高慢と偏見、そして殺人

高慢と偏見、そして殺人

1,980円 (税込)

9pt

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紆余曲折の末にエリザベスとダーシーが結婚してから六年。二人が住むペンバリー館では平和な日々が続いていた。だが嵐の夜、一台の馬車が森から屋敷へ向けて暴走してきた。馬車に乗っていたエリザベスの妹リディアは、半狂乱で助けを求める。家人が森へ駆けつけるとそこには無惨な死体と、そのかたわらで放心状態のリディアの夫ウィッカムが……殺人容疑で逮捕されるウィッカム。そして、事件は一族の人々を巻き込んで法廷へ! ミステリの巨匠がジェーン・オースティンの古典に挑む話題作!

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高慢と偏見、そして殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月01日

    母校が開催した公開講座「オースティンの世界」で紹介された本。
    原題[Death Comes to Pemberley(死がペンバリー館にやって来る)]よりも断然良い邦題だと思います。

    多少原作とは登場人物達の雰囲気が違うような気もしましたが、それは作者が違うからなのか、あれから六年経って彼らが成長...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月23日

    「高慢と偏見、そして殺人」は、Jオースティンの「高慢と偏見(Pride and Prejudice)」のその後を描いた作品。私は原作の「高慢と偏見」が大好き、「高慢と偏見」に出てくるキャラクターも大好き。「高慢と偏見」のファンにはとても楽しめる作品。「高慢と偏見」関連の作品といえば、「高慢と偏見とゾ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月09日

    いいですね。ミステリーの王道。毎回読むのはつらいけど、たまには、楽しい。イギリスの上流階級のしがらみと殺人事件。アガサの王道だ。PDジェイムズバアさん。バンザイ。

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    Posted by ブクログ 2013年07月02日

    原作の雰囲気ぶち壊しだったらどうしようと恐る恐る読み始めたのだが、さすがP・D・ジェイムズ。読み応えのあるミステリーになっていた。

    翻訳の力もあると思うが、18世紀から19世紀にかけてのジェントリ階級という『高慢と偏見』の世界にスッと入り込める。

    これは、原作から六年後、エリザベスは今や二人の男...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月30日

    英国ミステリの大家P・D・ジェイムズによる「高慢と偏見」の続編。
    みんなオースティンが好きなのね~。
    実力派なのでしっかり書き込まれ、19世紀初頭の捜査や裁判もありありと。

    「高慢と偏見」のあらすじが最初にまとめられていて、その辛らつさがとてもオースティンぽい。
    5人の娘を持つベネット夫人が4人ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月08日

    エリザベス、ダーシーらの人物造形を、きちんとオースティンの作品から受け継いでいるのが小気味よく、前作を楽しんだ感情をそのまま持ちながら読めたのは満足。
    ただ、途中からなんとなく怪しいと感じた人たちが、予想通り結末にからんできて、そして最後の大団円的な終わり方は、以前のジェイムズっぽくないような。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月26日

    WOWOWで、プライドと偏見の放映記念のプレゼントに当選した1冊。
    元ネタ未読の人にも役にたつはずの前置がなかなか読みにくく、10年積んでしまいました…ようやく読めました。

    相変わらず元ネタ未読、映画も未見、PDジェイムズも未読…でも、おもしろかったです。
    なかなかいくらなんでも…という部分も3つ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月13日

    原作は無知論、ドラマ、映画も見たので結構濃密に記憶にあるダーシーとエリザベスらの情景。
    オースティンの雰囲気をしっかり踏襲し、換骨奪胎にもならずジェイムズのテイストは殆ど抑え込んだまま(いい意味で)仕上がっていると思った。
    エピソードの展開も恐ろしく「ゆっくり」エリザベス王朝の雰囲気のまま。それもあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月25日

    高慢と偏見のダーシーとエリザベスのイメージが強すぎて、この作品になかなか慣れなかったが、後半はおもしろく読み進められた。ジェーンオースティンだったら、結婚後のペンバリーをどう書いたかなぁ。

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    Posted by ブクログ 2014年08月31日

    『高慢と偏見』から6年。
    2人の息子を授かりペンバリー館で幸せに暮らすダーシーとエリザベス。
    ある日領内で死体が見つかりそばにいた義弟が犯人とされ捕まってしまい…。

    途中ドラマでペンバリー館の豪華さを見てイメージ修正しながら読んだ。
    すると「それでいいの?」が「貴族だし…」になった不思議w
    今更...続きを読む

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