山椒大夫・高瀬舟・阿部一族

山椒大夫・高瀬舟・阿部一族

506円 (税込)

2pt

人買いによって母と引き離されてしまった安寿と厨子王の姉弟。由良の山椒大夫に売られた二人は奴隷として辛い日々を送っていたが、姉は弟を逃がして自らは死を選ぶ。姉の犠牲によって脱走した弟は、父母を捜すべく都に向かい、出世をしていき……。犠牲の意味を問う「山椒太夫」、安楽死の問題を扱った「高瀬舟」、殉死制度のもたらした悲劇を描く「阿部一族」など、鴎外晩年の歴史物の名作9篇。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

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山椒大夫・高瀬舟・阿部一族 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    高瀬舟を読んで読書が大好きになりました。
    ハッピーエンドの物語しか知らなかった頃に読んだ衝撃的な内容と世の中のままならさを教わったような気がします。

    0
    2017年03月11日

    Posted by ブクログ

    渋い。
    渋すぎます。

    表紙の装丁が素敵な角川文庫版。(手ぬぐい屋「かまわぬ」とのコラボシリーズは、大好きです)

    この1冊、面白かった。
    レベル高い。さすが、森鴎外さん。有名なだけのことは、アルんですねえ。

    「山椒大夫」
    「じいさんばあさん」
    「最後の一句」
    「高瀬舟」
    「魚玄機」
    「寒山拾得」

    0
    2016年02月21日

    Posted by ブクログ

    右の手には守本尊を捧げ持って、俯伏した時に、それを額に押し当てていた。

    (山椒大夫/じいさんばあさん/最後の一句/高瀬舟/魚玄機/寒山拾得/興津弥五右衛門の遺書/阿部一族/佐橋甚五郎)

    0
    2023年12月31日

    Posted by ブクログ

    歴史小説ということで、そのような人物がいたのだ。実在したのかと。思う。武士の殉死などは、私には理解できない部分もあった。

    0
    2022年06月18日

    Posted by ブクログ

    青空文庫にて、高瀬舟を読んだのだが、読み終わってもぞくぞくとしたままである。森鴎外はやはり綺麗な文を書く。丁寧な言葉を使う登場人物が魅力的に感じた。喜助の弟の死への描写が、生々しく考えただけで身体がゾッとした。思わずゾッとする作品なんてそうない。ここが鴎外の凄いところか。

    0
    2013年11月18日

    Posted by ブクログ

    大正元年から大正五年の間に発表された歴史小説9編を収めた本。
    「山椒大夫」「じいさんばあさん」「高瀬舟」など、もはや説明不足と言うべきくらいに無駄がなく、重要な登場人物の心理描写が少ない。だがむしろその表現が観察者にとって畏敬すべき何かを強く感じさせる。

    0
    2012年11月18日

    Posted by ブクログ

    『山椒太夫』
    安寿と厨子王の名前や、ラストの盲目の老婆(母)との再会はどこかで見聞きしてたのか、なんとなく知ってた。

    『高瀬舟』
    安楽死といえば、安楽死の話しなのかしら?

    『阿部一族』
    とにかく武士はみんな死にたがりで、殉死、切腹、に対する熱量が凄く、圧倒されつつ疑問も多く興味深い内容だった。こ

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    後半漢字が多すぎるストーリーは、病気の身体を休めるのには、まったく向いてなかった。健康だったら読めたかと言ったら、それも疑問だけど。
    「高瀬舟」の話は良かった。足るを知る、という言葉は知ってはいても忘れてしまうことが多いが、このストーリーを読んだことで、今後は、頭の片隅に、夜の舟の上のシーンが蘇って

    0
    2023年08月23日

    Posted by ブクログ

    山椒大夫に売られた安寿と厨子王の姉弟の話。母に再会する涙の話のように覚えていたが、姉の安寿の機転で逃げ延びた厨子王が出世して政道を正しくし、人身売買をやめさせ、そして偶然母に再会という淡々とした話だった.高瀬舟は安楽死を取り上げていて、苦しんで自殺しかけた弟に頼まれ、楽に死なせてあげる喜助の話だが、

    0
    2022年10月25日

    Posted by ブクログ

    難しい。歴史小説に傾倒していたらしいが、流石に読みにくい。注釈がわからないことも多いくらいである。

    辛うじて読めたものからは、どの時代の人間の描写にも通ずるところはあるということを感じる程度。

    作品名と作者の名前だけを見聞きしていてやっとその文章を読んだ高瀬舟はこういうことかと少し驚いたが、高瀬

    0
    2022年07月02日

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