文藝春秋 - 文春文庫の検索結果

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  • パン屋再襲撃
    4.0
    堪えがたいほどの空腹を覚えたある晩、彼女は断言した。「もう一度パン屋を襲うのよ」。それ以外に、学生時代にパン屋を襲撃して以来、僕にかけられた呪いをとく方法はない。かくして妻と僕は中古のカローラで、午前2時半の東京の街へ繰り出した……。表題作のほか「象の消滅」、“ねじまき鳥”の原型となった作品など、初期の傑作6篇を収録した短編集。
  • あめふらし
    3.7
    夢かうつつか、現実とも異界ともつかぬ和風幻想譚 死者のタマシイを拾ってきてはつなぎ止め、河を渡らせない〈あめふらし〉。そんな男が摩訶不思議な仕事の数々を引き受けてきて……
  • 縮尻鏡三郎 首を斬られにきたの御番所
    3.6
    失脚して縮尻(しくじり)御家人となった拝郷鏡三郎は、いまは「大番屋」の元締として大忙し。本日もよろず相談事が持ち込まれる。役人の言葉に逆上して「ここで餓死させていただく」と坐り込む男あれば、ぐうたらな娘婿は評定所に呼び出される。趣味の陸釣りに出かければ、手に釣竿を握った奇妙な土左衛門の話を聞かされる。表題作ほか「天に口無し」「護持院ガ原逢魔が時の大捕り物」「舞う桜」「吝嗇之助は吝嗇之助」「妲己のおせん」等を収録、好評シリーズ第二弾。
  • 猫は剣客商売
    値引きあり
    3.5
    化け猫が悪を仕置きするシリーズ第4弾 南町奉行所同心、「猫まんじゅう」とのあだ名をもつ文吾は幼馴染の静馬に再会する。静馬には何か秘密があるようで……。
  • マディソン郡の橋
    4.0
    200万部超の大ベストセラー! 屋根付きの橋を撮影するため、アイオワ州の片田舎を訪れた写真家ロバート・キンケイドは、農家の主婦フランチェスカと出会う。漂泊の男と定住する女との4日間。時間に縛られ、逆に時間を超えて成就した奇蹟的な愛――。1993年、日本語版が刊行されるやじわじわと感動の輪を広げ、「シンプルで純粋」「涙なくしては読めない」と絶賛された不朽のベストセラー。1995年、クリント・イーストウッド/メリル・ストリープ主演で映画化。
  • ミスト 短編傑作選
    3.6
    スティーヴン・キングを読むならまずはこれ! その町を覆ったのは霧――目の前さえ見通せぬ濃霧。その奥には何かおそるべきものが潜む……豪雨に襲われてスーパーマーケットに集まった被災者を襲う災厄とパニックを描き、映画化、TVドラマ化された伝説の中編「霧」他、「恐怖の帝王」の凄みを凝縮した問答無用の傑作集。キング入門者に最適、キング・ファン必携の一冊! 収録作品 「ほら、虎がいる」(松村光生訳) 「ジョウント」(峯村利哉訳) 「ノーナ」(田村源二訳) 「カインの末裔」(松村光生訳) 「霧」(矢野浩三郎訳)
  • ミナを着て旅に出よう
    3.8
    オリジナル生地から服を作り上げる独自のファッションブランド「ミナ ペルホネン」。温かな手触りと空気感に満ちたコレクションからは、どこか懐かしい心象風景が立ち上がってくる。魚市場で働いていたデザイナーの皆川明さんの若き日々から、駅伝のようなチームワークの現場まで、膨大な手間暇をかけた唯一無二の服作り、クリエイションの源を静かに語った。まさに、ファン垂涎の宝物のような一冊!
  • ダナエ
    3.9
    惜しまれながら逝った著者の傑作中篇集 若くして成功した画家・宇佐美の描いた肖像画が、切り裂かれたうえ硫酸をかけられた。犯人は「これは予行演習だ」と告げるが――
  • まんまこと
    値引きあり
    3.9
    ふうわり心が温まる畠中恵ワールド。ドラマ化もされた大人気「まんまこと」シリーズ第1弾! 江戸は神田、玄関で揉め事の裁定をする町名主の跡取りに生まれた麻之助。このお気楽ものが、町の難問奇問に立ち向かう。 ある日、女好きの悪友・清十郎が「念者のふりをしてくれ」と言ってきた。嫁入り前の娘にできた子供の父親にされそうだという。本当の父親は一体誰なのか!? 「まんまこと(=真真事・ほんとうのこと)」を麻之助が解き明かす短編連作シリーズ。 解説・吉田伸子 ※この電子書籍は2007年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • おふくろの夜回り
    3.7
    名文家でつとに知られた三浦氏が、雑誌「オール讀物」の巻末名物コラム「おしまいのページで」に初登場したのは昭和50年。以来35年、年2篇の割で書きつづけられてきた50本近いエッセイをまとめた、まさに珠玉の随筆集。わずか1000字の中に、故郷である東北の風土やそこで暮らす人々の肌合い、或いは亡き父母を慕う心根といったものが、すぐれたデッサン画をみるように確かな筆致で表現されている。短編の名手でもあった作家の本領が伺える1冊。
  • 岬

    4.0
    作家の郷里・紀州の小都市を舞台に、のがれがたい血のしがらみに閉じ込められた青年の、癒せぬ渇望、愛と憎しみ、生命の模索を鮮烈な文体でえがいて圧倒的な評価を得た芥川賞受賞作。この小説は、著者独自の哀切な主題旋律を初めて文学として定着させた記念碑的作品として、広く感動を呼んだ。『枯木灘』『地の果て 至上の時』と展開して中上世界の最高峰をなす三部作の第一章に当たる。表題作の他、初期の力作「黄金比の朝」「火宅」「浄徳寺ツアー」の三篇を収める。
  • キャベツの丸かじり
    3.8
    読めばたちまち極楽気分。暗い気分を一掃し、笑いの渦へと巻き込む人気シリーズ「丸かじり」。本書で俎上にあがった題材は、有名ラーメン店の行列に懐かしの段々のり弁製作、おでんについての苦言。サバについては、ふんがーっと血気盛んにその美味を持ち上げ、ごはんにあうおかずを大マジメに論じる。カツ丼探索をこころみんとしながら、つい目線は「食べ方のイケナイ」諸氏に向いてしまう……素朴な疑問と旺盛な好奇心あふれるシアワセな笑いに満ちた一冊。
  • 南くんの恋人
    完結
    3.9
    全1巻407円 (税込)
    高校生の南くんの恋人・ちなみが、ある日突然小さくなってしまった! 南くんは自分の部屋でちよみと一緒に住みはじめるのだが……。南くんとちよみが繰り広げる、少し甘く、ちょっぴり切ないラブ・ストーリー。3度ドラマ化された、漫画史上燦然と輝き続ける青春恋愛ドラマ。
  • 猫は心配症
    値引きあり
    5.0
    ますます快調! 化け猫まるとその仲間たち 有能すぎる与力が就任。おネエ同心・中村さまの首が危ない? そんなさなかに大事件が起きて…。大人気「猫は――」シリーズ第3弾。
  • 時の罠
    3.8
    辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信――。 綺羅、星のごとく輝く人気作家たちによる、“時”をテーマにしたアンソロジー。 小学校時代に埋めたタイムカプセルがほどくこじれた関係、配置換えになった「縁結び」の神様の新たな仕事、人類には想像もつかない悠久なる物語……。 “時間”が築いたきらびやかな迷宮へ、ようこそ――。
  • よろづ春夏冬中
    4.0
    「タマシイの容器はいろいろだからね」 貝殻細工の小函、夕顔の鉢植え、蓋つきの飯茶碗……。思いがけないことから、彼らの運命は動きはじめる。妖しく煌く14の短篇集
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
    4.0
    多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。 何の理由も告げられずに――。 死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。全米第一位にも輝いたベストセラー!
  • 雁の寺(全)
    5.0
    頭の鉢が異常に大きく、おでこで奥眼の小坊主・堀之内慈念は寺院の内部になにを見、なにをしたか。京都の古寺、若狭の寒村、そして滋賀の古刹を舞台に、慈念の漂流がつづく。著者の体験にもとづいた怨念と、濃密な私小説的リアリティによって、純文学の域に達したミステリーである。昭和36年上期(第45回)直木賞を受賞した第一部の「雁の寺」につづく「雁の村」「雁の森」「雁の死」の四部作に新たに加筆し一冊に収めた、著者の代表作だ。
  • 食通知つたかぶり
    4.0
    うまいものには目がない著者が、各地の美味を定評ある名文で綴ると、さあどうなるか? いずれも目次から「信濃にはソバとサクラと」「長崎になほ存す幕末の味」「ヨコハマ 朝がゆ ホテルの洋食」「岐阜では鮎はオカズである」「伊賀と伊勢とは牛肉の国」「岡山に西国一の鮨やあり」「由緒正しい食ひ倒れ」「利根の川風ウナギの匂ひ」「春の築地の焼鳥丼」「雪見としやれて長浜の鴨」……どうです、食指が動きませんか? しかも夷齋學人(石川淳)が格調高き序を寄せています。
  • ショージ君のにっぽん拝見
    3.0
    ストリップに身をわななかすかと思えば、エサのない針を悠然と海に垂らし、美人がいるときけば秋田くんだりまで飛んで行く。またある時は碩学岡潔センセイの前に端座して頭をたれ、チリ紙交換の車に同乗して「毎度おなじみ……」をやり、はたまた競輪学校へ入学し、あげくのはては日本のプロ野球に八つ当たりするという、融通ムゲというべきか、ゆき当りバッタリというべきか、当代人気漫画家・東海林さだおの身を挺しての爆笑ルポ。名作『助けてください』も収録。
  • 擬態
    3.9
    離婚を機にボクシングジム通いを始めた会社員、立原章司40歳。ビルの内部設備を請け負う会社で、淡々と仕事をこなし定時退社する男は、何の前触れもなく虚無感に支配され、何かをぶっ毀してみたくなった。ボクシングで鍛えあげた精神と肉体は、いまや凶器だ。取引先のビル立ち退きを巡る抗争に巻き込まれた立原は、会社も極道も警察も手がつけられないほどに凶暴化していく。高揚感に包まれながら──。圧倒的な筆力で男の心の闇を抉る、ハードボイルドの傑作長篇!
  • 三匹のおっさん
    4.4
    1巻764円 (税込)
    還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか!と、かつての悪ガキ三人組が自警団を結成。定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人キヨ、同じく武闘派の柔道家で、居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲ、機械をいじらせたら無敵の頭脳派、愛娘にはめっぽう弱い機械工場経営者ノリ。詐欺に痴漢に動物虐待…ご近所に潜む悪を「三匹のおっさん」が斬る! その活躍はやがて孫や娘にも影響を与え…。話題の作家・有川浩の新境地、痛快活劇シリーズ始動!
  • 1922
    3.6
    恐怖の帝王キングの最新作品集! かつて妻を殺害した男を徐々に追いつめる狂気。友人の不幸を悪魔に願った男が得たものとは。巨匠が描く、真っ黒な恐怖の物語を2編。
  • 耳袋秘帖 両国大相撲殺人事件
    値引きあり
    4.0
    当代無双の相撲取り・雷電を、目の仇にしていた将来有望な若手力士が殺された。その死体には、雷電の得意技の痕跡が……。下手人は雷電なのか? 根岸肥前が、江戸の怪異を解き明かす「耳袋秘帖」殺人事件シリーズ第6弾。若き日の根岸肥前と五郎蔵が、見世物小屋でひと儲けを企む短編「ろくろくろっ首」を書き下ろしで特別収録。
  • 火神被殺
    5.0
    松江で起こったささいな宿帳書き換え事件と出雲で起こったバラバラ殺人、一見無関係に見える二つの謎に古代史マニアの医者が挑む「火神被殺」、ありがちな事件──そう思っていた国選弁護人が容疑者の無罪主張をきっかけに事件に引き込まれていく「奇妙な被告」、愛人のためにひそかに買ったベルギー土産のテーブルクロスが思わぬトラブルを招く「葡萄唐草文様の刺繍」など、予想もつかない運命に翻弄される人々を描いた松本清張ならではの本格推理5篇。
  • 黒パン俘虜記
    4.6
    「軍隊は運隊だ」という言葉どおり、運悪く、敗戦と同時に送りこまれたモンゴルの収容所は、まさにこの世の地獄だった。軍律の崩壊した集団に君臨するやくざあがりの大ボス・小ボス。食糧といえば、黒パンとわずかなスープ、それも搾取され、強制労働にかり出される毎日。栄養失調、疾病、私刑で、つぎつぎと失われる生命。襲いくる不条理に耐えながら、帰国を待ち侘びる日々を支えてくれたのは、小説と映画と流行歌への熱い思いだった。死んでいった戦友たちへの祈りをこめた第89回直木賞受賞作。
  • プラナリア
    4.0
    「何もかもが面倒くさかった。生きていること自体が面倒くさかったが、自分で死ぬのも面倒くさかった。だったら、もう病院なんか行かずに、がん再発で死ねばいいんじゃないかなとも思うが、正直言ってそれが一番恐かった。矛盾している。私は矛盾している自分に疲れ果てた。」(本文より)乳ガンの手術以来、25歳の春香は、周囲に気遣われても、ひたすらかったるい自分を持て余し……〈働かないこと〉をめぐる珠玉の5短篇。絶大な支持を得る山本文緒の、直木賞受賞作!
  • すっぴん魂
    3.7
    1~6巻408~509円 (税込)
    たとえメイクはしていても、心の中はいつもスッピン。フェロモンふりまきの赤パンツを履いた「ロケ弁女優」は、ビビッド・メイクのミニスカポリスに遭遇。試してみた5百万円の超高級納豆のお味は? 話題になったがんばれ猿岩石ツアーと盛岡食いだおれの旅の顛末……大笑いのあとにホロリと泣ける「週刊文春」に連載され大好評を得たエッセイ集第1弾!
  • 扉守 潮ノ道の旅人
    3.7
    古い井戸から溢れだす水は≪雁木亭≫前の小路を水路に変え、月光に照らされ小舟が漕ぎ来る。この町に戻れなかった魂は懐かしき町と人を巡り夜明けに浄土へ旅立つ(「帰去来の井戸」)。瀬戸の海と山に囲まれた町でおこる小さな奇跡。著者の故郷・尾道をモデルとし、柔らかな方言や日本の情景に心温まる、ファンタジックな連作短篇集。広島の魅力を描いた本を、地元書店員が中心になって選ぶ賞として立ち上げた広島本大賞、第1回受賞作。
  • 鍵のない夢を見る
    3.9
    望むことは、罪ですか? 誰もが顔見知りの小さな町で盗みを繰り返す友達のお母さん、結婚をせっつく田舎体質にうんざりしている女の周囲で続くボヤ、出会い系サイトで知り合ったDV男との逃避行──。普通の町に生きるありふれた人々に、ふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる五篇。現代の地方の閉塞感を背景に、五人の女がささやかな夢を叶える鍵を求めてもがく様を、時に突き放し、時にそっと寄り添い描き出す。著者の巧みな筆が光る傑作。第147回直木賞受賞作!
  • 花まんま
    3.8
    【第133回直木賞受賞作「花まんま」映画化決定!】 まだ幼い妹がある日突然、母のお腹にいた時のことを話し始める。それ以降、保育園をぬけだし、電車でどこかへ行こうとしたり、習ったことの無い漢字を書いたり。そして、自分は誰かの生まれ変わりだと言い出した…(表題作「花まんま」)。 INFORMATION 映画『花まんま』 2025年春 全国公開 出演:鈴木亮平 有村架純 監督:前田 哲 配給:東映 公式HP:https://hanamanma.com ~映画化によせて~原作者の言葉 私が書いた『花まんま』は八十枚ほどの短編で、もともとは子供である俊樹とフミ子の物語でした。今回の映画化の際には、原作をそのままに生かしつつストーリーを膨らませ、見事に世界を広げていただきました。私の手が届かなかったところにまで気持ちが届いていて、原作者冥利に尽きるというものです。さらに存在感のある出演者の方々には期待が高まるばかりで、まさに私一人では見ることができなかった『花まんま』です。 ------------------ 昭和30~40年代の大阪の下町を舞台に、当時子どもだった主人公たちの思い出が語られる。ちょっと怖くて不思議なことや、様々な喜びやほろ苦さを含む物語に、深い感動と懐かしさがせまる傑作短篇集。 第133回直木賞受賞作。
  • 愉楽の園
    3.9
    1巻691円 (税込)
    「きょう、女占い師が言ったわ。私に恋をしてる人がいるって……私もその人に恋をしてるそうよ。どちらも強い真剣な恋だって」水の都バンコクの運河のほとりで恋におちた男と女。めくるめく陶酔の果てに、ふたりはどこへ連れ去られていくのか。恋愛小説に新しい局面をひらいた、宮本文学の代表作。
  • 星々の悲しみ
    3.9
    1巻550円 (税込)
    喫茶店に掛けてあった絵を盗み出す予備校生たち、アルバイトで西瓜を売る高校生、蝶の標本をコレクションする散髪屋──。若さ故の熱気と闇に突き動かされながら、生きることの理由を求め続ける青年たち。永遠に変らぬ青春の美しさ、悲しさ、残酷さを、みごとな物語と透徹したまなざしで描く傑作短篇集。
  • 火花
    4.1
    NHKでドラマ放送スタート!(出演・林遣都、波岡一喜、門脇麦) 第一五三回芥川賞を受賞し、二〇一五年の話題をさらった「火花」が文庫化。 受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を併録。 売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。 神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。 笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。 第一五三回芥川賞を受賞し、累計発行部数283万部を誇る傑作が待望の文庫化!
  • 青い虚空
    4.0
    天才ハッカーvs.奇才ハッカー、白熱の電脳戦! 護身術のウェブサイトを主宰するシリコン・ヴァレーの有名女性が惨殺死体で発見された。警察は周辺捜査からハッカーの犯行と断定。コンピュータ犯罪課のアンダーソン刑事は容疑者特定のため、服役中の天才ハッカー、ジレットに協力を要請する。ゲーム感覚で難攻不落の対象のみを狙う連続殺人犯の正体を追え――息詰まるハッカー同士の一騎打ちが始まる!
  • その霊、幻覚です。 視える臨床心理士・泉宮一華の噓
    3.7
    1~6巻740~800円 (税込)
    視える臨床心理士×心霊探偵コンビによる新シリーズ! 臨床心理士の泉宮一華(いずみや・いちか)は、霊が視えることを隠しながら、渋谷の宮益坂メンタルクリニックで働いている。そんな一華の平穏な日常は、彼女の秘密を握る謎の青年・翠(すい)の登場によって崩壊の危機に! 半ば脅される形で、一華は翠に同行し、心霊スポットの「調査」をすることになる。渋谷のスクランブル交差点に、山奥のトンネル、閉鎖した診療所……。キジトラ猫の式神・タマを従えて、二人の怖くて賑やかな幽霊退治がスタートする。 『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人』著者による、書き下ろし新シリーズが開幕!
  • 嗚呼 江戸城(上)
    -
    天下を握った徳川家康には金がなく、一大名になり下った豊臣秀頼には巨額の金銀があった。貧しい天下人家康は、富有な大名を滅ぼしてその財宝を奪うべく兵を起す。大坂の役とは、それだけのことであった……。しかし三代将軍家光はその大金の埋蔵場所を知らされていなかった。ドラマはそこから始まる。将軍家から大名、旗本、はたまた浪人、商人、いかがわしい町奴に吉原の遊女までが縺れ合い、江戸城の建設と莫大な太閤の遺金をめぐって展開される雄大な長篇の幕開け。
  • 合気を極めた男・佐川幸義 孤塁の名人
    3.0
    指1本で大男を吹き飛ばす合気を極めた男・佐川幸義。 「大東流合気柔術」を実際に体験した著者が名人の生涯と合気の秘密に迫る。 わずかに身体を動かすだけで、つかみかかる猛者たちを宙に吹き飛ばす「大東流合気柔術」。 その創始者である武田惣角から直伝を受け、さらに高みを目指した伝説的師範・佐川幸義。 彼の魔法のような強さはどこから来たのか? 1998年に95歳で亡くなるまで、10年にわたって師事した著者が、高弟たちの証言をもとに描いた本格評伝。
  • 愛子戦記 佐藤愛子の世界
    -
    1巻1,100円 (税込)
    2023年11月でめでたく100歳を迎える 作家・佐藤愛子の魅力と情報が詰まった完全保存版! <作家対談>  又吉直樹 小池真理子 田辺聖子 <直木賞受賞作>  直木賞選評 +「戦いすんで日が暮れて」全文掲載 + 受賞ドキュメント <自薦傑作小説+自作解説> 「ソクラテスの妻」 「オンバコのトク」 「沢村校長の晩年」 <交友録&グラビア> 遠藤周作・北杜夫・川上宗薫 <抱腹絶倒エッセイ> <生涯年譜> etc… ※この電子書籍は2021年7月に刊行された文春ムック「佐藤愛子の世界」の文庫版を底本としています。
  • 逢沢りく(上)
    完結
    4.3
    第19回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作! 逢沢りく14歳、おしゃれなパパと、カンペキなママと暮らしている。タレントのように美しく、クラスメイトからは特別な存在と思われ、みずからもそう信じている。彼女は、蛇口をちょっとひねるように、ウソの涙をこぼす特技も持っているが、本当の悲しみがどんなものなのかは、わからないでいた――。そんな彼女が、ある日、大嫌いな関西にある親戚に預けられることになり……。あたたかな笑いと涙に包まれる感動長篇マンガ。
  • 甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺
    値引きあり
    3.9
    菓子職人の兄と番頭の弟。上菓子屋兄弟の繁盛記。「藍千堂菓子噺」シリーズ第1作。 両親亡き後、叔父に実家を負われた晴太郎と幸次郎。 兄弟は、かつて父の許で修業していた職人の茂市と一緒に、 菓子司「藍千堂」を開く。優しい職人肌の晴太郎と、 しっかり者で商才に長けた幸次郎は、亡き父の教えを守りながら、 叔父の嫌がらせにも負けず、知恵と工夫を凝らした季節の菓子で店を切り盛りする。 解説=大矢博子 ※この電子書籍は2013年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • Iターン
    3.8
    1~2巻743~785円 (税込)
    広告代理店の冴えない営業マン・狛江が単身赴任したのは、リストラ対象のQ支店。思わぬトラブルでヤクザに絡まれ、大借金のうえ身売りの大ピンチに。鉄拳の雨と禁断のレバ刺し、爆弾を抱えたダイ・ハードな日常。生き地獄に陥った男のI(=自分)ターンとは!? 悲惨、暴力のち爆笑! 修羅場を踏みまくった狛江が到達するタフな境地が笑える、新感覚リーマン・ノワールの誕生です。
  • IWGPコンプリートガイド
    3.7
    池袋ウエストゲートパーク(IWGP)シリーズの全てが分かる! キャラクター図鑑、全エピソード解説、マコトのいけてる音楽ライフから、スピード感溢れる文体の秘密まで、IWGPワールドを徹底解剖。池袋詳細マップを片手にマコトの住む商店街をめぐるもよし、作中の名場面を彩ったクラシック音楽を全制覇するもよし。堤幸彦監督が語る、ドラマ制作秘話も加わったファン必須の一冊。
  • 会津執権の栄誉
    3.5
    狙いはただひとつ。伊達政宗の馘(くび)――。 四百年の長きにわたり会津を治めながら、相次ぐ当主の早世で嫡流の男系が途絶えた芦名家。 常陸の佐竹家より新たな当主として婿養子を迎えたものの、家中に軋轢が生じ、北からは伊達政宗の脅威が迫る。 芦名家の行方は家臣筆頭の金上盛備の双肩にかかっており、ついに伊達との摺上原での最終決戦を迎えた。 東北の名家の存亡を描き、直木賞候補となった出色のデビュー作。 本屋が選ぶ時代小説大賞2017受賞! ※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 愛と悲しみの墓標
    3.0
    独身の実業家・五十嵐が殺された。容疑は男が生前つきあっていた三人の女に向けられる。さつき──身長175センチ、モデル。友美──和服が似合う銀座のクラブのママ。知恵──十九歳のテレビタレント。捜査がおよび、たがいに疑心暗鬼に陥る三人。莫大な遺産を巡って第二、第三の悲劇が起こる。十津川警部は、事件の裏で糸を引く狡猾な真犯人の存在を察知。美女たちの疑惑をめぐり、会津と日光を舞台に展開する傑作長篇トラベル・ミステリー。
  • 愛と憎しみの高山本線
    2.5
    〈次の月曜日に、Aを爆破する K〉予告状が警視庁に送られた直後、成田空港のロビーで爆破事件が起きた。AとはAirportのことだったのか。では署名のKとは誰なのか? 愉快犯による犯行、と思われた事件だが、B、Cと犯行が進むにつれ、別の可能性が……一連の犯行は何のため? 本部長の意向に背いて、十津川警部は相棒・亀井と独自捜査に取り組む。表題作ほかトラベル・ミステリーの傑作、全4篇。日本各地の鉄道を舞台に、愛の果てに起きた犯罪を十津川警部が追う!
  • 愛読者 ファンレター
    3.4
    謎の覆面作家・西村香をめぐる怪事件・珍事件。全編手紙形式で綴る、異色の「――者」シリーズ! 本にサインして送って下さい。写真送りますから、会って下さい――熱狂的読者の要求はエスカレートし、やがて悲劇が……(「覆面作家」)。作家の了解も得ず講演会を企画する図書館司書(「講演会の秘密」)。下手な小説を送りつけ、添削せよと迫る作家志望者(「ファンレター」)など、珠玉の全10編。
  • 愛の顛末 恋と死と文学と
    4.5
    悲恋、秘められた恋、ストーカー的熱情など、文学者たちの知られざる愛のかたちを追った珠玉のノンフィクション。 ●小林多喜二――沈黙を貫いて亡くなった小林多喜二の恋人、田口タキ。多喜二に深く愛されながらも、自分は彼にふさわしくないと身を引き、それゆえ伝説的な存在になった。 ●近松秋江――女性に対する尋常でない恋着を描いて明治・大正の文学史に特異な足跡を残した近松秋江。いまでいうストーカーのごとき執着と妄執は、「非常識」「破廉恥」と評された。 ●三浦綾子――旭川の小学校教師であった三浦綾子は、敗戦による価値観の転倒に打ちのめされ退職、自死を図る。光を与えたのはクリスチャンである一人の青年だったが、彼は結核で逝き――。 ●中島敦――母の愛、家庭のぬくもりを知らずに育った中島敦が選んだ女性は、ふくよかで母性的な人だった。だが彼女には親同士が決めた婚約者がいた。そこから中島の大奮闘が始まる。 ●原民喜――最愛の妻を失ったときから、原民喜はその半身を死の側に置いていた。だが広島で被爆しその惨状を目の当たりにしたことで、彼は自らの死を延期したのだった。 ●梶井基次郎――宇野千代をめぐって、その夫、尾崎士郎と決闘-そんな噂が流れるほど話題になった梶井基次郎の恋。では、千代はどう思っていたのか。二人の出会いから別れを丹念にたどると、恋多き女の心情が浮かび上がる。 他に取り上げたのは、鈴木しづ子、中城ふみ子、寺田寅彦、八木重吉、宮柊二、吉野せい。 解説・永田和宏
  • 愛の宿
    4.0
    もし、あの夜、あのホテルに泊まらなければ――。 ある夜、ラブホテルに偶然泊まり合わせた男女の性愛の営みを、官能と情念の名手が描き出す短編集。 京都の繁華街にひっそりとたたずむラブホテル。土曜日の夜、逢瀬を楽しんだカップルたちは、翌朝、思わぬ理由でホテルに足止めされる。 不倫、初体験、出会い系、元恋人との再会……、それぞれの理由で身体を重ねた女と男だが、予期せぬ展開に本音と嘘が露わに……。 解説・逢根あまみ ※この電子書籍は2016年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 愛の領分
    3.6
    妻に先立たれ、一人息子を育てながら静かに仕立て屋を営む中年の男。28年ぶりに突然現れた、かつての親友。その妻で、むかし男が恋焦がれた女。そして35年ぶりに訪れた故郷で出会い、男が年齢差を超えて魅かれる絵描きの女。度重なる再会が、互いのあやうい過去を明らかにしていく。許したいけど許せない、忘れたくても忘れられないことが4人には多すぎた……。大人の男女の愛憎、心の陰影を妖しく描いた直木賞受賞作。母親への想いを綴った、自伝エッセイも収録。
  • I love letter アイラブレター
    3.8
    小学生からの殺害予告に引きこもり人間からの告発――。 文通会社に届くワケありの手紙には、手紙で立ち向かえ! 「ねぇ、まめに手紙をくれてた人と急に音信不通になるって、どんな場合だと思う?」 叔母さんが突然切り出した質問にたじろぐ、17歳の岳彦。 叔母さんのむぅちゃんは秘密裏に、ILL(I love letter)という会員制の文通会社をやっている。 年会費を納めると、会員は自分のペースでILLの社員宛てに手紙を書いて出す。 毎日でも、ひと月に一度でも構わないが、姓と住所は本物を明記しなくてはならない。 子供の頃、せっせと叔母さんに手紙を書いていた岳彦はその腕を見込まれ、ILLの臨時スタッフとして雇われることに。 二年間、ずっとILLと文通していた水元さんに何があったのか。 岳彦は叔母さんに変わり、水元さんに手紙を書き始めるが……。 「ぼくはママをころそうと思います」――八歳の少年からの殺害予告や、「どうしても、あの恋文を見つけたい」――大女優からの無茶な依頼などなどの難問に、自分自身の言葉を便箋に書き連ねて向き合う岳彦。 メールや電話では伝わらない想いがある――。 温かくて切なくて、ちょっと怖い六つの物語。 ※この電子書籍は2016年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • アイロニー?
    4.0
    「アンアン」の人気モデル・Oka-Changは、7年間続けたファッションモデルを休業し、向島の花柳界で芸者「蛍」に転身!(元)夫はゴンゾライター、石丸元章。新婚ほやほやなのに、夫は覚醒剤取締法違反で逮捕され、3ヶ月帰宅せず。妻はその間、東京コレクションで大忙し。高3での雑誌「オリーブ」デビューから、おしゃれのこと、金銭感覚、着物話、プロレス愛、特殊な恋愛……その美貌からは想像もつかない、凶暴でスピード感あふれる人生コラム45篇!
  • あ・うん
    4.0
    つましい月給暮らしの水田仙吉と、軍需景気で羽振りのいい中小企業の社長、門倉修造との友情は、まるで神社に並んだ一対の狛犬のように親密なものだった。門倉は、水田の妻たみに、長年ひそかな慕情を抱いてもいる。太平洋戦争をひかえた慌しい世相を背景に、男の熱い友情と秘めた思慕が織りなす、市井の家族の情景を鮮やかに描いた、向田邦子・唯一にして絶品の長篇小説。東宝による映画化では、高倉健が門倉、板東英二が水田、富司純子がたみを演じた。
  • 蒼い記憶
    3.3
    オゾンの匂いがきっかけで、脳裏に蘇った幼馴染みの面影。幼少の一時期をすごしたあの小さな村で、私の唯一の遊び相手だった女の子。やがて家の火事で両親は焼死、私は村を離れた──。記憶に導かれ、村を訪れた男が見たものは!?(「蒼い記憶」)。いい大人のくせに、私はなぜか床屋が怖い。剃刀も、頭を洗われるのも……旅先で仕方なく入った床屋の椅子で、古ぼけた鏡の中に写った風景が、何十年ぶりの記憶を呼び起こした──(「鏡の記憶」)ほか、粒揃いのホラー12篇!
  • 青い月曜日
    4.0
    1巻569円 (税込)
    「青い月曜日」は、英語のブルーマンデー(宿酔)に由来する。「私にとって少年時代と青年時代はいつもとめどない宿酔であった」と著者は言う。戦中戦後の混乱し、かつエネルギーみなぎる日本。ある日爆撃で死んでゆく友、見たこともない外国の話と目がまわるような空腹、生活力あふれる庶民たち。大阪に生きたひとりの少年の魂の彷徨、青春なるもののあらゆる陰影を詩情あふれる文体で定着させた開高文学の傑作。この自伝的小説には、開高健の真髄がある。
  • 青い壺
    3.9
    読めばハマる有吉佐和子。幻の名作長篇 無名の陶芸家が生んだ青磁の壺が売られ贈られ盗まれ、十余年後に作者と再会した時。人生の数奇な断面を描き出す名作、復刊!
  • 葵の残葉
    4.2
    新田次郎文学賞&本屋が選ぶ時代小説大賞W受賞! 維新に放浪された高須松平家の四兄弟。 石高わずか三万石の尾張高須の家に生まれた四兄弟は、縁ある家の養子となる。 幕末の激動期、官軍・幕府に別れて戦う運命に。 御三家尾張藩主となり、いち早く官軍についた次男・慶勝。 一橋家を継ぎ維新派と交渉した五男・茂栄。 美貌と高潔で知られた会津藩主、六男・容保。 京都所司代として兄・容保を補佐し、最後まで転戦した八男・定敬。 兄弟の誰か一人でも欠けていれば、幕末の歴史は変わった――。 埋もれた歴史を活写する傑作長篇小説! 解説・内藤麻里子 ※この電子書籍は2017年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 青葉繁れる
    4.0
    青葉繁れる城下町、東北一を誇る名門校・仙台一高に、日本一の名門・日比谷高校から転校生がやってきた。しかも編入されたのは名門校にも存在する落ちこぼれクラス。料亭の息子で映画マニアの稔くん以下、ユッヘ、デコ、ジャナリの仲良し四人組はいろめきたったが、異性への過度の関心という共通の悩みから、日比谷の劣等生、俊介くんはあっという間に仲良くなって、女子校合同英語劇公演、松島合ハイと愛すべき珍事件をまき起す! 抱腹絶倒、爆笑とペーソスあふれる青春文学の傑作。
  • 青森ねぶた殺人事件
    2.5
    十津川警部「祭り」シリーズ、遂に電子化! 化粧をほどこされた美女の死体が、ねぶた祭りの大太鼓の中から発見された。青森県警が逮捕した容疑者に、十津川警部は首を傾げる。公判では若い女性弁護士が「真犯人は別にいる」と追及したが、審理は難航。そしてねぶた祭りの夜に起きる第3の殺人事件! すべてを操った本当の犯人は誰か? その恐るべき動機は何か?
  • 赤い風
    -
    前代未聞の開拓事業「三富新田」を描く長編歴史小説 荒涼とした原野を二年で畑地にせよ――。川越藩主柳沢吉保は無謀な開拓を命じる。軋轢を抱える武士と農民の共同事業は成功するのか。 武蔵野原野は赤土で水源に乏しく、田畑は拓けない。 秣場(まぐさば)に利用する村々の争いを止めるため、川越藩主柳沢吉保は荒野の開墾を命じる。 だが、家老の嫡男・啓太郎は、侍を憎む百姓の正蔵と衝突、互いに反目して計画は進まない。 二年の期限が迫るなか、下役人が不審な死を遂げて……。 大地に生きる人々の歴史長編。 解説・福留真紀 ※この電子書籍は2018年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 緋(あか)い記憶
    3.8
    生まれ故郷の古い住宅地図には、あの少女の家だけが、なぜか記されていなかった。あの家が怖くて、ずっと帰らなかったのに。同窓会を口実に、ひさしぶりに故郷を訪ねた主人公の隠された過去、そして彼の瞼の裏側に広がる鮮やかな“緋色のイメージ”とは、一体何なのか……。直木賞受賞の傑作ホラー。表題作ほか、選考委員の激賞を受けた「ねじれた記憶」など、粒よりの七篇を収録。痺れるように怖いのに、とてつもなく懐かしい――高橋克彦ならではの独自の世界を満喫できます。
  • 赤い砂
    3.7
    1巻880円 (税込)
    男が電車に飛び込んだ。現場検証を担当した鑑識係・工藤は、同僚の拳銃を奪い自らを撃った。電車の運転士も自殺。そして、拳銃を奪われた警察官も飛び降りる。工藤の親友の刑事・永瀬遼が事件の真相を追う中、大手製薬会社に脅迫状が届く。「赤い砂を償え」――自殺はなぜ連鎖するのか? 現代(いま)を映し出した書き下ろし傑作! 『代償』50万部突破 『悪寒』30万部突破の著者が放つ 感染症×警察小説 国立疾病管理センター職員、鑑識係、 運転士、交通課の警察官――4人の死の共通点は、 「突然錯乱し、場合によっては 他者を傷つけ、最後は自殺する」こと。 彼らに何が起きたのか――?
  • 赤い夜
    -
    「弥生の体は、日々燃える度合いを強めていた。芸者をして、しょっちゅうその体を客に抱かれて男の肌に慣れ過ぎていたせいか、それとも、彼女の中になにかの理由で、感じまいとする防禦の姿勢があったためか、弥生は、初めの頃は深い反応を示さなかった。浦川の方は、そんな弥生にいつか悦びを思い知らせてやるという意気ごみがあった」女体遍歴に熱心な流行作家にとって、不思議な魅力をもつ弥生との生活は充実したものだったが、あるきっかけから女への不信と疑惑はふくらんでいく。
  • 赤坂ひかるの愛と拳闘
    -
    1巻880円 (税込)
    ボクシングの感動実話を、本人協力のもと完全小説化! 北海道のボクシングジムから、はじめて日本チャンピオンを出す――女性トレーナーと寡黙なボクサーの、感動と奇跡の二人三脚! 「北海道からボクシングチャンピオンは生まれない」 その定説を覆したのは、後にも先にも彼=畠山雅斗だけだった。 そして彼を育てたのは彼女=ボクシング経験のない女性トレーナー・赤坂ひかる。 境遇も性格もまったく異なる二人が、一心同体で駆け抜けた8年間の青春とは。 実話を元にした奇跡の物語。 解説・加茂佳子 ※この電子書籍は2017年8月に文藝春秋より刊行の『無敵の二人』を改題した文庫版を底本としています。
  • 赤塚不二夫のことを書いたのだ!!
    4.0
    『おそ松くん』『天才バカボン』『レッツラゴン』…生涯じつに8万枚の漫画を執筆した天才漫画家・赤塚不二夫に、35年間連れ添った小学館の編集者がいる。“武居記者”というキャラクターで赤塚漫画にも登場する本人が、天才との濃厚すぎる日々を語る。ニャロメのモデル、『天才バカボン』引き抜き事件、新婚そうそう5日間泊り込み、ヤクザに追われてふぐ三昧、崇拝する美空ひばりと新宿デートなど、はちゃめちゃで抱腹絶倒の秘話満載! 浅野忠信主演で、映画化。
  • 暁の群像(上)
    3.7
    坂本龍馬と同じ土佐藩の一介の郷士(下級武士)にすぎず、また父の酒癖がわるく極貧という家に生まれた岩崎弥太郎。そんな弥太郎が、どうやって江戸から明治への動乱期に“政商”としてのし上がり、たった一代で三菱財閥の基礎を築いたのか。司馬遼太郎「竜馬がゆく」と同時期(昭和37年)に新聞連載され、大いに話題を呼んだ傑作歴史経済小説。物語は、安芸平野が山肌に吸い込まれようとする地、井ノ口村に始まる──。激動の時代を鮮やかなエピソードで描く群像劇!
  • 暁の珊瑚海
    4.7
    井上成美が統率した日米、世紀の海空戦! 史上初めての空母対空母の決戦「珊瑚海海戦」の5日間の攻防。人間井上の戦略観を基底に日米文明の対決を描く。錯誤の海戦の全貌とは
  • 茜色の空 哲人政治家・大平正芳の生涯
    4.2
    スマートとはいえない風貌に「鈍牛」「アーウー」と渾名された訥弁。だが遺した言葉は「環太平洋連帯」「文化の時代」「地域の自主性」等、21世紀の日本を見通していた。青年期から、大蔵官僚として戦後日本の復興に尽くした壮年期、総理大臣の座につくも権力闘争の波に翻弄され壮絶な最期を遂げるまでを描いた長篇小説。
  • あかね空
    4.0
    希望を胸に、身一つで京都から江戸へくだった豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉と、それを支えるおふみはやがて夫婦となった。固く大きい江戸の豆腐と、やわらかで小さい京風の豆腐。好みの違いに悩みながらも、二人で精を出し、周囲に助けられ、ついに表通りに店を構える。その一方、家族にはだんだん気持ちのすれ違いが大きくなっていた。商売を引き継いだ三人の子らまで、豆腐屋二代の機微を描いた、第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。
  • 赤の呪縛
    3.5
    「父親殺し」の葛藤に苦しむ刑事を描く渾身の警察小説 銀座で発生した放火殺人の被害者は、かつての父の愛人だった。政治家の父を追い詰める刑事の執念の捜査。破滅するのは父か、自分か? ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 赤目四十八瀧心中未遂
    4.0
    東京から流れつき、どこに行くあてもない「私」は日の当たらない蒸し暑いアパートの一室でモツを串に刺し続けた。向いの部屋に住む女の背中一面には、極楽の鳥、迦陵頻伽(カリョウビンガ)の刺青があった。ある日、女は私の部屋の戸を開けた。「うちを連れて逃げてッ」──。圧倒的なストーリーの巧みさと見事な文章で、底辺に住む人々の情念を描き切る。直木賞受賞で文壇を騒然とさせた話題作。寺島しのぶ主演の映画化も、日本映画大賞など数々の賞を受賞。
  • あかんたれ 土性っ骨
    5.0
    1巻458円 (税込)
    明治の半ば、大阪・船場の大きな呉服問屋に二人の男の子が同時に生まれた。一人は正妻の子、もう一人はめかけの子として……。めかけの子・秀太郎は本家に丁稚奉公に上げられるが、その家には冷たい正妻と、腹違いの子どもたちがいた。丁稚・秀松となった少年はみじめな日々を送るが、次々と起こる苦難に立ち向かい、次第にその頭角を現してゆく。お母はんと一緒に住みたい、それだけを胸に秘めて……丁稚から大商人へとど根性で駆け昇った男の苦難と栄光の一代記。
  • あかんやつら 東映京都撮影所血風録
    4.7
    ヤクザとチャンバラ。熱き映画馬鹿たちの群像―― 型破りな錦之介の時代劇から、警察もヤクザも巻き込んだ「仁義なき戦い」撮影まで。 東映の伝説秘話を徹底取材したノンフィクション。 東映京都撮影所。『旗本退屈男』『仁義なき戦い』など名作誕生の場所には 破天荒な映画人たちの歴史がある。 破格のスター・中村錦之助、鬼と呼ばれた製作者・岡田茂、 「緋牡丹博徒」藤純子の心意気、照明。殺陣師ら裏方の職人たち――。 エロとヤクザとチャンバラと。熱き映画馬鹿たちを活写した決定版ノンフィクション。 解説・水道橋博士 【登場する主な作品】 「赤穂浪士」 「大菩薩峠」 「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」 「旗本退屈男」 「酔いどれ無双剣」 「幕末残酷物語」 「十三人の刺客」 「大殺陣」 「十兵衛暗殺剣」 「忍者狩り」 「宮本武蔵」 「緋牡丹博徒」 「仁義なき戦い」 「やくざの墓場 くちなしの花」 「北陸代理戦争」 「山口組三代目」 「柳生一族の陰謀」 「魔界転生」 「蒲田行進曲」 「鬼龍院花子の生涯」
  • 阿川佐和子のこの人に会いたい9
    3.0
    まさにこれこそ、150万部突破のベストセラー『聞く力』の実践編! 2013年末、ついに1000回を迎える週刊文春の看板連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」。2年に一度刊行されてきた総集編が、初めて電子書籍で登場です。収録ゲストは糸井重里、稲盛和夫、佐々木則夫、三浦友和、田中慎弥、米長邦雄、瞳みのる、内田裕也、山本富士子、小沢昭一、伊集院静、李登輝、やなせたかしの各氏をはじめとする、まさに多士済々の24人! ときにゲストと一緒に笑い、泣き、怒り、そして震災被災地に思いを馳せるアガワ。ゲストの魅力と、それを引き出すアガワの魅力が詰まった一冊です。
  • アガワ流生きるピント
    3.5
    いつの世も、不安や悩みが尽きないもの。 家族、恋愛、仕事、生活の不安……寄せられた37の悩みに、 『聞く力』の阿川佐和子が60ン年の人生経験を総動員して、 時に共感、時にあきれつつ、アドバイスを送ります。 「仕事が忙しすぎてヘトヘト」「フラれるのが怖い」 「大学時代の彼と30年ぶりに再会」「子供ができない」「妻が認知症に」 「部下を叱れない」「上司の言葉に傷ついた」「70歳の母に好きな人ができた」 「なりたいものが見つからない」「高校生の娘が話をしてくれない」 「母が亡くなり、父が『死にたい』と嘆きます」―― まだまだ若いつもりのあなたも、老人初心者のあなたも、 これを読めば、身も心も軽ーく、人生を乗り切れること間違いなし! ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 秋の花火
    3.5
    今度の恋は、低く静かな旋律 人生の秋を迎えた男と女が、生と死を見すえつつ、深く静かに心を通わせる。 閉塞した日常に訪れる転機を、繊細な筆致で描く短篇集 彼の抱えた悲しみが、今、私の皮膚に伝わり、体の奥深くに染み込んできた――。 人生の秋を迎えた中年の男と女が、生と死を見すえつつ、深く静かに心を通わせる。 閉塞した日常に訪れる転機を、繊細な筆致で描く短編集。 表題作のほか、「観覧車」「ソリスト」「灯油の尽きるとき」「戦争の鴨たち」を収録
  • アキハバラ@DEEP
    3.9
    社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶の超絶的美少女アイドル。感覚が鋭くてアンバランスな彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。6人の画期的なアイディアが、ネットの覇権を握ろうとする巨大資本デジキャピのオーナー社長の毒牙にかかる。さあ、おたくの誇りをかけた聖なる戦いがはじまった! TVドラマ、映画の原作としても話題沸騰の、長篇青春電脳小説。
  • 秋山久蔵御用控 赤い馬
    値引きあり
    3.5
    内神田鎌倉河岸で付け火が起きた。付近では妙な女の姿があったという。数日後、今度は神田連雀町から火の手が上がり、同時に近くで押し込みがあった。これは火事騒ぎを起こし、それに乗じて押し込みを働く盗賊一味の仕業、そして妙な女はその仲間──そう睨んだ秋山久蔵は、さらなる探索を命じる。 好評シリーズ第10弾!
  • 秋山久蔵御用控 生き恥
    値引きあり
    3.0
    金目当てと思われる辻強盗が出没。怪しいのは金遣いの荒い遊び人の大名の若様や旗本の部屋住みなど。久蔵は手下を使って真相に迫る。 好評シリーズ第23弾!
  • 秋山久蔵御用控 埋み火(うずみび)
    値引きあり
    -
    神楽坂下の掘割に、袋物屋『丸菱』の内儀・お艶の死体があがった。お艶は半年前に入り婿の文吉を追い出して離縁しており、恨みによる殺しと思われた。だが当の文吉は事件と係わりがないらしい。南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵は、2人の離縁の裏には何事かが潜んでいると睨み、手下に探索を命じる。 好評シリーズ第4弾!
  • 秋山久蔵御用控 空ろ蝉(うつろぜみ)
    値引きあり
    4.0
    本所深川で隠密廻り同心が斬殺された。この同心は、町奉行所も容易に手を出せない無法の地・八右衛門島の探索をしていたという。一向に動こうとしない南町奉行に不審を抱いた秋山久蔵は、真相を追って八右衛門島にひとり潜り込むが、久蔵の前に現れたのはこの地に似つかわしくない謎の女だった。 好評シリーズ第5弾!
  • 秋山久蔵御用控 大禍時(おおまがとき)
    値引きあり
    3.7
    大禍時(おおまがとき)──薄暗くなって禍(わざわい)が起こりやすい夕暮時に、娘が消えるという噂が立った。弥平次の調べで、高家一色家に奉公にあがっていた菓子屋の娘が半年前に行方知れずになった事実を掴むが、店の者たちの態度がおかしい。また一色家にもよからぬ噂があった。事件の真相は何なのか、“剃刀”久蔵の裁きが冴える。 好評シリーズ第17弾!
  • 秋山久蔵御用控 帰り花
    値引きあり
    3.0
    「安心しな。義父上の無念、放っちゃあ置かねえさ。追い詰めて正体を暴き、必ず叩きのめしてやるぜ」。久蔵の義父、北島兵部が辻斬りにあって殺された。しかしそこには不可解な謎が。調べを進める久蔵がたどりついた許せぬ悪。亡き妻の妹・香織の無念を晴らすため久蔵の心形刀流が唸る! 好評シリーズ第2弾!
  • 秋山久蔵御用控 隠し金
    値引きあり
    -
    八丁堀・中ノ橋に、蜆売りの春吉の死体があがった。袈裟懸けに斬られており、侍の仕業らしい。父を亡くした春吉は母を助け健気に働いており、八丁堀御組屋敷街のみなに可愛がられていた。やはり贔屓にしていた南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵は、少年を無残にも斬った外道に、怒りの刃を向ける。 好評シリーズ第12弾!
  • 秋山久蔵御用控 騙り者(かたりもの)
    値引きあり
    4.0
    油問屋のお内儀・おしずが身投げして死んだ。お内儀の妹によると、おしずは秘密をばらされたくなければ金を出せと脅されており、そしてその脅した人物は「御家人の秋山久蔵」だという。当然、久蔵は身に覚えはないが、では誰がその名を騙ったのか。己の名を騙った者の意外な正体を、“剃刀久蔵”が暴く! 好評シリーズ第9弾!
  • 秋山久蔵御用控 神隠し
    値引きあり
    4.0
    “剃刀久蔵”と呼ばれ、悪人を震え上がらせる、南町奉行所吟味方与力秋山久蔵の活躍を描く。浅草広小路の呉服屋『近江屋』の17歳の娘おさよが隅田川の桜見物で行方知れずになった。かどわかしと思われた3日後、町駕籠で無事に帰ってきたおさよだが、その白い肌には…。卑劣な悪党に久蔵の心形刀流が炸裂する! シリーズ第1弾!
  • 秋山久蔵御用控 傀儡師(くぐつし)
    値引きあり
    3.5
    「町奉行所の役人は、お奉行の為に働いてるんじゃあねえ。八百八町で真面目に暮らしている庶民の為に働いているんだ」。剃刀と呼ばれ、悪党を震え上がらせる、南町奉行所吟味方与力の活躍を描く“秋山久蔵シリーズ”。日本橋で虚ろな眼をして刀を振り回す浪人。しかし人々を襲った男はその記憶が全くないという。蠢く“傀儡師”の正体とは?多彩な脇役も魅力です。 好評シリーズ第14弾!
  • 秋山久蔵御用控 口封じ
    値引きあり
    3.3
    「相手は薄汚ねえ盗賊だ。情け容赦は無用だぜ」。江戸の悪を“剃刀久蔵”が斬る!  錺職(かざりしょく)の男が鎌倉河岸で死体となって浮かんだ。北町奉行所の調べでは溺死と判断されたが、頭には殴られた跡があり、客ともめていたのを見た者がいた。客が注文したのは丸に揚羽の蝶の銀簪。男の女房に真相究明をたくされた久蔵は、”丸に揚羽蝶”の家紋を手がかりに、背後に蠢く悪に迫る。久蔵の、心形刀流が炸裂する! 三編の読切り時代小説を収録。 好評シリーズ第13弾!
  • 秋山久蔵御用控 島帰り
    値引きあり
    3.0
    かつて久蔵が島送りにした浪人が、務めを終えて江戸にもどってきた。久蔵は消息を気にするが、彼の行先は知れない。時を同じくして、久蔵の家の周辺や人殺しの現場で、初老の人足風の男が目撃される。島帰りの男はどこへ行ったのか、そして事件現場で目撃される人足風の男と係わりはあるのか――。 好評シリーズ第22弾!
  • 秋山久蔵御用控 始末屋
    値引きあり
    4.0
    因縁をつけてきた武士を尋常の立合いで斬った浪人。誰もがかばう中、“剃刀”久蔵だけが違和感を持った……。 好評シリーズ第25弾!
  • 秋山久蔵御用控 垂込み
    値引きあり
    3.0
    盗賊同士の足の引っ張り合いを、“剃刀”久蔵が見事に裁く! “隠居の彦八”と呼ばれる元盗賊が江戸に舞い戻ったという。処刑された頭(かしら)の酉蔵の一周忌の法要を行う目的らしい。一方、酉蔵の娘の周辺では、蝮の藤兵衛の一味が様子を探っていた。盗賊同士、どんなかかわりがあるのか? 南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵は、手下とともに盗賊どもを追いつめる! 好評シリーズ第18弾!
  • 秋山久蔵御用控 付け火
    値引きあり
    3.5
    “剃刀”と恐れられる吟味方与力・秋山久蔵の活躍を描く人気シリーズ。江戸の町で付け火が続いた。捕縛された盗賊・東雲の鉄五郎の一味の者が、鉄五郎を放免しなければ火を放つと脅してきた挙げ句のことだった。南町奉行の荒尾但馬守は、大火を恐れるあまり久蔵に対し探索の日切りを申し渡した。久蔵は、期限までに一味を捕らえられるのか。前作で長男・大助が生まれたのに続き、新メンバーも登場。ますます快調です! 好評シリーズ第16弾!
  • 秋山久蔵御用控 後添え
    値引きあり
    4.5
    五百両の値がついた天目茶碗の商談に、贔屓筋に赴いた茶道具屋の主が、大川に遺体となって上がり茶碗も消えた。南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵が探索を命じると、怪しい人物が複数浮かんだ。一方、久蔵に後添えの話が持ち込まれ、亡妻の妹である香織は密かに身を引く覚悟を決めた…。 好評シリーズ第11弾!
  • 秋山久蔵御用控 花飾り
    値引きあり
    3.0
    “剃刀”と称される南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵と手下たちの活躍を描く痛快時代劇。メンバーも増え、絶好調! 好評シリーズ第20弾!
  • 秋山久蔵御用控 花始末
    値引きあり
    4.0
    定町廻り同心が首筋を切り裂かれて殺された。人通りの多い往来でのその早業は人殺しを生業にしている者の仕業と思われ、南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵は、「始末屋」が絡んでいると睨む。久蔵は探索を進めるが、逆に始末屋に手先の1人を殺されてしまう。久蔵と始末屋の闘いは激しさを増すが──。 好評シリーズ第8弾!
  • 秋山久蔵御用控 彼岸花
    値引きあり
    3.0
    神田佐久間町の金貸しの屋敷に、般若の面をつけた盗賊が押し込んだ。一味は200両と主の徳兵衛の命を奪って姿を消した。南町奉行所の秋山久蔵は、手向かいもしなかった徳兵衛だけを惨殺したことから、恨みによる凶行だと睨み探索を進めるが…。夜盗の哀しみと“剃刀久蔵”の恩情裁きが胸を打つ。 好評シリーズ第6弾!
  • 秋山久蔵御用控 冬の椿
    値引きあり
    4.0
    同心の和馬は町中で、かつて秋山久蔵が斬り棄てた浪人の妻と娘を見かけた。ふたりは穏やかそうに暮らしていたが、なぜか大店の内儀が探りを入れていた。不審を抱いた和馬は、久蔵の許しを得て母と娘を見守ることにした。やがて、娘が博打打にさらわれかけるという事件が起きる。大店の内儀と母娘にはどんな関係があるのか。久蔵は過去を探ること……。 好評シリーズ第26弾!
  • 秋山久蔵御用控 迷子石
    値引きあり
    3.5
    日本橋川に架かる橋のたもとにある迷子石。江戸で迷子を探す役目を持ったその石柱に、幼い兄妹が尋ね人の札を貼った。探しているのは、賭場で借金を作った挙げ句に押し込みを働いた父。南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵は、手下と共に押し込み犯を追うが、背後にはさらに憎むべき悪党がいると睨む。 好評シリーズ第3弾!
  • 秋山久蔵御用控 守り神
    値引きあり
    3.0
    博奕打ちが殺された。直前に会っていた男は気の弱い若旦那ふうだったが…久蔵は手下たちとともに下手人を追う。 好評シリーズ第24弾!
  • 秋山久蔵御用控 乱れ舞
    値引きあり
    3.0
    薬種問屋の主が斬殺され、娘が身投げをした。浪人に手籠めにされ、強請られていたのが原因だという。そこで浮かび上がった浪人・宗方慎之介は、元は直参旗本、そして秋山久蔵の幼馴染みだった。追い詰められ、「公儀に恨みを晴らす」と言い残して死んだ友の無念に、久蔵は隠された悪を暴くことを誓う。 好評シリーズ第7弾!

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