プラナリア

プラナリア

作者名 :
通常価格 529円 (481円+税)
紙の本 [参考] 682円 (税込)
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作品内容

「何もかもが面倒くさかった。生きていること自体が面倒くさかったが、自分で死ぬのも面倒くさかった。だったら、もう病院なんか行かずに、がん再発で死ねばいいんじゃないかなとも思うが、正直言ってそれが一番恐かった。矛盾している。私は矛盾している自分に疲れ果てた。」(本文より)乳ガンの手術以来、25歳の春香は、周囲に気遣われても、ひたすらかったるい自分を持て余し……〈働かないこと〉をめぐる珠玉の5短篇。絶大な支持を得る山本文緒の、直木賞受賞作!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
283ページ
電子版発売日
2011年07月15日
紙の本の発売
2005年09月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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プラナリア のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2021年02月17日

    色んな事情で働かないことを選択した主人公たちの物語。女性目線で書かれているものが多く、女性ならではの悩みとか辛さに共感する部分があった。
    物語に何度も出てくる他人からの「働かないの?」って言葉。この言葉って安易に言ってはいけないと思う。人それぞれ色んな事情を抱えているのだし、私自身、専業主婦をしてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月18日

    山本文緒、初めて読みました。
    女性の持つ、繊細な感情・想い・人生観。
    70歳を過ぎているのに、全く理解していなかった。
    多くの人と逢い、何の問題意識もなく過ごしたけど
    人はそれぞれの、生き方が有るんだなと今更ながら実感した。
    本の持つ力は凄い!

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    Posted by ブクログ 2020年09月01日

    5編の短編で構成されており、全て一話完結。全体のテーマとしては、正社員「ではない」雇用形態の主人公たちが、生きていくことに働くことを上手く組み込めず、不器用にひたむきに生きていく話のように感じました。

    最初の4編は、少なくともハッピーエンドではないだろう予感に、みぞおちがきゅうとなる感覚に陥りつつ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月29日

    山本文緒さんの作品は初。
    以前、知人が山本文緒さんに対して「『鈍痛』を描くのが上手い」と表現していたのを思い出した。
    これまで多くの作家さんに触れてきたと思う、我ながら。まだ触れてこなかった作家さんに、これほどしっくりくる作家さんがいらっしゃるとは。だから読書ってやめられない。とても、夢中になって読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月05日

    初めて読む作家さんなので、まずは受賞作が無難だろう。280頁も頃合だし。題名もなんだか面白そうだ。
    プラナリア、目も手足もないこういう形の生物は苦手だが、それじゃあ目があるからといってナメクジやでんでんむしやひるやだにも気持ち悪いと思いながら、身体分裂再生機能をもつプラナリア、どういった内容なのか興...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月23日

    面白い短編集だった。
    不完全な人間達の、スッキリしない話。
    それぞらの登場人物についてもっと深掘りして読みたくなった。

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    Posted by ブクログ 2020年11月24日

    もしかしたら、このある種の読後感の悪さが山本文緒作品の魅力なのではないか、と思った。
    読んだ後は決して明るい気持ちにはなれないし、自分が置かれている状況によっては塞ぎこんでしまうかも知れない。
    だけど、「こういうことってあるよね」「こういう人っているよね」と、頷ける。人間の駄目な部分の描写が、本当に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月17日

    プラナリア
    病気がアイデンティティ 生まれ変わったらプラナリアになりたいという主人公。飲み会で病気をネタにして引かれてしまったり、彼氏から話すなと言われているプラナリアの話をしてしまったり。社会復帰をしてしまうも押し付けがましい優しさにまた全てから逃げてしまったり。自分はこうならないとは思うもすごく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月17日

    山本文緒さんの作品はイヤミスが多く、登場人物を好きになれないし、理解できない(したくない)感情が多く出てくるように思う。
    ただ、それと同時に自分の醜い部分も世の中の人々の一部として受け入れてもらえる気がしてハマってしまう。
    今作でも同様に、登場人物にはイライラさせられた。『プラナリア』に出てくるルン...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月31日

    表題作・『プラナリア』の他に、『ネイキッド』、『どこかではないここ』、『囚われのジレンマ』、『あいあるあした』 というお話が入っています。
    どのお話も“無職”を題材としていて、
    明るい話ではないし、人間の生々しい暗い感情とかが描かれていて、各短編の主人公達とは境遇も何もかも違うのに何故か…何故か!私...続きを読む

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