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  • 名探偵(あるいは入舟家)の一族

    名探偵(あるいは入舟家)の一族

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,090円 (税込)
    入舟家の歴史は長い。その名が史書で確認される一番古いものは承和4年(837年)まで遡る。京の都で鬼を退治した入舟清行は遣唐使船に乗船していたという。その後、戦後の世には殺害現場に残されていた黒樂茶碗の名器・朧を巡り、かの千利休と面会した入舟清成など、いずれも人が害された現場に登場している。果たして入舟家とはどんな家なのであろうか。本格ミステリの俊英による歴史×海洋ミステリの傑作連作集。
  • アルゴリズムの査証【電子特典付き】

    アルゴリズムの査証【電子特典付き】

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,145円 (税込)
    累計1080万部突破! 『チーム・バチスタの栄光』 シリーズ20周年 最新作 医者は 神さまでも 聖人でもない。 病院改革が 波乱を呼ぶ! 医師を戸惑わせる臨床研修マッチング、働き方改革…… 東城大学医学部付属病院の生き残りをかけた改革。 田口分院病院長の下で起こる 若手とベテランの対立の行方は―― (あらすじ) 研修先の病院をアルゴリズムで決定する臨床研修マッチング制度により、第一志望の東城大学医学部付属病院とマッチングした研修医の禅波冬紀は、田口公平分院病院長と病理学教室の天馬大吉教授が主導する研修医制度改革に戸惑いつつ、初期研修二年目で救命救急での研修に入る。鳴り物入りで始まった新初期研修プログラムだが、人員不足で現場は大混乱に陥り、スーパー研修医の佐々木アツシが孤軍奮闘しているような状況だった。しかしそこに、元救命救急センターの将軍・速水晃一が助っ人として現れ……。 【著者について】 海堂尊 1961年、千葉県生まれ。医学博士。1988年、千葉大学医学部を卒業後、千葉大学第一外科入局。1997年、博士号取得後、独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院・臨床検査室医長に着任。2000年、Ai(オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)の概念を提唱し以後、Aiの社会導入と死因究明制度の改善を目指し社会活動に励む。2009年より同所のAi情報研究推進室室長を兼任。2006年、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて作家デビュー。全ての作品がリンクする「桜宮サーガ」シリーズは累計1800万部を越え、映像化作品も多数。「桜宮サーガ」シリーズの他に、ラテンアメリカの歴史小説や、近代日本の医学小説も展開している。2016年、放射線医学総合研究所の改組と共に同所を退職。現在は福井県立大学客員教授。
  • このスマホで地下牢獄から脱出してください

    このスマホで地下牢獄から脱出してください

    小説・文芸
    3.4
    1巻599円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 18……13……7% 電池が尽きれば即、死亡!? 読む「脱出ゲーム」、開幕! 知念実希人の大人気〈スマホBOOK〉シリーズ最新作!! 高額バイトの面接-- 目覚めると、そこには、 顔を撃たれた死体と、見知らぬスマホがあった。 連続猟奇殺人犯アザゼルから、メールが届く。 「このスマホの電池が尽きる前に、脱出するんだ」 閉じ込められた部屋には、 怪しい水槽、小さな金庫、散弾銃の弾痕が……。 電池残量が減っていく逼迫感、 アザゼルに追い詰められる恐怖感、 果たして、脱出できるのか!? 衝撃のラスト!
  • 和カフェこよみ 五月くんの夏のおもてなし

    和カフェこよみ 五月くんの夏のおもてなし

    小説・文芸
    3.4
    1巻836円 (税込)
    鮎めし、水無月、氷室まんじゅう…… 季節のお料理と和菓子と、素敵な器がある、 和める場所。 爽やかな夏のごはんと 優しい言葉が あなたをお待ちしております。 表の顔は美貌の人気モデル“ましろ”。 素顔は豆腐メンタルな陰キャ女子・しずこ。 そんな彼女の"推し″は 和カフェ「こよみ」の学生店主・五月くん。 もうすぐ五月くんの誕生日。 ところが仕事でパリへ撮影に行くことに。 現地で慌ててプレゼントを用意したり、 帰りの飛行機が遅延して、 しずこは推しの生誕祭に間に合うのか!?   季節のごはんと ポーランドの食器が彩る美味しい物語。 一話 菖蒲のお酒と、手のひらを鳴らして 二話 アユの塩焼きと水のない月 箸休め 五月くんのいとこのライくんは 三話 天の川のそうめんと地上のお星さま 四話 タコときゅうりのおむすびと、    透きとおる銀幕の向こう 五話 ひんやりハモの落としと、夏の水菓子
  • 耳袋秘帖 南町奉行と大凶寺

    耳袋秘帖・南町奉行シリーズ

    小説・文芸
    3.4
    1~15巻710~800円 (税込)
    墓を作れば化けて出る、檀家は次々に落ち目となり、 おみくじを引けば大凶ばかりの深川・題経寺。 その噂を小耳にはさんだ南町奉行・根岸肥前守だが、 お寺のことは管轄が違う。 とりあえず寺社奉行の耳に入れておき、 一件落着と思っていた矢先に、境内で女が殺されて……。 装いも新たに「耳袋秘帖・南町奉行シリーズ」発進!
  • 夜想い

    夜想い

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,870円 (税込)
    一年間不登校だった中学生の始は、春から再び学校に通いだした。その目的は、この学校にいるはずの〝ある人〟を捜すためだった。そんな中、始は校内の廊下に倒れている女子生徒と遭遇する。彼女は「星空中毒」という珍しい病気にかかった、高等部の遠山先輩だった。夜空の星を長時間見続けることで発症するその病気は、近年発見されたばかりの未知の病だ。始は、遠山先輩の友人・ひまわりに勧誘され、星空中毒を観察する「空想研究会」へ入ることに。研究会の活動をするうちに、始はかつて遠山先輩やひまわりと親しかった、今は亡き少年について知ることになり……
  • 今夜も、ぼっち飯

    今夜も、ぼっち飯

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,980円 (税込)
    心和む! 心躍る! あらたな「食ものがたり」の登場! 小説、エッセイ、漫画……極上の味わい盛り沢山! 人気作家9人による、ぼっち愛あふれる「食」アンソロジー! ひとりぼっちの食事――ぼっち飯。 ひとりきりで「食」と向き合う時間は、自分自身と向き合う時間だったりもする。 ちょっぴり切なく寂しいときもあれば、物凄くやすらかで心豊かなときもある。 「食」を通じて、心の内側、遠く懐かしい記憶、悲喜交々の人生と対峙する。 さまざまな想いに耽るのは、きっと、ぼっちだから。 だから愛おしく、今夜もやっぱり、ぼっち飯――。 仕事帰りに、旅先で、散歩の途中で、そして自宅で…… 何気ない毎日、特別な日に、たったひとり、様々な思いに耽りながら食を楽しむひととき。 食を通して「人生のおかしみ」を拾い「人生を豊かにする」、そんな世の中を元気にするヒューマンな一冊です! 愉しんでご賞味いただけますように! 《内容》 八木沢里志 小説「ふたご食堂のフォーチュンクッキー」 三浦しをん エッセイ「ぼっちの罠」 荻原 浩 小説「ぼうべらのおげんべ」 望月麻衣 エッセイ「わたしの『ぼっち飯』、今昔」 織守きょうや 小説「一人飯の事情3(じじょうさんじょう)」 三浦しをん エッセイ「ぼっち飯と読書」 太田紫織 小説「忘れじの辛口」 久住昌之 エッセイ「ふらっと三陸鉄道の旅」 嶋津 輝 小説「最高の孤食の作りかた」 矢部太郎 漫画「ぼっちではないご飯」 装画/宮田ナノ 装丁/田中久子
  • 窮屈で自由な私の容れもの

    窮屈で自由な私の容れもの

    小説・文芸
    3.4
    1巻779円 (税込)
    仕事、私生活、加齢、体調不良… 否応なく襲ってくる体の変化とままならなさ。女性の心と体、その選択と決定をめぐる 私たちの物語
  • 怖い客

    怖い客

    小説・文芸
    3.4
    1巻850円 (税込)
    洋菓子店で、長時間ショーケースの前に立ち続け、毎回“一点だけ”お菓子を買っていく女性客の真意とは(「一点さん」)。保険会社のコールセンターに何度もクレームを入れてくる男は、オペレーターの対応を見透かしているような口ぶりで……(「ノゾキさん」)。不審な行動を繰り返す客たち。その行動の裏にあるものが判明した時、更なる恐怖が訪れる。予測不能の“カスハラ”短編ミステリー!
  • ソリティアおじさんがいた頃

    ソリティアおじさんがいた頃

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,800円 (税込)
    第175回芥川賞候補作 人生を切りひらく決断と成長の一手 京都にある味噌製造会社につとめるわたし。ある冬の寒い朝、出勤すると社内のあちこちでささやかされる噂にになつかしい名前を聞く。 「亡くならはってん、黒野田さん」 かつてわたしが心のなかでこっそり「ソリティアおじさん」呼ばわりしていた人が死んだ。 「火事やってんて」 ひょんなことからソリティアおじさんの通夜に参列したわたしは、ずるずると交際の続く恋人、将来の見通しのたたない仕事、それぞれに踏ん切りをつけるためある決断を下す。 軽妙な京都弁で女性の内面を鮮やかに描き、誰にでもある変わらぬ日常におとずれる些細な変化こそが、人生の行き先を変える様を控えめに、けれど確かに物語る胸に染み入る傑作小説。 ソリティアのように無数の選択肢がある人生で、わたしが選んだ次の一手。クリアとなるか、手詰まりか。
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

    5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

    くたくたに疲れて帰った日、ショート動画でだらだら時間を溶かしてしまう日。 「お風呂に入らなきゃ」と頭ではわかっているのに、入る覚悟が決まらない! あなたに効く小説、ここにあります。 (執筆者一覧) 荒木あかね 有栖川有栖 一穂ミチ 上坂あゆ美 宇佐美まこと 小原晩 城戸川りょう 君嶋彼方 くどうれいん こだま 新山(さや香) 砂原浩太朗 珠川こおり はやみねかおる 日野瑛太郎 日向夏 松素めぐり 宮田愛萌 桃野雑派 森見登美彦 山崎まゆみ
  • 新装版 世界で一番美しい病気

    新装版 世界で一番美しい病気

    小説・文芸
    3.4
    1巻726円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「極端に言えば、恋愛というのは一瞬のものでしかないのかもしれない。唇と唇が初めて触れあう至高の一瞬、そこですべてが完結してしまい、それ以外は日常という散文への地獄下りなのだ。ただし、その一瞬は永遠を孕んでいる」 (「恋づかれ」より)。 作家、ミュージシャンとして数々の名作と伝説を残した中島らもが語った、恋にまつわるエッセイや小説、詩を収録。誰よりも恋を恐れ、愛した著者が綴る、恋の真理。 (解説・室井佑月)
  • 雛の鮨 料理人季蔵捕物控

    料理人季蔵捕物控

    小説・文芸
    3.4
    1~51巻607~880円 (税込)
    日本橋にある料理屋「塩梅屋」の使用人・季蔵が、手に持つ刀を包丁に替えてから五年が過ぎた。料理人としての腕も上がってきたそんなある日、主人の長次郎が大川端に浮かんだ。奉行所は自殺ですまそうとするが、それに納得しない季蔵と長次郎の娘・おき玖は、下手人を上げる決意をするが……(「雛の鮨」)。主人の秘密が明らかにされる表題作他、江戸の四季を舞台に季蔵がさまざまな事件に立ち向かう全四篇。粋でいなせな捕物帖シリーズ、遂に登場!
  • 最後の外科医 楽園からの救命依頼

    最後の外科医

    小説・文芸
    3.4
    1~2巻781~800円 (税込)
    最強のアウトロー医師、誕生! モグリの天才外科医が究極の〈不可能手術〉で命を救う――。 累計70万部突破『泣くな研修医』の著者で現役外科医・中山祐次郎さんが満を持してお届けする新シリーズ! 主人公は29歳の天才外科医カイ。10歳の頃から戦地でメスを握り、命の現場を駆け巡ってきた経験が彼を「不死身の医師」に。 しかし、「ふつうじゃない手術」には相応の覚悟がなければ――。 カイの相棒・交渉人の神園がふっかける法外な報酬金と、ヒリヒリする患者との駆け引き。そして圧巻の手術シーン……まさにブラック・ジャックを思わせる緊迫感がたまりません。 夢にまで見た世界タイトルマッチ目前に癌に冒された21歳ボクサーに、美しすぎる顔を棄て別人になりたい人気女優。失明に怯える米軍スナイパー。 彼らの切なる願いに、カイはどんな「答え」を出すのか?
  • おもいでホームクッキング

    おもいでホームクッキング

    小説・文芸
    3.4
    1巻847円 (税込)
    レシピに宿る思い出、心動かす美味しい物語。 美味しく、前を向く。 もう二度と会えないあの人の、大切な味をもう一度。 ここは鎌倉・つだやまホームクッキング。 鶴岡八幡宮手前を曲がり、木立ざわめく石段を登ると現れる古民家、「つだやまホームクッキング」。母を亡くしてからモノクロの日々を過ごす野川智也は、講師の津田山とその息子・心路からスカウトされ、この料理教室でアルバイトをすることに。 ここでは故人のレシピを調査・再現するコースがあり、「あの味にまた会いたい」と願う人々が訪れる。夫が娘たちに作っていた「まじかるおにぎり」、バリスタを目指していた青年が両親に淹れた「ケーキのような」カフェオレ、厳格な恩師が同窓会に差し入れた独特ならっきょう漬け……。やがて野川は、津田山にも長年探している味があると知り……。 レシピに宿る思い出に、きっと涙する。心動かす美味しい物語。
  • 食べると死ぬ花(新潮文庫)

    食べると死ぬ花(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.4
    1巻935円 (税込)
    最愛のひとり息子・裕也を失った桜子は、カウンセラーの久根ニコライからふしぎな壺を与えられる。美しい彼は3つのルールさえ守れば裕也が帰ってくると言うが――。絶望した人間たちに久根が与える贈り物は、神の奇蹟か、それとも悪魔の呪いなのか。全ての謎が繋がるとき異なる世界への扉が開く。人間の欲望を抉(えぐ)り出す、極上のホラーミステリ。文庫化に際し、最終章「診断の鍵」を書下ろし収録。(解説・三津田信三)
  • ある映画の異変について目撃情報を募ります

    ある映画の異変について目撃情報を募ります

    小説・文芸
    3.4
    1~2巻1,595~1,650円 (税込)
    山奥の廃村を舞台にした低予算ホラー映画「ファウンド・フッテージ」を観た映画ブロガーのMOJIは、画面の隅に説明のつかない“何か”を見つける。やがて“それ”は他の映画にも現れ、関係者が次々と不可解な死を遂げていく。「観たら死ぬ」という噂に怯えた仲間を追って、MOJIは映画のロケ地となった“消えた村”へ向かう。誰もいないはずの村で、待っていたものとは――。 皆様、どうか本作は自己責任にてお読みいただきますようお願いいたします。
  • ウィリアム

    ウィリアム

    家が檻になる、大どんでん返しサスペンス 広場恐怖症の男が屋根裏で創ったロボット。家族に披露したその時、“それ”は家を封鎖し、彼らに襲いかかる!? 驚愕のサスペンス
  • エゴサ厳禁

    エゴサ厳禁

    小説・文芸
    3.4
    1巻770円 (税込)
    あなたのエゴサが、人を殺す――  1日に何回、エゴサしますか? 大ヒット「厳禁」シリーズ、最新作!  【警告】読了後、あなたは二度と自分の名前を検索できなくなる。自分の名前や評判をネットで確かめたことはありませんか? 現代人にとって「エゴサ」はただの習慣だが、この小説の中では「死」の合図となる。  都内で起きた連続猟奇殺人。被害者たちは全員、眼球をくり抜かれていた。父を殺された大学生・深山遥香は、殺人鬼「アイ・コレクター」の正体を暴くため、私立探偵に連絡をとる。 父さんが知らない誰かに殺されたなんて、絶対に許せない――。 しかしそれは、狂気の深淵への入り口だった。何者かにつけられている気配。違和感だらけの書斎の写真。すべては「犯人」があなたに仕掛けた罠……?  スマホ型小説の先駆けとして読書界を震え上がらせた『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』モキュメンタリー・ホラーの極致を提示した『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』累計18万部を超えるヒットを記録した知念実希人が放つ、「厳禁」シリーズ第3弾。 犯人が誰か、絶対に検索(エゴサ)してはならない。 その瞬間、あなたの眼球も「コレクション」に加えられてしまう――。  ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • ロングウォーク

    ロングウォーク

    「歩」くか「死」か。 若者たちの命を懸けたサバイバル。 これぞキングの出発点。伝説的傑作、復刊! 映画化! クーパー・ホフマン主演 フランシス・ローレンス監督 2026年6月26日全国公開 近未来のアメリカ。そこでは選抜された十四歳から十六歳までの少年百人を集めて〈ロングウォーク〉という競技が行われていた。それは、コース上をただひたすら南に歩くだけという単純なものだったが、このレースにゴールはない。歩行速度が落ち、三回以上警告を受けた者は次々に射殺され、最後に生き残った一人が決まるまで続く文字通りの「死のレース」なのだ。昼もなく夜もなく、冗談を交わし、励まし合って歩き続ける少年たちの極限状況を、鬼才キングが生々しく描いた異色作、復刊!
  • そんな部屋、あります!?

    そんな部屋、あります!?

    小説・文芸
    3.4
    1~2巻825~847円 (税込)
    住まい探しは、生き方探し。   近藤麻琴36歳、賃貸仲介部門勤務。行きつけの店で愚痴っても、あなたのお部屋、みつけます! 近藤麻琴は、大手不動産会社「グリーンホーム」の賃貸仲介部門に勤めて14年。中堅どころとして仕事にも慣れ、年若い部下と「昭和」から抜けきれない上司に挟まれながら、譲れない条件だらけのお客さま相手に「そんな部屋はない!」と内心叫びながら奮闘する毎日。 息抜きは、親友の仲島恵が店主を務める居酒屋『慈雨』や、風変わりなマスターがいるバー『LR』に仕事帰りに立ち寄って、美味しいお酒と料理を楽しむこと。 人生の節目に立ち、住まいを探すお客さまを通して、自身の人生についても迷い、考える麻琴。長く付き合う恋人と結婚するのかしないのか、子どもはどうする? 仕事はーー?〈文庫書下ろし〉
  • ロマンス

    ロマンス

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,034円 (税込)
    昭和8年。ロシア人の血を引く子爵・麻倉清彬は、殺人容疑をかけられた親友に呼び出され、上野のカフェーへ出向く。それが悲劇の幕開けだった。ジョーカー・ゲームとコインの裏表をなす著者渾身の代表作!
  • 飛距離の長い青春

    飛距離の長い青春

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,776円 (税込)
    今の輝きが、すべてじゃない。 過酷な医学部受験、その先にあるものとは――。 注目の作家が描く、ほろ苦い青春。 開業医の息子で、絶対に医者にならなければならない千浩。 真面目で努力家、あこがれの医者をまっすぐ目指す睦。 なんとなく周りに流されて医学部を目指している耕平。 タイプも様々な三人が出会ったのは、医学部受験専門の鳳緑予備校飯田橋校舎。浪人生として“人生のエアポケット”を過ごす彼らは、予備校の近くで行き会った救命救護をきっかけに距離を縮める。上がらない成績、親からのプレッシャー、大学生になった友人たち、挫折、葛藤、焦燥、諦念……。それでも前を向く三人の、よるべのない浪人生時代とその先を描いた傑作青春譚。
  • 『昭和阿佐ヶ谷レジデンス』に関する取材記録

    『昭和阿佐ヶ谷レジデンス』に関する取材記録

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,870円 (税込)
    ストーカー気質の元カレから逃れようと「安心」を求めたOL・高梨紗英(仮名/26歳)は築50年の物件へ引っ越しを決意。 膨大な防犯カメラにほっとし、穏やかな住人との日常が始まった。 ところが紗英は奇妙な掲示板に侵食されていることに気づく。 「寄ってきますのでバルコニーへ私物は禁止」 「水回りの点検中は、蛇口からの呻き声や髪の毛の混入も問題ございません」 エスカレートする内容に怯える紗英へ、まさに当物件への取材が依頼された。 果たして救いの手か、それとも……?
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

    神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

    小説・文芸
    3.4
    1~5巻748~803円 (税込)
    大学の法学部に通う高槻ナラは、亡き祖父と同じ法律家を目指す現役女子大生。 神宮道を折れた路地にあるかつての祖父の法律事務所は改装され、探偵・春瀬壱弥が住む事務所となっていた。 ぐうたらで生活力のない壱弥を心配するナラは、彼の飄々とした姿に振り回される日々。 しかし、あるひとつの依頼をきっかけに、ナラは探偵助手として壱弥とともに京都の町を奔走することになるが─。
  • 戎堂質店 事故物品リユース課 1

    戎堂質店 事故物品リユース課

    小説・文芸
    3.4
    1~2巻759~792円 (税込)
    業務内容:「曰くつき」の古物の怪奇現象を鎮め、事故物品を再び売り物にすること――全国チェーンの「戎堂質店」で働く双葉。ブランド品愛が強すぎる&人情に厚すぎるために過大な査定をしてしまい、左遷された先はプレハブの「事故物品リユース課」。もう一人の課員で霊媒体質の和泉とともに、曰くつきの商品をリユースできる状態にする業務だという。追い出し部屋だと嘆く二人のもとに届いたのは、「火を招く雛人形」「すぐに隠れる伊万里焼」「啜り泣く結婚指輪」・・・・・・。新・お仕事オカルトコメディシリーズ、開幕!
  • A7~しおさい楽器店ストーリー~

    しおさい楽器店ストーリー

    小説・文芸
    3.4
    1~7巻858~880円 (税込)
    ここは葉山の海が見渡せる楽器店。店主の牧野哲也は10代でデビューして注目を浴びたギタリストだが、活動を中断し充電中。目が不自由な従妹の涼夏を引き取り、気ままな二人暮らしを送っている。店に持ち込まれる中古ギターが運んでくる音楽を愛する人々の熱い想い。それがいつしか哲也の心の奥に火をつけてゆく――。湘南の海風のように爽やかな青春音楽小説。
  • 地中海クルーズにうってつけの謎解き

    警官レイチェル&看護師サラの事件簿

    小説・文芸
    3.4
    1~2巻1,100~1,400円 (税込)
    婚約者に裏切られ、深く傷ついた警察官のレイチェルは、豪華客船で看護師として働く親友のサラに誘われて、2週間の地中海クルーズに参加した。素敵なディナーや美術品オークションなどで船旅を楽しんでいたが、寄港したリスボンで、同じ船の乗客が何者かに突き飛ばされ、トラックの下敷きになるという事件が発生。レイチェルは船で親しくなった男性が現場から走り去っていく姿を見て不審に思い、サラと協力しつつ、事件を調べ始める。――でも船内で、どうやって捜査すればいいの? 警察官と豪華客船つきの看護師、親友同士の女性たちが謎に挑むコージーミステリ・シリーズ開幕!
  • 陰謀論百物語

    陰謀論百物語

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,200円 (税込)
    「陰謀論」が現実になる世がここに―― 一国の大統領が突然、近隣国によって連れ去られ、裁かれる。 国家間ではミサイルが飛び交い、他国への攻撃を想定した大規模演習が行われる……。 かつてなら、まさかまさか、と笑い飛ばされていたような出来事が次々に現実になる世の中で、もはや陰謀論は「陰謀論」では済まされなくなっているのかもしれません。 何が本当で、何が嘘なのか。 収録作「陰謀論百物語」では、ろうそくを前にずらりと座った高名な”陰謀論者”たちが百物語を繰り広げます。 曰く、ロシアのウクライナ侵攻には、ホワイトハウスの地下に存在すると言われる「ブラックハウス」が関係している。曰く、スマホの自撮りで顔が長く写るのは、女性に美しくあらねばという意識を植え付ける「ルッキズム推進勢力」(通称:ルキ推)の策略によるものだ。曰く、「人類の月面着陸成功は陰謀である」という陰謀論は、陰謀である……。 嘘のような陰謀論はしかし、似非陰謀論を広め、世界を混乱させて支配しようとする影の組織が故意に広めているものらしい。それこそが陰謀なのだ、と主張する男まで現れ―― その他、突如厳しくなったコンプラに戸惑う刑務所帰りのヤクザに、「忖度」を合言葉として村おこしに励む村議会の面々、マスク拒否男改め「ゴネラ」とマスク警察改め「モンクコング」の真剣勝負まで……。 コロナ禍を前後して書き紡がれた粒ぞろいの全7編、とくとお楽しみください。
  • あなたが走ったことないような坂道

    あなたが走ったことないような坂道

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    「あたしって、何、」真っ赤になった両脚をティッシュで拭きながら、涙が、言葉があふれ出して止められない――。国籍とは何か? 母語とは何か? 性的指向とは何か? 香港で生まれ、移民の養父母のもと日本で育った女子高生、星瑤はアイデンティティの揺らぎを全力で駆け抜ける。絶望よりも速く。新世代の才能登場!
  • 有名人の愛読書、読んでみました。

    有名人の愛読書、読んでみました。

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,870円 (税込)
    大谷翔平、吉沢亮、キャサリン妃……。今を時めくスター50人が推している本を徹底調査! 愛読書から有名人に鋭く迫る、ボンコバ流ブックガイド。読めばあの人に一歩近づける! 『女性自身』好評連載「有名人(あの人)が好きって言うから……」書籍化第二弾! 【ア行】あいみょん/明石家さんま/芦田愛菜/安達祐実/綾野剛/池上彰/石破茂/稲葉浩志/今田美桜/伊藤沙莉/イーロン・マスク/ウェールズ公妃キャサリン/江口のりこ/大久保佳代子/大谷翔平/オードリー若林正恭 【カ行】GACKT/上白石萌音/河合優実/川口春奈/岸田文雄/北村匠海/きゃりーぱみゅぱみゅ/黒柳徹子/小池栄子/近藤麻理恵 【サ行】齋藤飛鳥/坂口健太郎/さらば青春の光(東ブクロ、森田哲也)/菅田将暉/関口メンディー 【タ行】滝沢カレン/谷原章介/多部未華子/千葉雄大 【ナ行】夏井いつき/西島秀俊 【ハ行】博多大吉/橋本環奈/浜辺美波/氷川きよし/ヒコロヒー/藤井隆/藤原竜也 【マ行】マツコ・デラックス/松坂桃李/MEGUMI 【ヤ行】吉沢亮/吉田 羊 【番外】有名人愛読書のボス
  • 平凡すぎて殺される

    平凡すぎて殺される

    小説・文芸
    3.4
    1~4巻1,400~1,980円 (税込)
    28歳のポールの特徴は“平凡すぎる”顔だ。わけあって無職のまま、ボランティアで病院を訪れて、彼を自分の息子や甥と思いこんだ老人たちを癒す日々を送っている。ある日、末期ガンの老人を見舞うと、錯乱した彼に誰かと間違われてナイフで肩を刺されてしまう。老人は亡くなり、警察は恐ろしい事実に気がついた。彼は悪名高いギャングで、有名な誘拐事件の関係者だったのだ。警察に衝撃が走る一方、ポールは爆弾で命を狙われ、さらに……。身を守るには逃げながら誘拐事件の真相を探るしかない!? 巧みな構成が光るノンストップ・ミステリ!
  • 人の財布 ~高畑朋子の場合~

    人の財布 ~高畑朋子の場合~

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,430円 (税込)
    「完全新感覚」ミステリー小説 書籍内の登場人物からメールが来る!? 小説内のサイトを実際に調べてみると…… 物語が読者の日常を侵蝕するーー。 あらすじ 夜中に何げなくフリマサイトを眺めていた主人公は、とある商品に目がとまる。 それは、高畑朋子という人物の保険証が入ったままの、中古の財布だった。主人公は、娘を誘拐された高畑朋子という母親、当時ニュースでも取り上げられていたこの誘拐事件を思い出す。 なにかに吸い寄せられるように、その財布を購入し、入っていた保険証やレシートを手掛かりに当時の事件の真相を解明しようと奮闘するのだったーー。 話題作を続々と生み出す第四境界の代表作『人の財布』が待望の書籍化! 『人の財布』は、中身が入った財布を購入するところから体験が始まる全く新しいゲームとして、多数のTV番組や雑誌で話題に。今なお販売と完売を繰り返しており、最長で半年待ちになるほど、注文が殺到している作品です。 書籍版である本作では、ゲーム版はと異なる物語が展開。レシート調の帯に包まれた財布型小説となっており、フリマサイトで買った他人の財布を開き、保険証やレシートなど、その中身を確認していく、という体験を書籍という形で表現。その財布の元の持ち主に迫っていく主人公の奮闘を追体験することができます。 また本作品には、『人の財布』とは全く異なる、第四境界が手掛ける“新たな物語”も収録されています!
  • そして物語のおわりに

    そして物語のおわりに

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,200円 (税込)
    医学生・張田雅之は、アルバイト先の店長の招きで、友人の久郷一と共にとある離島を訪れる。店長の父・柏谷高視は大手ゼネコンの会長でもあり、自身が所有するこの島で、親類や知人を招いて年末を過ごすのを習慣にしていた。集まった人々の前で高視が病気で余命幾ばくもないと明かされた翌朝、彼は四肢を切断され、池に浮かべられた死体となって発見される。高視の部下の男も同様に惨殺されていた。屋敷内のすべての通信設備は壊され、船も二日後まではやって来ない。出入り不能の孤島と化した中、猟奇的な事件を調べるために、張田は医学生としての知識を活かしたある提案をする──。『そして誰もいなくなるのか』でセンセーショナルなデビューを飾った著者による、第二長編。
  • 永久凍土の密室 マンモス殺人事件

    永久凍土の密室 マンモス殺人事件

    小説・文芸
    3.4
    1巻840円 (税込)
    マンモスの狩猟に挑んだ青年の死体が、入口を埋められた洞窟の中で発見された。旧石器時代の密室はどうやって作られた? 時代は巡り、舞台は現代日本。密室殺人現場から消えたマンモスのレプリカ牙4本は、何に使われたのか。 さらに時代は巡り、遺伝子編集とクローン技術、人工子宮によって復活したマンモス――ネオマンモスが暮らす象舎で殺人事件が起きた。 時代を超えて重なる密室殺人ミステリー!
  • 彩野ヒカリは見逃さない ICAS 奇異事案科学分析課

    彩野ヒカリは見逃さない ICAS 奇異事案科学分析課

    小説・文芸
    3.4
    1巻880円 (税込)
    その現象、本当に怪異の仕業? (あらすじ) 神奈川県にある総合応用科学研究所(略称:ICAS)では主に中小企業の技術サポートや、国や自治体からの委託業務を請け負いながら、個人からの依頼にも対応している。そんなICASのなかで、不可思議な現象についての相談事を日々持ち込まれる部署が、奇異事案科学分析課。亡くなった祖父の声が聞こえる絵画とは? 大学に出現する首なし幽霊は本当に存在するのか。村から体調不良者が続出するのは祟り神のせい? 好奇心旺盛な研究員の彩野ヒカリとアルバイトの大学生・航は、ICASに持ち込まれる謎を科学の力で解明する! 【著者について】 新藤元気(しんどう・げんき) 1993年、愛知県生まれ。筑波大学大学院数理物質科学研究科修了後、科学捜査研究所に入所。 現在は半導体メーカーに勤務。第22回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品『久龍小春の鑑定ファイル 小さな数学者と秘密の鍵』で2024年にデビュー。他の著書に『爆弾魔 科学捜査研究所物理係』(以上、宝島社文庫)がある。
  • 言問ラプソディ

    言問ラプソディ

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,420円 (税込)
    浅草って、なんてあったかい町! 日本最古の遊園地「花やしき」で働くことになった青年が、死んだ祖父の足跡をたどる旅。
  • 悲しみは羽根をまとって

    悲しみは羽根をまとって

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,640円 (税込)
    ハン・ガン推薦。最注目の英国作家が描く、喪失、回復、奇妙なカラス 母を突然亡くした幼い兄弟と、その父親。喪失の重みが沁みこみ始めたロンドンのフラットに、奇妙な喋るカラスがやってきてこう言う――おまえがおれをいらなくなるまでここにいる。ハン・ガンが「いびつなほどのぬくもりと美しさを秘めた本」と絶賛した傑作
  • ライフログ分析官

    ライフログ分析官

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,980円 (税込)
    高藤望の仕事は“ライフログ”の分析だ。ライフログは契約者が装着したデバイスから絶えることなく契約者の〈生の記録〉の映像、音声をクラウドに送信し続けるシステムで、犯罪捜査に必要不可欠な要素になっていた。だが殺害被害を追体験する分析官の仕事は、限界を超える過酷なものだ。さらに犯罪者も新たなテクノロジーで対抗し、高藤たちは激しい闘いに巻き込まれていく。すべての体験が記録される、あり得る未来に待つものは!?
  • あの子のかわり

    あの子のかわり

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,870円 (税込)
    親友が妊娠した。私と同じ、子どものいない人生だったはずのあの子がーー。作家デビュー10周年記念、紗倉まなの新たなる代表作! 「ここに書かれているのは、狂気と正気の狭間ではなく、狂気と正気の甘やかなマリアージュだ。その破裂の先にある世界に、読者は目を見張るだろう。」 ──金原ひとみ 〈「赤ちゃんできたんだよね」と言ったのは有里奈だった。別に衝撃は受けなかった。ただ、有里奈は随分と面倒くさい人生を選ぶんだなあと思っただけで。〉 ヘアメイクとして活躍する由良。かわりばえしない日々に倦怠を感じながらも、このまま仕事に邁進しつつ、夫と共に愛犬を育てる人生が続いていくと思っていた。 そんな中、独身の親友・有里奈から妊娠の知らせが飛び込んできて……。 ■全国書店員から共感、驚嘆の声が続々! 「やられた。そうなんです。 誰もが陥るかもしれない苦しみ、向き合わざるを得ない女性としての人生が描かれていた。」 ──山中真理(ジュンク堂書店 滋賀草津店) 「等身大の私たちの、等身大の心の動きを誠実にすくい上げた一冊。 性別を問わず、多くの人に読んでほしい作品です。」 ──新井沙佑里(紀伊國屋書店 新宿本店) 「結婚する/しない、産む/産まない。この選択で一気に関係性が変化する。 このどうしようもない感覚を紗倉まなさんはこの作品で的確に言語化してくれた。 「そう。そうなんだよ。そうなんだよね」って何度も読みながら頷いてしまった。」 ──後藤亜衣理(ブックファースト 梅田2階店) 「とても大事なことが書かれていると本能的に感じさせる力を持った小説。 男性は、絶対読んだ方がいいし、これを読んで何も感じない男性はやばいと思う。」 ──江藤宏樹(広島 蔦屋書店 文学コンシェルジュ) 「ものすごく共感して身体中が痛かったです。 刺さる人にはしぬほど刺さる物語。」 ──渡部知華(TSUTAYA サンリブ宗像店)
  • 予言館の殺人

    予言館の殺人

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,200円 (税込)
    幼い頃に「予言館の殺人」と呼ばれる事件に巻き込まれ、両親を亡くした慎司は、大学に通う傍ら、昨今顕著になってきた悪夢に悩まされていた。それは母が「ワタシノ……シンジ」と自分の名前を呼んで首を絞めてくるというものである。そんな中、推理作家の赤城蘭堂の養女・花蓮から「予言館の殺人の真相を解き明かす」という招待状を受け取った彼は、両親の死の真相と悪夢の原因を探るため、今は蘭堂の所有物となったその館に足を運ぶことになる。そこで行われようとしていたのは、未解決事件と噂される「予言館の殺人事件」を、霊能者たちの霊視によって解決するという、前代未聞の実験だった――。
  • 第四の闇

    第四の闇

    小説・文芸
    3.4
    1巻825円 (税込)
    インターネット心中で妻を失った新田は、事件を追っていたライターの切断死体を発見する。さらに、集団自殺の関係者なども同様の殺され方をしていたことが判明し、猟奇惨殺事件は、マスコミへの犯行声明をもって、公開殺人へと変貌を遂げた。ネット心中と、バラバラ殺人を結ぶ接点とは何か? 疾走感あふれる圧倒的筆力で読ませる、著者入魂の犯罪小説の傑作!
  • 作者不詳 ミステリ作家の読む本 上

    作者不詳 ミステリ作家の読む本

    小説・文芸
    3.4
    1~2巻1,034~1,078円 (税込)
    地方都市の片隅に位置する杏羅町。三津田信三は、そこで好みの古書店〈古本堂〉を見つける。そこで奇怪な同人誌『迷宮草子』を入手する。素人が作ったかのような、下手な革装のその本は、「霧の館」という短編をはじめ、7篇の奇妙な味わいの作品が収録されていた。だが、読み進めるごとに、現実の世界で奇妙なことが起きるようになる。三津田は、親友の飛鳥信一郎とともに短篇に隠された謎に挑むのだが……。
  • 大阪府警 遠楓ハルカの捜査日報

    大阪府警 遠楓ハルカの捜査日報

    小説・文芸
    3.4
    1~2巻789~850円 (税込)
    夫の存在が邪魔な落ち目の女優、盗作疑惑で契約破棄を迫られたデザイナー、頭脳明晰な警察官僚志望の大学生……。完全犯罪を企む彼らの前に現れたのは、若くして警部に抜擢された大阪府警の遠楓ハルカ。どんな些細なミスも見逃さないハルカが、「遠楓班は、ホシを追いつめる」と班員に号令をかけるとき、完璧に思えた犯人たちの計画は、終わりを告げる。倒叙形式で描かれた警察ミステリの白眉。文庫オリジナル。
  • 凍結事案捜査班 時の呪縛

    凍結事案捜査班

    小説・文芸
    3.4
    1~3巻880円 (税込)
    悲しみが共鳴した時、真実の扉が開く 警察小説界注目の実力派作家・麻見和史氏が文春文庫初登場です! 主人公の藤木は50代の男性刑事。もともとはやり手刑事でしたが、妻をガンで亡くしたことで仕事への意欲を失い。コールドケース(未解決事件)を扱う「警視庁捜査一課 特命捜査対策室支援係」に配属されます。そこに、30年前に立川でおきた小学4年生遺体遺棄事件の再捜査が命じられます。子供を失った父親に話を聞くことで、藤木が失っていた「刑事の矜持」が再び動き出すのか? 「曲者」が揃った「支援係」の面々とたどり着いた事件の真相とは!?
  • 最後に先生からのお話です

    最後に先生からのお話です

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,980円 (税込)
    思いやりと気配りで、生徒からも教職員からも大人気だった篠原先生が――学校の屋上から飛び降りて死んだ。誰にでも分け隔てなく優しかったはずの篠原先生から、ただひとり「いじめ」を受けていた中学二年生の満島紗枝は、どうしても納得がいかない。  ――絶対に、自殺じゃない。 篠原先生を崇拝していた下級生の茉莉花と共に、紗枝は先生を死に追いやった真犯人を探す。二人の前に、次々と明らかになっていく聖職者の真実とは……。 「善い先生」「正しい学校」「楽しいクラスメイト」 全部全部嫌いな、あなたのための学園ミステリ
  • 謎屋珈琲店 21番目の挑戦

    謎屋珈琲店 21番目の挑戦

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,980円 (税込)
    報復の連鎖は、止められたのか……金沢市のミステリーカフェ「謎屋珈琲店」を舞台に、店主の峰月響介と友人兼ビジネスアドバイザーの樫原明が贈る珠玉のヒューマンミステリー、開幕!
  • じゃあ、これは殺人ってことで

    じゃあ、これは殺人ってことで

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    日本最大(?)の犯罪都市・烏賊川市では、今日もあちこちで事件が発生。密室、アリバイ、人間消失――その裏にあるのは緻密なトリック? それとも、うっかり勘違いと奇跡的な偶然? 犯人も被害者も探偵も、どこか抜けていて大事なところでツメが甘い――しかしなぜだか憎めない。真相はコロコロと転がり、あっと驚く場所へ着地する! ユーモア本格ミステリ、ここに極まれり!
  • それはそれはよく燃えた

    それはそれはよく燃えた

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第六弾。 著者一覧(掲載順) 高田崇史 高田大介 歌野晶午 宮西真冬 風森章羽 丸木文華 米澤穂信 須藤古都離 篠原美季 島田荘司 神林長平 潮谷 験 古泉迦十 多崎 礼 市塔 承 黒澤いづみ 我孫子武丸 秋吉理香子 河村拓哉 矢樹 純 三津田信三 五十嵐律人 似鳥 鶏 恒川光太郎 皆川博子
  • とりぷるばーば 水曜日のかれーらいす

    とりぷるばーば 水曜日のかれーらいす

    小説・文芸
    3.4
    1巻779円 (税込)
    札幌で居酒屋を営んでいた桃子の夫が亡くなって一年。「子ども食堂」だけ細々と続けていた桃子のもとに、元キャリアウーマンの百合、夫婦二人で暮らしていた澄子が訪れる。中学時代からの親友たちもそれぞれの人生を歩み、気がつけば皆、67歳になっていた。そして、桃子は二人の提案で、彼女と夫が一緒にやっていたお店を再開することにする。リニューアルしたお店では、北海道の旬の食材を用いつつ、手軽に作れるリーズナブルな家庭料理を提供。食べに来たのは、乳がん手術後の女性や、今の世の中についていけない高齢男性、近所の小学生たち。皆、それぞれ悩みや不安を抱えていて……。個性豊かなおばあちゃん三人のやさしさと、お手製のカレーライスなどの懐かしい味が、明日への元気を与えてくれる連作短編集。文庫書き下ろし。
  • 集団葬儀

    集団葬儀

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,650円 (税込)
    ◆書籍概要 ――会場にいる全ての故人に挨拶をしてきてください。 その日は大雨で、客の入りがほとんどない、いわゆる楽なシフトの日だった。 先輩から変わった日払いのバイトを教えてもらった主人公は、好奇心を刺激され、 「葬式に行って会場内の全ての故人に挨拶をする」ことにする。 会場には年齢も性別も死因もバラバラな複数の棺桶が並んでいた。 主人公は棺桶の横に佇む人々から、故人との思い出をひとつずつ聞いていくが、 残された人々の様子はおかしく、故人にはなにやら共通項があるような――。 ホラーモキュメンタリー作家・くるむあくむの最新作。 ◆目次 開式 第1話 怪異屋敷 第2話 水の渇き 第3話 キャラメル 第4話 やりかたいろいろ 第5話 祖母の風呂 第6話 赤茶の耳栓 閉式
  • 京都つばきタクシー

    京都つばきタクシー

    小説・文芸
    3.4
    1巻924円 (税込)
    脱サラし、京都で観光個人タクシーを始めた椿裕之。バツイチの彼にとって唯一の楽しみは、元嫁の妹が営む小料理屋で常連客とともに舌鼓を打つ時間だ。ある日椿は、物静かな着物姿の女性客・鈴に紅葉巡りを頼まれる。張り切って車を走らせる椿だが、鈴は始終硬い表情を崩さない……。毎回、訳ありの乗客、そして京都の名所・美食処として登場する連作集。カバーイラストは、わたせせいぞう氏。
  • イオラと地上に散らばる光

    イオラと地上に散らばる光

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,870円 (税込)
    「検索すればすぐに出てくるよ。赤ん坊を抱いたまま旦那の上司を刺しに行った女。なんか怪獣みたいな名前でさ」 ワンオペ育児で追い詰められた母親が夫の上司を刺傷した。彼女は赤ん坊を抱っこ紐で帯同したまま犯行に及んだという。事件を取り上げたWEB記事をきっかけに、イオラという犯人の特徴的な名前や事件の異常さが注目を集め、SNS上ではイオラ擁護派と否定派の論争が過熱。記事の担当者・岩永清志郎は、大きな反響に満足しながら、盛り上がりが続くよう新たなネタを探して奔走するが……。
  • 或るバイトを募集しています

    或るバイトを募集しています

    小説・文芸
    3.4
    1~2巻1,430~1,540円 (税込)
    「或る、バイト体験者の話をインタビューしてきてください」 新作の執筆依頼でバイト体験者たちに取材をしていく一人の作家。 電話をするだけ、差し入れを渡すだけ、映像のチェックをするだけ。 たったそれだけの業務内容なのに何かがおかしい。 アルバイト募集からはじまる恐怖体験を描いた モキュメンタリーホラー登場!
  • BOXBOXBOXBOX

    BOXBOXBOXBOX

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,650円 (税込)
    宅配所に流れる箱を仕分ける安(あん)。ある箱の中身を見た瞬間から次々に箱が消えていって――顔なき作業員たちの倦怠と衝動を描くベルトコンベア・サスペンス。第62回文藝賞受賞。
  • こだま標本箱

    こだま標本箱

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,090円 (税込)
    【『思い出のとき修理します』の著者が贈る、珠玉の伝承ミステリー】 古くからの言い伝えを調べる伝説収集家との出会いが、 大切な人を失った百絵の未来を変えていく――。 ****************************************** 人にしかできない癒しと再生の物語が優しく胸に響きます。 マルサン書店サントムーン店 原田里子さん ****************************************** 【著者より】 「こだま」は「木霊」と書きます。森の中に反響する音に、昔の人は木々の魂を感じたのでしょうか。 現代でも、御神木や謂れのある木など、大切に守られています。 日常のそばに、伝説は意外とあふれているのではないでしょうか。 伝説収集家の賀見社と、現実的な感覚の百絵、二人のやりとりも読みどころです。 どうして賀見社が伝説を集めるのか、身近な伝説に触れ百絵が何を得るのか、ぜひお楽しみください。 【あらすじ】 路地裏にひっそりとたたずむ「喫茶こだま」で働き始めた百絵。 雇い主の賀見社は、古くからの言い伝えを調べる「伝説収集家」なのだという。 姉の魂を連れていった井戸の神さま、 切ってはいけない呪われた木の秘密――。 賀見社のもとに舞い込むのはこの世の理では解くことのできない謎ばかり。 思いがけず彼を手伝うことになった百絵だが、 すべては、自らの切ない過去につながっていき――。 奇跡に満ちた救いの物語が、あなたの心にこだまする。 【目次】 1 幸せの香 2 水を染める色は 3 木々の声音 4 柳の下に眠る 5 神隠しの山
  • プリテンド・ファーザー

    プリテンド・ファーザー

    小説・文芸
    3.4
    1巻880円 (税込)
    シングルファーザーとして、4歳の娘を育てる36歳の恭平。亡き妻に任せきりだった家事、育児をひとりで背負うことになり、会社でもキャリアシフトを求められ、心身ともにギリギリの日々を送っている。そんななかで再会したのが、高校の同級生・章吾。シッターというケア労働に従事しながら、章吾もまた、ひとりで1歳半の息子を育てていたのだった。「俺たち、一緒に住まないか?」――互いの利害が一致したことから「父と子」×2での四人暮らしが始まるが・・・・・・。
  • アトミック・ブレイバー

    アトミック・ブレイバー

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,420円 (税込)
    小型核爆弾による世界同時多発テロ《ヴァージン・スーサイズ》から27年。平凡なサラリーマン・堤下与太郎は、突如世界の命運を託される。与太郎だけがプレイできる格闘ゲーム《アトミック・ブレイバー5》の海賊版に、世界を揺るがすシステムに関わる鍵があるという――。与太郎は、ゲームに勝って世界を救えるのか!? 正気じゃないエネルギーがあなたに呼びかけるエンタメ大作、誕生。
  • キャベツ炒めに捧ぐ リターンズ

    キャベツ炒めに捧ぐ

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    60代後半の江子、麻津子、郁子は、都内のちいさな商店街で「ここ家」という、お惣菜屋を営んでいる。最愛の男性を亡くし悲しみを抱えつつも、にぎやかな江子、結婚して5年目の麻津子は、夫が最近よそよそしいと心配ばかり、息子も夫も早くに亡くした郁子は、ようやくひとり暮らしを楽しめるようになり――3人で、とびっきり美味しいお惣菜を作っているときが、最高に幸せ。そんなある日「ここ家」の立ち退き問題がふってわき、さらには江子が結婚を申し込まれたり――いろいろありながらも、前を向いて歩く彼女たちのたまらなく愛おしい物語。
  • どうせ死ぬなら殺してみませんか

    どうせ死ぬなら殺してみませんか

    小説・文芸
    3.4
    1巻880円 (税込)
    終わるはずの人生を変えたのは、少女からの手紙だった――。 胸を打つサスペンスミステリー! 「何重のどんでん返しなんだ!?」 ――啓文社岡山本店 三島政幸さん 朽ち果てた神社の桜の木で首を吊ろうとしていた秀文は、白い封筒が大きな洞に差し込まれているのを見つける。 中身は〈どうせ死ぬなら殺してみませんか?〉と書かれた交換殺人の依頼状で、置いたのは白いセーラー服と紺色のスカートを纏った少女だとわかり……。 二転三転する〈完全犯罪〉計画の結末は!?(『拝啓 交換殺人の候』改題・改稿)
  • 小説の小説【電子特典付き】

    小説の小説【電子特典付き】

    小説・文芸
    3.4
    1巻946円 (税込)
    いつものように殺人現場に出くわしてしまった名探偵。華麗な活躍で事件が解決したはずだったそのとき、思わぬ《伏兵》が推理を始め……?(「立体的な薮」)/異世界転生し、チート能力で無双する。誰もが夢見るシチュエーションに恵まれた「俺」だったが、最大の敵は、言葉の《イメージ》だった!(「文化が違う」)/「小説」とは何か、「書く」とは何か。創作の限界に挑む、これぞ禁断の小説爆誕!(「無小説」)/時は新法が成立し、検閲が合法化された曰本。表現の自由が脅かされる中、小説家の渦良は、《あらゆる》手を尽くして作品を書き続けるが――。(「日本最後の小説」) 本格ミステリの著者が挑んだ新境地、メタ・フィクション! あなたが知る小説の概念を覆す、驚きの5編を収録! ※電子書籍版巻末には、電子特典「夫の日記帳」を収録
  • 凍える島

    凍える島

    小説・文芸
    3.4
    1巻850円 (税込)
    ひどくなまぬるかった、あの夏――喫茶店〈北斎屋〉店長の野坂あやめは、得意客やその友人を含む男女八名で、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島を訪れた。数年前まで新興宗教の聖地だったという無人島に建つ別荘で、良質な退屈を楽しむはずが、到着翌日に死体が発見され事態は一変する。無惨絵のような刺殺体は、朱に染まった密室に横たわっていたのだ。それが悲劇の幕開けとばかりに、一人また一人と殺され、疑心暗鬼に陥る一行。霧に包まれ、交通と連絡の手段がない孤島でいったい何が起きているのか? 著者の出発点たる第4回鮎川哲也賞受賞作。/解説=杉江松恋
  • マリッジ・アンド・ゴースト・ストーリー

    マリッジ・アンド・ゴースト・ストーリー

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    俺、ほんとに結婚するのか? 27才の春崎は、大学から付き合っているさやかと結婚を控えている。だが、世間のいう「結婚」の世間体や両家のしがらみにもやもやする。というか、ちょっと結婚したくなくなっている。でもしたほうが、「まっとう」な社会人ぽい気がする。そんな折、さやかと共通の友達であったヒロが事故で亡くなったと知らされる。世間に流されるように婚姻届を提出したその日、さやかとささいなことで大げんかになり、勢いのまま当日離婚へ。さやかとともに同棲する家へ帰りつくと、そこには死んだはずのヒロの幽霊がいて――。 27才男性・春崎の目から見る「結婚」のリアリティと、本当の人との絆とは何かを問う独身青春物語。
  • 本読むふたり

    本読むふたり

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,567円 (税込)
    待ち合わせの目印は、『ノルウェイの森』だった。 村上春樹、島本理生、森見登美彦、中田永一。 ふたりの間には、いつだって本があった。それなのに……。 2010年代のカルチャーを閉じ込めた、ピュアな恋愛小説。 大学の課題で読んだ村上春樹の短編小説をきっかけに、読書の面白さに気づいたタツヤ。調べるうちに出会ったのが、Twitterの読書アカウントだった。自由で楽しそうに本の感想をつぶやく彼らの中で、タツヤはフミカというアカウントの投稿に心惹かれる。初デートの渋谷。明け方の神保町。抱きしめ合った御茶ノ水――。 わたしたち、出会うはずじゃなかったんだよ。
  • おまえレベルの話はしてない

    おまえレベルの話はしてない

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,815円 (税込)
    夢を叶え孤独に壊れ続ける芝と、夢を諦めて社会的には成功した大島。夢に青春を食われた二人の、身をよじるほどの嫉妬、羨望、そして侮蔑――暗い激情の奔流に飲み込まれる著者の最高傑作!
  • 法医植物学者杠葉柚梨の推理ファイル 花葬犯と謎の画家メメント

    法医植物学者杠葉柚梨の推理ファイル

    小説・文芸
    3.4
    1巻814円 (税込)
    殺人現場で花の絵を描いていたために警察に犯人と疑われた青年、神目帚遥(かみめぼうきはるか)。刑事から高圧的な事情聴取を受けていた彼を助けたのは、法医植物学者の杠葉柚梨(ゆずりはゆずり)だった。法医植物学とは、現場に残された花や木から事件の真相を探る学問のこと。神目帚は植物を精緻に描ける特技を活かすべく杠葉の助手となり、「花葬犯(かそうはん)」と名づけられた真犯人を追う。しかし、彼らを嘲笑うかのように、新たな犠牲者は増えていった――。「天才月澪彩葉の精神病質学研究ノート」の玄武聡一郎が放つ植物学ミステリー!
  • 大日の使徒

    大日の使徒

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,999円 (税込)
    キリスト教伝来時の最初にして最大の過ち――。異文化の軋轢を描き続けてきた直木賞作家が、ザビエルを日本へ導いた“ヤジロウ”を軸に、「宗教のあり方」に迫った力作長編。「過ちとは何か」との織田信長の問いにルイス・フロイスは、ザビエルがキリスト教を日本へもたらした当初、デウスを「ダイニチ(大日如来)」としていたため、仏教の一派と思われていた、と答える。その大日の訳語を提案したのがヤジロウ、ザビエルを日本へ連れて来た男だという。ヤジロウとは、何者だったのか。そして、16世紀半ば、島津貴久が治める薩摩で始まった、キリスト教の布教は――?
  • スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ

    スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ

    小説・文芸
    3.4
    1巻499円 (税込)
    このスマホ、絶対に見てはいけない――。文庫より小さい「スマホ本」でまったく新しい恐怖体験!!  大学生の一色和馬は「就職に有利になる」と聞いて「やばいバイト」に手を出す。これで稼げれば彼女との同棲もうまくいく…… そんな気軽さで始めたバイトだったが、あれ、どういうことだ?  自分のスマホに、不可解な「何か」が起きている。  黒い服の女は誰? 体中に目がある怪物? 都市伝説「ドウメキの街」ってなんだ!? えっ、あれ、死体が!?  医療ミステリーのヒットメーカーによるモキュメンタリー・ホラー『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』(9月18日発売)と対をなす、まったく新しい恐怖体験! 文庫より小さい「スマホ本」ホラー!!  ※本書は電子化にあたり底本に基づき作成いたしましたが、一部仕様が異なります。  ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 
  • その血は瞳に映らない

    その血は瞳に映らない

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,090円 (税込)
    横浜のアパートに住む鈴原咲玖良と娘の優璃が、同じアパートの住人・緑川に襲われ、母親は死亡、娘も負傷した。すぐ逮捕された緑川は死刑になりたかった、と供述。ニュースサイト記者・千弦は、犯人の動機に疑問を抱き、優璃と共に事件を取材する。不審な行動をとる緑川の弁護人や思惑を秘めた関係者の証言に振り廻される千弦たち。被害者と加害者が入れ替わりながら、新たな悲劇を生んでゆく。SNSの闇を抉る傑作長編ミステリー。
  • 南海王国記

    南海王国記

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,277円 (税込)
    史上初、台湾侵攻!歴史小説の巨人、最新刊! 国境を脅かす騎馬民族の大軍を何度も退け、明王朝を堅守し続けた名将・袁崇煥(えんすうかん)が、私欲にまみれた宦官たちの讒言によって処刑された。明朝の終わりの始まりだった。若き崇禎帝(すうていてい)は人民の困窮などには目を向けず、自らの独裁君主権を脅かされることばかりを恐れた。ほどなく、李自成(りじせい)の反乱によって明は滅亡した。  その年、20歳を迎えた青年がいた。青年は、漢土の沿海で最も恐れられた海賊の子だった。幼い頃から聡明だったその青年は科挙の生員(受験資格者)となり、南京の太学で儒学を修めた。青年の名を、鄭成功(ていせいこう)といった。  明王朝が倒れ、満州の騎馬民族が国号を清とあらため漢土を席巻、明の旧臣らが続々と清に寝返っていく中で、「抗清復明」を高らかに掲げて青年は国を作った。  台湾島に建てられたその国は、わずか22年の間だけ幻のように耀いた。 (底本 2025年7月発売作品)
  • ニュースが消える日

    ニュースが消える日

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,310円 (税込)
    「俺たちは、面白いから記事を書くわけじゃないですよ。伝える必要があるから記事にするんです」 大手全国紙の整理記者を辞め、実家の印刷所が発行する「地域紙」編集長になった戸倉大介。 部数1万部、編集部員3人、週3回発行、全4ページ。人口25万人の平和な地方都市に事件は少なく、行政発表や街ネタが中心の、刺激に乏しい紙面だ。 そんな中、SNSを駆使する若き市長が自宅前で何者かに襲撃された。これはテロか?  その事件が、戸倉の記者魂に火を付けた。 人手も拡散力も速報性もない。それでも、地元で起きたこの事件の真相を誰よりも深く、正確に報道してやる。 裏を取れないことは書かない。特定の人物の主張だけで記事にしない。引用だけのこたつ記事は載せない。 元新聞記者の著者が報道の矜持を問う長編小説。
  • 磔の地(新潮文庫)

    磔の地(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,210円 (税込)
    ルイジアナ州アイビーリア郡。刑事ロビショーのもとに、かつて私刑により父親を磔殺された写真家ミーガンが訪ねてくる。窃盗罪で拘置中の黒人が看守に虐待されていると訴えてきたのだ。真相を探るうち、件の囚人の妻の自殺、レイプ犯らの殺害と、様々な悲劇が表面化し、かつての磔の惨劇へと結びつく……。米南部ミステリーの巨匠が犯罪小説に文学性を吹き込んだCWA最優秀長篇賞受賞作!(解説・霜月蒼)
  • 中にいる、おまえの中にいる。

    中にいる、おまえの中にいる。

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,870円 (税込)
    ブックススタジオのバイヤーが選んだ〈一気読み大賞〉第1位の前作『間宵の母』の続編。前作で孫娘の思考を含め身体を乗っ取った間宵己代子が、今度は寄生先を、自分に復讐しようとしていた十八歳の青年・栢原蒼空に乗り換え「生きることこそわが宿業」と、なおも生き続けようとする。著者最恐のホラー・ミステリー。書き下ろし作品。
  • 物語る

    物語る

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,980円 (税込)
    語りが交錯し、閃きが生まれ、文字になる。 千原ジュニアの新境地。 作家、放送作家の樋口卓治さんを相手に、TVや舞台では聞けないエピソードを語り、セッションを重ね物語になっていく。語りの過程はジュニアさんのYouTube「千原ジュニアYouTube」で毎週公開! ・駐車場に置かれたベビーカー、誰がなんのために? ・車のAIアシストが余計なことをしてしまう状況って? ・気が利くと自認する後輩がやらかして……。 ・家を建てる幸せ×恐怖=?
  • K 時代の恋人

    K 時代の恋人

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,200円 (税込)
    昭和の歌姫〈K〉と 青酸コーラ殺人事件。 時代が二人の運命を繋ぎ、翻弄する-- 『クリーピー』『号泣』著者が 昭和100年に贈る 新境地の恋愛×サスペンス! 内田剛さん(ブック・ジャーナリスト)、絶賛! 「甘美な記憶に苛烈な現実、そして昭和が生み出した鮮やかな闇。 魂の奥底にまで響く余韻はいつまでも消えない!」 昭和40年代半ば、私は学生運動で揺れる大学を中退し、デビュー間もない女性歌手〈K〉のマネージャーとなった。 やがてスターダムに上り歌姫と呼ばれる〈K〉への恋心を封印し、 新宿の居酒屋で働くキエを映画に誘い、交際を始めるが、ある衝撃的な出来事をきっかけにキエは姿を消す。 二人を再び繋いだのは、日本を震撼させた青酸コーラ無差別殺人事件だった!
  • アミュレット・ワンダーランド

    アミュレット・ワンダーランド

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,980円 (税込)
    噂の犯罪者御用達ホテル、それがアミュレット・ホテルだ。2つのルールさえ守れば、どんな違法なサービスも受けられるし、警察の介入も一切ない。しかし、そのルールが破られたときはホテル探偵が犯人を追い詰める! ホテルの部屋で生配信中に殺されたSinTuber、バーの落とし物を巡る奪い合い、バトル・ロワイヤルが開催される殺し屋コンペ、爆弾魔ボマーとの対決……前作より大きくスケールアップしたエンタメ度MAX本格ミステリ。
  • もしも料理店

    もしも料理店

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,485円 (税込)
    今日のメニューは? 美味ショートショート。 路地裏にたたずむ“OGATA”という看板を掲げたお店――通称、「もしも料理店」。 その日やってきたのは、仕事のプレッシャーに悩む男性だった。彼の話をじっくりと聞いたシェフはこう言う。 「じつはちょうど、お客様にうってつけの食材が入ってきたところなんです」 取り出したのは、なんと30センチほどの大きさの“オフロード車”だった。 「こちらは、山の中を走っていたという、若い自動車です。こちらをお召し上がりいただきたいと思います」 シェフは自動車をさばき、調理し、見事な一皿に仕上げた。半信半疑で食べた男性は、野性味あふれる美味しさに驚く。そして、その胸にはひとつの思いが去来する――。 突拍子もない食材を、意外な料理に作り上げてしまう、ちょっと不思議な料理店。少し疲れた身体も、なんだかむしゃくしゃした気持ちも、その一皿が癒してくれる。自動車、月、公衆電話にトランペット。さあ、今日のメニューは……?  料理監修は、さわのめぐみさん(ものがたり食堂/Nami Zaimokuza)。 お腹も心も満たしてくれる、美味しいショートショート、11編の詰め合わせ。
  • ワトソン力(りょく)

    ワトソン力(りょく)

    小説・文芸
    3.4
    1巻770円 (税込)
    目立った手柄はないのに、警視庁捜査一課に所属する和戸宋志。非番の日に偶然訪れた先々で起きる事件を解き明かすのは、そこに居合わせた人びと。それは、そばにいる人間の推理力を飛躍的に向上させる和戸の不思議な能力のおかげだった。謎の多いダイイング・メッセージ、雪の日の銃撃事件、バスジャックされたバス内の死体……。平凡な刑事・和戸の周囲で起こる、推理合戦の行方は――。
  • 屋上物語

    屋上物語

    小説・文芸
    3.4
    1巻880円 (税込)
    デパートの屋上、それはかつて人々の憩いの場であった。遊園地あり、レストランあり、舞台でのショーありと、まさにエンターテインメントの集う場所だった。とあるターミナル駅に隣接する有名デパートの屋上には、知る人ぞ知る讃岐うどんの名店がある。老若男女のファンが、安くてうまいうどんの味を求めてやって来るが、同時に不思議な謎や事件も集まってくるのだ。うどんを提供するのと同様に、素早く謎解きするのは、通称「さくら婆ァ」。デパートの屋上で繰り広げられる様々な人間模様を、魔術師・北森鴻が丁寧に描いた8篇を収録した、連作ミステリ。装いも新たに贈る、決定版。/【目次】はじまりの物語/波紋のあとさき/SOS・SOS・PHS/挑戦者の憂鬱/帰れない場所/その一日/楽園の終わり/タクのいる風景/解説=愛川晶/創元推理文庫版解説=村上貴史
  • 魔女裁判の弁護人

    魔女裁判の弁護人

    小説・文芸
    3.4
    1巻899円 (税込)
    裁判にかけられた少女を救うため 魔女の不在を証明せよ! (あらすじ) 16世紀の神聖ローマ帝国。法学の元大学教授のローゼンは旅の道中、ある村で魔女裁判に遭遇する。 水車小屋の管理人を魔術で殺したとして告発されていたのは少女・アン。法学者としてアンを審問し、その無罪を信じたローゼンは、村の領主に申し出て事件の捜査を始めるが――。 魔女の存在が信じられていた社会を舞台に、法学者の青年が論理的に魔女裁判に挑むリーガルミステリー! 【著者について】 君野新汰 富山県生まれ。石川県金沢市在住。精神科医。第23回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として本作でデビュー。
  • 荒地の家族(新潮文庫)

    荒地の家族(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.4
    1巻572円 (税込)
    40歳の植木職人・坂井祐治は、十数年前の災厄によって仕事道具を全てさらわれ、その2年後、妻を病気で喪う。自分を追い込み肉体を痛めつけながら仕事に没頭する日々。息子との関係はぎこちない。あの日海が膨張し、防潮堤ができた。元の生活は決して戻らない。なぜあの人は死に、自分は生き残ったのか。答えのない問いを抱え、男は彷徨い続ける。止むことのない渇きと痛みを描く芥川賞受賞作。(解説・小川洋子)
  • 警視庁地下割烹

    警視庁地下割烹

    小説・文芸
    3.4
    1~2巻968円 (税込)
    警視庁捜査一課に所属する花菱朝彦は、捜査で失敗を重ね、異動を命じられた。だが、異動先は朝彦の想像を遥かにこえた部署だった──「割烹課」という部署が警視庁の地下4階にあるというが……。
  • 影犬は時間の約束を破らない

    影犬は時間の約束を破らない

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,640円 (税込)
    ソウル、釜山、沖縄、旭川。治療としての〈冬眠〉が普及した世界の、眠る者と見守る者。やがて犬たちが、人々を外へと導いてーー。世界とはぐれた心を結び直す冬眠小説集。 すべての疲れた人たちへーー。 未踏の文学を切り拓く作家による、 韓国と日本を舞台にした冬眠小説集の誕生! ・冬眠は、健康診断とカウンセリングを経て開始する。 ・万一に備えて冬眠者を見守るガイドが必要になる。 ・ガイドは、信頼できる人にしか任せられない。 ・冬眠者の多くが、はっきり記憶に残る夢を見る。
  • この配信は終了しました

    この配信は終了しました

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,870円 (税込)
    正義系、暴露系、心霊系・・・・・配信の終了後に明かされる配信者たちの素顔とは!? 心霊系配信をはじめた先輩後輩コンビが赴いたのは、ある事件が起こった廃墟だった。そして、そこで新たな悲劇が起きる(「心霊系」)。気鋭の経営者に集められた考察系配信者たち。彼らに課されたのは、ある配信者の自殺の真実を考察することだった(「考察系」)――。ネット配信者たちの姿を描いた連作ミステリー。
  • つくみの記憶

    つくみの記憶

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,090円 (税込)
    31歳の松谷遼平は会社の懇親会で8歳下のアルバイト・隠善つくみと初めてまともに話すと、奇妙な感覚に襲われる。……この人は俺に会いに来たんじゃないか? 遼平は幼少期、生死の境を彷徨ったことがある。その記憶とつくみとが不思議と繫がってくる。遼平がつくみと結婚すると、別れた恋人の友莉が失踪してしまう。その捜索によって知った関係者の出自や記憶が大分のある地域に奇妙に収斂し、人間関係が因縁めいた連環の形となっていく。やるせなさ、ずるさ、だらしなさが随所に描かれながら、どこまでも澄んだ読み心地がする物語。
  • 孤老たちの沈黙

    孤老たちの沈黙

    小説・文芸
    3.4
    1巻836円 (税込)
    焼鳥店の主人はとみに年齢を感じるようになった。常連客でキャバクラ勤めの女性は、夫からDVの被害に遭っており、それを知った高齢のタクシー運転手は……(表題作)。事業に失敗し、同棲中だった若い女に貯えた金を持ち逃げされ、死に場所を探す男は道の駅で一匹の猫と出会うが……(「旅立ちの空」)ほか、ゾッとする展開で心底イヤになってくるが、その先に一条の光が見出せる、滋味溢れるサスペンス作品を7編収録。
  • 祝祭のハングマン

    ハングマン

    小説・文芸
    3.4
    1巻800円 (税込)
    法が裁けないのであれば、誰かが始末しなければならない―― 警視庁捜査一課の瑠衣はゼネコン社員の不審死を追うが、自身の父にも疑惑の目を向け始め…。予想を裏切る衝撃のミステリー! 解説・中江有里。 単行本 2023年1月 文藝春秋刊 文庫版 2025年5月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 戌井昭人 芥川賞落選小説集

    戌井昭人 芥川賞落選小説集

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,287円 (税込)
    5回の芥川賞落選を経験し、もっとも賞に近かった(?)作家による芥川賞落選作5作品をまとめたオリジナル小説集(注:川端康成文学賞受賞作1作を含む!!!)。気が小さいのにテキトー、だけどなぜか惹かれてしまう人物たち、モラルも常識もあんまり通用しない脱力しまくりの独特の世界観が炸裂する──ある意味、画期的で文学的コスパ最強の作品集。解説 町田康
  • 友よ、静かに瞑れ

    友よ、静かに瞑れ

    小説・文芸
    3.4
    1巻858円 (税込)
    海辺の温泉街で旅館を営む旧友の坂口が逮捕された。街一帯を牛耳っている下山観光の事務所で刃物を振り回したのだという。坂口は決して人に刃物をむけるようなやつじゃない。真相を探るために坂口の親友である新藤剛はこの街にやってきた。下山観光と坂口の間に何があったのか。坂口を留置場から出そうと、新藤は体を張って動き出す……。痛み、傷つき、彼らは命がけで己を生きる。血よりも濃い男の友情、生き様に熱く震える、語り継がれる北方文学の傑作が、装いも新たに登場。
  • ちぐはぐなディナー

    ちぐはぐなディナー

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,090円 (税込)
    人生の曲がり角は、真夏のパリの晩餐にあった。 ジゼル・アリミ賞を受賞した「反逆へ向かう女性たちを描く、一触即発の密室劇」 8月の暑い夜。パリのラスパイユ大通りにある高級アパルトマンを1組の夫婦が訪れた。エティエンヌが旧友のレミと、レミの妻のジョアルを招いたのだ。エティエンヌの妻のクローディアを交えて、4人でディナーを囲む。弁護士で自信に満ちたエティエンヌ。運動療法士で内気なクローディア。経済学の教師で社交的なレミ。IT業界で成功を収める思慮深いジョアル。それぞれの胸に秘めた思いを抱えながら、ディナーは進行していくがーー。 踏み出してみれば、なんてことのない一歩だった。
  • オークションの女神

    オークションの女神

    小説・文芸
    3.4
    1巻792円 (税込)
    うちに出品してくれる人のほとんどが、死(Death)離婚(Divorce)借金(Dept)の3Dをきっかけにしている。どこで恨みを買っているかわからない──仕事ぶりも外見もエレガントで隙がない上司・冬城美紅の言葉に入社3年目の小洗凜太郎は驚く。経営状態が良くない「東京オークション」が社運をかけ、ウォーホルやピカソの作品を集結させた大きな商い。そこに「中止しなければ会場爆破」の脅迫文が。欲、噓、エゴが織りなすショー=オークションで事件は起きる! 人間模様の意外な展開から目が離せない、傑作アートサスペンス。
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

    謎解き診察室、本日も異状あり

    「医師作家」だから書けるアイデアとリアリティがある――。人生相談の連載を持つ女性精神科医に届いた怪文書。山中で発見された、頭と手足のない「胴体」だけの遺体。死亡診断後に突如動いた女性の手。夜間の歯科医院に大金を持って訪れた謎の男。保険金目当てに他人の認知症の母親を借りる女。人気医師作家陣が織りなす、珠玉の医療ミステリー集。
  • どうせそろそろ死ぬんだし

    どうせそろそろ死ぬんだし

    小説・文芸
    3.4
    1巻799円 (税込)
    2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作 余命宣告された人々が集まる山荘で起きた、ある一人の突然死。 自然死か殺人か――。超新星の二度読み必至「館」ミステリー! 「最初から最後までずっと罠ばかり。最大の罠は作風そのものかも」麻耶雄嵩(作家) (あらすじ) 探偵業を営む七隈は、余命宣告された人々が集う交流会のゲストとして、助手の律と共に山奥の別荘に招かれた。 二人は交流会の参加者と食事をし、親交を深める。しかし翌朝、参加者の一人が不審な死を遂げる。 自然死か殺人か。殺人であれば、余命わずかな人間をなぜわざわざ殺したのか。七隈たちは死因の調査を始め――。 やがて明かされる驚愕の真相とは? 【著者について】 香坂鮪(こうさか・まぐろ) 1990年、熊本県生まれ。大阪府在住。現在、循環器を専門とする特定機能病院に勤務。第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、本作でデビュー。
  • 我らが緑の大地

    我らが緑の大地

    小説・文芸
    3.4
    1巻2,200円 (税込)
    森のあらゆる生物が襲い来る! 植物の「魔の手」から 逃れられるか!? 人類の命運を託されたのは、 ワーママ研究者と、その息子 震撼のパニックサスペンス! スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。コマツナは虫にかじられると毒を合成したり、SOSを出して虫の天敵を呼び寄せたりするなど、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて緊急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?
  • せちやん 星を聴く人

    せちやん 星を聴く人

    小説・文芸
    3.4
    1巻880円 (税込)
    ぼくたちは遠く旅をする。星の囁きに耳を澄ます日々。詩人、バイオリニスト、天文学者……「宇宙」を夢見た少年たちの孤独な軌跡。――学校の裏山にぽつんと建つ摂知庵(せちあん)という奇妙な家。少年3人組はそこで神秘的な中年男と出会った。銀色のドームに籠もり、遠い星に思いを馳せる日々。「宇宙」に魅せられた少年たちはそれぞれ大きな夢を追いはじめた。しかし大人になって見上げる空は、ときに昏(くら)く……。切なくほろ苦い青春の果てを描く傑作小説。
  • ヘビイチゴ・サナトリウム

    ヘビイチゴ・サナトリウム

    小説・文芸
    3.4
    1巻990円 (税込)
    「なんでもない透明なものになるの」「なんでもない透明なもの?」「世界に身をまかせればいいのよ。自分が自分でいられるにはどうしたらいいか考え続けていく方が、ずっとたいへんじゃない?」夏休みが明けてすぐ、次いで年が明けた二月に、少女が校舎の屋上から墜落死する。ふたりは中高一貫の女子校で同じ美術部に所属する高校三年生だった。時を置かずして、学園では三度目の墜死が。遺された未発表の小説、アルファベット・ビスケット、密室殺人、そして「ヘビイチゴ・サナトリウム」――少女期の心理のゆらぎを鮮烈に描出する長編ミステリ。/解説=笠井潔・久美沙織
  • 黒猫を飼い始めた

    黒猫を飼い始めた

    小説・文芸
    3.4
    1巻726円 (税込)
    会員制読書倶楽部、Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)されたショートショート集。 書き出しの1行「黒猫を飼い始めた。」は、全員共通。2行目からはそれぞれの作家が自由に想像を膨らませ、生み出された26編。 「妻の黒猫」 潮谷 験  「灰中さんは黙っていてくれる」 紙城境介 「イメチェン」 結城真一郎 「Buried with my CAAAAAT.」 斜線堂有紀 「天使と悪魔のチマ」 辻 真先 「レモンの目」 一穂ミチ 「メールが届いたとき私は」 宮西真冬 「メイにまっしぐら」 柾木政宗 「ミミのお食事」 真下みこと 「神の両側で猫を飼う」 似鳥 鶏 「黒猫の暗号」 周木 律 「スフィンクスの謎かけ」 犬飼ねこそぎ 「飽くまで」 青崎有吾 「猫飼人」 小野寺史宜 「晦日の月猫」 高田崇史 「ヒトに関するいくつかの考察」 紺野天龍 「そして黒猫を見つけた」 杉山 幌 「ササミ」 原田ひ香 「キーワードは黒猫」 森川智喜 「冷たい牢獄より」 河村拓哉 「アリサ先輩」 秋竹サラダ 「登美子の足音」 矢部 嵩 「会社に行きたくない田中さん」 朱野帰子 「ゲラが来た」 方丈貴恵 「独り暮らしの母」 三津田信三 「黒猫はなにを見たか」 円居 挽
  • 泣いてちゃごはんに遅れるよ

    泣いてちゃごはんに遅れるよ

    小説・文芸
    3.4
    1巻700円 (税込)
    「誰も記録しないような無数のものを、私もすくいとってみたい」。手で洗うふきん。女友達と歌い尽くす夜。陣痛の合間にとったメモ。愛犬の散歩。笑顔と涙、頑固と寛容、面倒と小さな喜び――。まとまらない考えも俎板にのせ、台所で手を動かせば新しい道筋が見えてくる。料理、家族、仕事、社交。見逃したくない小さな景色を書き留めた二十七篇。
  • ブロッコリー・レボリューション(新潮文庫)

    ブロッコリー・レボリューション(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.4
    1巻649円 (税込)
    近所にあるパン屋をめぐる彼の変化を私が描く「楽観的な方のケース」。突然の訪問者が繰り広げるラップに衝撃を受け、横浜の街に思いを巡らす「ショッピングモールで過ごせなかった休日」。人はいつだって誰かの思いや言葉、記憶の中の場所に思いをはせるものだ――。実存や不可能性を超越した、第35回三島由紀夫賞受賞の表題作を含む全5編の短編集。多和田葉子氏との特別対談も収録!(解説・高橋源一郎)
  • Nの逸脱

    Nの逸脱

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    【2025年第173回直木賞候補作!!】 爬虫類のペットショップでアルバイトをする金本篤は、売れ残ったフトアゴヒゲトカゲが処分されそうになるのを見て、店長に譲ってくれと頼む。だが、提示された金額はあまりに高額で、「ある男」を強請って金を得ようと一計を案じるが……。自ら仕掛けた罠が思いがけぬ結末を呼び込む「場違いな客」など、町の「隣人」たちが日常の奈落で繰りひろげる3つの物語。

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