恋と日本文学と本居宣長・女の救はれ

恋と日本文学と本居宣長・女の救はれ

1,463円 (税込)

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4.0

『忠臣藏とは何か』『日本文学史早わかり』と並ぶ、丸谷才一の古典評論三部作。中国文学から振り返って、『源氏物語』『新古今和歌集』という日本の文学作品を検証した孤立無援の本居宣長の思考を蘇らせ、さらにはその視点で近代日本文学をも明確に論じる。女系家族的な考えから日本文学を俯瞰した「女の救はれ」を併録した『恋と女の日本文学』を発表時の題に戻し刊行。

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恋と日本文学と本居宣長・女の救はれ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ”もののあはれ””からごころ”から”神国日本”の発想に至る本居宣長の内面的事情を、博識と作家的想像力でもって描き出す。講演がもととなっているとのことで論理だけでなく情も交えて読みやすく、なるほどと思わされる。女人往生の系譜とその始原を描いて見せた「女の救はれ」も面白かった。

    0
    2023年09月17日

    Posted by ブクログ

    中国では恋愛文学が成長せず、日本に成長したのは儒教の影響による、との宣長の主張は興味深い。確かに日本には源氏物語があるが・・・。唐詩選の465首の中で、恋人を思う歌は2首とは、日本の万葉・古今・新古今と比べても驚く状況。某氏が「歌は我が国の風習だが、恋歌が非常に多く、まことに淫ら。恋歌でなくとも花鳥

    0
    2013年08月15日

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