春待ち海岸カルナヴァル

春待ち海岸カルナヴァル

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

自分には、愛される価値なんかない。そう思って、家業のホテルをきちんと守ってきた39歳未婚の紫麻。そこに現れたのは冴えない中年男。なぜか紫麻の足にぴったりのバレエシューズを携えて……。真面目で一所懸命、だからこそときめきからは遠ざかってしまう。そんな女性のまだ恋ともつかない心のさざなみを温かく描いた長編。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    春待ち海岸カルナヴァル
  • タイトルID
    :
    176544
  • ページ数
    :
    223ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年06月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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春待ち海岸カルナヴァル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本の作者は評価が分かれるかも。
    カルナヴァルというホテルを家族で経営している姉の紫麻の目を通じて描かれる人々と恋愛感情の揺れ動きの1年が、描かれています。
    世界一の朝食のホテルはどんな感じかな。バスケットに入れて海岸で食べるというのは絵になりそう。
    物語の終わらせ方も余韻があって良いですね。

    0
    2014年06月12日

    Posted by ブクログ

    木村さんの作品は二作目。
    前回読んだ「夜の隅のアトリエ」が重苦しい雰囲気を持っている読む人を選びそうな作品だっただけに、軽く衝撃。
    ずいぶんとライトタッチ。
    だってタイトルが「春待ち海岸カルナヴァル」だもの。
    カルナヴァルはカーニバルの事。いかにも楽しそうじゃないか。

    おそらく南伊豆辺りを舞台にしたカルナヴァルという名のホテルが舞台。
    サンドイッチや瓶入りオレンジジュースをバスケットに入れて提供される朝食が美味しそうで。
    このバスケットを海岸まで持って行ってカモメに盗まれそうになりながら食べるなんて、なんて素敵。

    姪っ子が妖精を信じて毎晩牛乳をそっと軒下に忍ばせる下りや、幻のジャズトランペッターの話、夫との思い出とともにホテルを訪れる夫人の話。
    出てくるエピソードがどれもほんわかしていて癒される。
    ホテルを営む姉妹のやりとりに、女同士ってこうだよね~と共感したり。
    もちろん本筋の主人公の心の葛藤もリアルだし、淡い恋の行方も気になった。

    実際にあったら泊まりに行きたいと思わせるホテルと、魅力的な人々。
    海に向かう電車の中で読みたい本です。

    0
    2014年01月15日

    Posted by ブクログ

    もはやペンションものというのはひとつのジャンルですね。
    井上荒野「ダリヤ荘」と、シチュエーション的には近いですが、
    こっちはほのぼの系。
    木村紅美さんひさしぶりに読んだけれど、
    こういう雰囲気のは読んだことなかったから意外でした。

    茅野さんが1Q84牛河のイメージで固定されてしまい大変なことに。

    メイちゃんは愛すべきおんなのこでした。
    妖精さんにミルク!

    0
    2012年05月31日

    Posted by ブクログ

    海岸べりの小さなホテルでの、経営者の姉妹と母親、そして彼女たちを取り巻く人々との日々を綴った物語。父の死から始まる数々の挿話は、派手な事件ではないけれど、日々のなかで起こりうる人々の些細で、けれど大切な気持ちのゆらぎを、丁寧にすくいとっていて、寄り添うようなやさしさを感じました。
    主人公の紫麻のひそやかに一途に募らせてゆく想いはときにこそばゆかったり、はがゆかったりで、微笑ましくてよかったです。相手がけしてイケメンではなくどんどんと妙なところばかりが明らかになるのに、それでもやめられないのが、なんだかやたらとリアルだなあなどと感じました。
    それにしても、作中の食べ物がおいしそうでたまりませんでした…、バスケットに入れたサンドイッチがすごく食べたいです…!

    0
    2012年03月17日

    Posted by ブクログ

    表紙が可愛い。
    つまらなくはないけど、中々進まず読み終えるのに時間がかかった。
    バスケットに入った朝食を海辺で食べるのに憧れる。
    杏里の性格がチョット苦手。

    0
    2017年11月12日

    Posted by ブクログ

    可愛らしい装丁に惹かれて手に取った読者は、きっと読みながら主人公のキャラクタとのギャップに違和感を覚えたんじゃないでしょうか。私はそうでした←

    父親がある日突然亡くなり、母親も調子を崩したため、ホテル・カルナヴァルをイケイケ()な妹とその娘と共にやりくりしなければならなくなった主人公、紫麻。
    40歳を目前にして独り身の彼女は、ある日、外出先で出会った男性に惹かれ、彼の訪問を心待ちにするようになるが…。

    私は彼のことが好きみたいだ、好きなんだ、って自分に言い聞かせるとこでは完全にシンパシー感じた(笑)。ネガポジどっちの意味でも、そういう時ってあるよねー(笑)。三十路の女が何ヲトメなこと言ってんねんって感じですねすんません(笑)。

    内気な人、と帯でも書かれている通り、ナイーブな主人公の静かな生活がメインに描かれています。そんな彼女の恋の顛末も、ドラマチックな展開は見せません。ものすごい生々しいよ特に結論(笑)。

    でも、そんな主人公、内気というより、世界が狭いの方が表現として適当じゃないかしらとちょっと辛い目で見てしまいました。将来の自分の片鱗を見たような気がしたからこそ、少しの苛立ちを交えて、そう思ったのかもしれません。

    心地よいぬるま湯に浸かるのは快適だけど、どうして一歩、外に踏み出そうと思わなかったの?

    という主人公への問いかけは、私自身に返ってくる言葉でもあります。

    い…痛い…←←自業自得

    0
    2016年06月25日

    Posted by ブクログ

    アラフォーで未婚の主人公、紫麻。
    そんな彼女の平凡な日々とちょっとの刺激。

    海辺のホテルというロケーションに
    過去の恋愛が垣間見えたり、ちょっと新たな恋の欠片が舞い込んできたり。
    シチュエーションは楽しそうなのに、なんだかずっとくすんだ色の日々が描かれた小説。
    進みもせず、戻れもせず、ただその日その日を歩いているような主人公。

    共感はまず無かったし、こういうのも良いなとも思わなかったけれど、
    流れている静かな時は好きだな。

    0
    2016年05月08日

    Posted by ブクログ

    ホテルを切り盛りする主人公。ペンションを思わせる素敵な演出にワクワクしながらも、当人の妄想と現実の狭間で揺れる恋愛がもどかしすぎ。

    文章が非常に読みにくかった。
    文脈から時の流れがぷっつりと途切れたりするところが何カ所もあって
    頭の中で整理しながら
    何度も読み返すのが億劫だった。

    0
    2016年01月21日

    Posted by ブクログ

    妹とともに海岸沿いのホテルを切り盛りする主人公・紫麻。
    ホテルを出入りする人々との心の交流や家族との関係、そして淡い恋などの日常を描く。

    現実のビターがちゃんと存在していて、でも重くなりすぎず明るい余韻を持たせた終わり方に好感。
    木村紅美さんの著作を読むのはこれで二冊目。
    結構好きかも。

    0
    2013年06月06日

    Posted by ブクログ

    2度目でやっと読み終えました。別にそんなに読みにくかった訳じゃないけど。
    自分を地味だと思っている人の、妬みや苛立ちやこだわりを解ってもらえない悔しさ、などはよく解る。それでも客商売である以上は笑顔を絶やしてはいけない・・・。

    0
    2012年11月12日

春待ち海岸カルナヴァル の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    春待ち海岸カルナヴァル
  • タイトルID
    :
    176544
  • ページ数
    :
    223ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年06月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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