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思慮深かった中学二年の息子・優馬がマンンションから飛び降り、自殺を遂げた。動機を見出せなかった父親の青木は、真相を追うべく、同級生たちに話を聞き始めるが……。《子供の論理》を身にまとい、決して本心を明かさない子供たち。そして、さらに同級生が一人、また一人とビルから身を投げた。「14歳」という年代特有の不可解な少年の世界と心理をあぶり出し、衝撃の真相へと読者を導く、気鋭による力作長編ミステリー!
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Posted by ブクログ
読みやすくて1日で一気に読んだ。 現実離れしていると思われそうなところはあったけど、中学生で、あんなものが出回ってしまったら、もう人生終わりだ、死ぬしかない、殺すしかない、と極端な結論を出してしまうかもしれないなとは思う。高校生だったら思わないかもしれない。中学生という特有の時期だからこその発想。...続きを読む現実離れしていると思うのはやはり「子供の理論」だから。理解できないから。でも自分にも中学時代があったわけで。理解できないけど理解できなくもないという絶妙な子供なりの理論が興味深かった。
親の前ではいい子でも、子どもは親の知らないところで悪いことをしてるし、子どもは子どもの世界での論理があるんだよなぁと改めて思った。子どもたちが危険な誘惑にのらないようにするにはどうすればよかったのだろうか…
とても後味の悪い話。 でも、もし現実になったら?と思うと恐ろしかった。 子供は、大人では考えられないような償い方をする。 取り返しがつくと思うのは、大人の分別でエゴ、 それは正しいことだけれど、 子供にとってはそうじゃないこともある。
中盤くらいで既読なのに気づいた。まぁ、その程度の記憶だとラストも思い出せないのでちょうど良かったが。 中2男子の心理としてこれも有りかという感じ。 20年前の作品だけど、現代のスマホ・SNS全盛の時代で逆にリアリティがましたように思える。 息子も今年で彼らと同じ中2になった。ここまで、大人びてないか...続きを読むらよもやこんなことは無いと思うが、さて。
一気読み。 貫井作品らしく、ドロドロした雰囲気が有るものの、中学生を軸にしているためか、他の作品ほどドロドロ感・ジメジメ感は薄れている。ページをめくる手がもどかしく感じるほどドキドキしたのは久しぶりかな。 一人の中学生の自殺に始まって、連鎖する中学生の自殺。その謎を追う父親・・・。 何が原因で? ...続きを読む連続する自殺の関係は? そもそも自殺なのか他殺なのか? 等々、飽きさせない展開に徹夜してしまった。 ただ、主人公の父親が真相を語るシーンだが、ここは満足できない。いかにして真相に辿り着いたかが描かれてないので唐突感はいなめない。 「わかったんだよ、私には。優馬が自殺して以来、いろいろ考えたんでね。・・・・」 考えて真相に辿り着くのは良いとしても、その考えに至る過程が描かれてないのは読者として不満。 根拠もやや弱いような気がする。 それを差し引いても、徹夜して読ませる内容は見事。 ☆4個 背表紙~ 思慮深かった中学二年の息子・優馬がマンションから飛び降り、自殺を遂げた。動機を見出せなかった父親の青木は、真相を追うべく、同級生たちに話を聞き始めるが・・・・・・。「子供の論理」を身にまとい、決して本心を明かさない子供たち。そして、さらに同級生が一人、また一人とビルから身を投げた。「14歳」という年代特有の不可解な少年の世界と心理をあぶり出し、衝撃の真相へと読者を導く、気鋭による力作長編ミステリー!
引き込まれて面白く読んだのだけど、怖い。 子供たちが次々に投身自殺していく度に、「ひっ」と声をあげたくなるくらい何だか怖かった。 読んでいてゾワゾワしてしまった。 今時の中学生ってこんな感じなの!? 最後は初めて人間らしいところが見れて、少し安心…。
思春期の子供と大人のズレ。大人から見た下らない拘りも、当時の自分にとったら死活問題だったりした。それが下らないものだと感じるのは大人になってから。いつから大人になったのだろう?その下らないことのために命をかける思春期の子供がいたって、当時の自分に立ち返れば不思議なことでもなんでもない。それでも自己保...続きを読む身に走る大人が多いのは、恥も外聞もないのは大人だってこと?大人になるってことは強くなるってこと?執着心が強くなるだけ?でも、これくらいじゃ死なないよね普通。って思いながら読んだ。
14/3/3 息子の突然の自殺。 解剖で検出されたLSD、中身の消されたビデオテープ。 その後、息子の友人たちが次々と自殺を始める。 んーーー最後があっさりすぎたかな、とは思うけどなかなか面白かった。 子どもは子どもの論理で自殺する。 親から子どもの全ては見えない。
自殺、自殺、自殺、希望。 本格社会派ミステリー。 これぞ、貫井氏というべき一冊。 舞台設定細部も抜かりなし。 先を仄めかしながらも、伏線と抑揚が素晴らしい。 今回の題材は中学生の自殺だが、ここで論じられる「子供の論理」ってのは、凄く分かる気がする。 いつぞや、そのうちに自分も分からなくなってゆ...続きを読むくのかななどと思わずにはいられない。 物語の終わり方も、実に爽やかにまとまっている。 貫井氏も当たり外れがあるが、本作品は魅力ある当たりの一冊であったように思う。
親目線で読んでて苦しいものがあった 真相に迫ってくうちに知りたい気持ちとわからないままで良いと思う気持ちで揺らいだ
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