以来、半世紀ぶりの構造変化にさらされる社会の混迷を、正確に見据える視点を養ってくれます。未来への構想力を提言する、著者初のアクチュアルな入門書!【目次】はじめに 七つのキーワードで読む現代の日本/第一章 アメリカ/第二章 暴力/第三章 主権/第四章 憲法/第五章 戦後民主主義/第六章 歴史認識/第七章 東北アジア/あとがき 私と政治学
  • 感傷的な午後の珈琲
    5.0
    恋のときめき、愛しい人たちとの別れ、書くことの神秘――。喜びと哀しみに身をゆだね、生きていく。生と死とエロスの世界を瑞々しい筆致で描き、読者を魅了し続ける著者の芳醇なエッセイ。
  • 患者よ、がんと闘うな
    4.0
    自分のがん治療法を決めるのは患者自身だ! がん死の恐怖に煽られ、がんと闘わさせられて、苛酷な治療に苦しむ患者たち……。手術はほとんど役にたたず、抗がん剤治療に意味のあるがんは全体の一割にすぎず、がん検診は百害あって一利もないことを知ろう。無知や誤解にもとづくがんについての認識を改め、後悔しないため、自分のがん治療法は自分で決める。そのための書。
  • 感情に振り回されないレッスン
    3.3
    【内容紹介】 人間は感情の生き物です。 人間は社会的動物であり、感情にとらわれる自分もまた、一定の社会的な立場を持つ存在です。 ネガティブな感情から目をそらすのではなく、はっきりと自覚する。 それだけでも、かなり楽になります。 人間関係のなかに渦巻く嫌な気持ちもエネルギーに変えて、あなただけの幸福な人生へと近づいていきましょう。 脳を知り、脳を使いこなせれば一生が大きくが変わります。1日1語、脳科学からの「学びの言葉」の集大成! 仕事や生活に追われると、脳はどんどん混乱をきたします。負の感情に「振り回されている」と感じる人へ、前向きなエネルギーに転換する方法を伝授する決定版です! 【著者紹介】 [著]中野 信子 脳科学者・医学博士・認知科学者。森美術館理事。1975年、東京都に生まれる。東京大学工学部卒業後、同大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。現在は、東日本国際大学などで教鞭を執るほか、脳科学や心理学の知見を活かし、マスメディアにおいても社会現象や事件に対する解説やコメント活動を行っている。著書には、『エレガントな毒の吐き方』(日経BP)、『脳の闇』(新潮新書)、『サイコパス』(文春新書)、『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』『人は、なぜさみしさに苦しむのか?』(アスコム)、『賢くしなやかに生きる脳の使い方100』(宝島社)、『毒親』(ポプラ新書)、『フェイク』(小学館新書)、『「超」 勉強力』(山口真由との共著、プレジデント社)などがある。 【目次抜粋】 Lesson1 「あの人」の心を見抜く Lesson2 自己肯定感を高める Lesson3 人生の武器になる「超」勉強力 Lesson4 悩みと上手につきあう Lesson5 脳を整える
  • 肝心の子供/眼と太陽
    3.5
    人間ブッダから始まる三世代を描いた衝撃のデビュー作「肝心の子供」と、芥川賞候補作「眼と太陽」に加え、保坂和志氏との対談を収録。芥川賞作家・磯崎憲一郎の誕生の瞬間がこの一冊に!
  • 感染症対人類の世界史
    3.7
    新型コロナウイルス感染拡大を歴史に学ぼう。人類は感染症とどう向き合い、克服してきたか――?天然痘、ペスト、スペイン風邪……そしてコロナウイルス。シルクロードの時代から人と物の行き来がさかんになり、暮らしが豊かになるにしたがって、感染症も世界中に広がっていった。感染症の流行が、人類に問うてきたことから、冷静に感染症と向き合う術を学ぶことができる。
  • 感染症の日本史
    4.1
    新型ウイルスに対するワクチン、治療薬も確立していない今だからこそ、歴史を見つめ直す必要がある。 「給付金」も「出社制限」も「ソーシャル・ディスタンス」もすでにあった! 今こそ歴史の知恵が必要だ! 一級の歴史家が、平安の史書、江戸の随筆、百年前の政治家や文豪の日記などから、新たな視点で、感染症と対峙してきた日本人の知恵に光をあてる。 【目次より】 第一章 人類史上最大の脅威 牧畜の開始とコロナウイルス/ペリー艦隊が運んできた感染症/スペイン風邪は波状的に襲ってきた ほか 第二章 日本史のなかの感染症――世界一の「衛生観念」のルーツ 「最初の天皇」と疫病/奈良の大仏は天然痘対策?/疫神を歓待する日本人/江戸の医学者の隔離予防論 ほか 第三章 江戸のパンデミックを読み解く すでにあった給付金/薬をただで配った大坂の商人たち/上杉鷹山の患者支援策 ほか 第四章 はしかが歴史を動かした 「横綱級」のウイルスに備えるには/都市化とパンデミック/麻疹が海を渡る ほか 第五章 感染の波は何度も襲来する ――スペイン風邪百年目の教訓 高まった致死率/百年前と変わらない自粛文化/「「感染者叩き」は百害あって一利なし ほか 第六章 患者史のすすめ――京都女学生の「感染日記」 日記が伝える「生きた歴史」/ついに学校が休校に ほか 第七章 皇室も宰相も襲われた 原敬、インフルエンザに倒れる/昭和天皇はどこで感染したか?/重篤だった秩父宮 ほか 第八章 文学者たちのスペイン風邪 志賀直哉のインフルエンザ小説/宮沢賢治の“完璧な予防策”/荷風は二度かかった? ほか 第九章 歴史人口学は「命」の学問 ――わが師・速水融のことども 数字の向こう側に/晩年に取り組んだ感染症研究 ほか
  • 完全解説 ウルトラマン不滅の10大決戦
    4.0
    テレビ放映から55年、映画『シン・ウルトラマン』も公開予定など、いまだ幅広い世代に人気を誇る『ウルトラマン』。だが、「怪獣と戦う空想特撮作品」にもかかわらず、そのバトル自体にフォーカスした本はこれまでなかった。そこで小学生時代に本放送を見て以来の大ファン、漫画家のやくみつる氏が「10大決戦」を選出し、ライター佐々木徹氏とともに、〈ウルトラマンになった男〉スーツアクターの古谷敏氏に、戦いの舞台裏を聞いていく。ゼットン、ジャミラ、ゴモラ…はもちろん、意外な怪獣も登場。さらに、ウルトラマンが新世紀エヴァンゲリオンやブルース・リーの映画に影響を与えた話、スペシウム光線誕生に力道山が関係していた裏話、ウルトラマンがなぜあの怪獣にあの技を使ったのか、なぜあの怪獣を倒さなかったのか…など、鼎談は思いがけない展開に。巻頭カラー口絵では、ウルトラマンと10大決戦怪獣の、懐かしのバトルシーンも掲載!
  • 完全読解 司馬遼太郎『坂の上の雲』
    3.8
    月刊「文藝春秋」2021年1月号から5月号にかけて短期集中連載された「司馬遼太郎『坂の上の雲』大講義」に、新たに書き下ろしたコラム、人物事典、関連年表、詳細な脚注などを追加。昭和の「国民文学」と呼ばれた司馬氏の代表作を、令和の読者も楽しめるように完全読解した決定版。筆者の佐藤優氏と片山杜秀氏は、現代きっての読書人。歴史への洞察も深い。この両者が丁々発止、司馬作品に切り込んでいく。平成以来、沈滞を続ける日本社会に、もう一度、明治の清新な風を吹き込む1冊です。これから『坂の上の雲』を読もうという読者はもちろん、何度も読んだという読者にも、新鮮な作りになっています。本書を読んだ後、書棚からもう一度、『坂の上の雲』を取り出してみてはどうでしょうか。明治が、昭和が、そして近代日本の姿が甦ってくることでしょう。
  • 完全なる飼育 ――メイド、for you――
    値引きあり
    2.0
    大学を中退し秋葉原のマンガ喫茶に雇われ店長として勤める椛島亘。生き甲斐はメイドカフェの苺ちゃんに週一度会うことだけ。亘はある日、店にやって来た憧れの苺が、薬を飲んで倒れているのを発見する。介抱するために鍵のかかる個室に苺を移動させ面倒をみる亘。だが次第に自分だけのものにするという欲望が芽生え……。映画化で話題の「完全なる飼育」シリーズ。
  • 完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯
    3.7
    「もし、『ボビー・フィッシャーはどんな人?』と聞かれたら、『チェスの世界のモーツァルト』と私は答えます」(羽生善治)。すなわち、誰もが認める天才である。その天才性を棋譜を追うことで簡単に知ることができる。そして、天才としての彼とはまったく別の人間性も有している――。それが、不世出のチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーです。 13歳にしてクイーンを捨て駒とする大胆華麗な「世紀の一局」を達成し、翌年、全米王者に。東西冷戦下、国家の威信をかけてソ連を破り世界の頂点に立つが、奇行を繰り返したあげく表舞台から失踪。ホームレス寸前の日々の末、日本で潜伏生活を送る――。アメリカの神童は、なぜ狂気の淵へと転落したのか。少年時代から親交を結んできた著者が、手紙、未発表の自伝、KGBやFBIのファイルを駆使して描いた、輝きそして壊れた男の評伝。羽生善治氏による解説付き。
  • 完全版 猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言
    4.7
    元経済ヤクザ×サイバラ! 週刊SPA!誌上の連載を'18年6月に書籍化した『ネコノミクス宣言』。山口組系元組長で、経済ヤクザとして活動していた「猫組長」による国際金融、マネーロンダリング、麻薬ビジネス、果ては人身売買、etc……。新聞やテレビでは絶対報じられない日本・世界の残酷な真実が綴られロングセラーに! 今回は連載100回を記念して、貴重な第1話から最新100話まで、連載の相方を務める“西原理恵子のカラー漫画もすべて掲載”した完全版として再登場! 前著とは一味違う大暴れぶりをお楽しみください! 本書に掲載される『経済と犯罪の危ない話』 ◎被害額14億円・偽造クレカ事件の舞台裏 ◎インドの「肝臓村」のおぞましき実態 ◎非人道的行為「処女オークション」 ◎紙切れ1枚で航空会社を支配した詐欺師 ◎金正男との忘れがたき「政治談義」 ◎暴力団同士の激突「地上げ屋vs占有屋」 ◎巨額資金を搾取する「地面師」の思い出 ◎国際詐欺グループとの息詰まる攻防戦 ◎日本を荒らす北朝鮮「覚せい剤」スキーム ◎暴力団員が「銭湯ロッカー」を使う理由 ◎仮想通貨バブルが暴力団にもたらす恩恵 ……etc.サイバラ漫画も含め全100話完全収録! ■内容 週刊SPA! 誌上で始まった「ネコノミクス宣言」の第1話~100話まで、カラー漫画もすべて掲載した『完全版』として再登場! ■著者略歴 猫組長 神戸生まれ。元山口組系二次団体幹部。若くして反社会組織に身を投じ、仕手戦やインサイダー取引を経験。グレーゾーンのファィナンスや国際金融を得意とする経済ヤクザとして活躍し、タックスヘイブンにも複数企業を保有している 西原 理恵子 高知生まれ。漫画家。'88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。'97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞
  • 完全版 ローマ人への質問
    4.0
    20万部のベストセラーを全面改稿! 流入する異民族、広がる経済格差、しのび寄る衰退……すべてはローマに学べ! 「塩野ローマ史」のエッセンスが一冊に! 「ローマは一日して成らず」の格言を生んだ古代ローマが西欧各国の〈歴史の手本〉とされたのは、その一千年が危機と克服の連続であったからだ。 カルタゴとの死闘に勝ち抜いたあと長い混迷に苦しんだ共和政時代。天才カエサルが描いた青写真に沿って帝政へと移行し、〈パクス・ロマーナ〉を確立したローマ帝国時代。 崇高と卑劣、叡知と愚かさ――かつて文豪ゲーテも言ったように、人間の営みのすべてを示してくれたローマは、われわれと同じ生身の人間が生きた国でもあった。まさに人間の歴史のすべてを凝縮しているのがローマ史だ! 古代ローマは、現代の日本人にとっても、まさに「人間の生き方」「リーダーシップ」「国のありかた」を学ぶ宝庫だ! 質問 1ローマは軍事的にはギリシアを征服したが、文化的には征服されたとはほんとうか? 2ローマ人の諸悪なるものについて 3都市と地方の関係について 4富の格差について 5宿敵カルタゴとの対決について 6古代のローマ人と現代の日本人の共通点 7〈パクス・ロマーナ〉とは何であったのか 8ローマの皇帝たちについて 9市民とは、そして市民権とは何か 10多神教と一神教との根元的なちがいについて ほか 【本書は、『ローマ人への20の質問』(文春新書2000年刊)を全面的に改稿したものです。】
  • 完全保存版 週刊文春「秘話とスクープ証言で綴る美智子さまの60年」 (創刊60周年記念特別号)
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    昭和34年(1959年)4月10日、皇太子明仁殿下と美智子さまはご成婚された。その2日前に週刊文春は創刊し、今年で創刊60周年を迎える。あれから60年。美智子さまと皇室の軌跡を、週刊文春の記事でふり返る。 【目次】 第1章 週刊文春が報じたご成婚秘録 ●美智子様秘録1ご成婚パレード現場からの証言 ●美智子様秘録2ご成婚を決めた二人の電話 ●美智子様秘録3天皇を悩ませた嫁姑戦争 ●美智子様秘録4美智子妃のライバルたちは今…… 他 第2章 皇太子妃として、母として ●沖縄ひめゆりの塔「火炎瓶事件」の瞬間 ●葉山町長が明かした皇太子ご一家のゆかいな休日 他 第3章 宮中での葛藤 ●美智子妃のお変わりようが心配 ●暴露された「美智子妃いじめ」の具体的内容 ●美智子妃とのワルツで議論を呼ぶニュー皇室 他 第4章 美智子様とご両親 皇室に嫁ぐとは――。 ●「美智子妃の母」正田冨美子さんの三十年──岩川隆 ●父・正田英三郎氏と美智子さま「私だけの秘話」 第5章 和歌・読書・翻訳 垣間見えたお心と素顔 ●処女歌集『瀬音』に窺う私生活 ●初告白された青春の愛読書 ●美智子さまが英訳「ぞうさん」秘話 他 第6章 慰霊の旅、そして雅子様へのメッセージ ●被災者との知られざる「ご交流」 ●天皇皇后が選ばれた“究極の終活” ●美智子さま「命の弾丸ツアー」 ●美智子さまが知人に洩らされた「強いストレス」の真実 ●天皇生前退位「雅子皇后」へのメッセージ 他 第7章 受け継がれる「美智子さまの歌」の心

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