世界情勢から人間関係まで、ものの見方ががらりと変わる!
情報収集術、読書術から、知識の整理術まで全て公開!
池上彰が教える「自分で考える力」をつける本!
頭の回転のはやい人、頭がやわらかい人、物事の本質を見抜く人は、どのように情報を収集・整理して、結論を導いているのか。
突発的なニュースに際しても、すばやく事件の本質を見抜き、あらゆる質問に答え、
常に良質な解説をし続ける、池上彰の「深く考えるコツ」を全公開!
・似た言葉の定義をはっきりさせる
・それで得をするのは誰かを考える
・全体像を把握するにはマクロからミクロへ
・図解ですっきり! ベン図、座標軸、相関図など
・情報を聞き出すには、相手に仮説をぶつける
・本・新聞・雑誌・ネットからの情報収集・整理術
【著者紹介】
池上彰(いけがみ・あきら)
ジャーナリスト。名城大学教授。1950(昭和25)年、長野県松本市生まれ。
慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道記者や番組キャスターを歴任し、1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。
2005年よりフリーに。“今さら聞けない”ニュースの本質を解説し、テレビなどでも活躍中。『伝える力』『知らないと恥をかく世界の大問題』『世界を変えた10人の女性』ほか著書多数。
2013年、伊丹十三賞受賞。
【目次】
第1章◆考える力を身につけるためには
第2章◆「図解」で理解を深める
第3章◆新聞の読み方
第4章◆雑誌・ネット・テレビの見方
第5章◆人から話を聞くためには
第6章◆本の読み方・選び方
第7章◆リーダー達は何を読んできたのか
Posted by ブクログ 2020年09月06日
考える力をつけるために、池上さん流の思考方法と情報のインプット方法が網羅されている。
この情報方の時代にどう情報と向き合い、考え抜くべきかを見つめ直したい人におおすすめだと思う、
新聞・雑誌・本・人との対話などの使い分けは知っておいて損はないと感じる。
なんとなくで情報に触れるより、明確な役割分担...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月13日
読書をしても知識はザルを通る水のように通り過ぎていく。だけど沢山の書籍を読み、その中から教科書となるようなものを何度も繰り返すことで知識の幅が広がっていくということが書かれていて、それだけでもまさに我が意を得たり。あと、こうやって感想を書くのは池上さんがやっていた読書カードと同じ効果が期待できるかも...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月11日
前半は『僕らがやっている最強の読み方』と重複する内容が多いのですが、より読書に絞って書いてある箇所を中心に読みました。後半は対談形式で経営者の方の読書との向き合い方について池上さんがインタビューするという内容です。
読書は実学ではなくリベラルアーツ、すなわち「how toを手っ取り早く学ぶ以上に、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月20日
いろんな場面で言われていることではあるが、アウトプットを意識して読むことが大切であると、池上さんも述べていた。人に説明できるようになって初めて、読書が自分の知識になるのだと。
ニュースの読み方で印象に残ったのが、利害関係を考えることの大切さ。その事柄は、誰が得をするのか、を考えることは、起きてい...続きを読む