ハルモニア

ハルモニア

1,232円 (税込)

6pt

3.8

きみはぼんやりしているぼくを押し倒して唇を寄せてくる。このセックスはスケルツォみたいだな、とぼくは思う──スラブ系の血をひく天才美少女、その才能を誰よりも理解し、自由を受け入れる優しい青年。作曲家志望の二人と個性豊かな友人たちの恋と友情。音楽の秘密を探し、新しい音楽を作るのに必要なものは何かを問う表題作に最新短編を併録。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • ページ数
    142ページ
  • 電子版発売日
    2014年03月14日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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ハルモニア のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まるで音楽を聴いてるように読んだ 砂糖菓子の話しも面白かった この人の作品は当たりハズレがかなりある

    0
    2015年02月25日

    Posted by ブクログ

    「ハルモニア」環境にも恵まれ、音楽の神様にも選ばれた美少女ナジャ。ナジャに恋した主人公トンボ。ナジャは特別いい女とも思えないんだけど、ナジャと音楽に恋するトンボがすごく素敵だった。音楽のことだけ考えて音楽に没頭したい。でも音楽を聴くのは聴衆。生活を知らずして聴衆のための音楽を作れるのか?でも生活に追

    0
    2014年07月17日

    Posted by ブクログ

    初読みの作家さん。音大を舞台に、2浪してようやく入った「トンボ」と彼を取り巻く学友達(母親がロシア人でハーフの天才・ナジャ、ゲイであることを公言するルツ子、韓国の大学を卒業後、日本に留学してきたキム)の群像劇。トンボの一人称で語られるが、それぞれのキャラクターが立っていてなかなか楽しかった。大学生活

    0
    2019年05月03日

    Posted by ブクログ

    ここまで一貫して万人受けしないものを書き続ける作家さんも珍しいな、と思います。相変わらずの強さ。
    表題作のハルモニアはとてつもなく異なっている音大生の男女の愛とやらを音に乗せ、音楽として描いているものすごく入りづらくて読みづらい気がするのに不思議とテンポ良く物語が運ばれていきます。

    砂糖菓子哀歌も

    0
    2013年10月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    異国の血が流れるナジャは、首席として音大入学当初から有名人だった。

    環境にも恵まれていて、生まれながらの才能を持つ、まさに音楽に選ばれた天才のナジャは
    いつだって音楽のことを考えられたし、自由奔放で、人の気持ちになんて無頓着だった。

    ぼくは凡人で2浪の末の入学だから学費もアルバイトで稼ぐ日々で、

    0
    2021年12月04日

ハルモニア の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • ページ数
    142ページ
  • 電子版発売日
    2014年03月14日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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