無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2017年11月08日
☆5つはちょっと甘いかなと思いつつ・・・。
山本さんは2作目。前作「損料屋喜八郎始末控え」の感想に「これがデビュー作ですから、その後を期待したいと思います。」などとえらそうに書いてしまいましたが、いやはや期待を裏切らない出来です。乙川優三郎氏を押さえての直木賞受賞作というのが充分頷ける作品です。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月26日
深川を舞台にした時代小説。時代小説は初めて読んだが、江戸の言葉と京の言葉の掛け合いが面白かったし、先を読ませるような構成にはまり、一日で読み切ってしまった。
親子2世代に渡る人情劇は、話のテンポがよいことに加えて、登場人物がみな人間味にあふれており、読後非常に晴れやかな気持ちになった。
「なにが...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月28日
「山本一力」の時代小説『あかね空』を読みました。
「浅田次郎」作品、「佐伯泰英」作品に続き、時代小説です。
-----story-------------
しみじみとした感動を呼んだ傑作人情時代小説
京から江戸に下った豆腐職人「永吉」と妻「おふみ」、そして子供たち。
親子二代の有為転変にかけがえ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月05日
初めて読んだ時代小説。若い頃、時代ものを敬遠していた自分が恥ずかしい。言葉遣いとか、古くさいんじゃないかとか勝手な偏見があったが、思っていたよりずっと読みやすかった。小さい頃から水戸黄門やら鬼平やらをテレビで見ていたから、実際には違和感ゼロ。
内容は、長屋に暮らす一家の話。どの時代でも、親子の絆と葛...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月09日
第126回直木賞受賞作です。
全体としてとても読みやすいまとまっている時代小説でした。
1762年のある日
江戸深川蛤町の長屋に住む桶屋の娘おふみは、
長屋に引っ越すつもりで京都から来た若者、永吉と知り合います。
永吉は京都南禅寺前の豆腐の老舗「平野屋」で修業を積んだ
豆腐職人でした。
平野屋の豆...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。