チョウセンアサガオの咲く夏

チョウセンアサガオの咲く夏

748円 (税込)

3pt

米崎地検の検事・佐方貞人の事務官をつとめる増田陽二。高校時代の柔道部の恩師の告別式で、旧友の伊達と再会した増田は、同じく同級生の木戸とその夜旧交を温める。増田にとって、伊達は柔道をやめずに済んだ恩人であり、ヒーローだった。だが、大阪で警察官になったという伊達には、ある秘密があった……。(「ヒーロー」)
〈佐方貞人〉シリーズスピンオフ作品をはじめ多ジャンル作を集めた、著者初のオムニバス短編集。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

チョウセンアサガオの咲く夏 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    柚月先生の短編集は初めて読んだが、相変わらず無駄がない洗練された文章でとても読みやすく、短い中でも伏線とその回収がなされているのが本当にすごいと思った。馴染みの佐方さんの名前が出てきた時は嬉しかった。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    短編集はそれほど好きではないのですが、佐方シリーズの増田事務官の話が載っているということで読んだところ、他の作品もそれぞれ良さがありました。

    初出が『5分で読める!』や『10分間ミステリー』ということもあるのか、すぐ読めるものながらゾクッとするのもよかった。

    「泣く猫」は『猫が見ていた』で読んで

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの柚月裕子さん!
    まぜこぜの短編集。

    ちょっと印象に残ったのを…

    「チョウセンアサガオの咲く夏」
    代理ミュンヒハウゼン症候群か…
    分からんでもないけど、キツいな…
    やはり、人には、繋がりが必要やねんな。

    「サクラ・サクラ」
    聞いた事があるような…
    日本贔屓の国では、良くあるような感じ。

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    短編集だが各作品がとても短いので、すきま時間にさくさく読めた。
    ブラックジョークのような星新一のショートショートを思わせるような話と、ほろっとくる話とがある。
    個人的には最後の「ヒーロー」が一番いい作品だと思った。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    柚月さんには珍しいオムニバス短編11編。
    どれも味のある作品です。
    佐方検事の事務官である増田氏のショートストーリーもあります(ヒーロー)。
    様々なジャンルにわたる短編集です。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    帯に書かれていた介護の話かと思いましたが短編集でした。
    どの作品もヒリットするようなお話でしたが、少し短くてその続きが気になりました。
    狐狼の血の作者さんだったのも初めて知りました。
    映画は観た事はあるので今度は本も読めたらなと。
    どの短編集も確かに映像化したら面白いかもと思いました。

    0
    2024年11月30日

    Posted by ブクログ

    チョウセンアサガオの咲く夏/泣き虫の鈴/
    サクラ・サクラ/お薬増やしておきますね/初孫/
    原稿取り/愛しのルナ/泣く猫/影にそう/黙れおそ松/
    ヒーロー

    様々な感情を呼び起こしてくる お話 たち
    また 会おうね

    0
    2024年08月01日

    Posted by ブクログ

     人の心の密やかな内面を表現した短編が並んでいる。テラーや主人公の本音を知るとゾクゾクしたり感心したり様々な事情を垣間見れる。個人の飽くなき欲望が作る事実は誰かの要望の産物であることを誰も気づけない。気づいた時には嫌悪と許容の狭間で悩むかもしれない。
     佐方検事が登場すると、不思議とその一冊がピシッ

    0
    2024年07月21日

    Posted by ブクログ

    ミステリーから人間ドラマ、ギャグ漫画のパロディから、著者の代表作のスピンオフまで多種多様なオムニバス短編集。作品の最後から数行に潜む驚き。嫌ミスではないが心掴まれる。タイトルの作品は「恩返し」という名の主人公による内面の変化(気付き)がゾクッとした。一作品毎に文体が変化する様子は、さすがプロだなと思

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    柚月裕子『チョウセンアサガオの咲く夏』角川文庫。

    著者初のオムニバス短編集。柚月裕子の作家としての成長の過程が伺える11編を収録。


    『チョウセンアサガオの咲く夏』。表題作。イヤミスである。全ての真相が明らかにされた時、暗い気持ちになる。20代の頃から田舎町にある実家で母親の介護を続ける女性。老

    0
    2024年04月29日

チョウセンアサガオの咲く夏 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

柚月裕子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す