木崎みつ子の作品一覧

「木崎みつ子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • コンジュジ
    確かに希望が少ない物語だが、《主人公が負った傷を丸ごと受け止めてくれる優しい相手と出会えてハッピーエンド》と無難にまとめる小説よりも真摯だと思った。加害者の被害者意識が被害者より強いことや、異性の子供に包容力を求める大人の気持ち悪さも上手く描かれていたと思う。ただ人にはオススメしにくい。
  • コンジュジ
    見るに堪えないほど苦しいのに、ラストシーンがうっとりするほどに美しい。
    悪い面を知って失望しても、それでもリアンは彼女にとって特別な存在であることが骨の髄まで伝わってくる。
  • 木崎みつ子『コンジュジ』刊行記念小冊子(試し読み付)
    【対談】川上さんの熱量がすごくて興味深かった。動物のお医者さん読んでみようかな。【作品】すばる文学賞から芥川賞候補。「耐用年数をとうに過ぎた家電を家畜のように手荒く扱う」は流石に吹いた。何か世間に媚びない感じが伝わってきたから、これから誰も選びそうにない道を突っ走りそうな作家。次回作も読んでみたい。
  • コンジュジ
    これ系はほんとに、、
    感情の捌け口がなくて本当にグサグサでガッカリしてしまう、本の評価ではなくて。
    わたしは考えることを諦めて生きたくはない、人間である以上

    何も考えていない人外が存在しているのが一番遠くてでも真実で、有る、ということが苦しい
  • コンジュジ
    つらい現実を生きるのは、この世を去った推しのため。そして自力で立ち上がれるようになって、推しと別れるまでの物語。
    最近すばる文学賞を読む頻度が上がってるけどこれは段違いで現実が辛かったな……

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