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Posted by ブクログ 2019年07月03日
書店で『旅の絵本』を手に取ってみて、良い本だな~なんて見入ったものだけど、同作の著者による、絵についての新書。確か、『新書75冊』からのチョイスだったかな。最初はちょっとした絵のコツみたいなところから始まって、中盤以降、美術史からゴッホ史へ、みたいな流れ。絵は描く方にも興味があるから、ちょっとした線...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月25日
安野光雅さんが絵について教えてくれている。絵の理論が分かっているとよりいっそう絵を見るのも楽しめるし、絵を描くってことを感覚じゃなしに理解できた気がする。
でも何より、安野さんの中で大きな存在というゴッホについての章が印象に残った。安野さんは、ゴッホは絵をいかなる時も描かねばならないという「赤い靴」...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
だまし絵や、旅の絵本で有名な安野光雅さんの本。
新書版ですが、カラー図版も沢山あって、説明が
分かりやすくなっています。
難しい絵画論ではなく、素人の私達にもよく分かるように
楽しく書かれていて、絵筆を取りたくなる一冊。
絵描きから見た、絵画の歴史も画法を元に書かれていて、
今までの絵画本とは違う興...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月22日
NHK人間講座「絵とイマジネーション」をもとに書かれたもの。写真、遠近法、実際の画家を映した映画、ゴッホの生き方というものなどを手掛かりにしたり、実際にスケッチしたり、自画像を描いたりしたりしながら、イマジネーション(想像力)というものを考えている。見たものを写真のように描くことや遠近法を厳密に守っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月10日
基礎がないと応用はできない。そんな当たり前なことは意外に理解できていないことなのかも知れない。
例えば、ピカソの絵を見て「俺にもこんな絵描ける!」って思うことは1度はあるだろうが、実際彼のデッサンを見るとまぁ普通に上手いわけ。笑
このように基礎の上に応用、つまり創造性やイマジネーションが成り立つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月06日
安野光雅の新書、しかもカラー版。手に取ってみて、すぐに購入に至った。ところがしばらく、積ん読になっていた。本棚にあるときは、読んでほしいという気持ちが、背表紙を通して伝わってきていた。こちらも期待感が募った。
果たして、読んでみて、どうだったのか。絵とは、創造性のなせるものである。遠近法を使った対...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月01日
渡邊十絲子さんおススメの一冊。
絵と写真とは何がどう違うのか、この本を読んでよくわかりました。
また、ふだんよく目にしているものも、「じゃあ絵で描いてみましょう」と言われると、少しもその細部が浮かんでこない、つまりはそのくらいにしかきちんとものを見ていないということも、よくわかりました。
ものをよく...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月05日
[ 内容 ]
たとえば、天使がラッパを吹きながら空を舞う名画は、技術の蓄積だけでは描けなかった。
目には見えないその姿を描く画家は、人体のデッサンに習熟し、想像力に助けられて、絵画という世界を構築していったのだろう。
この本ではクールベやゴッホなどのたくらみや情熱の跡を辿り、美の宇宙の源泉へ旅してみ...続きを読む
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