監禁面接

監禁面接

『その女アレックス』の鬼才ルメートルが放つ徹夜必至、
一気読み保証のノンストップ再就職サスペンス。

リストラで職を追われたアラン、失業4年目、57歳。再就職のエントリーをくりかえすも
年齢がネックとなり、今は倉庫でのバイトで糊口をしのいでいた。
だが遂に朗報が届いた。一流企業の最終試験に残ったというのだ。
だが最終試験の内容は異様なものだった。

〈就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ――〉

どんづまり人生の一発逆転にかけるアラン。愛する妻と娘たちのため、
知力と根性とプライドをかけた大博打に挑む!

解説:諸田玲子

※この電子書籍は2018年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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監禁面接 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)アレックスより、ハチャメチャでオモロイわ〜ご都合主義もあるけんど。

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]ひさしぶりに当たり引いたな!

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    2023.06.03
    もし、「ワタシが今リストラされたら4年後にちょうどアランと同じ状況になる。」
    読み終えてそんなことを思わず考えてしまった。ルメートルにしては流血量が少ないため、そんな妄想を呼び起こす。
    しかし、解説で諸田さんが述べているように、カミーユのシリーズとどちらが「怖い」かというとなか

    0
    2023年06月03日

    Posted by ブクログ

    何だこれは? という状況からスタート。
    最後まで興味深く読ませる作品だった。
    選挙に行く前に一度読むと良いんじゃないかなぁ。
    社会と労使についても考えさせられる作品でもあった。

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    主人公は50代後半。失業して4年。今はアルバイトを掛け持ちしてしのいでいる。そのバイトさえ、主人公の感情的暴発により、失おうとしている。そんななか、再就職試験が一次二次と順調に進む。主人公は天にも昇る心地である。
    主人公のヒリヒリするような失業状態への焦りと同時に再就職への渇望が痛いほど伝わる。

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    その女アレックスが面白かったので期待を込めて読んだ。
    アレックス同様、どんでん返しの連続であった。タイトルは暗いが陰惨な物語では無い。

    0
    2024年04月15日

    Posted by ブクログ

    失業中の主人公が受けた就職試験の内容が「重役会議を襲撃して監禁・尋問しろ」というものだった…という設定がぶっ飛んでいるが、その監禁中から主人公が暴走しだして、はちゃめちゃな展開に。
    何も知らされないまま騒動に巻き込まれる妻が不憫だ。

    0
    2024年04月06日

    Posted by ブクログ

    あれ?なんか面接に行ったけど面接じゃなかった的な?
    ルメートルファンでハードカバーで買った。
    面白かったけどそんなアホなーって思ってたかな?
    もう1回読み返さないと思い出せない。
    グロとか胸糞はあんまりなかったはず。
    主人公がなんか切ない。

    0
    2022年07月21日

    Posted by ブクログ

    スピーディーで予測のつかない展開、綿密なストーリー、さすがルメートル!とても面白かった。
    失業中のおじさんが社会復帰するために必死に努力するが、やること全てが裏目に出て思いもよらぬ事態に発展してしまう。

    主人公が最初から最後まで一貫していたのは、家族のために働きたいという想いだったのに…
    仕事を勝

    0
    2021年12月09日

    Posted by ブクログ

    現代ミステリの最重要作家、2010年発表作。私の場合、購入した本はしばらく〝寝かせる〟のが常だが、ルメートルだけは早々に積ん読から外している。一旦、冒頭を読み始めたなら、最終頁に辿り着くまで片時も本から手を離せない。しかも、一度も期待を裏切られたことがない。本作もプロットの骨格自体に大胆且つ斬新な仕

    0
    2021年09月18日

    Posted by ブクログ

    いくら一流企業とは言え、そんな面接はごめんです!
    アランさん、あなたのやり方は「妻と子供のため」に大義を借りた自己中にしか思えません。

    0
    2021年02月16日

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