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ひとり分の夕食を作ってドラマを見ながら食べ、12時前に寝る、規則正しいが華やぎのない29歳の毎日。ふと人恋しくなり、合コンで出会った男に電話してしまう『3センチヒールの靴』。彼が持ってきたワインと同じ瓶を親友の部屋で見つける『赤と白のワインの空き瓶』。気がねなく誘えて恋の悩みも話せる男友達との関係を描く『冬休みを前に』など、大人になっても恋上手になれない女たちを描く17編。
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Posted by ブクログ
恋愛をすると必ず辛くなる私。ご都合主義のハッピーエンドじゃ孤独が深まるばかりの夜に。失恋のあと、少し回復してきた出勤途中の電車のなかで。ぽっかり予定の空いてしまった休日の昼下り。 折にふれ、本棚から取り出してしまう。お気に入りの1冊。かれこれ一人暮らしを始めて3軒目だけれどずっと手元に置いている。
谷村志穂さん。読みやすい短編集。少し短いようにも感じたので次は長編小説を読もうと思う。 パリの話が良かった。青い風船と白い犬の話です。
言葉選びが綺麗。「風にたなびく青い風船」と「微熱」と「欅通りのカフェ・テラス」と「do you still love me?」が特に好き
帯タイトルは 「自分だけ幸せを つかみ損ねていると 泣きたくなった夜はありますか?」 恋愛短篇集。 これは若い子(とか言いたくないけど。苦笑)、 たとえば10代、20代前半は読んでも ピンとこないと思うし もちろん年齢なんか関係なく 全く好きでもない人もいるかと思います。 特に男性は絶対読...続きを読むまないはず。苦笑 だって、 女の面倒くさい部分と 女の不機嫌な部分が たくさん詰まっているから。 ひとつひとつは数ページの短い作品たちですが、 日常の中の 熟れてきている感情だとか 実は傷ついていたり 疲弊している部分を 女性のフィルター越しに 覗くことができます。 どこかに自分を重ねてしまうような一冊。 なにも好きで孤独になってる訳でもないし、 望んで無性に人恋しさを抱いてる訳でもない。 本当はそうぢゃない。 全然違うのに。 自分本位にぶつかることしかできないぐらいの恋愛の後とか、 もう嵐が過ぎ去るのを待つしかないときとか 全てを奪われた後だとか。 しなやかに たおやかに 生きていたいのに。 不器用な部分と 年齢とともに凝り固まってくる部分を ピンポイントで描いています。 なるべく目を向けずに過ぎ去っていくような日常を ここまで短く描くなんて。 これはしばらく読まなくていいや。苦笑 けど、あと数年経ったとき 突然読みたくなるような本かもしれません。
・読み終わって感じたこと アラサーだからこその喜びと苦しさがある。 ・面白かったシーン 「お互いに風呂を浴び、寝巻きに着替え、さあ眠ろうというときになって、まるでぬいぐるみでも抱き寄せるように夫はカスミに腕を伸ばしたのである」 新婚も過ぎればこうなる。 ・好きなセリフ ・オススメの人 アラサ...続きを読むー女子 短編好き サラッと読みたい人 想像するのが好きな人
結婚前と後に読みました でもどちらも好きな話は変わらず! 「Do you still love me?」 すごーーく短いお話だけど、 すごーーく良かった 洋画のような、花屋さんのカウンターにいる主人公の画が浮かんだ あとは解説がよかったな 「3センチヒールの靴」は改題らしく ...続きを読む最初は「よく冷えたもの」というタイトルだったらしい 3センチヒールの靴を脱いで得る「よく冷えたもの」の充足ではなくて 明日からもまたヒールを履いて生きていく、っていう前向きなタイトルにしたって書いてあった
タイトルと表紙が可愛くて思わず購入しました。 恋愛の短編集。 ほとんどの恋がバッドエンドなのが 少し物足りなさを感じますが、共感できる心情も多く、読み終わったときに恋愛を頑張ろうと思わせてくれるお話でした。
戦わない、でも負けられない、そんなぼんやりした年頃。 3センチヒールというのは、中途半端な高さだ。働く世代の女性なら、それがどういうものか、わかると思う。スタイル良く見せるなら、5センチはほしい。もっと活動的になるならば、ヒールがないフラットシューズやスニーカーがあるけど、そこまで女性らしさを捨て...続きを読むることができない。3センチヒールの女は、攻め込むのほど強い気持ちがないけれど、守りに入るほど弱っていない、そんな高さなのだ。ぼんやりとした疲れを心に抱えるアラサーには、身にしみる話が連なる短編集だった。
私は好きだなあ。 恋愛短編集。 星座の中の旅人、はとても好きだ。 赤白ワインの話は、怖いよー。
一人暮らしのOLが人恋しくなって夜中に何か月も前の合コンにいた男に電話しちゃう感覚は、なんかリアル。 私は寂しくなったら渋谷まで1時間歩いて行って靴下だけ買って帰ってくるってパターンだったけど。 夫との性生活への不満が抑えられなくなったり、 同僚に婚約者を略奪されちゃったり、 分かれた男が犬を拾っ...続きを読むてやって来たり、 女って難しい。 読み終えてみて、あんまりないよう覚えてないや。 さらっと読める代わりに、とくに心にひっかかるものもすくないのかも。
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3センチヒールの靴
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