【感想・ネタバレ】そしてレコードはまわるのレビュー

あらすじ

恋も、涙も、事件の答えも――。ぜんぶ”音楽”が教えてくれた。
東大卒、現役アイドルプロデューサー兼作詞作曲家。
異色の経歴を持つ著者がおくる、衝撃のデビュー作。
二人の別の人間が、偶然全く同じ音楽を作ることがあるのだろうか? 音楽プロデューサーの渋谷かえでが、ある仕事の相談のために大学の恩師を尋ねると、逆に奇妙な相談をされてしまった。今、日本で屈指の実力を誇る音楽家「蜂谷輪廻」。彼の新曲『恋の作法』が、教授が子供の頃に作った曲と瓜二つだというのだ。教授の知人として紹介された天才作詞家・猫宮と共に、盗作疑惑の真偽を調べることに。教授の勘違いだろうと思っていたかえでだったが、次第に蜂谷の盗作である根拠が明らかになっていく――。アイドルの失踪騒動 、デビューの意思を持たない天才ストリートシンガー……。音楽を愛する全ての人におくる、音楽業界連作ミステリ―。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 歌の歌詞や曲の一部が良く似た曲が多く出回っている事、 曲の一部を編曲したり、歌詞の一部を書き換えたりするゴ ーストライターが存在する事、アイドル歌手の中心的存在 の人がいきなり姿を消し、どこに行ったか分からなくなる 事があること、路上ライブしているアマチュア歌手の中に プロになれそうな人もいる事、何年も1つのグループで一緒に歌ったりしていると、好きな音楽の方向性の違いがメンバーの中に見られてくるから、一端解散するケースもある事など様々な一面が見えました。

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

レコード会社で働く主人公がワトスン役、仕事で知り合った作詞家が探偵役で、日常の謎を解く話なのですが、淡々とした語り口の中にミステリの小技がちょこちょこ使われていて、音楽業界のことも知ることができてなかなか良い小説でした。

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2024年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

FRUITS ZIPPERのわたしのいちばんかわいいところの作詞家の方の小説。自身の経験や周りで起きたことを元にしている感じかな?日常の謎系。わたしにはあまりぴんとこず。

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2025年09月22日

Posted by ブクログ

音楽プロデューサーの仕事で出くわす様々な難題を、天才作詞家が解決していく短編集。
音楽業界の仕事がどんなものかあまりピンときませんが、音楽を作る裏ではこんな苦労があるんですね。
一応ミステリカテゴリだとは思いますが、謎解きというよりは人間ドラマを描いている印象でした。

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

タイトルからは想像できなかった。
ミステリーだった、謎解き。
ん、表紙のイラストはなんだろう?
登場人物はアッサリしてる、特に魅力的ではないなぁ。
最後の著者紹介読んで知ったのだけど、本作の中の人みたく作詞作曲、プロデューサーさんだったのね…

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2024年11月26日

Posted by ブクログ

音楽業界日常ミステリーとは斬新ですね。でもちょっと気取りすぎな気もします。書き方次第でもっといい本になった気がするので惜しい!

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2024年07月02日

Posted by ブクログ

王様のブランチで紹介されていて、気になったので読んでみた。

なかなか無い音楽業界を舞台にしたミステリー。
作者自身が音楽関係者だからこそ、描写がとてもリアル。

ミステリーだけど、音楽を世に出す大変さだったり、ひとつの曲やその音楽に携わる人たちの想いだったりも感じられた作品だった。

この曲を聴くと元気が出るとか、
この曲に助けられたなぁとか、
この曲聴くとあのときを思い出すなぁ〜って
音楽と記憶って不思議だなぁ、と。

わたしたちのそばにはいつも音楽が流れている。

もっと音楽を愛してみようと思った。

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2024年05月30日

Posted by ブクログ

音楽業界を舞台にした作品というのは面白かったし、最後の話は今もなお続けているレジェンドのバンドやミュージシャンに対しての1つの答えのような気がした。
比較的淡々と話が進んでいく感じだった。

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2024年03月31日

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