あかね空

あかね空

702円 (税込)

3pt

希望を胸に、身一つで京都から江戸へくだった豆腐職人の永吉。己の技量一筋に生きる永吉と、それを支えるおふみはやがて夫婦となった。固く大きい江戸の豆腐と、やわらかで小さい京風の豆腐。好みの違いに悩みながらも、二人で精を出し、周囲に助けられ、ついに表通りに店を構える。その一方、家族にはだんだん気持ちのすれ違いが大きくなっていた。商売を引き継いだ三人の子らまで、豆腐屋二代の機微を描いた、第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。

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あかね空 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    江戸時代の豆腐屋を描いた物語。
    店をやるために京から1人でやってきた永吉と、その妻のおきみ。
    そして子供達までを描いた親子2代の物語。


    最初は江戸で認められないお豆腐を売るために奮闘する夫婦の物語が、
    商売のお話がメインで、お豆腐屋さんというセレクトも含めて楽しく読んでいたが、

    やはりこの物語

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    4.6
    江戸の人情物語、最高。
    いちいち泣けるし、いちいち腹立つし、いちいち嬉しい。そんな感情移入ができる小説が私はだいすきだ。

    0
    2023年03月18日

    Posted by ブクログ

    いいなぁと想像する人情話。

    上方から江戸に来た豆腐職人が江戸で家族をもち、仕事や家庭における苦楽を描いた作品。

    0
    2021年01月28日

    Posted by ブクログ

    自分ひとりで生きているんじゃないと思わせる小説。
    自分も知らないところで誰から暖かい人情をかけられているかもと思ってしまった。それは既に亡くなった人かもしれない。

    0
    2019年01月31日

    Posted by ブクログ

    ☆5つはちょっと甘いかなと思いつつ・・・。
    山本さんは2作目。前作「損料屋喜八郎始末控え」の感想に「これがデビュー作ですから、その後を期待したいと思います。」などとえらそうに書いてしまいましたが、いやはや期待を裏切らない出来です。乙川優三郎氏を押さえての直木賞受賞作というのが充分頷ける作品です。

    0
    2017年11月08日

    Posted by ブクログ

    深川を舞台にした時代小説。時代小説は初めて読んだが、江戸の言葉と京の言葉の掛け合いが面白かったし、先を読ませるような構成にはまり、一日で読み切ってしまった。

    親子2世代に渡る人情劇は、話のテンポがよいことに加えて、登場人物がみな人間味にあふれており、読後非常に晴れやかな気持ちになった。

    「なにが

    0
    2016年02月26日

    Posted by ブクログ

    人との出会いで人生が変わる、変わるのはその人次第でもある。苦労して豆腐屋のお店を構えた男の人生とその家族、周りから手助けしようとする者、邪魔して商売を乗っ取ろうとする者、男の人生はその子供へと引き継がれていく。それぞれのが描く人情味とその都度の出来事で喜怒哀楽する様を描いている。跡取りの長男が賭博に

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    直木賞をとった時代小説を読みたかったので調べてリストアップしたうちのひとつ。
    特別期待はせず読み始めたけど、面白い…どんどん読みたくなるタイプの小説…!
    展開が早く、年月の経過も早くあっという間に数年後、みたいにサクサクとストーリーが進んでいく。
    ただ展開が早すぎて、この人の話はここで終わり…?みた

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    人って難しいですね。血を分けた家族ですらすれ違うんですもんね。 でもね、人って素晴らしいですね。
    読んでて最後は胸が暖かくなりました。

    0
    2024年04月28日

    Posted by ブクログ

    「山本一力」の時代小説『あかね空』を読みました。

    「浅田次郎」作品、「佐伯泰英」作品に続き、時代小説です。

    -----story-------------
    しみじみとした感動を呼んだ傑作人情時代小説
    京から江戸に下った豆腐職人「永吉」と妻「おふみ」、そして子供たち。
    親子二代の有為転変にかけがえ

    0
    2023年02月28日

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