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「神様。本当にいるなら、僕に、世界でたったひとりの大切な女の子を、僕にください」二卵性双生児として生まれ育った兄妹、頼と郁。「いくはぼくのおよめさん」と誓い合った幼少時代はやがて過ぎ、出来のいい頼と、ドジな郁との距離は成長とともに離れていく。頼に嫌われたと落ち込む郁だったが、頼は、妹である郁を人知れず愛し始めていた……。頼の気持ちを知り、戸惑いながらもそれを受け入れる郁。禁忌を犯した兄妹を待ち受ける衝撃の結末とは!? 累計600万部の大ベストセラーコミック『僕は妹に恋をする』と、その映画版を元にしたオリジナルノベライズ。
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第4回 小学館文庫小説賞受賞作品。電子書籍版で初登場!テレビカメラマンの今日子と料理番組アシスタントの美園はともに39歳。それなりにやりがいのある仕事と自由な恋愛を楽しんできたが、40歳を前にして、突然、不安に襲われる。「コドモ」なしの人生で、本当にいいのだろうか。このままいけばすぐに生物学的に子供を持つことは難しくなる。それはもしかすると、とてつもない幸運や幸福を取り逃がすことにならないだろうか。かくして、美園は、「母親」になることを決意し、今日子とともに、「父親」探しを 始めるのだった。「自分の人生を、自分で考えて生きること。とても大変なことですが、それ以上にとても素敵なことです。ふたりの女性の生き方に、あらためてそう実感しました。」 寺島しのぶ(女優)
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2010年6月12日(土)日本の女性たちへロードショー!「美しい日本」の「美しい女性」に感動する!6大女優による、日本のあなたの物語。1936年、19歳の凜は親の決めた許婚との結婚に反発して花嫁衣装のまま式場から飛び出す。2009年、別れたばかりの恋人の赤ん坊を身ごもった奏のもとに、祖母・凜の危篤の報が入る。故郷の能登の家に駆けつけた奏は、妹の佳と、祖母の最期をみとる。1977年、長女の薫、次女の翠とともに、凜の3人の娘のひとりである慧は医師の忠告を振り切って2人目の娘・佳を産むことを決意する。 昭和初期から現代まで、3代6人の女性たちの恋愛、出産、別れを描いた話題の映画をノベライズ。強く美しく懸命に生きた女性たちの生き方は、そのまま、あなたの物語。●映画『Flowers(フラワーズ)』公式サイトPC版 http://flowers-movie.jp/index.html企画・製作総指揮:大貫卓也監督:小泉徳宏出演:蒼井優,鈴木京香,竹内結子,田中麗奈,仲間由紀恵,広末涼子(五十音順)配給:東宝(C)2010「FLOWERS」製作委員会
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行方不明になった父親を捜すための資金稼ぎに、高校一年生のわたし・倉西美波は日々アルバイトに励んでいる。葬儀屋のバイトで巻き込まれた事件のお詫びに、今度紹介してもらったのは「立っているだけで一日二万円」の仕事! なんと留学生と托鉢をすることになってしまった。バイト先の人たちとの宴会の末、なぜかたどり着いたのは「龍の館」と呼ばれる画家の館。龍をモチーフにしたトリックアートの数々に興奮するも、またもや殺人事件が勃発。しかも今度はわたしの目の前で被害者が息を引き取って……。『天使が開けた密室』で注目を浴びた著者が贈る、清新な本格ミステリ第2弾。短編「善人だらけの街」を併録。
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赤城下ろしが吹きすさぶ、寒い2月。父親の危篤の報を受けた斎木亮は、前橋駅に降り立った。そこで初恋の女性の妹・川村千里と偶然に出会う。彼女の口から初めて聞かされる、姉・麗子の死。睡眠薬を飲んで浴室で事故死、という警察の見解に納得のいかない、亮と千里は独自に調査を開始する。最近まで麗子と付き合いのあった中学時代の同級生を、訪ねるが――。調査の過程で再会する、中学時代とは変わってしまった同級生の姿に困惑しながらも、亮は真相に辿り着く。著者の地元、前橋を舞台に、一途な若者たちを描いた青春ミステリの傑作。約20年ぶりの大幅改稿で贈る決定版。
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落語と無縁だった間宮緑も職場に定着し、牧大路編集長の透徹した洞察力に舌を巻きつつ落語編集道を驀進中。夏のある日、緑は春華亭古秋一門会の取材を命じられ、静岡の杵槌村を訪れる。この会は、引退を表明している当代古秋が七代目を指名する、落語界の一大関心事だ。開始直前、折からの豪雨に鎖され陸の孤島と化した村に見立て殺人が突発。警察も近寄れない状況にあっては、名探偵の顔を持つ牧も電話の向こうで苛立ちを募らせるばかり。やがて肝腎の後継者候補が一人ずつ見立て殺人の犠牲に……。犯人捜しと名跡の行方、宿悪の累が相俟って終局を迎えたそのとき、全ての謎が解ける!あらゆる事象が真相に奉仕する全き本格のテイスト、著者初長編の傑作ミステリ。
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妻と称する三人の妊婦が待っていた屋敷で繰り広げられる本妻捜し「お母さんをさがせ」。両親に黙って出産しようとする女子高生と、父親の名乗りをあげる三人の男性が引き起こす大騒動「お父さんをさがせ」。次々取り消される依頼と、新興宗教絡みの拉致事件「赤ちゃんをさがせ」――自宅出産専門の出張助産婦コンビが向かう先は、なぜか奇妙な謎を抱えた家庭ばかり。明晰な頭脳でそれらの謎を鮮やかに解き明かすのは(推定)七十歳、通称「伝説のカリスマ助産婦」明楽先生!見習い助産婦・陽奈の成長と安楽椅子探偵の冴え渡る推理を描く、爽やかなユーモアに満ちたシリーズ第一弾。
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《黒川博行警察小説コレクション》 大阪湾にかかる港大橋の上で現金輸送車が襲われ、銀行員二人が射殺された。その翌日、事情聴取を受けた行員が自殺する。さらに、捜査線上に浮び上った容疑者の死体が発見され、事件は複雑さを増していく……。大阪府警捜査一課の二人の刑事“黒マメコンビ”が、軽妙な会話を交わしつつ、日本画壇の内幕に迫り、金融システムの裏側に仕組まれた奸智に満ちた連続殺人事件に挑む! ※本作品は東京創元社、KADOKAWA / 角川書店で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
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深夜、ロンドンの街角でエンフィールド青年は奇怪な光景を目撃する。十字路で少女を平然と踏みつけ、高名な医師ジキル博士の屋敷に悠々と入っていく異様な男ハイド。彼は何者か? アタスン弁護士の疑念を裏付けるように、続いて殺人事件が……。『フランケンシュタイン』『吸血鬼ドラキュラ』と並び称されるホラーの古典的名作、新訳決定版。ミュージカル『ジキル&ハイド』原作。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 18……13……7% 電池が尽きれば即、死亡!? 読む「脱出ゲーム」、開幕! 知念実希人の大人気〈スマホBOOK〉シリーズ最新作!! 高額バイトの面接-- 目覚めると、そこには、 顔を撃たれた死体と、見知らぬスマホがあった。 連続猟奇殺人犯アザゼルから、メールが届く。 「このスマホの電池が尽きる前に、脱出するんだ」 閉じ込められた部屋には、 怪しい水槽、小さな金庫、散弾銃の弾痕が……。 電池残量が減っていく逼迫感、 アザゼルに追い詰められる恐怖感、 果たして、脱出できるのか!? 衝撃のラスト!
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一年間不登校だった中学生の始は、春から再び学校に通いだした。その目的は、この学校にいるはずの〝ある人〟を捜すためだった。そんな中、始は校内の廊下に倒れている女子生徒と遭遇する。彼女は「星空中毒」という珍しい病気にかかった、高等部の遠山先輩だった。夜空の星を長時間見続けることで発症するその病気は、近年発見されたばかりの未知の病だ。始は、遠山先輩の友人・ひまわりに勧誘され、星空中毒を観察する「空想研究会」へ入ることに。研究会の活動をするうちに、始はかつて遠山先輩やひまわりと親しかった、今は亡き少年について知ることになり……
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第175回芥川賞候補作 人生を切りひらく決断と成長の一手 京都にある味噌製造会社につとめるわたし。ある冬の寒い朝、出勤すると社内のあちこちでささやかされる噂にになつかしい名前を聞く。 「亡くならはってん、黒野田さん」 かつてわたしが心のなかでこっそり「ソリティアおじさん」呼ばわりしていた人が死んだ。 「火事やってんて」 ひょんなことからソリティアおじさんの通夜に参列したわたしは、ずるずると交際の続く恋人、将来の見通しのたたない仕事、それぞれに踏ん切りをつけるためある決断を下す。 軽妙な京都弁で女性の内面を鮮やかに描き、誰にでもある変わらぬ日常におとずれる些細な変化こそが、人生の行き先を変える様を控えめに、けれど確かに物語る胸に染み入る傑作小説。 ソリティアのように無数の選択肢がある人生で、わたしが選んだ次の一手。クリアとなるか、手詰まりか。
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最恐のホラー大饗宴! 小説現代2025年8・9月号で人気だったホラー特集を手に取りやすく! 1テーマに2人、12作。全6シリーズ。 第一弾は、背筋×平山夢明。テーマは「図書館」。 背筋 笑う女が立っている 岸井が図書館で久しぶりの読書を楽しんでいると、突然朗読をはじめる奇妙な男を目撃する。 それ以来、岸井が読む本にも笑う女が立っています。 異変が起き始め、笑っています。大声で。 平山夢明 そして家族全員、焼きそばス とんでもない結末で終わる小説を、人里離れた図書館の密室で朗読させられる若者。 妙ちきりんな高額闇バイトに惹かれた者の末路なのか。 そもそも、この図書館っていったいなんなんだ?
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独占欲も、結婚願望もなかったのに、なんで――? 女同士の不倫に耽る友達、凡庸な不倫にはまった私。 現代台湾から届いた、愛の矛盾に食らいつく複雑恋愛小説! 「恋以外にするべきことがたくさんある。 でも、『私』を粉々にする引力がここにある」 高瀬隼子さん激震 フェミニストを自認し、作家を目指す「私」が うっかり迷い込んだのは、落ち目の映画監督とのありきたりな不倫。 夫がいる友達は女性上司と肉体関係をもち、 心を病む父とクセの強い母は相変わらず。 「そう、結婚なんかしてる僕は、万死に値する。」 婚姻にまつわる不条理、湧き上がる怒りと孤独…… すべてを振り切り、ある行動を起こしたとき、 思いがけず手にした〝新たな景色〟とは?
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主人公・麻衣(まい)の高校にある旧校舎には、取り壊そうとすると祟りがある、夜になると窓に幽霊の姿が浮かぶなど、怪奇な噂が絶えない。だがその原因と言えば、地縛霊や戦災にあった浮かばれぬ霊の仕業説、霊などいないと断言する者など諸説あり……。果たして旧校舎には悪霊が巣食っているのか? それとも単なる根も葉もない噂? ある日、麻衣はひょんなことから、校長から旧校舎の調査依頼を受けたという、心霊現象の調査研究所・渋谷サイキックリサーチ(SPR)の仕事を手伝うことに。なんとその所長は、とんでもなく偉そうな自信家の17歳の美少年、渋谷一也(しぶやかずや:通称ナル)。ナルと麻衣が出会い、個性的な霊能者たちが登場する、大人気ミステリ&ホラーシリーズ第1弾。解説・池澤春菜(女優・エッセイスト)
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山奥の廃村を舞台にした低予算ホラー映画「ファウンド・フッテージ」を観た映画ブロガーのMOJIは、画面の隅に説明のつかない“何か”を見つける。やがて“それ”は他の映画にも現れ、関係者が次々と不可解な死を遂げていく。「観たら死ぬ」という噂に怯えた仲間を追って、MOJIは映画のロケ地となった“消えた村”へ向かう。誰もいないはずの村で、待っていたものとは――。 皆様、どうか本作は自己責任にてお読みいただきますようお願いいたします。
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あなたのエゴサが、人を殺す―― 1日に何回、エゴサしますか? 大ヒット「厳禁」シリーズ、最新作! 【警告】読了後、あなたは二度と自分の名前を検索できなくなる。自分の名前や評判をネットで確かめたことはありませんか? 現代人にとって「エゴサ」はただの習慣だが、この小説の中では「死」の合図となる。 都内で起きた連続猟奇殺人。被害者たちは全員、眼球をくり抜かれていた。父を殺された大学生・深山遥香は、殺人鬼「アイ・コレクター」の正体を暴くため、私立探偵に連絡をとる。 父さんが知らない誰かに殺されたなんて、絶対に許せない――。 しかしそれは、狂気の深淵への入り口だった。何者かにつけられている気配。違和感だらけの書斎の写真。すべては「犯人」があなたに仕掛けた罠……? スマホ型小説の先駆けとして読書界を震え上がらせた『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』モキュメンタリー・ホラーの極致を提示した『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』累計18万部を超えるヒットを記録した知念実希人が放つ、「厳禁」シリーズ第3弾。 犯人が誰か、絶対に検索(エゴサ)してはならない。 その瞬間、あなたの眼球も「コレクション」に加えられてしまう――。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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「徳川幕府、債務超過により倒産寸前」――。 八代将軍・徳川吉宗が直面したのは、理想論ばかりで数字の読めない老中たちと、膨れ上がった巨大な固定費。 この未曾有の経営危機を打開するため、戦国時代から暗躍する伝説の忍者集団を雇用する。 その名も「今猿(コンサル)」ーー。 「まず、大奥をリストラせよ」 彼らが突きつけるのは、感情を排した冷徹な「現状の見える化」と、現代ビジネスをも凌駕するロジックの数々。 七〇〇人規模の凄絶な人員削減 、不透明な年貢制度のインセンティブ設計 、そして市場を震撼させる「貨幣改鋳」というバズーカ。 守旧派や大名たちとの衝突を乗り越え、はたして吉宗は国家再生の悲願を成し遂げられるのか? 現代を生きる挑戦者たちに贈る、血湧き肉躍る吉宗の成長譚!
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住まい探しは、生き方探し。 近藤麻琴36歳、賃貸仲介部門勤務。行きつけの店で愚痴っても、あなたのお部屋、みつけます! 近藤麻琴は、大手不動産会社「グリーンホーム」の賃貸仲介部門に勤めて14年。中堅どころとして仕事にも慣れ、年若い部下と「昭和」から抜けきれない上司に挟まれながら、譲れない条件だらけのお客さま相手に「そんな部屋はない!」と内心叫びながら奮闘する毎日。 息抜きは、親友の仲島恵が店主を務める居酒屋『慈雨』や、風変わりなマスターがいるバー『LR』に仕事帰りに立ち寄って、美味しいお酒と料理を楽しむこと。 人生の節目に立ち、住まいを探すお客さまを通して、自身の人生についても迷い、考える麻琴。長く付き合う恋人と結婚するのかしないのか、子どもはどうする? 仕事はーー?〈文庫書下ろし〉
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今の輝きが、すべてじゃない。 過酷な医学部受験、その先にあるものとは――。 注目の作家が描く、ほろ苦い青春。 開業医の息子で、絶対に医者にならなければならない千浩。 真面目で努力家、あこがれの医者をまっすぐ目指す睦。 なんとなく周りに流されて医学部を目指している耕平。 タイプも様々な三人が出会ったのは、医学部受験専門の鳳緑予備校飯田橋校舎。浪人生として“人生のエアポケット”を過ごす彼らは、予備校の近くで行き会った救命救護をきっかけに距離を縮める。上がらない成績、親からのプレッシャー、大学生になった友人たち、挫折、葛藤、焦燥、諦念……。それでも前を向く三人の、よるべのない浪人生時代とその先を描いた傑作青春譚。
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油断大敵。 「推理」のその先へ―― ミステリの可能性を押し拡げるシリーズ最新作! 書き下ろし短編「平行線は交わらない」など、 全4篇を収録した作品集。 【収録作品】 「心理的瑕疵(かし)あり」 首吊り自殺物件に住むライターが同じ死に方で発見される。 しかし、自殺だとすると現場には不可解な謎があって――? 「被疑者死亡により」 <交換殺人>の疑いを晴らしてほしい。 だが養父を亡くした依頼人には、多額の死亡保険金が転がり込む予定で――。 「次はあんたの番だよ」 ランナーが公園で目撃した“女の幽霊”。 その顔は二日前に殺された資産家女性と瓜二つだった。 「平行線は交わらない」(書き下ろし) 和菓子屋店主が殺された事件。 背景には和菓子経営者の兄弟の因縁が……?
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「お届けものです」 〈朝〉とだけ書かれた箱を開けると──? 25万部突破! ロングセラー「喫茶ドードー」シリーズの標野凪が贈る、 静けさが心を包み込む、「時」をめぐる24のショートストーリーズ。 「とき」をめぐる24編のショートショートを書きました。 目覚めたばかりのまっさらな朝、日差しが高くのぼる真昼、仕事終わりの夕方と家でくつろぐ夜、そして深い眠りに落ちる深夜。 あなたの心の奥深くにも、不思議な「とき」が落ちていることでしょう。 眠れない夜、そっと開いて一編をどうぞ。(著者より) 〈朝〉 乗り込んだ電車の行き先は、星の瞬く夜空か。 それとも──。 ──6時「始発電車」 〈昼〉 咲き誇る百日紅。 母の目にはどう映ったのだろうか。 ──12時「正午の百日紅」 〈夜〉 今夜も彼女は、この街に雪を降らせる。 明日を生き抜くために。 ──23時「雪の降る街」 〈深夜〉 ──ねえ、起きて。 あたしのほっぺたを突いたのは? ──5時「公園の鳩」
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「陰謀論」が現実になる世がここに―― 一国の大統領が突然、近隣国によって連れ去られ、裁かれる。 国家間ではミサイルが飛び交い、他国への攻撃を想定した大規模演習が行われる……。 かつてなら、まさかまさか、と笑い飛ばされていたような出来事が次々に現実になる世の中で、もはや陰謀論は「陰謀論」では済まされなくなっているのかもしれません。 何が本当で、何が嘘なのか。 収録作「陰謀論百物語」では、ろうそくを前にずらりと座った高名な”陰謀論者”たちが百物語を繰り広げます。 曰く、ロシアのウクライナ侵攻には、ホワイトハウスの地下に存在すると言われる「ブラックハウス」が関係している。曰く、スマホの自撮りで顔が長く写るのは、女性に美しくあらねばという意識を植え付ける「ルッキズム推進勢力」(通称:ルキ推)の策略によるものだ。曰く、「人類の月面着陸成功は陰謀である」という陰謀論は、陰謀である……。 嘘のような陰謀論はしかし、似非陰謀論を広め、世界を混乱させて支配しようとする影の組織が故意に広めているものらしい。それこそが陰謀なのだ、と主張する男まで現れ―― その他、突如厳しくなったコンプラに戸惑う刑務所帰りのヤクザに、「忖度」を合言葉として村おこしに励む村議会の面々、マスク拒否男改め「ゴネラ」とマスク警察改め「モンクコング」の真剣勝負まで……。 コロナ禍を前後して書き紡がれた粒ぞろいの全7編、とくとお楽しみください。
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大谷翔平、吉沢亮、キャサリン妃……。今を時めくスター50人が推している本を徹底調査! 愛読書から有名人に鋭く迫る、ボンコバ流ブックガイド。読めばあの人に一歩近づける! 『女性自身』好評連載「有名人(あの人)が好きって言うから……」書籍化第二弾! 【ア行】あいみょん/明石家さんま/芦田愛菜/安達祐実/綾野剛/池上彰/石破茂/稲葉浩志/今田美桜/伊藤沙莉/イーロン・マスク/ウェールズ公妃キャサリン/江口のりこ/大久保佳代子/大谷翔平/オードリー若林正恭 【カ行】GACKT/上白石萌音/河合優実/川口春奈/岸田文雄/北村匠海/きゃりーぱみゅぱみゅ/黒柳徹子/小池栄子/近藤麻理恵 【サ行】齋藤飛鳥/坂口健太郎/さらば青春の光(東ブクロ、森田哲也)/菅田将暉/関口メンディー 【タ行】滝沢カレン/谷原章介/多部未華子/千葉雄大 【ナ行】夏井いつき/西島秀俊 【ハ行】博多大吉/橋本環奈/浜辺美波/氷川きよし/ヒコロヒー/藤井隆/藤原竜也 【マ行】マツコ・デラックス/松坂桃李/MEGUMI 【ヤ行】吉沢亮/吉田 羊 【番外】有名人愛読書のボス
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28歳のポールの特徴は“平凡すぎる”顔だ。わけあって無職のまま、ボランティアで病院を訪れて、彼を自分の息子や甥と思いこんだ老人たちを癒す日々を送っている。ある日、末期ガンの老人を見舞うと、錯乱した彼に誰かと間違われてナイフで肩を刺されてしまう。老人は亡くなり、警察は恐ろしい事実に気がついた。彼は悪名高いギャングで、有名な誘拐事件の関係者だったのだ。警察に衝撃が走る一方、ポールは爆弾で命を狙われ、さらに……。身を守るには逃げながら誘拐事件の真相を探るしかない!? 巧みな構成が光るノンストップ・ミステリ!
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霧深い道東の街で淡く光を放つ希望の航路 北方領土を間近に望む土地に生まれ、漁師の父に育てられた主人公は、アイヌにルーツを持つ夫と結婚し釧路の街に移り住む。 アラスカからの豪華客船が釧路に寄港するというニュースの一方で、ミュージシャンの夫は行き先も告げずに家を出た。 倦んだ孤独をひとり抱えるわたしは、幼いころに父と見た貝殻島のことを思い出す。 「カイカライ。波の上面低いもの、という意味で、満潮になれば水没してしまうちっぽけな島だよ、日本では貝殻島、カイカライはアイヌ語ね」 北方領土という戦後史にひっそり佇む貝殻島の灯台、かつて海上の国境を越えロシア船に拿捕された父、静かに民族の記憶をつなぐ夫とその妹――いくつものかすかな光が敷きつめられた貝殻島への航路とは。 北海道東部、道東と呼ばれる土地の風土を細やかに描き、そこに暮らす人間の内奥に迫る野心作。 選考委員から高い評価を得た第174回芥川賞候補作。
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ライターの田中永遠とオカルト雑誌『レムリア』の編集者・礎怜のコンビは、廃校となった元小学校に伝わる七不思議調査のため深夜の校舎に忍びこむ。ところがその場所を密かに拠点としていたテロリスト集団と鉢合わせし、捕まってしまう。永遠はそのうち一人から、ある人間の殺害と引き換えに、校舎から怜とともに解放するという密約を持ちかけられた──。やむを得ず殺人を犯す永遠だが、覆面探偵を名乗る人物に真相を暴かれ映写室に監禁される。だがそこは七不思議の一つ『時が戻る映写室』であり、気がつくと時間が殺人依頼の直前に巻き戻っていた。再び殺人に挑む永遠だったが、またしても失敗し……。鮎川賞作家が新たに挑戦する、トリッキーな長編ミステリ。
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小説・文芸3.41巻1,771円 (税込)『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第六弾。 著者一覧(掲載順) 高田崇史 高田大介 歌野晶午 宮西真冬 風森章羽 丸木文華 米澤穂信 須藤古都離 篠原美季 島田荘司 神林長平 潮谷 験 古泉迦十 多崎 礼 市塔 承 黒澤いづみ 我孫子武丸 秋吉理香子 河村拓哉 矢樹 純 三津田信三 五十嵐律人 似鳥 鶏 恒川光太郎 皆川博子
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ついに封印を解かれたのは、著者初の「ノワール小説集」。嗜虐と背徳によって黒く塗りこめられた衝撃作! 深海魚 Secret Sanctuary 高校生の真央は友だちも彼氏もいないうえ、クラスメイトからいじめられていた。そんな真央が安息を得られるのは押入れの中だけだった。真っ暗にすると「海の底」のようで……。 楽園の破片 A Piece of Paradise ニューヨーク発の急行列車は遅れていた。ボストン美術館での講演会でスピーチをする予定の響子は焦る。もうひとりの話者のレイとは7年間の不倫関係を清算したばかりだった。 指 Touch 私は私大の日本美術史博士課程の2年生。家庭を持つ彼の研究室で助手をしている。ある週末に奈良の室生寺を訪れ、ずっと手をつないでいる私たちは、どう見ても不倫カップルだ。 キアーラ Chiara アッシジには10年ぶりの再訪だった。亜季は文化財の修復科のある芸術大学を休学して20歳で渡伊し、長年フレスコ画修復の修業をしていたところ、中部の大地震に見舞われ……。 オフィーリア Ophelia わたくしは絵の中の囚われ人。水に浸ってあとひと息で命が絶えるその瞬間を、生き続けています。ロンドンから日本へ連れて来られたわたくしが目撃した、残虐な復讐とは……。 向日葵(ひまわり)奇譚 Strange Sunflower 超売れっ子の役者・山埜祥哉の舞台の脚本を書きたくて、脚本家の私は、ゴッホが主人公の脚本を完成させる。が、脚本が仕上がった直後に、ゴッホらしき人物の奇妙な写真を入手して……。
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身体に埋め込んだチップで複数の娯楽を同時に楽しむ時代。子供達の将来の夢は「ええ愛」が大人気。完璧な等質教育で名高い保育園で、オフラインに拘るママ友の観察は最高のエンタメだった…。「推子のデフォルト」ほか、マンション最上階に住む家族を滑稽に描く「マイ・イベント」を収録。世界が注目する作家がえぐり取る最恐リアルな全2編! スマホ依存、管理教育……私たちはどこへ向かうのか? 本谷有希子が愛用するAI・マルスラによる解説を収録。 「推子のデフォルト」 子供達を<等質>に教育する人気保育園に娘を通わせる推子は、身体に超小型電子機器をいくつも埋め込み、複数のコンテンツを同時に貪ることに至福を感じている。そんな価値観を拒絶し、オフライン志向にこだわるママ友・GJが子育てに悩む姿は、推子にとっては最高のエンターテインメントでもあった。 「マイ・イベント」 大規模な台風が迫り河川の氾濫が警戒される中、防災用品の点検に余念がない渇幸はわくわくが止まらない。マンションの最上階を手に入れ、妻のセンスで整えた「安全」な部屋から下界を眺め、“我が家は上級”と悦に入るのだった。ところが、一階に住むド厚かましい家族が避難してくることとなり、夫婦の完璧な日常は暗転する。
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大正8年(1919年)東京・本郷区駒込団子坂、平井太郎は弟二人とともに《三人書房》という古書店を開く。二年に満たない、わずかな期間で閉業を余儀なくされたが、店には女優・松井須磨子の遺書らしい手紙をはじめ、奇妙な謎が次々と持ち込まれた──。同時代を生きた、宮沢賢治や宮武外骨、横山大観、高村光太郎たちとの交流と、数々の不可解な事件の顛末を、若き日の平井太郎=江戸川乱歩の姿を通じて描く。第18回ミステリーズ!新人賞を史上最高齢の69歳で受賞した著者による、滋味深い連作集。/【目次】三人書房/北の詩人からの手紙/謎の娘師/秘仏堂幻影/光太郎の〈首〉/文庫版あとがき/解説=辻真先
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60代後半の江子、麻津子、郁子は、都内のちいさな商店街で「ここ家」という、お惣菜屋を営んでいる。最愛の男性を亡くし悲しみを抱えつつも、にぎやかな江子、結婚して5年目の麻津子は、夫が最近よそよそしいと心配ばかり、息子も夫も早くに亡くした郁子は、ようやくひとり暮らしを楽しめるようになり――3人で、とびっきり美味しいお惣菜を作っているときが、最高に幸せ。そんなある日「ここ家」の立ち退き問題がふってわき、さらには江子が結婚を申し込まれたり――いろいろありながらも、前を向いて歩く彼女たちのたまらなく愛おしい物語。
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堂場瞬一 犯罪小説集! 「今日、自分の人生は変わってしまった。先の見えない日々が始まってしまった。」――通り魔・殺人・資金洗浄・特高の罪・迷惑運転・泥棒・毒親・掏摸・盗撮・選挙違反・復讐・子どもの罪……辿り着く先は後悔か、それとも解放か? 発行部数は世界累計1400万部! 2025年末に著書発売累計200冊を達成予定の堂場瞬一が<犯罪者>の視点で描く、犯罪小説集の傑作! ・ ・ 【目次】 ●褒められた男(通り魔) ●ある後悔(殺人) ●バイアス(資金洗浄) ●暗い復讐(特高の罪) ●連鎖反応(迷惑運転) ●家業(泥棒) ●推さない(毒親) ●コンビ(掏摸) ●神の手(盗撮) ●再起の日(選挙違反) ●逆襲(復讐) ●消えない目(子どもの罪)
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いつものように殺人現場に出くわしてしまった名探偵。華麗な活躍で事件が解決したはずだったそのとき、思わぬ《伏兵》が推理を始め……?(「立体的な薮」)/異世界転生し、チート能力で無双する。誰もが夢見るシチュエーションに恵まれた「俺」だったが、最大の敵は、言葉の《イメージ》だった!(「文化が違う」)/「小説」とは何か、「書く」とは何か。創作の限界に挑む、これぞ禁断の小説爆誕!(「無小説」)/時は新法が成立し、検閲が合法化された曰本。表現の自由が脅かされる中、小説家の渦良は、《あらゆる》手を尽くして作品を書き続けるが――。(「日本最後の小説」) 本格ミステリの著者が挑んだ新境地、メタ・フィクション! あなたが知る小説の概念を覆す、驚きの5編を収録! ※電子書籍版巻末には、電子特典「夫の日記帳」を収録
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俺、ほんとに結婚するのか? 27才の春崎は、大学から付き合っているさやかと結婚を控えている。だが、世間のいう「結婚」の世間体や両家のしがらみにもやもやする。というか、ちょっと結婚したくなくなっている。でもしたほうが、「まっとう」な社会人ぽい気がする。そんな折、さやかと共通の友達であったヒロが事故で亡くなったと知らされる。世間に流されるように婚姻届を提出したその日、さやかとささいなことで大げんかになり、勢いのまま当日離婚へ。さやかとともに同棲する家へ帰りつくと、そこには死んだはずのヒロの幽霊がいて――。 27才男性・春崎の目から見る「結婚」のリアリティと、本当の人との絆とは何かを問う独身青春物語。
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この報告書を絶対に読んではいけない――あなたの世界が恐怖に一変する読書体験!! 【このファイルは、先日都内で発生し、世間を震撼させたあの恐ろしい大量殺人事件の犯人の精神鑑定にあたった精神科医の記録をまとめたものである。これを読むことは、皆さんに対して予期せぬ精神的な影響を及ぼす可能性がある。そのため、決して読むことを強制しないし、読みはじめても皆さんが望めばいつでも途中でやめることも可能である――】 東京郊外で起きた大量殺人事件の記録には不審な点がいくつもあり、それは恐ろしい秘密の手がかりだった。犯人である八重樫信也の精神鑑定を担当した医師・上原香澄のインタビューから徐々に明らかになる事件の真相。犯行時の八重樫は「何」に怯え、一体「何」に襲いかかったのか。ずっと八重樫を見ていたという「ドウメキ」の正体とは? 医療ミステリーのヒットメーカーによるスマホ本ホラー『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』と対をなす、戦慄の読書体験! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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待ち合わせの目印は、『ノルウェイの森』だった。 村上春樹、島本理生、森見登美彦、中田永一。 ふたりの間には、いつだって本があった。それなのに……。 2010年代のカルチャーを閉じ込めた、ピュアな恋愛小説。 大学の課題で読んだ村上春樹の短編小説をきっかけに、読書の面白さに気づいたタツヤ。調べるうちに出会ったのが、Twitterの読書アカウントだった。自由で楽しそうに本の感想をつぶやく彼らの中で、タツヤはフミカというアカウントの投稿に心惹かれる。初デートの渋谷。明け方の神保町。抱きしめ合った御茶ノ水――。 わたしたち、出会うはずじゃなかったんだよ。
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幸せになりたいだけなのに―― 人殺しの父に愛されたかった娘、 都合のいい従順な女性経理、 一人息子の完璧な婚約者…… 「食堂のおばちゃん」「婚活食堂」の著者が描く驚愕の愛憎劇。 未発表作含む10編を収録。 狂おしいほどの情愛を描くサスペンス集! この絵を私は知っている―― 矢沢澪は偶然入った美術館で、とある抽象画を前に奇妙な感覚に襲われる。蘇るのは、20年前に亡くなった父と館山で過ごした幼い日の記憶。 調べるうち、作者も同時期に館山にいたことが分かり、澪は一つの疑問に辿り着く。 「彼もあれを見たのだろうか?」一枚の絵が導く父の死の真相とは(「見てはいけない」)。 愛と憎しみ渦巻く珠玉の全10編。
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殺人現場で花の絵を描いていたために警察に犯人と疑われた青年、神目帚遥(かみめぼうきはるか)。刑事から高圧的な事情聴取を受けていた彼を助けたのは、法医植物学者の杠葉柚梨(ゆずりはゆずり)だった。法医植物学とは、現場に残された花や木から事件の真相を探る学問のこと。神目帚は植物を精緻に描ける特技を活かすべく杠葉の助手となり、「花葬犯(かそうはん)」と名づけられた真犯人を追う。しかし、彼らを嘲笑うかのように、新たな犠牲者は増えていった――。「天才月澪彩葉の精神病質学研究ノート」の玄武聡一郎が放つ植物学ミステリー!
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キリスト教伝来時の最初にして最大の過ち――。異文化の軋轢を描き続けてきた直木賞作家が、ザビエルを日本へ導いた“ヤジロウ”を軸に、「宗教のあり方」に迫った力作長編。「過ちとは何か」との織田信長の問いにルイス・フロイスは、ザビエルがキリスト教を日本へもたらした当初、デウスを「ダイニチ(大日如来)」としていたため、仏教の一派と思われていた、と答える。その大日の訳語を提案したのがヤジロウ、ザビエルを日本へ連れて来た男だという。ヤジロウとは、何者だったのか。そして、16世紀半ば、島津貴久が治める薩摩で始まった、キリスト教の布教は――?
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このスマホ、絶対に見てはいけない――。文庫より小さい「スマホ本」でまったく新しい恐怖体験!! 大学生の一色和馬は「就職に有利になる」と聞いて「やばいバイト」に手を出す。これで稼げれば彼女との同棲もうまくいく…… そんな気軽さで始めたバイトだったが、あれ、どういうことだ? 自分のスマホに、不可解な「何か」が起きている。 黒い服の女は誰? 体中に目がある怪物? 都市伝説「ドウメキの街」ってなんだ!? えっ、あれ、死体が!? 医療ミステリーのヒットメーカーによるモキュメンタリー・ホラー『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』(9月18日発売)と対をなす、まったく新しい恐怖体験! 文庫より小さい「スマホ本」ホラー!! ※本書は電子化にあたり底本に基づき作成いたしましたが、一部仕様が異なります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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史上初、台湾侵攻!歴史小説の巨人、最新刊! 国境を脅かす騎馬民族の大軍を何度も退け、明王朝を堅守し続けた名将・袁崇煥(えんすうかん)が、私欲にまみれた宦官たちの讒言によって処刑された。明朝の終わりの始まりだった。若き崇禎帝(すうていてい)は人民の困窮などには目を向けず、自らの独裁君主権を脅かされることばかりを恐れた。ほどなく、李自成(りじせい)の反乱によって明は滅亡した。 その年、20歳を迎えた青年がいた。青年は、漢土の沿海で最も恐れられた海賊の子だった。幼い頃から聡明だったその青年は科挙の生員(受験資格者)となり、南京の太学で儒学を修めた。青年の名を、鄭成功(ていせいこう)といった。 明王朝が倒れ、満州の騎馬民族が国号を清とあらため漢土を席巻、明の旧臣らが続々と清に寝返っていく中で、「抗清復明」を高らかに掲げて青年は国を作った。 台湾島に建てられたその国は、わずか22年の間だけ幻のように耀いた。 (底本 2025年7月発売作品)
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「俺たちは、面白いから記事を書くわけじゃないですよ。伝える必要があるから記事にするんです」 大手全国紙の整理記者を辞め、実家の印刷所が発行する「地域紙」編集長になった戸倉大介。 部数1万部、編集部員3人、週3回発行、全4ページ。人口25万人の平和な地方都市に事件は少なく、行政発表や街ネタが中心の、刺激に乏しい紙面だ。 そんな中、SNSを駆使する若き市長が自宅前で何者かに襲撃された。これはテロか? その事件が、戸倉の記者魂に火を付けた。 人手も拡散力も速報性もない。それでも、地元で起きたこの事件の真相を誰よりも深く、正確に報道してやる。 裏を取れないことは書かない。特定の人物の主張だけで記事にしない。引用だけのこたつ記事は載せない。 元新聞記者の著者が報道の矜持を問う長編小説。
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