姜尚中の青春読書ノート

姜尚中の青春読書ノート

740円 (税込)

3pt

3.4

夏目漱石、ボードレール、丸山真男。悩める少年・永野鉄男が、政治学者・姜尚中になるまでに、一体何があったのか。書物との出会い、それは快楽と苦悩を伴う、新たな旅へのいざないだった。在日二世の論客として発言を続ける著者が、青春期の苦悩をへて政治学者として世に出るまでに精神的支柱となった「座右の書」を厳選。だれもが読んでおきたい5冊の古典でたどる、注目の政治学者の原点。

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姜尚中の青春読書ノート のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年02月23日

    単なるお勧め本の紹介と思いきや、姜尚中先生の成長の歴史でした。今や落ち着いた声で紳士の姿が印象的な先生ですが、学生時代はかなり葛藤していた姿が伺われます。そして夏目漱石がお好きなのがよくわかります。さいごのマックス・ウェーバーのくだりはなかなか難解ですが、姜先生の解説付きで読んでみたら面白そうだと思...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    姜尚中が影響を受けた書籍の紹介という形を取りながら、
    彼の生き様と思想が色濃く描かれている。
    その意味では『在日』の補足のような作品ともいえる。
    彼の淡々とした、且つ確固たる語り口は、いつものことながら素敵だ。
    しかし、この作品を特別にしているのは、
    金融危機を見事に言い当てていること。
    やはり彼の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月05日

    著者が若い頃に大きな影響を受けた5冊の本についてのエッセイです。取り上げられているのは、夏目漱石『三四郎』、ボードレール『悪の華』、T・K生『韓国からの通信』、丸山真男『日本の思想』、そしてマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』です。

    『三四郎』について語った章では、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ボソボソとした口調で大きな意見。見た目もスマートで好印象です。ということで買ってみた本。
    難しくてよく分からない所もあったけど、頭がいい人は考える事も違うなぁと痛感させられました。また読もう。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年06月05日

    [ 内容 ]
    夏目漱石、ボードレール、丸山真男。
    悩める少年・永野鉄男が、政治学者・姜尚中になるまでに、いったい何があったのか。
    だれもが読んでおきたい5冊の古典でたどる、注目の論客の、青春の軌跡。

    [ 目次 ]
    第1章 TOKYOが何だ!―夏目漱石『三四郎』(龍田山と三四郎池 「東京は太かねぇー...続きを読む

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