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Posted by ブクログ 2024年03月26日
【養老孟司先生の、推理小説&ファンタジー論、とその他】
本とは、特にフィクションとは何か、読書するとは何か、そういったことを深く考えさせられるエッセイ集。
養老先生が、2000年ごろから2004年ごろに定期的に書かれていたものを収録してある。
一見どこに行きつくか分からないような話が、ちゃん...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月04日
読書案内かと思ったけど、実際のところは、そのときに読んだ本を紹介しながらの、エッセイ集でした。もちろん、結構な勢いで絶賛されている本とかもあって、そういう中でちょっと読んでみたいと思うようなものもちらほら。虫の話が大部分で、あと人付き合いとか、解剖の話とかもちょいちょい出てきて、って感じで淡々と進み...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月26日
「小説推理」に養老先生が連載していたものが単行本化され、さらに題名を変えて新書化されたもの。だから初めは正直、タイトルと内容の齟齬に少し戸惑ったが、読み進めていくうちに、だんだん養老節に引き込まれていった。養老先生の考え方、視点、私は好きだ。
あの「バカの壁」は、この連載の途中で売り出されてヒットし...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月01日
読書日記なのに、虫採りや虫についての話がちりばめられている。出張先では、移動の荷物を減らすために読んだ本のページを破り捨てるという、そんな人は世界中探してもあまりいない気がする。
129頁から始まる諸行無常という題の読書日記の部分にたまたま見たNHKの番組で森津順子さんというホスピスの医者のインタ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月17日
養老孟司さんの読書論かと思いきや、その時期に読んだほんの感想とその時期に感じていたことのエッセイというテイスト。
期待とは違ったものの、純粋に著者の思考に触れることができて楽しい。
文中で触れられているように、いつどこで役立つかわからないけれど、きっとどこかで役立つような気がする本。
〈若者が「常...続きを読む
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