SOSの猿

SOSの猿

691円 (税込)

3pt

三百億円の損害を出した株の誤発注事件を追う「猿の話」。ひきこもりを悪魔祓いで治そうとする男の「私の話」。やがて交差する二つの話を孫悟空が自在に飛び回り、「SOS」をめぐる問いかけが物語を深化する。世界最強の猿からユングまでを召還し、小説の可能性に挑戦した、著者入魂の記念碑的長篇!

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SOSの猿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この作品も大好きになりました。

    なんだか奇妙なお話なのですが、胸に残るフレーズがたくさんあって、毎度のことながら、伊坂幸太郎さんの優しさ溢れる作品になっていたような気がします。


    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    「私の話」と「猿の話」が交互に語られまして、察しの悪い読者は、最初ドギマギしてましたけど、「猿の話」がずっとファンタジーなのに対して、「私」の話はどうやら「私」に不思議な能力あるの?っていうじわじわ展開。
    最後は絡み合うんだなと思って、読んでましたけど、軽く裏切られました…けど、面白い。
    助けられな

    0
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    株の誤発注、その原因をさぐることから始まる物語。過去や現在、誰の語りかが混乱する感じで読み進める。最後に全てがつながり、ここでつながってたんか〜と納得。人のSOSに敏感な人は自分の存在を証明したい人。わかる気がするなぁ〜。主人公同様、人を助けたいと首をつっこむが結局何も出来ず終わる、「自分のできるこ

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    まったくの無関係だった登場人物たちが、ラストスパートにかけて一気に繋がって完結していくのが伊坂幸太郎作品の良きところですなあ。この物語のあらすじを説明するにあたって、絶対に他人に伝えても理解できないような内容なのに、読み始めたらその意味不明な状況を理解しながら読み進めている自分がいて不思議。続きが気

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    積読になっていたものをようやく読み終えました。作品自体は2012年初版発行ということで、これまで出会っていなかったのが奇跡のようです。※私は文庫本で読みました。
    猿の話と私の話が織りなすように展開され、初めはてっきり同じ時間軸で物語が進行しているものと思っていましたが、、、
    私の話は現実的な、それと

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎さんにしては珍しいなと思う点が二点あり、おもしろい作品だなと感じました。

    「猿の話」の章では主人公視点ではなく語り手視点で物語が語られます。私の感覚ではとても珍しい印象です。語り手が読者に語りかけるような記述もあり、物語から少し距離を感じる場面が序盤は多いです。私は、物語の世界観に100

    0
    2024年02月20日

    Posted by ブクログ

    【2023年90冊目】
    「この人は天才だな」と思うなんてことは、そう稀にはない。私は伊坂幸太郎さんの作品が好きで、何作か拝読している。読んだのが随分前のことで、内容はあまり覚えていないのに、確固たる自信を持って好きな作品だと言えるものもある。

    今作。主に二つの時系列で物語は進む。家電量販店に勤める

    0
    2023年08月05日

    Posted by ブクログ

    ひきこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と、株誤発注事故の原因を調査する男、そして、斉天大聖・孫悟空。彼らは魂を救えるのか。五十嵐大介「SARU」と対をなす物語。

    0
    2023年04月20日

    購入済み

    Youtubeより面白い

    数十ページ読み進んだ所ですが、後半 とんでもないことになりそうな予感・・・。その予感は伊坂作品の醍醐味なり!

    #エモい

    0
    2021年06月05日

    Posted by ブクログ

    二つの話がつながってくるまで、正直つかみどころがわからなかったけど、後半は、一気に読みました。評論家の栗原裕一郎さんの解説まで読むと、わかってくるところもあり。ただ、私にとっては、他の作品に比べて、ちょっとわかりにくいところが多かったです。

    0
    2025年12月04日

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