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Posted by ブクログ 2012年08月15日
初鹿島田さんにて胸かきむしられるような名前の付けられない痛くて苦しくて、その合間に一瞬だけ訪れる極上の救済体験をして、目がチカチカした。
独特な文章センス、彼女の独自の言語感覚に初めは振り回されて、自分が何を手にし、何を読んでいるのかさえ分からなくなるような気がした。
語られている二人ではない「二...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月04日
なんとなくこの感じに騙される。意図していることがなんであるかとか、書かれていることを追っても無駄だったと思う。すごく曖昧なところでおもしろいと言わされる、なかなか抵抗しがたい本だと思った。わからないのが怖いという弱点をもちながら、時々なんとなくこの感じわかるという少しの安ど感があって、そこにあるのは...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
<「青春。青く未熟な春と書く。しかし現実は冬そのものだ」―明と純一は幼なじみの落ちこぼれ男子高校生。何もできないがゆえに人気者の純一に明はやがて、聖痕を見出すようになるが…。“聖なる愚か者”を描き衝撃を与えた三島賞作家によるデビュー作&抱腹絶倒の第35回文藝賞受賞作。>帰省し書籍整理(マイホ...続きを読む
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