大禍時(おおまがとき)──薄暗くなって禍(わざわい)が起こりやすい夕暮時に、娘が消えるという噂が立った。弥平次の調べで、高家一色家に奉公にあがっていた菓子屋の娘が半年前に行方知れずになった事実を掴むが、店の者たちの態度がおかしい。また一色家にもよからぬ噂があった。事件の真相は何なのか、“剃刀”久蔵の裁きが冴える。
好評シリーズ第17弾!
Posted by ブクログ 2016年07月24日
藤井邦夫 著 秋山久蔵御用控№17「大禍時(おおまがとき)、2013.4発行です。裏切り、性悪女、後始末、大禍時の4話。よく次から次にストーリー(ネタ)が浮かんでくるものと感心します(^-^)再読しました。久蔵が仕事がら斬らざるをえなかった吉村左内。残された妻のおさわと娘のおゆき。20両(利子10両...続きを読む