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Posted by ブクログ
この方の小説で読んだことのあるのは、スポーツ小説のみ。
ハードボイルドも書かれているのだなと思って読んだ作品です。
視察のために来日したニューヨーク市警のブラウン。実は東京で失踪した旧友を探すという目的がありました。その調査を開始直後、何者かに襲われます。ブラウンを助けたのは、元刑事の探偵・濱崎。関わり合いができたせいでもないだろうが、「手伝う」という濱崎の申し出をブラウンはしぶしぶ受け入れます。心では濱崎を信用できない、胡散臭い奴と思っていましたから。でもあい反発しあいながらも、いつの間にか、しっかりと手を組み、ブラウンを襲った相手をつきとめていきます。
主人公の名前はブラウン。
とっさに「ブラウン神父」という言葉が浮かんできましたが、
これはアメリカの推理小説の主人公でしたっけ。
子供の頃に読んだ推理小説だったかなあ。
どっちにしても、私にとっては親しみやすい名前でしたので、
すんなりと作品を読んでいけました。
アメリカ人の主人公ブラウン目線で語られる章と、
日本人の濱崎目線で語られる章とが交互にあり、
日米の警察関係者の文化の違いや生活習慣の違いなどが比較でき、
面白く読めました。
人種や言葉の違いをのりこえて
友情というものも芽生えてくるのだなと思いました。
ラストのブラウンの濱崎にかけた言葉が
この作品の真意を表明しているような気がしました。
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