下流の宴

下流の宴

827円 (税込)

4pt

東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子が下品なフリーター娘・珠緒と結婚宣言をしたことで「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え、断固阻止を決意する。一方、馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始。愛する息子を取り戻すため、“わたしの”家庭を守るため、専業主婦・由美子の闘いが始まる…。新聞連載時から話題を呼び、主演・黒木瞳でNHKドラマ化も。切実な女の闘いと格差社会を描いた、傑作ベストセラー小説!

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下流の宴 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子が沖縄出身のフリーター娘・珠緒と結婚すると言い出し「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え断固阻止を決意する。一方馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始して…。

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    虚構だけどある意味リアルな内容。勉強できることが基準となる今の資本主義社会において、努力は重要だけど、努力しても這い上がれない境遇にいる人たちもいる。そんな社会問題を描いていると思った。

    努力しないこと、上昇欲がないことで「下流に落ちる」と登場人物は思っているが、思わぬ病気や事故で人生が一変するこ

    0
    2024年12月01日

    匿名

    購入済み

    読み切った

    たくさんレビューがある昨日です。30年ほど林真理子先生のファンです。文体がだいぶ古臭くなってしまいましたが、嫌な人を描くのは相変わらず上手です。この昨日発表時、今ほど無気力な若者って取り沙汰されてなかったからすごい。

    0
    2024年10月18日

    Posted by ブクログ

    面白かった。由美子がそのまんまウチの母とそっくりだった。珠緒の母や由美子の夫の発言がしっくりきた。福原家の続きが気になる。

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    自分の母親が由美子と同じタイプだったので、私は可奈のような価値観で育ち、けれどある時から自分自身の性格とその価値観が折り合わなくなって、翔のような無気力な人間になってバイトを点々とし、さらに何年も経ったのちに悔しさから珠緒のように奮起して1からやり直し、そんな過去を振り返った現在、父親

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    やっぱり、めっちゃ面白い。中学生くらいの時から、何故か唯一何回も読み返している本。
    やっぱり林真理子さんの描く、"どこにでもいそうな嫌な女"像が大好物だし、何度読んでもおもしろい。
    最終的なストーリーの展開も、ああこうなるのか…と有無を言わせないラストにむずむずするような、スッキ

    0
    2022年02月08日

    Posted by ブクログ

    がんばる人がんばれない人、っていう対比。わたしはどっちだろうって考えて、どちらにもなると思った。私から見てがんばりすぎてる人を思い浮かべると、たしかに劣等感や責められている気持ち、その人がいることで自分の評価が相対的に下がることへの妬み、少なからずある。逆にもっとがんばろうよとかこうしてみたら楽しい

    0
    2021年09月20日

    Posted by ブクログ

    うわー面白い!

    こんな親にはならないし、子どももこうは育たないとは思ってはいるけど、紙一重だわ。
    私自身の環境に似てるところがあって、身につまされる…

    0
    2021年02月04日

    購入済み

    「そこそこの大学を卒業→それなりの収入のある男性と結婚→子供を産む」という生き方が幸せかというとそうではない。人はどんな環境にいようと、慢心することなく努力し続けることが大切さだということを筆者は言いたかったのかなと思いました。

    登場人物それぞれに共感できるものがありますが、「こんな人、いるか

    1
    2014年04月12日

    Posted by ブクログ

    人間観察力に優れた林真理子さんの持ち味が活かされた本です。
    ルンルンを買って‥からそこは本当に変わらないなと感じました。
    一昔前の皆が中流だと思っていた時代も様変わりして多様性の時代となりました。昭和どっぷりの私には違和感多く感じるこの頃ですが、
    今の林真理子さんはどんな本を書くのかなぁ〜
    立場上、

    0
    2024年02月15日

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