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Posted by ブクログ 2013年02月23日
単なるお勧め本の紹介と思いきや、姜尚中先生の成長の歴史でした。今や落ち着いた声で紳士の姿が印象的な先生ですが、学生時代はかなり葛藤していた姿が伺われます。そして夏目漱石がお好きなのがよくわかります。さいごのマックス・ウェーバーのくだりはなかなか難解ですが、姜先生の解説付きで読んでみたら面白そうだと思...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
姜尚中が影響を受けた書籍の紹介という形を取りながら、
彼の生き様と思想が色濃く描かれている。
その意味では『在日』の補足のような作品ともいえる。
彼の淡々とした、且つ確固たる語り口は、いつものことながら素敵だ。
しかし、この作品を特別にしているのは、
金融危機を見事に言い当てていること。
やはり彼の...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月05日
著者が若い頃に大きな影響を受けた5冊の本についてのエッセイです。取り上げられているのは、夏目漱石『三四郎』、ボードレール『悪の華』、T・K生『韓国からの通信』、丸山真男『日本の思想』、そしてマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』です。
『三四郎』について語った章では、...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月05日
[ 内容 ]
夏目漱石、ボードレール、丸山真男。
悩める少年・永野鉄男が、政治学者・姜尚中になるまでに、いったい何があったのか。
だれもが読んでおきたい5冊の古典でたどる、注目の論客の、青春の軌跡。
[ 目次 ]
第1章 TOKYOが何だ!―夏目漱石『三四郎』(龍田山と三四郎池 「東京は太かねぇー...続きを読む
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