丸谷才一の作品一覧

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作品一覧

2023/02/28更新

ユーザーレビュー

  • 口訳万葉集/百人一首/新々百人一首
    『口訳万葉集』:万葉集の現代語訳を手掛けた折口信夫の著書より抜粋。折口信夫を知る上ではちょうど良い分量と難易度。

    『百人一首』:現代の詩人である小池昌代による分かりやすい現代訳で,他2作に比べると浮いて見えるが,『竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記 (池澤夏樹=個人編集 日本文学...続きを読む
  • 恋と日本文学と本居宣長・女の救はれ
    ”もののあはれ””からごころ”から”神国日本”の発想に至る本居宣長の内面的事情を、博識と作家的想像力でもって描き出す。講演がもととなっているとのことで論理だけでなく情も交えて読みやすく、なるほどと思わされる。女人往生の系譜とその始原を描いて見せた「女の救はれ」も面白かった。
  • 作家の証言 四畳半襖の下張裁判 完全版
    作家の証言
    四畳半襖の下張裁判
    ~完全版

    編者:丸谷才一
    発行:2023年1月25日
    中央公論新社
    「作家の証言 四畳半襖の下張裁判」(1979年10月、朝日新聞社刊)に短編「四畳半襖の下張」(全文読める)を収録して完全版としたもの

    読んでいてひっくり返るくらい面白かった!永井荷風が書いたとされ...続きを読む
  • 輝く日の宮

    見事と言う他無い。
    著者らしいユニークな表現法やインテリが結晶した集大成。
    古典文学や『源氏物語』に興味関心が無ければ、「ふぅん」で終わる内容が大半を占めるが、物語的工夫が半端ないので読ませられてしまう。
    古典アレルギーの方でなければ一読の価値あり。
  • 文学のレッスン(新潮選書)
    丸谷才一による、文学に関する縦横無尽の講義。歴史的かつ同時代的にも文学を縦断・横断的な解説。聞き手の湯川さんも博識でこのようなインタビューはもうできないのではないかと思うと同時に、自分の勉強不足を痛感させられる。
    以下、自分の関心を中心に本書の内容を簡単に紹介する。なお、下記は本書のメモに近く、本書...続きを読む

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