盤上の向日葵(上)

盤上の向日葵(上)

770円 (税込)

3pt

2018年本屋大賞2位!
著者渾身の慟哭のミステリー、ついに文庫化!

平成六年、夏。埼玉県の山中で白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一戦に挑もうとしていた――

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盤上の向日葵 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 盤上の向日葵(上)
    770円 (税込)
    2018年本屋大賞2位! 著者渾身の慟哭のミステリー、ついに文庫化! 平成六年、夏。埼玉県の山中で白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一戦に挑もうとしていた――
  • 盤上の向日葵(下)
    748円 (税込)
    2018年本屋大賞2位! 著者渾身の慟哭のミステリー、ついに文庫化! 昭和五十五年、春。棋士への夢を断った上条桂介だったが、駒打つ音に誘われて将棋道場に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、自身の運命を大きく狂わせる伝説の真剣師・東明重慶だった――。死体遺棄事件の捜査線上に浮かび上がる、桂介と東明の壮絶すぎる歩み。誰が、誰を、なぜ殺したのか。物語は衝撃の結末を迎える! 〈解説〉羽生善治

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盤上の向日葵(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    重厚で悲しい人間ドラマ。

    ミステリにも色々ある。How done itやWho done itをメインにした所謂「本格派」はあまり好きではない(もちろん本格派にも数多くの名作があるが)。やはりWhy done itがメインのミステリに惹かれるし、面白いと思ってしまう。

    柚月裕子は重厚な人間ドラマ

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    初読み作家さんです。

    序盤立ち上がりが重かったけど、読み進めたら止まらなくなってきました。

    将棋の世界、厳しい。

    悲しい境遇ながら将棋を支えに真っ直ぐ生きる少年。その運命が気になる。

    いざ下巻!

    0
    2023年06月29日

    Posted by ブクログ

    文庫版になった時の下巻に、☗先手と☖後手の☗と☖が逆という大量の誤植があり、訂正再販を待って購入したのだが2年間も放置してしまった。
    本屋大賞の第2位でもあるし、これは絶対に面白いと決めつけていて、ついに読み始めたところ期待どおり面白い。
    事件が起きるまでに何があったのかの過去からのストーリーと、事

    0
    2023年04月28日

    Posted by ブクログ

    「現在編と過去編が並行して進む小説あるある」言いたーい!

    「先に絶望が待ってることを分かりつつ読む過去編の切なさ」
    「ついに過去編が現在編と繋がったときにぶち上がるテンション」

    そんな上巻でした。下巻も楽しみです!

    0
    2023年04月07日

    Posted by ブクログ

    遺体と一緒に将棋駒が埋められていた。そこから刑事が事件を解決するべく動き出す。
    たくさん事件を解決してきたがコミュニケーションに難ありの石破とその石破とうまくやっていく佐野の二人が将棋駒から事件を解決しようとする。

    実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介。その子どもの頃からの話が始まる。
    母を

    0
    2023年03月20日

    Posted by ブクログ

    正に藤井聡太竜王が勝ったニュースが流れていた。単なる偶然のそんな折にこの本を一気読み。随所に書かれている将棋の指し手。私自身、若い時には今は鬼籍入りの親戚のおっちゃんから指し方を教わった。懐かしい思い出!それはさて置き、高価な駒に事件を解く鍵が隠れているかも知れないとの思いで捜査に着手するベテランと

    0
    2022年12月11日

    Posted by ブクログ

    佐野と石破のコンビ(関係)がよいですね。読み始めたら止まらない。柚月さんの作品はいつもそう。下巻が楽しみです。

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    プロ棋士への知識など皆無でもきちんとした説明やプロ棋士までへのプロセスなどもしっかりと書かれており、だが、将棋の知識はなくてもしっかりと楽しめている作品

    なぜ元プロ棋士を目指していた人を警察に設定してるのかなど、下巻に描かれるだろう伏線だと思われるが、まだまだ謎が多い部分で上巻が終わる

    すぐにで

    0
    2024年09月05日

    Posted by ブクログ

    上下巻合わせての感想

    推理小説でもあり趣きとしてはどちらかと言うと主人公上条の人生録的な側面も強い

    将棋の駒にまつわる小説というちょっと珍しい作品
    途中途中で棋譜に関することも展開されている

    ドラマを見ているような感覚でその時の情景が頭にぼんやり浮かび上がるかのようだった

    0
    2024年07月24日

    Posted by ブクログ

    柚月裕子の将棋を題材にしたサスペンス。

    主人公の巡査が某レスラーと一字違いなのが気になったが、内容は将棋の駒と真剣師をベースとした本格的なサスペンスだった。

    0
    2024年05月09日

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