フランクフルトへの乗客

フランクフルトへの乗客

パスポートとマントをかしてほしい。空港で出会った謎めいた女性の申し出は、外交官スタフォード・ナイを国際的大陰謀へと巻き込んだ。帰国した彼をつけ狙う何者かの不気味な影、世界各地で起こる暴動、そしてドイツ山中の巨大な城に潜む謎の老嬢。諷刺と奇想に富んだ女史得意のスパイ・スリラー。

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フランクフルトへの乗客 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年03月22日

    死への旅とかと同じ陰謀ものでも
    ちょっとわかりにくい作品。
    色々広げてたたみ切れなかったような気がするのは気のせいか。

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月26日

    ポワロ、マープル、おしどり夫婦とは無関係のスパイ物。推理はない。
    他のクリスティ作品を予想して読むと期待を裏切られるかも。
    個人的には、シリーズ以外を読むならこの作品より「そして誰もいなくなった」「チムニーズ館の秘密」だと思う。
    クリスティはスパイ物より推理物が好き。

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月15日

    世界的陰謀を阻止しようと奮闘するスパイものです。

    謎のある魅力的な女性や好奇心あふれる主人公も好きだけど、田舎に住む主人公の叔母さんが一番好きです。
    彼女は田舎で隠居生活を送っていますが、世界を動かす人々となぜか面識を持っていて、要所要所で登場してきます。
    彼女の存在のおかげでストーリーが引き締ま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    アガサ・クリスティー作品。
    ポアロもミス・マープルもトミー&タペンスも登場しません。
    ジャンルとしては、スパイものなのかなぁ?
    主人公(らしくないけど…)は、外交官のスタフォード・ナイ。
    空港で、ある女性と出会ったことから国際的な陰謀に巻き込まれます。
    巻末の「クリスティーで読むイギリス使用人事情」...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年08月14日

    話を読んでいると、「フランクフルトへの乗客」ではなく、
    「フランクフルトでの乗客」というのが妥当なように感じた。

    霧で着陸できなかった飛行機が、フランクフルトで乗り継ぐ。
    ドイツのルフトハンザのハブ空港はフランクフルトだ。

    飛行機の話題があって、アガサクリスティが生きている頃に、
    飛行...続きを読む

    0

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