慈雨

慈雨

770円 (税込)

3pt

警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、神場の胸には過去の事件への悔恨があった。場所を隔て、時を経て、世代をまたぎ、織り成される物語。事件の真相、そして明らかになる事実とは。安易なジャンル分けを許さない、芳醇たる味わいのミステリー。

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慈雨 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「人の命と正義を遂行する」
    元刑事、神場は子供の頃、虐めを見て見ぬふりなど
    弱い人間と回想。それは16年前にも
    しかし再び同じような事件が!
    退職している神場には、状況報告を聞くしか無い
    しかし不幸を繰り返して欲しくない一心に!
    その裏には、妻や娘、そして同僚や部下
    そして先輩の娘。
    感動のヒューマ

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    著者の作品は世界観とテーマが好きなのでよく読みます。
    本作も期待して手に取りましたが期待以上の素晴らしさでした。
    とても良かった...本当に良い作品でした。

    真面目で堅実な1人の刑事が定年退職し、妻と共にお遍路さんとして四国を旅しながら過去の過ちを振り返り罪と向き合う物語です。
    その罪とは決して許

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    神場刑事、緒方刑事、鷲尾刑事が、それぞれ違う立場で事件に向き合う姿勢に心が動かされた。奥さんと娘さんもいろいろと苦しい時期を過ごしてきたんだと思う。明日から仕事また頑張ろうと思う。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    この作家さん・・好きです。

    慈雨…お天気雨なのか‥‥
    最初から最後まで、少しだけドキドキしながら読み終えました。
    とてもいい読後でした。
    よかったです。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    王道の刑事物!
    こういう無骨な刑事が好きです
    そしていつの時も誠実に仕事と向き合いたいです
    たまたま“誠実”さがキーの小説を連続で読み…天啓か⁈

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    殺人事件の解決とヒューマンストーリーが併せて展開する。
    お辺土巡りと併せて進むにでまた違った楽しみ方もできる。引退した刑事の事件解決への責任と執着は古来の仕事魂かと思う。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    それぞれの心情をじっくり味わえる。刑事ストーリーだが、ミステリーというより、人間関係や、自分の人生を振り返る感じで、ゆっくりした気持ちでしんみりと味わえる作品だと思う。ハラハラとかはしませんが、ゆったりと楽しめます。

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    柚月裕子作品は情景描写が美しく、目の前に映像が広がるのでいつも映像化してほしいなという気持ちになる。
    出てくる登場人物がそれぞれの生き方の中で、真っ直ぐでひたむきで、心を打たれた。

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    ナツイチのしおりを手に入れたくてあと一冊どうしよう…と迷っていたところ目に入ったので購入した。社会派ミステリーは普段あまり読まないので正直読み終えられるか心配だったけど、中盤から一気に読んでしまった!
    主人公視点の四国でのお遍路が主なシーンで、そこに主人公の過去とか事件の進展が挿入されるのでちょうど

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    主人公の退職した刑事が過去と向き合いながら、事件解決を目指していくが、取り返しのつかないことをしてしまったとしても、妻やかつての仲間に支えられて救われていく姿が良かった。

    後悔することがあったときに、そこに向き合うには辛く勇気がいるが、救われることもあるのだと思う。主人公にとって忌々しいものだった

    0
    2025年10月22日

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