過怠

過怠

1,870円 (税込)

9pt

満たされなくていいんだ。そんな想いの中で、出会ったり別れたりするのが、きっとこれから生きていくということ。日本と韓国のふたつの家族。その時どうしても子を欲しいと願い、切なる思いで飛びついた医療があった。衝撃的な結末に心が震え涙があふれる著者最高傑作!これは誰にも起きる物語。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    体外受精による受精卵の取り違えがあったと、自らDNA鑑定して気付いてしまった菜々子。自分の存在自体が根本から崩れ落ちる感覚。読んでいて、苦しくなった。最後まで息がつけなくてドキドキしながら読み終えた。
    尊くんが言った言葉、病気がわかったとき知ったのは自分の強さだって、逆説的ですごく力強い。
    想像を絶

    0
    2022年12月23日

    Posted by ブクログ

    医大生の奈々子は自分の血液型を知り両親から産まれていないことに気づく。DNA判定をした結果、両親の子でないうえに日本人でもなかった。調べてみると不妊治療時の取違い。本当の両親に会うために韓国に行く。ゾクゾクしながら真実を確かめた。

    0
    2025年06月12日

    Posted by ブクログ

    思っていた以上に分厚くかったので読みのにためらいましたが、読み始めたら一気に読んでました。

    人工授精、取り違い等の話があり、テーマはヘビーでしたが、主人公は周りの人に恵まれていて良かったです。

    0
    2024年09月25日

    Posted by ブクログ

    不妊治療が今当たり前の時代。今現在受精卵を戻す先を間違えるなぞありえないことかと思いますが、ドキドキしながら一気読み。読み応えあり。

    0
    2023年06月25日

    Posted by ブクログ

    厚いけれど読みやすい文章で夢中になって読みました。読み終わったときはかなり疲労感も感じましたが。

    血液型から親子関係を疑う話は少なくないけれど、医学生らしくDNA鑑定まで行う。
    その法医学の准教の話も現実味を感じました。

    ALSにかかっていた、韓国からの留学生のイジョンが想い続けたタケル。

    0
    2023年02月21日

    Posted by ブクログ

    疲れた。やりきれない思い。ときほぐしようがない、こんがらがりよう。取り違え!あまりに単純なミスからあまりに重大で許されない結果責任。でも、どこに、誰に?「知らない方がいい真実」?「生まれてきた人間の身にもなってよ」いろいろ考えさせられた。

    0
    2023年02月09日

    Posted by ブクログ

    生まれた子の取替えではなくその前の受精卵の入れ間違い、こんなこともあるのだと医療ミスが恐くなる。主人公の自分のルーツを探す気持ちや韓国の留学生の幼い頃の友達を探す気持ちなど、真っ直ぐで真摯で思わず応援した。小説の終わり方も納得いくもので良かったです。
    ただ元院長が気づいていながら隠蔽したことが腹が立

    0
    2023年01月19日

    Posted by ブクログ

    読み応えありました。

    少しずつ分かっていく真実と、それを受け止めながら成長していく菜々子。
    それを支えるジヒョンの素直な優しさと、謙太の健気な優しさがすごく良い。

    血の繋がりって やはり強いけれど、
    それだけではない家族の信頼関係もある。

    家族の形について考えさせられる1冊。

    0
    2022年12月01日

    Posted by ブクログ

    人工授精卵の取り違えという医療過誤に直面していく主人公菜々子の葛藤や成長が伝わる重く苦しいテーマの一作。そこに集う菜々子を取り囲む仲間たちがとても素敵に描かれていて、輝きも満ちている。ただし、どこかスッキリしない後味感も・・・。

    0
    2023年05月06日

    Posted by ブクログ

    あれれ、谷村さん初読みかもしれない(・・;)。
    プロローグで描かれる1996年夏の情景から、本書の行方がわかったつもりで読んでいた。まあ、大筋では想像通りだったのだが、そこまで安易な作品ではないのでご安心を。
    というか、こんなバレバレなプロットだけで引っ張るはずもなく(もちろん菜々子が真相を探る過程

    0
    2023年01月04日

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