ウツボカズラの甘い息

ウツボカズラの甘い息

小説・文芸
972円 (税込)

4pt

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。彼女から化粧品販売ビジネスに誘われ、大金と生き甲斐を手にしたが、鎌倉で起きた殺人事件の容疑者として突然逮捕されてしまう。無実を訴える文絵だが、鍵を握る加奈子が姿を消し、更に詐欺容疑まで重なって……。全ては文絵の虚言か企みか? 戦慄の犯罪小説。

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ウツボカズラの甘い息 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても面白かった!
    文絵の過去が明らかになった後半からの展開が特に。
    美への欲望だけでなく、金への欲望は人を狂わす。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

     小説のタイトルはウツボカズラとある。恐らく植物の名称なのかと想像しながら、調べてみると、「独特な袋状の捕虫器を持つ食虫植物」と書いており、犯人が甘い汁を好む犯罪小説なのかと思いながら、さらに調べてみると花言葉は「甘い罠」「魅惑」「危険な美しさ」だ。

    甘い言葉には気を付けろ!

    と思いながら文庫本の裏表紙に「戦慄の犯罪小説」と書いていたのでワクワク感を期待しながら本書を読み進めた。(実はこういう小説が好みなんです(笑)そして警察小説でもある。

     基本はミステリの範疇なんだろうなぁ~と思い騙されまいと、読書ノートを書きながら付箋を貼ったりするのですが中判以降は物語の展開が速く大きく事件解明のため刑事が奔走する有様で、本来どんなに興味深くても、冷静さを失わない方なんですが、頁を捲る手が止まらなかった。そういう意味で熱中して読んだと理解してほしい。ミステリ小説が好きな方なら痺れるでしょうね。

    勿論、後半になるまで犯人像が明かされませんが、警察の必死の捜査で物語が猛スピードで終結に向かう様は圧巻でした。長編にも拘らず読める作品でした。
      傑作だと思う。
      読書は楽しい。

    仕掛けの匠が良いですね☺️
    #幻冬舎文庫
    #柚月裕子 #ウツボカズラの甘い息

    【文庫版裏表紙のあらすじ】
    家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。彼女から化粧品販売ビジネスに誘われ、大金と生き甲斐を手にしたが、鎌倉で起きた殺人事件の容疑者として突然逮捕されてしまう。無実を訴える文絵だが、鍵を握る加奈子が姿を消し、更に詐欺容疑まで重なって・・・・。全ては文絵の
    虚言か企みか?戦慄の独罪小説。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    無駄なくテンポの良い展開。読者の想像を超えて、飽きさせない波乱の数々。楽しませていただきましたー^_^

    0
    2026年04月26日

    Posted by ブクログ

    後半の警察の場面で見え方が変わり夢中で読んだ。読み直したけどやっぱりわからない。解説は読み終えてから読んでほしい。

    0
    2026年04月10日

    Posted by ブクログ

    精神疾患の症状に悩む女、美容ビジネスに誘う女、殺人事件を追う警察とそれぞれの視点から描かれる作品は読み始めたら最後、結末まで息を潜めて読むしかない傑作である。
    よくある詐欺事件と警察の駆け引きかと思いきや後半から物語は全く別の様相を呈してくる。単なる犯罪小説かと思っていると寝首をざっくりと斬られている。
    ある種の夢に取り憑かれた者たちの夢の話、と言わればそうとも言えるのだが本作が見せてくるのは目を背けたくなる現代の悪夢である。

    0
    2025年05月25日

    く

    購入済み

    冒頭の文絵の章から引き込まれる。予想外な出来事が次々と起きるので、どういうこと?とどんどん続きが読みたくなる。孤狼ほど重苦しくなく読みやすい作品です。

    #ドキドキハラハラ

    0
    2022年08月27日

    Posted by ブクログ

    高村文絵は、約20年ぶりに再会した中学時代の同級生杉浦加奈子に嵌められ、警察に殺人容疑をかけられる。
    その捜査中に予想外の真実が判明する。文絵のアリバイとなる2人の娘は3年前に交通事故で亡くなっていて、首謀者と思われた加奈子は5年前に自殺していた。
    警察は、文絵の狂言だと思い逮捕の方向に傾くが、実は真犯人は既に亡くなっている女になりすまし、犯罪を重ねていることが判明する。
    人物の入れ替わりがキーになっているという意味では、最近読んだばかりの平野啓一郎著「ある男」と似ていると思った。

    0
    2026年01月17日

    Posted by ブクログ

    いや~なかなかの大作でした。前半は文絵を主にして話が展開していく。そして中盤で文絵の衝撃的な事実が明かされ、この事件は文絵が起こしたのだろうと思わせておいて… 後半は事件の真相が書かれる。   すっかり騙されました。犯人はてっきり文絵だと思っていたのに。騙されて事実を知らされるとなるほどなるほどと思いながら読み進められました。時間がないなかで読み進めたので時間がかかったけれど心に刻まれる作品でした。できれば映像化してほしいなあ。

    0
    2026年08月05日

    Posted by ブクログ

    何の変哲もない主婦が身に覚えのない詐欺殺人容疑で捕まる。
    刑事の執念がなければ絶対に真犯人にたどり着かない難解さでハラハラしました!
    マルチ商法まがいが軸にある中で、全てが悪い訳では無いですが上手い話には裏がある、そんなことを全面に感じさせてくれるような日常がガラッと崩れるサスペンスでした…
    しかもどんでん返しでアリバイや構成が緻密に上手く組み込まれていて、知らぬ間に犯罪の肩棒を担がされてるなんて思いもしません。
    厚みのある文庫でしたが先が気になりすぎて手が止まりません!!

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    プロットが秀逸。
    被疑者の視点→警察の視点→被疑者の視点→警察の視点を繰り返し、交錯させ、ラストは…
    引き込まれました。
    それにしても柚月先生は、男性目線でも女性目線でも、どちらからでも活字にできるんですね。

    0
    2026年05月06日

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