魔法のサーカスと奇跡の本

魔法のサーカスと奇跡の本

2,600円 (税込)

13pt

4.0

図書館員のサイモンの元へ、未知の書籍商から送られてきた一冊の本。それは18世紀のサーカス団長が書いた日誌だった。姿を隠す術を使う少年とマーメイドの少女、少年にタロット占いを教える予言者。さまざまな人物が登場し、ところどころに挿絵がある。そしてなぜか、表紙の裏に母が子供のころに亡くなった祖母の名が記されていた。この本によって、サイモンは祖母と母親を含む母方の女性が、いずれも7月24日に溺死していたと知る。そんなとき、6年以上も家を空けていた妹のエノーラが突然帰ってきた。妹は一心不乱にタロットカードをめくっている。入水自殺する前の母と同じように。一族には死の呪いがかけられており、妹の身が危ないのでは――。サイモンは本を手がかりに家族の秘密を探り始める。

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魔法のサーカスと奇跡の本 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年02月08日

    なんだこれおもしれええええええ!
    と、叫びたい。(近所迷惑なのでがまんした。えらい)

    本の中と、現実が交差していく。
    サイモンの家族はなんなのか。
    なぜ一族の女たちは入水したのか。

    ふむふむ、と謎はとけ、兄と妹の互いをおもう気持ちの強さにハートがざわつく。

    マーメイドはなぜ溺死したのか。

    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年02月12日

    本を巡り、ルーツを遡るストーリは現在と過去が交差しリンクし、未来へ。
    つい、深く長く、息を吸い込む。

    0

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