そしてレコードはまわる

そしてレコードはまわる

1,672円 (税込)

8pt

3.2

恋も、涙も、事件の答えも――。ぜんぶ”音楽”が教えてくれた。
東大卒、現役アイドルプロデューサー兼作詞作曲家。
異色の経歴を持つ著者がおくる、衝撃のデビュー作。
二人の別の人間が、偶然全く同じ音楽を作ることがあるのだろうか? 音楽プロデューサーの渋谷かえでが、ある仕事の相談のために大学の恩師を尋ねると、逆に奇妙な相談をされてしまった。今、日本で屈指の実力を誇る音楽家「蜂谷輪廻」。彼の新曲『恋の作法』が、教授が子供の頃に作った曲と瓜二つだというのだ。教授の知人として紹介された天才作詞家・猫宮と共に、盗作疑惑の真偽を調べることに。教授の勘違いだろうと思っていたかえでだったが、次第に蜂谷の盗作である根拠が明らかになっていく――。アイドルの失踪騒動 、デビューの意思を持たない天才ストリートシンガー……。音楽を愛する全ての人におくる、音楽業界連作ミステリ―。

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そしてレコードはまわる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    レコード会社で働く主人公がワトスン役、仕事で知り合った作詞家が探偵役で、日常の謎を解く話なのですが、淡々とした語り口の中にミステリの小技がちょこちょこ使われていて、音楽業界のことも知ることができてなかなか良い小説でした。

    0
    2024年09月05日

    Posted by ブクログ

    タイトルからは想像できなかった。
    ミステリーだった、謎解き。
    ん、表紙のイラストはなんだろう?
    登場人物はアッサリしてる、特に魅力的ではないなぁ。
    最後の著者紹介読んで知ったのだけど、本作の中の人みたく作詞作曲、プロデューサーさんだったのね…

    0
    2024年11月26日

    Posted by ブクログ

    音楽業界日常ミステリーとは斬新ですね。でもちょっと気取りすぎな気もします。書き方次第でもっといい本になった気がするので惜しい!

    0
    2024年07月02日

    Posted by ブクログ

    王様のブランチで紹介されていて、気になったので読んでみた。

    なかなか無い音楽業界を舞台にしたミステリー。
    作者自身が音楽関係者だからこそ、描写がとてもリアル。

    ミステリーだけど、音楽を世に出す大変さだったり、ひとつの曲やその音楽に携わる人たちの想いだったりも感じられた作品だった。

    この曲を聴く

    0
    2024年05月30日

    Posted by ブクログ

    音楽業界を舞台にした作品というのは面白かったし、最後の話は今もなお続けているレジェンドのバンドやミュージシャンに対しての1つの答えのような気がした。
    比較的淡々と話が進んでいく感じだった。

    0
    2024年03月31日

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