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Posted by ブクログ
引きこもり青年との面談を頼まれた青年と会社のミスを調べる会社員などを中心に繰り広げられる物語。狭い地域で起きている事なのに精神的スケールが大きかった。
漫画なら分かりやすそうな展開や表現が多く、よく文章化できるなーと感心してしまう。あとがき見たら漫画とリンクする作品のようなので納得。
いつもの怒涛の回収も素晴らしい。
これって、もしかしたら未来や過去は変えられるという話なのでは?とか思うとむやみに希望がわく。
伊坂幸太郎作品ではモヤモヤシリーズと言われる時期のものだそうですが、私にはかなりスッキリと刺さりました。
ただ、語り手目線が変わるのと同時に口調も変わるので、読みにくいと思う人はいるかも。
私には刺さりました(再)
Posted by ブクログ
2人の男を軸に別々のストーリーが語られ交差する、私の大好きな構成。色んな物事が後に繋がるの好き。西遊記ネタをちょこちょこ散りばめたストーリーだったので、詳しい人はさらに楽しめたんだろうなと思う。
『完全な善人』や『完全な悪人』は居ないという考えはわりとよく聞くし納得もしていたけれど、「猿の話」編の田中徹を、『この男の中には、「繊細な男」と「図太い男」の二人がいて、失敗を反省するのはいつだって繊細な男のほうだけ、図太い奴は図太いまま、そういう具合なのだ』って書いてる部分でほぉー!と。反省は確かにしてるけど、平気で繰り返してしまうのをめちゃくちゃ上手く表現してると感じた!
人の内面の情景を見れるなんて絶対すごい才能なんだから、遠藤二郎(真)くんが今後絵を描いていく未来があるのなら見てみたいと思った!
Posted by ブクログ
「私の話」と「猿の話」が交互に語られまして、察しの悪い読者は、最初ドギマギしてましたけど、「猿の話」がずっとファンタジーなのに対して、「私」の話はどうやら「私」に不思議な能力あるの?っていうじわじわ展開。
最後は絡み合うんだなと思って、読んでましたけど、軽く裏切られました…けど、面白い。
助けられない事象に自己嫌悪を抱いてしまう心情を掘り下げられて、染みる。
そして、あとがきで知ることになる(事前に情報入れとかない私が悪い)本書は五十嵐大介氏の「SARU」とリンクされてるんです!!
本書で置いていかれてた私の「はて?」は回収されるのか!?
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