作品一覧

  • 花嫁に捧ぐレクイエム イヴ&ローク60
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    祝宴の夜、血の海のなかで息絶えた花嫁。 笑顔の仮面に隠された卑劣な殺人者の正体は―― 夏の嵐が過ぎ去った夜、独身最後の女子会で賑わうクラブで無残な他殺体が発見された。 被害者は数日後に挙式を控え、幸せの絶頂にいた女性。 婚約者へのサプライズを計画していた形跡から、彼女が信頼していた近しい人物の犯行とにらむイヴ。 だが、固い絆で結ばれた仲間うちに動機を持つ者は見当たらない――粘り強く聴取を続けるイヴの鋭い眼差しは、周到に”仮面”を張り付けた殺人者の顔を見抜き……。
  • 純白の密告者 イヴ&ローク58
    3.0
    多くの悪徳警官を監獄送りにした元警部が命を絶った。 懺悔の自死か、報復か――イヴ率いるNYPSDが、総力をあげて真相に挑む! J・D・ロブ無双の大ヒットシリーズ、最新作! バカンスから戻ったばかりのイヴに、旧知の警部補からSOSが入った。 元上司が懺悔の遺書を残し自殺したが、悪徳警官の根絶に身を捧げた彼が自ら死を選ぶはずはない―― そんな彼の主張を裏付けるように、現場は明らかに他殺を示していた。 犯人は密告された警官本人、あるいは関係者なのだろうか? 背景を調べるイヴ達は悪徳警官の所業の数々に疲弊していくが、真相はさらに恐るべきもので……。
  • 232番目の少女 イヴ&ローク56
    3.0
    国内累計170万部の金字塔シリーズ最新刊!美しい少女を選別し、最高級の商品に育てる“学校”。搾取される彼女たちに自らの過去を重ね、イヴは執念の捜査を始めるが― 台風一過のニューヨークで、13歳の少女の遺体が発見された。完璧に手入れされた髪と肌、美しい顔立ちをした彼女が身につけていたのは、仕立てのいい制服と、不自然なほど扇情的なランジェリー。調べを進めるうち、未成年の少女達におぞましい教育を施し売買する“学校”の存在が浮かび上がる。搾取される彼女達の姿に忌まわしい記憶を呼び覚まされながらも、イヴは執念の捜査を続けるが……。
  • ヴァイオレットだけが知っている
    3.3
    1巻1,400円 (税込)
    停職中のロンドンの警察官ビッシュは、娘の乗ったバスが爆破されたと連絡を受ける。フランス北部へのバスツアーに参加していたイギリスの子供が、大勢巻きこまれたらしい。娘は無事だったが重傷者多数、数人が死亡した。さらにツアー参加者のひとりが、かつて23人を殺害した“ブラッケンハムの爆弾魔”の孫だと判明。その17歳の少女ヴァイオレットは、事情聴取のあとでツアー参加者の少年とともに姿を消してしまう。ビッシュは被害者の家族として、彼女たちの行方を追うが……。多数の受賞歴を持つ名手が放つ、謎に満ちた追跡サスペンス!
  • 魔法のサーカスと奇跡の本
    4.0
    図書館員のサイモンの元へ、未知の書籍商から送られてきた一冊の本。それは18世紀のサーカス団長が書いた日誌だった。姿を隠す術を使う少年とマーメイドの少女、少年にタロット占いを教える予言者。さまざまな人物が登場し、ところどころに挿絵がある。そしてなぜか、表紙の裏に母が子供のころに亡くなった祖母の名が記されていた。この本によって、サイモンは祖母と母親を含む母方の女性が、いずれも7月24日に溺死していたと知る。そんなとき、6年以上も家を空けていた妹のエノーラが突然帰ってきた。妹は一心不乱にタロットカードをめくっている。入水自殺する前の母と同じように。一族には死の呪いがかけられており、妹の身が危ないのでは――。サイモンは本を手がかりに家族の秘密を探り始める。

ユーザーレビュー

  • 魔法のサーカスと奇跡の本

    Posted by ブクログ

    面白いっ!一冊の古書を手に入れたことから物語が始まり、現代と過去の物語が交互に進み、過去を知ることが、現代の呪いを解く鍵となっていきます。
    クセ強の登場人物達の中で、電気男ドイルに最後まで癒されたなぁ〜。

    0
    2025年04月20日
  • 魔法のサーカスと奇跡の本

    Posted by ブクログ

    なんだこれおもしれええええええ!
    と、叫びたい。(近所迷惑なのでがまんした。えらい)

    本の中と、現実が交差していく。
    サイモンの家族はなんなのか。
    なぜ一族の女たちは入水したのか。

    ふむふむ、と謎はとけ、兄と妹の互いをおもう気持ちの強さにハートがざわつく。

    マーメイドはなぜ溺死したのか。

    その答えを知って、なんだかお水が飲みたくなるのよね。
    身体が水を欲します。
    (わたし泳げないから潜りに行けないしね)

    本を愛する人たちのための物語。

    いつかわたしも『わたしの本』を見つけられたらいいなぁ。

    0
    2020年02月08日
  • ヴァイオレットだけが知っている

    Posted by ブクログ

    訳あって停職中のロンドンの警官ビッシュの娘ビーが参加したツアーのバスがフランスで爆破される
    娘のビーは無事だったが、死傷者は多数…
    そして、ツアー参加者の一人、ヴァイオレットがかつてブラッケンハムで23人の命を奪った爆弾犯の孫であることが判明する
    次第に周りの目がヴァイオレットに向けられるようになると、彼女は一人の少年と共に姿を消してしまう…
    一体誰が何の目的でバスを爆破したのか?
    ヴァイオレットはどこに行ったのか?
    ビッシュは彼女たちの行方を追う…

    実はこの作品、500ページ超えの長編!
    しかしこれがとてもおもしろく飽きることがない
    ただ登場人物は多いので整理しながら読む必要はある(笑)

    0
    2025年03月18日
  • ヴァイオレットだけが知っている

    Posted by ブクログ

    バスツアーのバスが爆破され、以前に爆破事件を起こした犯人の孫ヴァイオレットが乗っていたことから事件の様相が変わる。ヴァイオレットは姿を消し、警察官のビッシュの娘もバスに乗っていたこともありヴァイオレットを追う。読み進めていくにつれ、どこへ向かうのか先の見えない展開になっていく。ヴァイオレットが逃げた理由は。祖父が起こした事件と今回の爆破との関連は。友情や家族、人種やテロの問題などが背景に見えてきて読み始めとの印象が違ってくる面白さがある。

    0
    2023年04月04日
  • 魔法のサーカスと奇跡の本

    Posted by ブクログ

    サイモンのところに本が送られてくる。サーカスの日誌のような内容で、自分の祖先がサーカスで働いていたことを知る。そして、その女性たちが同じ日に亡くなっているとこを知る。
    という謎のお話。
    日誌と現在のサイモンが交互に書かれている形式で、徐々に謎が解かれていく?感じだった。
    なぜ亡くならないといけないのか理由がよくわからなかった。結構読むのもしんどかった。

    0
    2025年10月26日

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