姜尚中の政治学入門

姜尚中の政治学入門

ビジネス・実用
660円 (税込)

3pt

湾岸戦争以後、時代の重大局面に妻子、さまざまなメディアで精力的に発言してきた「行動する政治学者」が、そのゆるぎない思考を支える歴史観と、政治理論のエッセンスを、コンパクトな一冊にまとめました。アメリカ、暴力、主権、憲法、戦後民主主義、歴史認識、東北アジアという七つのキーワードを取り上げ、現代日本とそれが関わる世界の現状をやさしく読み解いた本書は、五五年体制の成立以来、半世紀ぶりの構造変化にさらされる社会の混迷を、正確に見据える視点を養ってくれます。未来への構想力を提言する、著者初のアクチュアルな入門書!【目次】はじめに 七つのキーワードで読む現代の日本/第一章 アメリカ/第二章 暴力/第三章 主権/第四章 憲法/第五章 戦後民主主義/第六章 歴史認識/第七章 東北アジア/あとがき 私と政治学

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社新書
  • タイトル
    :
    姜尚中の政治学入門
  • タイトルID
    :
    138728
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年11月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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    Posted by ブクログ

    政治学入門とあるけど、姜先生の政治思想が色濃く反映された内容。
    「憲法は国民を縛るものではなく、権力者を縛るもの」という言葉に目から鱗でした。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    政治学に関するいくつかのkeywordを取り上げ、どのような解釈や問題が起きてきたのかを概説している。
    アメリカの共和制や理念や東北アジアなどの国や地域に対する考察と、暴力や主権・憲法などのトピックに分かれる。

    彼は東北アジアはエネルギー問題や民主主義政策のスピードを根拠に、地政学的に朝鮮半島を中心にしてアジアを囲む4大国(中国、日本、ロシア、アメリカ)をまとめることこそが、今後の姿だと考えているため、日本の昨今の憲法改正議論や領土問題は危険だと考えている。そもそも戦後体制についても天皇の人間宣言は明治期のナショナリズムへの回帰だと言っていて、あまり感覚的にピンとこないというかモヤモヤした。
    しかしそういう歴史問題を抱える隣国の感覚を知ることが、まず歴史問題や国交問題を考える上で大事なことだとも思う。

    その意味では、この本はただの政治学の一般解説書としては各トピックの解説の分量が少なく物足りないかもしれないけども、為になる、考えさせられる本だと思う。

    0
    2013年03月13日

    Posted by ブクログ

    多角的な視点を持つということは、それなりに、自身の偏見と向き合うことになるということだ。これからの時代は、そういう偏見を持つことによる感情の困難さと、自分という存在の相対的な価値の低下に、どれだけ、そういう孤独に耐えられるかということにかかってくる。
    そのうち、宇宙の膨張により、銀河同士の距離が離れて、消えていくように、人同士の絶対的な価値感が、限りなく薄くなっていく時代が来ると思う。そういう意味では、多角的な視点を持つというのは、刹那的に、心を保つための、癒しになると思う。

    0
    2012年03月02日

    Posted by ブクログ

    「アメリカ」、「暴力」、「主権」、「憲法」、「戦後民主主義」、「歴史認識」、「東北アジア」の7つのキーワードをもとに戦後の日本と世界の関係を説いている。
    「政治学入門」とあるが、学生時代に歴史の授業を真面目に受けてこなかった私にとっては難解な用語が多く、読むのに時間がかかったし、一度読んだだけでは半分も理解できなかった。
    しかし、著者が伝えたいことはあとがきで述べていることが全てなのだろう。私なりの解釈も加わるが、大まかには以下の通りである。
    百聞は一見にしかずと言うけども、全ての判断材料を見ることは不可能で、時にはメディア等を通して偏った情報のみを目にすることもある。結局のところ決断時に頼りになるのは第六感なのである。この第六感の精度を上げるのは、過去と現在の比較による思考実験であり、そのためには幅広い歴史認識が必要である。
    本書も単なる政治史(過去)の解説ではなく、著者の「思考実験」による今後の展望についても述べられている。5年前に書かれたものなので、やや話題は古いが、充分勉強になる。

    0
    2012年01月02日

    Posted by ブクログ

    政治学の入門書ということで分量は多くはなかったが、「アメリカ」「暴力」「主権」「憲法」「戦後民主主義」「歴史認識」「東北アジア」という著者が選択した7つのキーワードから話題が展開しており、非常に興味深いものであった。

    ホッブズ・ルソー・カント等の過去の偉大な思想家から、ブッシュ・小泉など近年の政治家までカバーしており、ところどころ知らない学者や思想がでてくるため、理解に時間がかかったが、問題点・議論はブレることなくわかりやすかった。

    ただ、著者のアジア共同体構想は興味深いものではあったが、手放しに賛成することは難しいと感じた。

    0
    2011年12月05日

    Posted by ブクログ

    大学で、経済学の教授に「政治学なんて実際は何の役にも立たない。現実社会で本当に使える学問は経済学だ」といったようなことを言われ、文学・社会学・政治学といった非実学的なものを好む私は反発を覚えたものの、具体的な反論を思いつけませんでした。そんな、自分自身の頭で上手く考えることの出来ないわたしにとって本書はとても良い導き手となってくれそうです。
    「干物」の知を磨こう。

    0
    2011年06月01日

    Posted by ブクログ

    アメリカ/暴力/主権/憲法/戦後民主主義/歴史認識/東北アジアという7つのキーワードを通じて現代日本と世界情勢を政治思想的な立場から解説したもの。読み応えがあり、非常に興味深い。姜氏は韓国人と日本人という2つの視座から物事を捉えていて、新鮮な驚きが多かったように感じる。章末に作品提示してあるのも、ありがたかった。

    本を読むにはタイミングがあるとよく言いますが、まさにこの本は自分のタイミングと合致していた。学びたかったことを文章にして改めて提示してもらった感じ。本当に読んで良かった。

    0
    2012年02月09日

    Posted by ブクログ

    姜尚中さんが話題になっていたころ始めに読んだ彼の本です。まともな政治思想学の本はこれが始めてかな?非常に面白くこの手の本を読むようになったきっかけです☆初めての方には難解だと思います。

    0
    2010年11月15日

    Posted by ブクログ

    姜尚中による政治学入門。政治思想史のようないわば「干物」のような知の体系が、時としてメディアのような「生もの」よりもずっと生々しいアクチュアリティを持って、現状での判断に生かされるという。そして、政治学というのは本来未来への構想力を提言することを目的とした知の形態だという考えにのっとり、

    アメリカ

    暴力

    主権

    憲法

    戦後民主主義

    歴史認識

    東北アジア


    という7つのキーワードを通して、現代日本と世界の問題意識を見据えている。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    政治学の入門にしては専門的な用語がちりばめられており、非常に難解であった。

    日本のアジア化という考えには、今後のアメリカとの関係性と将来のアジアでの日本の立ち位置を深く考えさせる内容であったことと著者が「干物」と述べている各分野における古典というものがしっかりと学んで知識にしておけば、まるで本物の干物のように噛めば噛むほど味がでてきて、骨董から輝く宝飾へと変わり十二分に現代に適応できるということが知ることが出来て古典の大事さを学んだ。

    0
    2012年07月23日

姜尚中の政治学入門 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社新書
  • タイトル
    :
    姜尚中の政治学入門
  • タイトルID
    :
    138728
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年11月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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