熊はどこにいるの

熊はどこにいるの

1,980円 (税込)

9pt

「わたし、殺しました、生みたての赤ちゃんを」──震災から7年の地で、身元不明の幼子をめぐり、4人の女たちの運命が、いま、動き出す。各紙誌絶賛! デビュー18年、著者最高傑作。

「これほどの強度の小説は滅多にないし、ここには真の意味での熊がいる。」──古川日出男
「いつかこんな夢の中に自分もいたような気がする。止まらない余震のような小説。」──斎藤真理子

生きるためにもがく者、
死ぬための場所を探す者──

暴力から逃れた女を匿う山奥の家に暮らす、リツとアイ。
津波ですべてを失ったサキと、災後の移住者であるヒロ。
震災から7年の地で、身元不明の幼子をめぐり、4人の女たちの運命が、いま、動き出す。

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熊はどこにいるの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    物語の立ち上がり方は寒気を覚える程で、肌の上をゆっくりと爪でなぞられている様な、痛さと戸惑いと、その裏に覗く昏い快感みたいなものがない混ぜとなった読中感。中年女性ばかりの群像劇ということで、蠱惑的というか本能的に感じる‘混ぜたら危険’な雰囲気があるんですよね。タイトルに含まれる『熊』というワードから

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    『熊はどこにいるの』木村紅美(河出書房新社)を読む。わたしもこの歳になってくると子育ての思い出ははるか彼方なのだが、「気がついたら、温かくて柔らかいものを抱きあげていた」という感覚は今でも懐かしい。ふわふわした肌触り、日に焼けた髪の毛の匂い。生まれたての赤ちゃんはたとえ安定した家族のもとでも、居場所

    0
    2026年01月17日

    Posted by ブクログ

    本の雑誌、2025年文学トップ10、1位であったため読んだ。重いテーマであるはずなのに、山の風景や、食べ物のシーンの情景がうかび、おとぎばなしのようだった。名前が、サキ、リツ、ヒロ、などカタカナで表記され途中まで男性なのか女性なのかもわからないような書き方も良かった。話の中身はしっかりダークで重いの

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    とても良かったです

    語る人を変えていく物語は、語られる人たちが知り得ないことを知ることができるので、読む人にとっては神の目なのかな

    神の目は嫌いじゃないけど、、、

    0
    2025年12月22日

    Posted by ブクログ

    ある時保護された5歳程度の子供
    その子を探すシェルターの女2人と、乳児を遺棄した女とその友人
    4人の女が時系列を行ったり来たりしながら交代して語る日々
    非虐待児で男嫌いであったのに肌の触れ合いから自分の欲望に気付いてしまうリツのギリギリの苦しさが印象的
    しかし感想が難しい
    救いもカタルシスもない

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    湧き上がってる嫌悪感は特定の誰かに対してのものではなく、言ってしまえば登場する女性全員に対するものであったと思う。
    利己的な性欲の気持ちの悪さは、身体的な男性から女性に対する場合で感じることが多かったが、女性から男性の場合でも当然同じように気持ち悪い。
    リツの行為には目を覆いたくなるが、アイの方が怖

    0
    2026年02月01日

    Posted by ブクログ

    あらすじ紹介では4人の女とあるが、大部分はリツとアイによる山の上の生活である。特に、望まない子を殺すサキはかなり描写が少ない。

    谷崎潤一郎賞を受賞して、選者たちには絶賛されていた。でも、あらすじの大枠は、なんらかの理由で傷ついた女たちが疑似家族的な子育てによって回復する物語であって、そこまで特筆す

    0
    2026年01月21日

    Posted by ブクログ

    山の家の暮らしに引き込まれた。お料理もとても美味しそうだった。
    子供との生活の、他では得難い経験、体感、感覚。

    この二つはとても印象的で、現実的だったが、それ以外はリアルな部分とちょっと夢想的なイメージの部分が重なるような感じで、不思議な小説だった。

    0
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    暴力から逃れてきた女たちを 匿かくま う山奥の家で暮らしていたら、なんの因果か"男の"赤ちゃんを拾ってしまう
    もちろん出生児に割り振られる性別がその子の性別にそのまま当てはまるとは限らないわけだが、男に育てたくないためにステレオタイプな女の子像を赤ちゃんにインストールしようとする

    0
    2025年07月18日

    Posted by ブクログ

    雪の降る深夜、道の駅のトイレのおむつ交換台の上に「たすけて」というメモと共に置き去りにされていた赤ん坊。
    このまま放っておいたら死んでしまう、と赤ん坊を保護した女は、男から逃れてきた女たちのための、女たちだけが住む、山の中の家に連れてきた。
    雪の日に拾ったから「ユキ」ちなみに男の子である。
    警察に連

    0
    2025年06月23日

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