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〈失踪した恋人の鎮魂のために女性作家が書いた小説〉が読者を魅了するモダニズム文学の傑作「今は何時ですか?」、終戦の日の朝の列車で、午後の「重大発表」が載った新聞を売る若い女を描いた遺作「茶色い戦争ありました」ほか、作家、エッセイスト、批評家、翻訳家として読者を愉しませつづけた希代の文学者による全四篇。
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Posted by ブクログ
著者作品を、しっかり読んだ記憶はない。 名前だけはよく見聞きはしていた。文芸批評か、それこそ書き方読本ような本は、学生の頃に読んだか? 遠い記憶だ。 本書は、生誕百年記念に、短篇を4つ編んだもの。 短篇なのに、劇中劇? 入れ子構造にする複雑さはなにゆえか? 表題作などは、前後半の繋がりが掴めず、一...続きを読む度は読むのをやめようかとさえ思った。前半は、なんなら、ドキュメンタリーかと思ったくらいだし。 ロシアのアネクドートが出て来るのは面白かったが。 でも、遺稿だという「茶色い戦争ありました」は良かったかな。 「君は」と、語る視点が誰のものかもわからなかったし、けっきょく、この作品も作中作であり、しかも、シリキレトンボで終わる。それも味わいではあるが、続きが読みたい。 そう思わせる筆致は、さすがだ。
今は何時ですか? 「今は何時ですか?」、「墨いろの月」、「おしゃべりな幽霊」、「茶色い戦争ありました」の4編の作品集。 著者生誕百年だそうです。 竹蔵的には「茶色い戦争ありました」に出てくる、玉音放送がある前に終戦を告げる新聞を売る少女が印象的でしたが、他はあまりピンとこなかったです。特に表題作は...続きを読む何が面白いのかさっぱりわからなかった・・・ 今は、コンプライアンスとかうるさいので、現代の作家があまり書けない(書かない?)ようなエピソードもあり、昔を懐かしむには良いのかもしれません。 竹蔵
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丸谷才一
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