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「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、自分の限界を突破しようとした、かもめのジョナサン。群れから追放された彼は、精神世界の重要さに気づき、見出した真実を仲間に伝える。しかし、ジョナサンが姿を消した後、残された弟子のかもめたちは、彼の神格化を始め、教えは形骸化していく……。新たに加えられた奇跡の最終章。帰ってきた伝説のかもめが自由への扉を開き、あなたを変える!
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Posted by ブクログ
働く喜び、生きる喜びを追求することによって、働く意味、生きる意味を自ら理解することができれば本望である。形式化、儀式化を通じて本質が変容することは避けられないのだろう。
完成版として発売時から新たにPart Fourが追記された本書で初めてこの作品に触れたが、あとがきでも書かれていたように、Part Threeまでだったらあまり面白いとは感じられなかったかもしれない。 当時はアメリカのヒッピーから人気が広がったという話だが、それは理解出来つつも現代ではあまりウケない...続きを読むだろうなとも感じた。 Part Fourにおいて、始まりに戻り時代は回るという事を感じさせられたのが良かった。
・雨の日 ・紅茶屋 ・ヒッピーの聖典。 ・お店に置いてたのでナナメ読み。 ━━━━━━━━━━ ・アルケミストと同様にスプーンの油にも触れている。 ・ジョナサンの教えはやがて本質ではなく形式のみが受け継がれていく。 ・パート4が書かれたのは近年、40年かかったそうな。 ・すべてが茫洋としてすべてが...続きを読む確信系の本。 ・印象的だった部分↓ ・ジョナサン:「自分を追い出した者に教えてあげなさい」 ・ジョナサン:「私は皆と変わりない、自分の事を知り、すでに練習を始めていることが重要だ。」 ━━━━━━━━━━ ・飢えた事がある世代と、そうでない世代では大切にしているものが違う。 ・大切なのは丸が重なる部分。 ・丸の重なりに何を入れる? ・それがスプーンの油? ・もう少し考えてみます。 完
形而上学の学びと人間が陥りやすい(現在の人間社会が陥っている)罠、宗教や権威についてカモメの社会を通じてフィクションでありながら、はっきりと描かれている作品
生の追求
ただ生きること。天敵から身を守り、食事を得て、子を育てること。これらは尊く、ないがしろにできるものではないと思う。しかし、それらと同等の強い想いを別に持つことができたなら、人生に強靱さが加わる。
ひとつのことを極めることで得られる解脱、悟りようなものはあると思う(少なくともあってほしい)。五木寛之氏は「ゾーン」と書いているが、そういう一時的な感覚ではなく、人生観を変えるような何かである。それは、生死を扱うような武術・武道の類のみならず、茶道や華道などにもみられるし、禅的にいえば仕事家事全般、...続きを読むなんでもそうだろう(要は、取り組み方)。 ジョナサンにとっては「飛ぶ」ということが、それだった。作者のリチャード・バック氏が戦闘機や曲芸飛行のパイロットであったこと、シルバ・マインド・コントロールの経験者であることを考えると、本人の体験をもとに記したものであることは想像に難くない。 悟りを得た人が、他の人々にその方法を伝えるべきかどうかは、大きな問題のようだ。伝えればどうなるのか。社会的に排除されるかもしれない。周囲で混乱や争いが起きるかもしれない。よくても変人扱いだろう。かの釈迦ですら、梵天に再三頼まれて決断したのである。だから、作者は宗教活動なんかはせず、「かもめのジョナサン」という寓話の形で、自分の体験を世に伝えたのではなかろうか。 などと考えながら読み終わり、最後の五木氏の「1974年版あとがき」で驚いた。寓話を書いただけでも、あやうく排除されそうになっているではないか(しかも訳者によって)! もちろん、その後、2012年に最終章「Part Four」が追加されたことで、ジョナサン=ブッダ(目覚めた者)であり、「宗教がたどる道」を示した寓話であることは確定したわけだが。これは初版から追加しておくべきだったのでは? と思わなくもないが、当時の米国では、それこそ、むしろ宗教批判として排除されかねない感じだったんでしょうかね。 葬式仏教に辟易しながらも、彼岸の準備をしつつの読書でした。
10代前半の頃に読み、非常に感銘を受けた本。 人生で一番つまらない時期を過ごした今、完全版を買って読み返してみた。 感想が思い浮かびすぎて、上手く言葉に出せない つまらない言葉になるけど、自分の人生を振り返るきっかけになった。
小学生の時に読んで、サイケデリックを体験してから読み直したら感想が変わった。自分が日々考えている統合と分断についてや何かを探求していくうちに分かり合える仲間が減ってしまうことこと、一般性を失った人はどうなるのか、人生における他人の存在意義など、自分が普段考えていることに近いことに関するヒントをくれる...続きを読む本だった。
宗教とはなんなのか?哲学とはなんなのか? 考えるヒントを与えてくれる1冊。 読み終わった後は自分の感覚を1番大事にしたい。 感じたままが今の私なんだなと思えた。
・THE HIGHLOWS「十四才」から辿り着いた。名著でした。人生のストーリーは一生じゃ足りないよなって私も思った。
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かもめのジョナサン【完成版】
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五木寛之
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