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  • 双頭の蛇

    双頭の蛇

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    夫婦にとって長年念願だったマンションを手に入れた。しかし、幸せは長くは続かなかった。隣室の男の目に見えない嫌がらせは日を追うごとに狡猾で大胆になっていく。 可愛がっていたカナリアがベランダで死んだのは、隣家が猫にそう仕向けたせいに違いなかった。さらに、愛する妻に向ける変質的な視線は許しがたいものとなった……。 人の心に潜む悪鬼を炙り出す、西村寿行渾身の短篇の数々――。
  • 舞い散る桜に、あなたを想う

    舞い散る桜に、あなたを想う

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    高校の入学式の日に、桜の木の下で出会った浬(かいり)と和奏(わかな)。二人は別のクラスだが、思慮深く控えめな浬は、天真爛漫で積極的な和奏に翻弄される日々を送る。やがて二学期になり、浬のもとに毎日差出人不明のラブレターが。浬は和奏からと確信するが、和奏が連日欠席していると知り……。「命」とひたむきに向き合う二人の切なく儚い恋の行く末を描いた青春恋愛小説。
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知したセシルは、葛藤の末にある計画を思い立つ……。20世紀仏文学界が生んだ少女小説の聖典、半世紀を経て新訳成る。(解説・小池真理子)
  • おとこぐせ

    おとこぐせ

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「昔から好きだった。初めて会った時から」 義理の姉を抱きしめながら、未希雄が囁いたのは禁断の告白だった。 39歳で急死した兄が遺したのは、美貌の妻と、男を知らない19歳の娘。弟の未希雄は、ふたりのか弱い遺族ふたりを扶けようと思いながらも、未亡人となった義姉の熟し切った女の魅力に、気持も性欲も向かってしまった。 義理の弟という立場、倫理観を棄て、未希雄はどこまで義姉を貪るのか――。心優しい男の揺れる心、惑う欲望を、女性作家ならではの視点で描ききった!
  • 詩集 るるる・充ちる・満ちる・見知る ~心の充実を求めて~

    詩集 るるる・充ちる・満ちる・見知る ~心の充実を求めて~

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「こんな時間を作った自分をほめよう/やればできる やれるんだ」こんな無我夢中の時間に没頭できる幸せ。百聞は一見にしかず、見て知っていきたい。そして一つでも前向きに、ポジティブにできたら、うれしいものなのです。生きていく中で自然に生まれてくる言葉たちを詩にして、人の心に、琴線に触れるような感動を伝えられたら……。豊かな感性と楽しい語感で綴られた第六詩集。
  • お衣装係の推し事浪漫

    お衣装係の推し事浪漫

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻693円 (税込)
    「お前は俺のーー贔屓筋【ファン】なんだろ?」 推し愛溢れる衣装係と天才舞台役者が繰り広げる、契約結婚ラブストーリー開幕! 【あらすじ】 文化が艶やかに花開く帝都の新帝國劇場。仕事に燃える小野寺紬【おのでらつむぎ】は憧れの大スタア様の衣装見習いとして奮闘していた。だが、舞台では神々しい月城蓮治【つきしろれんじ】は超傍若無人の俺様野郎。耐え難い日々に加え、借金を抱えた両親のため、『良家のご子息』との縁談へ臨むとーー相手はまさかの蓮治!? 眠れない彼の「膝枕係」として婚姻することに。「お前は俺のーー贔屓筋【ファン】なんだろ?」さらに封じた本心まで見透かされて……この結婚どうなる!? 推し愛溢れる衣装係と天才舞台役者の契約結婚ラブストーリー開幕! 著者について ●沙川りさ 東京都杉並区生まれ。2019年、第5回角川文庫キャラクター小説大賞《優秀賞》を受賞し、同作を加筆・改題した『鬼恋綺譚 流浪の鬼と宿命の姫』(KADOKAWA)でデビュー。著書に『贄の花嫁』(KADOKAWA)シリーズがある。脚本家としても活動している。
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

    カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    カフカは完成した作品の他に、手記やノート等に多くの断片を残した。その短く、未完成な小説のかけらは人々を魅了し、断片こそがカフカだという評価もあるほど。そこに記されたなぜか笑える絶望的な感情、卓越した語彙力で発せられるネガティブな嘆き、不条理で不可解な物語、そして息をのむほど美しい言葉。誰よりも悲観的で人間らしく生きたカフカが贈る極上の言葉たち。完全新訳で登場。(解説・頭木弘樹)
  • 祈願成就(新潮文庫)

    祈願成就(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.1
    1巻693円 (税込)
    凄惨な事故死を遂げた郁美。その葬儀を機に、大人になった幼なじみ四人が再会した。小学生の頃の郁美は、仲間たちそれぞれの願いを叶えるため、雑木林でおまじないの儀式を行なっていた。彼女の死を境に、儀式に参加した四人は不気味な影に悩まされ、おぞましい事故や原因不明の災厄に見舞われる。無邪気な遊びに潜む恐ろしい罠とは――平穏な日常が暗転する、絶望に満ちたオカルトホラー。
  • 潮風の行方

    潮風の行方

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    介護実習生の青春ドラマ! なんてこった、彼女にふられた……。モチベーション最低で迎えた現場実習のため湘南の施設に入った俺が出会ったのは、真摯な姿勢で入居者の命と向き合う健気な女性職員と、頑固そうな無口の老人。介護の仕事に対する疑念を持ったまま、悩み葛藤しながらも現場での実習を重ねるうちに、戦争中の祖母の隠された一面が明らかになっていった……。
  • シェイクスピアの記憶

    シェイクスピアの記憶

    分身,夢,不死,記憶などのテーマが,先行諸作品とは異なるかたちで変奏される,端正で緊密な文体によるボルヘス最後の短篇集.本邦初訳の表題作のほか,「一九八三年八月二十五日」「青い虎」「パラケルススの薔薇」を収録.二十世紀文学の巨匠が後世にのこしてくれた,躊躇なく《ボルヘスの遺言》とよぶべき四つの珠玉.

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  • 中井ビートル

    中井ビートル

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    幼馴染の佐藤と鈴木は、中井という街にある「ビートル」という名前の店で再会した。その小洒落た店で、彼らは久しぶりに酒を酌み交わしながら、思い出話に花を咲かせていた。しかし、そんな和やかな雰囲気の中にも、佐藤の心には鈴木の思惑に対する疑問が漂っていた。彼は何かを知っているようだった。そして、過去の出来事が彼らの間に不協和音をもたらしていた。中井の街とビートルが彼らの記憶の中に響き渡り、幼い頃の絆が今、試されるときが来たのかもしれない。ビートルの扉が再び彼らを導く場所へ。過去の秘密が解き明かされるとき、友情と裏切りが交錯する物語が、新たな展開を迎える――。
  • マロン・グラッセみたいな恋

    マロン・グラッセみたいな恋

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    和菓子屋を営む小倉家は三姉妹の娘がいた。結婚に踏み切れずにいる長女あずき24歳、不倫の恋に悩む次女アン20歳、そして初恋に躍らせる三女しるこ16歳。三人三様、様々な思いをかかえている多感な時期だ。ただ、そこにはいつも娘たちを見守る父膳哉と母マロンがいた。ある日三姉妹は母マロンから両親の反対を押し切って結婚した事実を聞き、仲の良い夫婦に色々な悩みがあったこと知る。そんな幸せ家族小倉家のそれぞれの恋愛模様を描いたハートウォーミングな小説。
  • 花の和歌

    花の和歌

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「さきみだれ 心ゆかしき 花ごころ」「なごりゆく ちりゆく花に おしむかな おしむ心は きよけり思い」「身をかがめ 寄り添う肩は 花囲み 期待の先に 未来見つむも」……人生という「花」とは、生まれる思いだけ、いろいろな色を咲かせては、磨く数だけ輝き、引き立てはなたれるもの。そうした思いを、やさしい目線で切り取った珠玉の俳句、短歌集。
  • 我の日々 あれやこれやのつぶやき短歌

    我の日々 あれやこれやのつぶやき短歌

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    我が思い以心伝心古女房 娘にゃ出来ぬ妻の気配り/食卓に息子のカツが大きくも 女房の思い察して無口/大吟醸たがわず届く父の日に 一味違う思いを飲みて/茶ぶ台に捕まり立ちて歩む孫 得意顔して手出し手出しを/初恋は甘く酸っぱくやるせなや 実る事なしされど忘れず──妻子や孫への想いや、世の中の出来事に対して、つい口に出たつぶやき、正直な思いを載せた短歌集。
  • ガラスの壁

    ガラスの壁

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    都内でも一等地といわれる渋谷区松濤。 商社に勤める夫の和智高広と二人暮らしの絢子は、行きつけのブティックを出て拾った現金入りの封筒を持ち帰ったことから、見知らぬ男に拉致され複数の男から陵辱される。その最中、なぜか男は高広についての情報を事細かく訊いてきた。不感症だった絢子が急に淫乱になったことに不審を抱いた高広だったが、これは大きな陰謀の発端にすぎなかった。 新興宗教から北海道をめぐる国際問題へと、波乱の渦が大きくなっていく――。
  • あたり屋 ~Crash for cash!~

    あたり屋 ~Crash for cash!~

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    会社をリストラされた主人公が、ひょんなことからあたり屋となり、生計を立てていく。ある日、主人公の車にぶつかる様子が映画関係者の目に留まり、スタントマンへとスカウトされる。その誘いを受け入れ、恋人もでき、新たな人生を歩み始めた矢先、主人公に忍び寄るのは警察の捜査の網だった…。主人公の運命やいかに? ほか「一発逆転男」も収録。
  • あのセミはきっと夏が知りたい

    あのセミはきっと夏が知りたい

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「扉を開け、中をのぞき込むと、僕と同い年ぐらいの女の子が一人ベッドに座り本を読んでいた。(中略)しばらく彼女から目を離せずにいると、本から顔を上げた彼女がこちらを見た。突然目が合ったものだから、慌てふためいた僕は何も言わずに扉を閉めようとした」(本文より)。外に出て夏を知ってみたかった少女とともに、つかの間、煌めく大切な時間を過ごした少年の暑い日々を描く。
  • 咄嗟の契約/とり

    咄嗟の契約/とり

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    一途な性格の青年が直面した出来事を発端に、その隣り合わせの関係性をさり気なく綴り「生」と「死」とは何か、を改めて考えさせられる短編小説集。アパートに住む男が、偶然目にした事件を取り上げた『咄嗟の契約』、食肉処理場に勤める男の日常から、突然現れたカメラマンとの出会いに心打たれ新たな旅立ちを決意するまで描いた『とり』の掌編2作と詩3編を収録。
  • 短歌集 蝸牛は歩む。

    短歌集 蝸牛は歩む。

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「見上げると銀の涙が頬つたう/冴え冴え輝く白銀の月」豊かな感性は時に精神を傷つける。うつ病と闘った筆者は、父とも最後まで分かり合うことができなかった。「移ろう四季」「痛く甘い恋愛」「過ぎゆく日常」「父の死」の四章からなる短歌は繊細に揺れながら、確かな言葉として息づいている。「青空が弧を描いて消えていく/神が創った天球儀の様に」──
  • 京大相撲部 まったなし! たんぽぽの咲く土俵

    京大相撲部 まったなし! たんぽぽの咲く土俵

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    赴任先の京都でうまくいかない日々を送る佐藤は、鬱々としたまま神社に立ち寄った。その時に見た相撲大会で清々しく負けていたのは、京都大学相撲部の面々。そしてなぜか相撲部へ入部することになった彼は、部員たちと接することで徐々に気持ちが変化していく。個性派集団の京大相撲部は、インカレで勝利できるのか!? 打倒東大を目標に一歩ずつ前に踏み出す青春群像劇。
  • 新・恋愛小説館

    新・恋愛小説館

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    大好評を博した「恋愛小説館」の続編。というより、新たな極上「恋愛小説館」である。 10の短編は「冬の宴」「白い香り」「緋い石」「陽ざかり」「落葉樹」「枯菊」「即興曲」「ララバイ」「彩雲」「青空」からなり、それぞれが特異な状況に置かれた男女の心理の移ろいを見事に描ききった。 連城三紀彦という、類い希な作家の豊かさや才能が本書に残されている――。
  • 放浪・雪の夜―織田作之助傑作集―(新潮文庫)

    放浪・雪の夜―織田作之助傑作集―(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    『夫婦善哉』の作者であり、太宰治、坂口安吾の盟友としても知られる織田作之助。その作品の魅力は豊かな物語性にある。料理人順平の流浪の旅を描く「放浪」。別府へと逃れ落ちた男と女――「雪の夜」。商才に優れた男が家を再興する芥川賞候補作「俗臭」。龍馬に慕われた寺田屋お登勢の半生「蛍」。織田文学の研究者が厳選した11編を収録。波瀾万丈そして人情。大阪が生んだ唯一無二の作家がここにいる。(解説・斎藤理生)
  • 幻獣の森

    幻獣の森

    小説・文芸
    3.0
    1巻693円 (税込)
    ふたりの男が延髄を刺され、トリカブトを注入されて死亡した。つづけて、女性も亡くなった。一見すると、何のつながりもないと思われたが、3人とも茸狩りでペンションに泊まった折、土石流に巻き込まれていた。生き延びた男は、そのことに気づき、思いもよらぬ手段を講じ、殺人鬼に抗していく――。〈表題作「幻獣の森」〉。ほかに「蟹と狼」「変化(へんげ)」「巨猪の山岳」。全4篇とも、脳の奥底を揺さぶる刺激に充ちた作品集。 西村寿行って、こんにもヤバい小説を書いていたのか――。
  • 恋愛小説館

    恋愛小説館

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    著者はあとがきで、この十の物語を書くことになった動機について書いている。 「愛という言葉を解説するのに、僕にはこの十の物語と本一冊分の字数が必要だったのです。四十近い年齢で漠然と考える恋愛には、恋の甘美さはなく、愛のほうも純粋にそれだけというわけにはいかず、生活の雑事の埃と煤にまみれています。(中略)その埃と煤のほうを書きたかったのだとも思います」(後略)」 愛という言葉に、誠実に向き合った著者が出した誠実な答えが、この短篇集にある――。
  • カンガルー・ノート(新潮文庫)

    カンガルー・ノート(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    ある朝突然、〈かいわれ大根〉が脛に自生していた男。訪れた医院で、麻酔を打たれ意識を失くした彼は、目覚めるとベッドに括り付けられていた。硫黄温泉行きを医者から宣告された彼を載せ、生命維持装置付きのベッドは、滑らかに動き出した……。坑道から運河へ、賽の河原から共同病室へ――果てなき冥府巡りの末に彼が辿り着いた先とは? 急逝が惜しまれる国際的作家の最後の長編!(解説・ドナルド・キーン)
  • 友達・棒になった男(新潮文庫)

    友達・棒になった男(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    平凡な男の部屋に闖入して来た9人の家族。善意に満ちた笑顔で隣人愛を唱え続ける彼らの真意とは? どす黒い笑いの中から他者との関係を暴き出す傑作「友達」〈改訂版〉(谷崎潤一郎賞受賞)。日常に潜む底知れぬ裂け目を三つの奇妙なエピソードで構成した「棒になった男」。激動の幕末を生きた人物の歴史的評価に新たな光を当てた「榎本武揚」。斬新な感性で“現代”を鋭く照射する、著者の代表的戯曲3編を収録。(解説・中野孝次)
  • 飢餓同盟(新潮文庫)

    飢餓同盟(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.5
    1巻693円 (税込)
    眠った魚のように山あいに沈む町花園。この雪にとざされた小地方都市で、疎外されたよそ者たちは、革命のための秘密結社“飢餓同盟”のもとに団結し、権力への夢を地熱発電の開発に託すが、彼らの計画は町長やボスたちにすっかり横取りされてしまう。それ自体一つの巨大な病棟のような町で、渦巻き、もろくも崩壊していった彼らの野望を追いながら滑稽なまでの生の狂気を描く。(解説・佐々木基一)
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

    希望のゆくえ(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    誰からも愛された弟には、誰も知らない秘密があった。突然姿を消した弟、希望(のぞむ)。行方を追う兄の誠実(まさみ)は、関係者の語る姿を通し弟の持つ複数の顔を知る。本当の希望(のぞむ)はどこにいるのか。記憶を辿るうち、誠実もまた目をそらしてきた感情と向き合うこととなる――。痛みを抱えたまま大人になった兄弟が、それぞれの「希望(きぼう)」を探す優しいエールに満ちた物語。文庫化にあたり、書下ろし短篇を収録。(解説・山中真理)
  • 十津川警部 あの日、東海道で(十津川警部シリーズ)

    十津川警部 あの日、東海道で(十津川警部シリーズ)

    小説・文芸
    3.0
    1巻693円 (税込)
    日下刑事は大学時代に「青春18きっぷ」を使い、東海道本線を西へ向かう旅に出た。その出発当日に2件の鉄道人身事故が起こり足止めされた。それから5年後、日下がかつて旅の途中に寄った静岡県吉原駅の喫茶店店主が轢き逃げで死亡し、東京で音楽事務所社長が刺殺される。事件を結ぶ糸を感じた日下は、十津川警部に相談。あることを伝えるが……。東海道本線、岳南鉄道、大井川鐡道の三路線を舞台にした奇跡のアリバイトリックに、十津川警部の名推理が冴えわたる長編旅情ミステリー!
  • 母親病(新潮文庫)

    母親病(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.3
    1巻693円 (税込)
    女は、旦那様に一生愛されるのがしあわせなのよ――。珠美子にそう語っていた母・園枝が急死した。有毒植物が体内から検出されたという。事故か自殺か、それとも。困惑のなか遺品整理に出向いた珠美子だったが、そこに端正な顔立ちの若い男性・雪仁が訪ねてくる。園枝の死を知った彼は震えて嗚咽した。良妻賢母の見本のような園枝と雪仁の関係は……。すれ違いながら衝突する母娘を描く連作集。(解説・三宅香帆)
  • ダンスール・ノーブル

    ダンスール・ノーブル

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    たまたま飲み友達になった不思議な老紳士は、日本クラシックバレエ界の重鎮だった──。世田谷の経堂を舞台に、ある居酒屋で知り合い、親子の様な友達のような不思議な関係が続いた「そんなんじゃダメ、コロスわよ」が決まり文句の〈先生〉との思い出を、日本のクラシックバレエ界の黎明期にダンサーとして活躍した先生の人生と、自分の人生を重ね合わせながら主人公が語る物語。
  • 文学青年は死刑になった

    文学青年は死刑になった

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    「小樽の気持ちは嬉しいよ。だけど、無期懲役にしてもらうために控訴をして裁判をすることになったら、事件の関係者である織江ちゃんをその場に呼ばないといけないだろ? そんなこと僕はさせたくない。彼女に辛い記憶を思い出させたくないんだ」(本文より)。どのような尊い犠牲を生む状況であっても、若者は未来と希望を見出し前に進んでいく。
  • ひまわりの笑顔

    ひまわりの笑顔

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    アメリカの大学に入学したあかりは、そこで出会った留学生仲間の翔太にひかれていく。互いの気持ちを確認できないまま、友達以上恋人未満の付き合いを続けていた2人だったが、コロンビア人留学生ニッキ─が現れたことで、その関係は崩れ始める……。青春の痛みを心の財産に変えて、強く優しく生きようとするあかりの姿を通し、命の尊さ、前を向いて生きることの大切さを描く。
  • 覩壯日札 出現記

    覩壯日札 出現記

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    ある縁で、水海道の庄屋(旗本の家臣)が残した「覩壯日札」という世に知られていない古文書の解読依頼が著者の下に舞い込む。それは世の中が慌ただしくなった幕末、幕府から朝廷へ献上する日本刀を届ける任を負った主君に従い、京へ上った往還記録であった。「この記録の目的のひとつは、主君の役目完遂を後世に残すことであった」と考えた著者が、新たな歴史を紐解くドキュメント。
  • 背中合わせ

    背中合わせ

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    ふと垣間見せる、日常の中での男の思惑や女の想いが、ふたりの関係を終わらせたり、はじめさせたりする――。 男は浅はかで女の真の考えをすくい取れないのか? 女はどこまでいっても思慮に富んでいるというのか? 男と女、夫と妻の関係の剛さや脆さを描く21の短篇集。 ここまで見事に鋭く日常を切り取れるものか?
  • アルマジロの手―宇能鴻一郎傑作短編集―(新潮文庫)

    アルマジロの手―宇能鴻一郎傑作短編集―(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    彼は「手が……アルマジロの手が」というばかりだったのです――。不気味な緊張感を孕む怪奇な作品「アルマジロの手」、美しい姫君に恋をした狸の哀切「心中狸」、むさぼり喰らう快楽にとり憑かれた男の無上の幸福「月と鮟鱇男」の他、「海亀祭の夜」「蓮根ボーイ」「鰻池のナルシス」、そして甘美な爛熟世界に堕ちた男を描く傑作「魔楽」を収録。官能の深みと生の哀しみを短編に昇華させた七編。(解説・鵜飼哲夫)
  • 婚活1000本ノック(新潮文庫)

    婚活1000本ノック(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    これは実話であり、登場するすべての人物・団体は実在する――。南綾子31歳、独身、売れない小説家。冬の夜、かつて「クソ男・オブ・ザ・イヤー」を授与した山田が現れ、わたしに婚活を命じる。遊び相手に殺されて幽霊となった山田は、わたしの婚活成功を頼みに成仏を狙うらしい。お料理合コン、お見合いパーティ、漁師の嫁募集。奮起しては絶望する綾子だったが。熾烈で切実な婚活小説!(解説・豊島ミホ)
  • たそがれ色の微笑

    たそがれ色の微笑

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    竹内は担任教師の小林から、同じクラスの野川靖子との交際は控えるべきとの指導を受けた。そんな事実はないたので戸惑っているところへ、今度は当の野川靖子からは、教師にちょっかいをだされて辟易しているから、交際しているフリをしてくれないか、と頼まれた。仲睦まじいところを小林に見せつけるうちに、なにかがおかしくなっていく……(「落ち葉遊び」)。ほかに「たそがれ色の微笑」「白蘭」「水色の鳥」「風の矢」。全5篇、連城三紀彦の企みに感嘆――。
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

    わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.2
    1~3巻693~880円 (税込)
    絶対に定時で帰ると心に決めている会社員の東山結衣。非難されることもあるが、彼女にはどうしても残業したくない理由があった。仕事中毒の元婚約者、風邪をひいても休まない同僚、すぐに辞めると言い出す新人……。様々な社員と格闘しながら自分を貫く彼女だが、無茶な仕事を振って部下を潰すと噂のブラック上司が現れて!? 働き方に悩むすべての会社員必読必涙の、全く新しいお仕事小説!
  • 夜のない窓

    夜のない窓

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    愛することが出来なくなってしまうと、真実だった愛は憎悪へと変わる。それが妻だった時、夫は離婚という方法ではなく、憎悪を妻に打ち込むことを選んだらどうなるのか。妻を最悪の状況に向かわせるために実行した夫の驚愕の方法とその結果とは……。表題作となっている「夜のない窓」。ほかに、親友と結婚することになったかつての恋人が、一晩だけつきあってといってきた「今夜だけ」、「午後だけの島」「山雀」など。男と女、それぞれが秘めた憎しみは、こんなにも見事にケリをつけられるのか。嘆息――。
  • ふたり姉妹

    ふたり姉妹

    小説・文芸
    3.5
    1巻693円 (税込)
    東京の製菓メーカーで企画職として働いていた29歳の聡美が久しぶりに故郷に帰ってきた。 実家を出たことがなくずっと田舎暮らしの三つ下の妹・愛美は、この機会に姉の家で都会の暮らしを楽しんでみたいと思い立つ。 部屋を貸すことを嫌がる姉や困惑する婚約者を説き伏せて、愛美は東京に発つが、聡美の家で姉の恋人と遭遇。 プライドが高く向上心の強い姉の突然の帰省を訝しんでいた愛美は彼に探りをいれてみることに。 聡美が実家に帰ってきた本当の理由とは――? 正反対な姉妹が見つけた新たな自分とは?
  • ちよぼ―加賀百万石を照らす月―(新潮文庫)

    ちよぼ―加賀百万石を照らす月―(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.0
    1巻693円 (税込)
    女子(おなご)とて、闘わねばならなかった。信長と前田家に敗した朝倉家臣の娘・幾世は長じて正室まつの侍女として前田家に入り、千代保と改名。初代加賀藩主・利家に見初められて側室になり男児を産む。猿千代と名付けられた子はのちに名君・利常となるが、母千代保は人質として江戸へ向かった――。加賀百万石の礎を築き、寿福院の名で親しまれた、慈愛と情熱に満ちた女傑の生涯を描く歴史時代小説。(解説・本郷和人)
  • 飛騨高山祭り殺人事件

    飛騨高山祭り殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    飛騨高山の老舗料亭の息子は、東京でプロカメラマンとして成功を掴もうとしていた。そんな折り、実家の依頼という弁護士が訪ねてきて、今後一切、実家の料亭に関する権利を放棄してほしいと言って、五千万円の小切手を提示した。その後で、父親が事故に遭って亡くなったと告げた。 伝える順序が違うのではないか? 高山に住む妹夫婦は何をてしいるのか? 父の死をなぜ伝えてこなかった? 実家で何が起きているのかを確かめるため、息子は急遽、高山に向かった――。そこでは、思いもかけない重大事が連続して起きていた!
  • 幽霊とペリドット

    幽霊とペリドット

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    夏休みに祖母のいる秋田を訪れた大学生の桃は、駅で陽気な幽霊に声をかけられる。「気づいたら幽霊になっていて、記憶がない」と言う幽霊を「ユズ」と名付け、ユズが持っていた地図をもとに一緒に宝さがしをすることになった桃は、少しずつユズの正体に気づいていく。懐かしい風景とともに、かつてのことを思い出していく二人。しかし、また別れのときが近づいてきて──。
  • 家族じまい

    家族じまい

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    「ママがね、ボケちゃったみたいなんだよ」妹からの電話で実家の状況を知った智代。かつて横暴だった父が、母の面倒をみているという。関わり薄くいられたのも、お互いの健康あればこそだった。長男長女、墓守、責任という言葉に距離を置いてきた日々。妹は二世帯同居を考えているようだ。親孝行に名を借りた無意識の打算はないか。──「認知症になった母が私の名前を忘れたのが書くきっかけとなりました」(著者)。家族という単位と役割を、北海道を舞台に五人の女性の視点から問いかける連作長編。第15回中央公論文芸賞受賞作。
  • とわの庭(新潮文庫)

    とわの庭(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    盲目の女の子とわは、大好きな母と二人暮らし。母が言葉を、庭の植物が四季を、鳥の合唱団が朝の訪れを教えてくれた。でもある日、母がいなくなり……それから何年経っただろう。壮絶な孤独の闇を抜け、とわは自分の人生を歩き出す。おいしいご飯、沢山の本、大切な友人、一夏の恋、そしてあの家の庭。盲導犬ジョイと切り拓いた世界は眩い光と愛に満ちていた。涙と生きる力が溢れ出す感動長編。(解説・平松洋子)
  • いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂 「和」菓子をもって貴しとなす
    完結

    いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂

    小説・文芸
    3.6
    全7巻693~781円 (税込)
     東京、浅草。下町の一角に明治時代から四代続く老舗『甘味処栗丸堂』はある。  端整な顔立ちをした若店主の栗田は、無愛想だが腕は確か。普段は客が持ち込む騒動でにぎやかなこの店も、訳あって今は一時休業中らしい。  そんな秋口、何やら気をもむ栗田。いつもは天然なお嬢様の葵もどこか心配げ。聞けば、近所にできた和菓子屋がたいそう評判なのだという。  あらたな季節を迎える栗丸堂。葉色とともに、和菓子がつなぐ縁も深みを増していくようで。さて今回の騒動は?
  • 小説 水は海に向かって流れる

    小説 水は海に向かって流れる

    小説・文芸
    4.3
    1巻693円 (税込)
    俺がいなければ、この人の肩が濡れることはなかったのに―― 家族のもとを離れて始まる、家族の物語。 田島列島による人気コミックの小説版。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 映画「水は海に向かって流れる」 2023年6月9日全国ロードショー 出演:広瀬すず 大西利空 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 【あらすじ】 高校への進学を機に、おじさんの家に居候することになった直達。 だが最寄の駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性の榊さん。 案内された家の住人は26歳OLの榊さんと なぜかマンガ家になっていたおじさんの他にも 女装の占い師、メガネの大学教授と いずれも曲者揃いの様子。 ここに高校1年生の直達を加えた男女5人での 一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まったのだが、 直達と榊さんとの間には思いもよらぬ因縁が……。 映画化決定の人気コミックの小説版!
  • Cocoon 修羅の目覚め

    Cocoon

    小説・文芸
    3.6
    1~11巻693~814円 (税込)
    誰もが振り返る美貌の花魁、瑠璃。 だが、その裏の顔は江戸に現れる鬼を退治する組織「黒雲(こくうん)」の頭領。 髪結いでありながら錫杖で戦う錠吉や、料理番でありながら金剛杵を操る権三、結界をはることのできる幼い双子、豊二郎・栄二郎とともに、江戸に現れる鬼を退治する。 ある時、千住に出没する鬼を退治してほしいとの依頼が舞い込む。 どうやら、殺された男たちは皆、同じ手ぬぐいを持っていたというが……。 瑠璃は、千住の鬼を退治することができるのか? そして明かされる、瑠璃の悲しき宿命とは――。 この夏大注目のシリーズ第一弾!
  • 近鉄特急殺人事件(新潮文庫)

    近鉄特急殺人事件(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    京都発賢島行近鉄特急ビスタEX(エックス)の車内で大学准教授が殺された。彼はテレビ番組の過激な司会者として知られ、番組で伊勢神宮を貶める自説を主張する予定だった。一方、東京では歴史雑誌編集者が殺され、同棲していた同僚の女が姿を消した。二つの殺人に関連を感じ伊勢神宮に向かった十津川警部が内宮門前町〈おかげ横丁〉で発見したのは、容疑者の意外な姿だった。長編トラベルミステリー。
  • 死神の助手はじめました。
    完結

    死神の助手はじめました。

    小説・文芸
    4.0
    全1巻693円 (税込)
     交通事故で意識が戻らないままの彼氏、リュウスケを毎日、見舞いに訪れているシオリの前に、ある日死神が現れる。彼を連れ去ろうとする死神を、シオリは何とかして阻止しようとする。 「この世に留まり怨霊になろうとしている魂を救う手助けをすれば、リュウスケの魂を修復してやる」  死神からの交換条件を受け入れ、シオリはさまざまな事情を抱えた魂と向き合い、成仏させていく。しかしそこにはシオリと彼らを繋げるある真実が隠されていて――。
  • 土に贖う

    土に贖う

    小説・文芸
    4.4
    1巻693円 (税込)
    明治時代の札幌で蚕が桑を食べる音を子守唄に育った少女が見つめる父の姿。「未来なんて全て鉈で刻んでしまえればいいのに」(「蛹の家」)。昭和26年、最年少の頭目である吉正が担当している組員のひとり、渡が急死した。「人の旦那、殺してといてこれか」(「土に贖う」)。ミンク養殖、ハッカ栽培、羽毛採取、蹄鉄屋など、可能性だけに賭けて消えていった男たち。道内に興り衰退した産業を悼みながら、生きる意味を冷徹に問う全7編。圧巻の第39回新田次郎文学賞受賞作。
  • あなたと式神、お育てします。 ~京都西陣かんざし六花~
    完結

    あなたと式神、お育てします。

    小説・文芸
    4.3
    全2巻693~759円 (税込)
     かの安倍晴明に連なる陰陽師「桔梗家」の跡取りとして生まれた青年・晴人は、京都は哲学の道で不思議な和装美女・茜と出逢う。  彼女が西陣で営む「かんざし六花」には式神を「育てる」裏の仕事があった……故郷の神様との約束、西陣に迷うこけしの思い、会津で「祇園祭」を守る女性の決意。  珊瑚玉から生まれた式神・さんごを連れて、晴人は京都と一族にまつわる不思議に触れる――  古都・京都が式神と陰陽師を育む、優しいあやかしファンタジー。
  • 犬も食わない(新潮文庫)

    犬も食わない(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    派遣秘書の福は雇い主と出かけた先のビルで、廃棄物処理業者の大輔とぶつかった。ろくな謝罪もない舐めた態度に激高した福は罵詈雑言の限りを尽くし、大輔は一言でやり返す……そんな最悪な出会いから始まった。ベッドの半分を占める体は邪魔だし、同じシャンプーが香る頭は寝癖だらけ。他人の「いいね」からは程遠い、喧嘩ばかりで格好つかない恋愛の本音を、男女の視点別に描く共作小説。
  • 破局

    破局

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    充実したキャンパスライフ、堅実な将来設計、そして新たな恋――。肉体も人生も、潔癖なまでに鍛え上げた私に、やがて訪れた破局とは。現代の実存を問う芥川賞受賞作がついに文庫化。
  • Missing 神隠しの物語
    完結

    Missing

    小説・文芸
    3.6
    全13巻693~869円 (税込)
    神隠し――それは突如として人を消し去る恐るべき怪異。  学園には関わった者を消し去る少女の噂が広がっていた。  魔王陛下と呼ばれる高校生、空目恭一は自らこの少女に関わり、姿を消してしまう。  空目に対して恋心、憧れ、殺意――様々な思いを抱えた者達が彼を取り戻すため動き出す。  複雑に絡み合う彼らに待ち受けるおぞましき結末とは?  そして、自ら神隠しに巻き込まれた空目の真の目的とは?  鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作が装いを新たに登場。
  • 大江戸あにまる

    大江戸あにまる

    小説・文芸
    4.1
    1巻693円 (税込)
    石樽藩の江戸留守居役の下で働く小暮幸之進は、お人好しで失敗ばかり。おまけに剣術も苦手だ。ある日、草花や獣に目がない乾福助という変わり者が国許からやってくる。同じ頃、異国の「あにまる」――駱駝に豆鹿に羊、山鮫(ワニ)、猩々(オランウータン)が江戸を賑わす事件が勃発! 侍らしからぬ凸凹コンビが舶来の動物たちと出会い奔走する。さらに男勝りの藩主の妻・小桜まで登場してますます大騒ぎに! 笑って泣いてやっぱり笑っちゃう。涙と笑いと動物がいっぱい。著者初挑戦の傑作時代小説!!
  • 丘の家のジェーン(新潮文庫)

    丘の家のジェーン(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.3
    1巻693円 (税込)
    うららか街の古い大邸宅で、12歳のジェーンは重苦しい生活を送っていた。彼女には父がなかった。頑なな祖母と美しい母は、なぜかそのことに触れたがらない。しかし突然、父からの手紙が届いた。プリンス・エドワード島で一緒に夏を過そうという。こわごわ出かけた彼女は、美しい自然と素朴な人情、そして何より父の深い愛情に包まれ、丘の上の小さな家で目ざましく成長してゆく。
  • 殺し屋ダディ

    殺し屋ダディ

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    殺し屋組織のボスが急逝し、遺された「死者のリスト」争奪戦が勃発。このリストは今まで誰が誰の暗殺を依頼したのかが記され、世界情勢を一変させる可能性がある顧客名簿で、そのありかを知るのはボスの息子・三也(4歳)だけ。ボスの忠実な部下だった朝比と哮は三也と疑似家族として暮らしながら懐柔し、ありかを聞き出す作戦に出た。が、実はこの二人、大変仲が悪かった。おまけに若くして殺し屋業界に身を置いたため普通の生活がわかるはずもなく…。三也のお着換え拒否に偏食といった子育てあるある、さらにご近所とのトラブルなどこのミッションは暗殺よりも難しい――! 殺し屋二人組は無事コンプリートできるのか!?
  • 悪い姉

    悪い姉

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    「平穏な生活のために、姉を殺すことにしました」――。三月生まれの倉石麻友と、四月生まれの姉・凜。ふたりは生まれの近い年子のため、同学年として同じ高校に入学した。高校二年生になった春、麻友は姉を殺す計画を立てる。姉は誰もが振り返るような美少女だが、実は意地悪で残酷。幼いころからいじめなどの問題行動を繰り返していた。ずっと「毒姉」との決別を夢想しては敗れてきた妹の、試行錯誤の行方は? そして、妹自身が抱え続ける罪とは――。思い込みから解き放たれ、自由へと向かうサスペンス青春エンターテインメントの傑作!!
  • ここから世界が始まる―トルーマン・カポーティ初期短篇集―(新潮文庫)

    ここから世界が始まる―トルーマン・カポーティ初期短篇集―(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.1
    1巻693円 (税込)
    差別の激しい土地に生まれ、同性愛者として長じ、「八歳で作家になった」と豪語したという天才はデビュー前から天才だった。ニューヨーク公共図書館が秘蔵する貴重な未刊行作品を厳選した14篇。ホームレス、老女、淋しい子どもなど、社会の外縁にいる者に共感し、仄暗い祝祭へと昇華させるさまは、作家自身の波乱の生涯を予感させる。明晰な声によって物語を彫琢する手腕の原点を堪能できる選集。(解説・村上春樹)
  • 女副署長(新潮文庫)

    女副署長(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1~3巻693~737円 (税込)
    地域課警部補の死体が、警察署の敷地内で発見された。胸にはナイフが突き立ち、激しい雨に打たれていた。直後に封鎖された署内に動揺が走る。犯人は庁舎内に隠れているのか。まさか本官なのか。副署長の田添杏美は、所轄署の名誉をかけて犯人を挙げると決意するが……。留置場の異様な出来事、剛腕刑事課長との厳しい対立、解けない謎。元女性白バイ隊員の著者が女性警視の捜査魂を描く傑作。(解説・吉野仁)
  • ミッドナイト・モクテル 飲まないあなたのためのバー

    ミッドナイト・モクテル 飲まないあなたのためのバー

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    なかなか厳しい就活を経て、食品卸会社に入社した酒匂(さこう)ミチル。取引先にウケがよさそうな名前だという安直な理由で、“酒類”販売二課に配属されてしまったが、実はお酒はほとんど飲めない。取引先の信頼を得るためと、勧められたお酒を必死に飲んではいる。初めはこれが、大人になる通過儀礼なのだと思っていたが、どうしても美味しいと思えない。学生時代の友達との集まりも、いつしか夜のお酒の店ばかり。孤独と疲れを感じていたある日、引き継いだ取引先のひとつに、極端に注文が少ない「バー」があることに気づく。『SOBER CURIOUS』――この店は、ノンアルコールをたしなむバーであるらしく……?
  • 大正浪漫 YOASOBI『大正浪漫』原作小説

    大正浪漫 YOASOBI『大正浪漫』原作小説

    小説・文芸
    4.1
    1巻693円 (税込)
    時翔のもとに届いた不思議な手紙。大正時代を生きる千代子が書いたものらしい。思いがけず始まった“文通”で距離を縮めるふたりだったが――令和と大正、時を超えた恋の行方は? 「小説を音楽にするユニット」YOASOBIが楽曲化した、「夜遊びコンテストvol.2」大賞受賞作!
  • アイ・アム まきもと

    アイ・アム まきもと

    小説・文芸
    3.3
    1巻693円 (税込)
    小さな市役所の市民福祉局に勤める牧本壮(48)。全く空気が読めない、全然人の話を聞かない、なかなか心を開かない。そんなコミュニケーション下手の彼に与えられた仕事は、身寄りがなく独りで亡くなった方を無縁墓地に埋葬する「おみおくり係」。そこで導かれた「まきもと」のちょっと迷惑なおみおくりのルール3カ条とは、 ①葬儀は絶対にやる (たとえ遺族が求めてなくても) ②参列者をなんとしてでも探しだす (たとえ身寄りが無いと警察に言われても) ③納骨はギリギリまでしない (たとえ置き場所がなくても)ある日、牧本は身寄りがなく亡くなった老人・蕪木の部屋を訪れ、蕪木の娘と思しき少女の写真を見つける。新任の局長が「おみおくり係」の廃止を決め、蕪木の一件が“最後の仕事”となる牧本は、娘を探し出し、また葬儀に一人でも多くの参列者を呼ぼうと奔走する。果たして、牧本の最後の「おみおくり」は無事行うことができるのか?
  • 霜雪記 眠り姫の客人

    霜雪記 眠り姫の客人

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    西の果ての国・銀盞(ギンセン)には、術師の呪いによって二百年眠り続ける姫君がいる――そんなおとぎ話と共に、術師が人々から恐れられる世界。旅の商人ヤコウは、ひょんなことから謎多き術師・ソウシと樫の木の精霊・緑禅の供として、道中の世話をすることになる。「僕は眠りの物語を集めて旅をしているのです。長い間、ずっと」ソウシは自分が「言葉を持たぬものや文字を持たない文明が、世界に残した記憶を読み解く」力を持つ、いわば想術師だと語り、ソウシとヤコウの旅は、やがて遥かなる「祈り」を呼び起こすことになる。「眠りの物語」を巡る、翠色のフェアリーテール!
  • F 霊脳捜査官・橘川七海

    F 霊脳捜査官・橘川七海

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    死んだ人間「F(エフ)」と会話できる女刑事・橘川七海。 警視庁捜査一課・重大事案対策班の班長として、暗礁に乗り上げた事件や未解決事件の捜査に当たることになった。 三年前に起きた猟猟奇殺人事件、瀟洒な一軒家で起きた一家三人惨殺事件、ラブホテルで発見された女性の他殺遺体、 女性連続殺人事件など、Fと接触しながら事件の真相を暴く。「聲なきに聞き、形なきに見る」新刑事、誕生! 全四話。
  • きみがすべてを忘れる前に

    きみがすべてを忘れる前に

    小説・文芸
    3.2
    1巻693円 (税込)
    霊感体質の高校生・結城クロ。 ある日の放課後、彼は教室で同級生だった長谷川紫音の幽霊と出会う。 紫音を成仏させるため彼女の心残りを解決しようとするクロ。 だが、紫音はその提案を一蹴し、命令口調で「私を生き返らせなさい」と言い放つ。 クロやクロの3人の姉妹、他の幽霊たちも巻き込み様々な事件が巻き起こる。 しかし、やがて紫音の記憶と存在が薄れ始めて……。 あなたは最後の嘘に気づくことができますか? 物語の端々に切ない空気を感じさせるラブストーリーです。
  • 鬼の家

    鬼の家

    小説・文芸
    3.0
    1巻693円 (税込)
    桜子の名前にちなんでその屋敷は建てられた。千本通のすぐ近く、桜の古樹が佇む空き地の前に。 しかし、かつてこの地には人喰いの鬼がいたという。そんな伝説をなぞるように奇妙な男女が現れて、平穏で退屈な屋敷の日々は狂いだす—— 心を蝕む欲望の恐ろしさを捉えた妖美な連作怪奇譚。 〈解説〉黒木あるじ
  • 毒蜜 残忍犯 決定版

    毒蜜

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    マフィアか、ヤクザか… 残虐すぎる犯行の黒幕は!? 悪辣非道の黒幕を葬れ!  無敵の始末屋が凶悪犯に決着(おとしまえ)! 裏社会の始末屋・多門剛は、表沙汰にできない揉め事を体を張って解決する。旧友の新聞記者・藤原が首を切断され無残な死を遂げた。凶器は青龍刀。取材先の中国マフィアに狙われたのか。最後に取材を受けた日東テレビのディレクター、矢吹千秋に話を聞くが、そこで疑惑が浮かび上がってきたのは、謎のストーカーと女子高生〈M子〉だった――。 『毒蜜 首なし死体 新装版』改題
  • 私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

    私が語りはじめた彼は(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    私は、彼の何を知っているというのか? 彼は私に何を求めていたのだろう? 大学教授・村川融をめぐる、女、男、妻、息子、娘――それぞれに闇をかかえた「私」は、何かを強く求め続けていた。だが、それは愛というようなものだったのか……。「私」は、彼の中に何を見ていたのか。迷える男女の人恋しい孤独をみつめて、恋愛関係、家族関係の危うさをあぶりだす、著者会心の連作長編。(解説・金原瑞人)
  • インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

    クトゥルー神話傑作選

    小説・文芸
    3.8
    1~3巻693~935円 (税込)
    ラヴクラフトは不遇のままその生涯を閉じた。だが、彼の創造したクトゥルー神話は没後高く評価され、時代を越えて世界の読者を虜にしている――。頽廃した港町インスマスを訪れた私は、魚類を思わせる人々の容貌の恐るべき秘密を知る(表題作)。漂流船で唯一生き残った男が握りしめていた奇怪な石像とは(「クトゥルーの呼び声」)。英文学者にして小説家、南條竹則が選び抜いた、七篇の傑作小説。
  • 負け犬はなぜ早死になのか

    負け犬はなぜ早死になのか

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    アメリカ、イギリス、台湾、そして日本の国民動態統計を見ると、日本の女性の未婚者の死亡率が際立って高いとわかり、その理由について考察する。 また、社会的な格差が大問題になっているが、精神的な健全性についても分析する。高い地位につき、裕福な暮らしをしていれば満足するではなく、他人と比べて自分の優位さや豊かさが感るかどうかで満足の深さが決まる、という。 豊かさと貧しさについて核心を突き、恐ろしいまでに赤裸々にしていくことで、心を強くする生き方がどういうものかと説く。著者渾身の啓蒙書――。
  • この子は邪悪

    この子は邪悪

    小説・文芸
    4.3
    1巻693円 (税込)
    心理療法室を営む窪司朗の娘である花はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は脚に障害が残り、母は植物状態に、妹は顔に火傷を負った。その事故で心に傷を負った花のもとに、自身の母の心神喪失の原因を探る少年・四井純が訪れる。 花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。 司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は違和感を覚える。 「この人、お母さんじゃない――」。 「家族」のダークサイドを描く新感覚ミステリー。
  • さもしい浪人が行く 元禄八犬伝 一

    元禄八犬伝

    小説・文芸
    5.0
    1~5巻693~858円 (税込)
    網乾左母二郎は金のためなら手段はいとわぬ小悪党。流れついた大坂で、悪党仲間の怪盗・鴎尻の並四郎、妖婦・船虫の二人としがない日々を送っている。そんな折、犬公方・綱吉に集められた「八犬士」が、失踪した綱吉の娘・伏姫探索のため大坂に。なぜか協力することになった左母二郎たちだが、矢数俳諧と通し矢を巡る大陰謀に巻き込まれ──悪党が巨悪に立ち向かう痛快伝奇時代小説、ここに開幕!
  • 焔(新潮文庫)

    焔(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.5
    1巻693円 (税込)
    焔を囲んだ人達が、それぞれの身に起こったことを語り出す――。近隣諸国と武力衝突の危険性が高まるなか、人々が“あること”を始める「ピンク」。突然泣き出してしまう“謎の病”が大流行する「眼魚」。南米やアフリカなど各地から集まった力士が頂点をめざす「世界大角力共和国杯」。祈りや驚嘆、希望など様々な思いを込めて語られた九つの物語は、最後に大きく燃え上がる。谷崎潤一郎賞受賞作。
  • やまいだれの歌(新潮文庫)

    やまいだれの歌(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.4
    1巻693円 (税込)
    中学を出て、その日暮らしを三年半。十代も終わりに近づいてきた北町貫多は、心機一転、再出発を期し、横浜桜木町に移り住み、これまでの日雇いとは異なる造園会社での仕事をはじめた。三週目に入って、事務のアルバイトとして貫多と同い年の女の子がやってきた。寝酒と読書と自慰の他に特に楽しみのなかった貫多に心を震わせる存在が現れたのだった。著者初の幻の傑作長編、ついに文庫化。(解説・山下敦弘)
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

    冬虫夏草(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.4
    1巻693円 (税込)
    亡き友の家を守る物書き、綿貫征四郎。姿を消した忠犬ゴローを探すため、鈴鹿の山中へ旅に出た彼は、道道で印象深い邂逅を経験する。河童の少年。秋の花実。異郷から来た老女。天狗。お産で命を落とした若妻。荘厳な滝。赤竜の化身。宿を営むイワナの夫婦。人間と精たちとがともに暮らす清澄な山で、果たして再びゴローに会えるのか。『家守綺譚』の主人公による、ささやかで豊饒な冒険譚。
  • りかさん(新潮文庫)

    りかさん(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    リカちゃんが欲しいと頼んだようこに、おばあちゃんから贈られたのは黒髪の市松人形で、名前がりか。こんなはずじゃ。確かに。だってこの人形、人と心を通わせる術を持っていたのだ。りかさんに導かれたようこが、古い人形たちの心を見つめ、かつての持ち主たちの思いに触れた時――。成長したようことその仲間たちの、愛と憎しみと「母性」をめぐる書下ろし「ミケルの庭」併録。
  • 神の値段

    神の値段

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    第14回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作! マスコミはおろか関係者すら姿を知らない現代芸術家、川田無名。ある日、唯一無名の正体を知り、世界中で評価される彼の作品を発表してきた画廊経営者の唯子が何者かに殺されてしまう。犯人もわからず、無名の居所も知らない唯子のアシスタントの佐和子は、六億円を超えるとされる無名の傑作を守れるのか――。美術市場の光と影を描く、『このミス』大賞受賞のアート・サスペンスの新機軸。
  • 生命式

    生命式

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    夫も食べてもらえると喜ぶと思うんで――死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、村田沙耶香自身がセレクトした、脳そのものを揺さぶる12篇。文学史上、最も危険な短編集!
  • ポンチョに夜明けの風はらませて

    ポンチョに夜明けの風はらませて

    小説・文芸
    3.5
    1巻693円 (税込)
    都立高校卒業式まであと39時間。受験先の岡山で足止めされた親友ジンを迎えに行くため、又八とジャンボは、黙って親から借りた車を勝手に“サンダーボルト号”と命名し、発進! 友情という大義の旗の下、欲望と好奇心全開の一行は、予期せぬ同行者を増やしながら一路、西へ。行き当たりばったりの珍道中は彼らをどこへ誘うのか、そして卒業式には無事間に合うのか!? 感動と爆笑の青春ロードノベル。
  • 幽玄の絵師―百鬼遊行絵巻―(新潮文庫)

    幽玄の絵師―百鬼遊行絵巻―(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.5
    1巻693円 (税込)
    都の闇に跋扈する、人ならぬもの鬼の如きもの――。妖異が見える異能の絵師土佐光信は、将軍足利義政から、人心を惑わす妖物の正体を解くよう命じられる。御所をさまよう血塗れの女や、禍々しい「呪詛屏風」、影を喰らうものや、人の泣き声を餌にするもの。将軍の心に取り憑き、裏から世を操る「鬼」……。光信が怪異の謎を突き止めたとき、真に怖ろしいのは妖物か人か――。室町ミステリー。(解説・細谷正充)
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

    警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

    小説・文芸
    3.5
    1巻693円 (税込)
    第12回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作、『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』の「郷間」シリーズが、文庫書き下ろしで登場! 警察庁監察部から特命を受けた捜査二課の郷間班は、暴力団員から金を受け取っているとされる利根警部の内偵をすることになった。 ところが、利根と接触していた御坂組の黒川の刺殺体が発見され、同時に利根も姿を消していた。 郷間たちは利根の金の流れを追う中で、巨大談合組織の存在に気づくが、それは開けてはならない“パンドーラの箱"だった。 郷間は辞職覚悟で、違法すれすれの捜査を行なうが――。
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

    警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    『このミステリーがすごい! 』大賞受賞&ドラマ化もされた「警視庁捜査二課・郷間彩香」シリーズが、文庫書き下ろしで登場! 匿名の通報を受けた郷間は関崎区長の汚職疑惑を調べる一方で、かつて関崎が経営していた業平証券金融の、現社長・山田に目をつけて尾行を開始する。 浅草署の刑事が追う詐欺グループと山田の不可解な接触。さらには謎の青年と、浅草署の女性巡査の存在が捜査線上に浮上してきて……。 不可思議な金の動きに、“電卓女"と呼ばれる郷間の野性の勘が働く。そして隅田川で発見されるホームレスの死体。 複雑に絡んだ人間関係と噛み合わない事件の数々――。暗中模索しながらも、郷間は真相へと迫る!
  • 夜に駆ける YOASOBI小説集

    夜に駆ける YOASOBI小説集

    「さよなら」というメッセージを受け取って駆けつけると、彼女はマンションの屋上、フェンスの外に立っていた。出会った瞬間に一目ぼれした僕は、死神が呼んでいると語る彼女を引きとめようとするが――。(「タナトスの誘惑」)「小説を音楽にするユニット」YOASOBIの楽曲『夜に駆ける』『あの夢をなぞって』『たぶん』『アンコール』『ハルジオン』の原作小説を収録!
  • 占い館リヒトミューレ

    占い館リヒトミューレ

    小説・文芸
    3.0
    1巻693円 (税込)
    悩みがあるのは人間だけじゃない! 占い師・利人と元OL・優凪があやかしも訪れる占いの館を舞台に 人間や妖怪の悩みに寄り添い解決する人情ファンタジー 職場でのパワハラが原因で思い悩んでいた優凪。 夜の街をふらふらと歩いていると占いの館の広告を見つける。 なにかアドバイスを貰えるのではと思い広告にある占いの館へ行くことに。しかし、そこは人間だけではなく妖怪もやってくる占いの館だった!? 占いの館を舞台に人間や妖怪の悩みを解決する人情ファンタジー ■著者 さとみ桜(さとみ・さくら) 2016年に第23回電撃小説大賞“銀賞”を受賞。翌年、受賞作『明治あやかし新聞怠惰な記者の裏稼業』でメディアワークス文庫よりデビューし、シリーズ3作を刊行。 著書に『妖怪お宿稲荷荘』(中央公論新社)、『文具店シエルひみつのレターセット』(KADOKAWA)などがある。 ■イラストレーター 漣ミサ
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

    そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.3
    1巻693円 (税込)
    有名建築家による一等地の中古マンション。誰もがうらやむその家はしかし、とんでもない欠陥住宅だった! 上手くいくはずの改修工事は新旧住民の様々な思惑が絡み合い、混沌の様相を呈していく。デザイナーズマンションに人生を振り回された人々の胸中にあるのは、幸福か、絶望か、見栄か、プライドか。誰もが身につまされる、終の住処を巡る大騒動。『おっぱいマンション改修争議』改題。
  • コゴロシムラ

    コゴロシムラ

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    カメラマンの仁科は、雑誌の取材のため、ライターの原田と山深い神社を訪れた。が、篠突く雨が降る夕暮れ、携帯が繋がらない山道で迷い、おまけに原田は足を捻挫してしまう。ようやく古い民家に辿り着き、老婆の厚意で泊めてもらうことになったが…。仁科は、コゴロシムラと呼ばれるその村で、出口のない恐怖に晒される。 木原音瀬が挑んだ、ホラー&ミステリーの傑作。流麗な中村明日美子のイラストや、文庫オリジナルショートストーリーにも注目!
  • 旋律 君と出逢えた奇跡

    旋律 君と出逢えた奇跡

    小説・文芸
    4.2
    1巻693円 (税込)
    一人娘とともに、専業主婦として平凡な日々を過ごす西沢円香。唯一の楽しみは、毎朝、端正な顔立ちの高校生とすれ違うことだった。ある日、偶然、気になっていた高校生の広瀬楓と言葉を交わすようになる円香。そして毎週水曜日、お互いに英語とピアノを教え合う約束をする。そんな日常に些細な幸せを感じていた円香だが、夫の裏切りを知ったことで、すべてが狂い始めて、そして何かが動き出す――。『京都寺町三条のホームズ』の望月麻衣が贈る、眩しく狂おしい純愛小説!
  • 犯罪社会学者・椥辻霖雨の憂鬱

    犯罪社会学者・椥辻霖雨の憂鬱

    小説・文芸
    3.3
    1~2巻693~737円 (税込)
    「無味乾燥な記録にも、そこには生きた人間がいた。例えば新聞の片隅の記事、自殺者数の統計にも――」 椥辻霖雨は京都の大学で教える社会学者。犯罪を専門に研究する、若き准教授だ。 霖雨のもとにある日、小さな同居人が現れた。椥辻姫子。14歳、不登校児。複雑な事情を抱える姫子は「死者が見える」らしく……。 頭脳明晰だが変わり者の大学教授と、死者を見、声を聞き届ける少女。二人の奇妙な同居生活の中、ある自殺が起きる。そこは住人が連続死するという、呪いの町屋で――。 大ヒット中、究極のサスペンスミステリシリーズ『破滅の刑死者』の著者による待望の最新ミステリ!
  • 異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 怪物のささやき

    異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花

    小説・文芸
    3.6
    1~3巻693~737円 (税込)
    都内で女性の連続殺人事件が発生。異様なことに死体の腹部は切り裂かれ、臓器が丸ごと欠損していた。 捜査は難航。指揮を執る皆川管理官は、所轄の新人刑事・氷膳莉花に密命を下す。それはある青年の助言を得ること。阿良谷静──異名は怪物。犯罪心理学の若き准教授として教鞭を執る傍ら、数々の凶悪犯罪を計画。死刑判決を受けたいわくつきの人物だ。 阿良谷の鋭い分析と莉花の大胆な行動力で、二人は不気味な犯人へと迫る。最後にたどり着く驚愕の真相とは?
  • 平家物語 犬王の巻

    平家物語 犬王の巻

    小説・文芸
    3.9
    1巻693円 (税込)
    室町時代、京で世阿弥と人気を二分した能楽師・犬王。盲目の琵琶法師・友魚(ともな)と育まれた少年たちの友情は、新時代に最高のエンタメを作り出す! 「犬王」として湯浅政明監督により映画化。
  • 絶声

    絶声

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    親父が死んでくれるまであと一時間半――。状況は何も変わらないのに生が死に変わり、巨額の遺産が手に入るその瞬間を大崎正好は待ち望んでいた。ところが突如、驚愕の知らせが。父のブログが更新されたのだ。「私はまだ生きている」……。それぞれに問題を抱えながら、遺産のために表向きは結束する兄妹たち。その思惑をよそに立て続けに本人にしか知り得ない真実が次々と明かされ、主人公を取り巻く状況は加速しながらめまぐるしく姿を変える。その声が導くのは真実か、破滅か――。驚愕のラスト&圧倒的リーダビリティの極上ミステリー!
  • またあおう(新潮文庫)

    またあおう(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    お江戸は日本橋。長崎屋の跡取り息子、若だんなこと一太郎の周りには、愉快な妖たちが沢山。そんな仲間を紹介しようとして楽しい騒動が起きる「長崎屋あれこれ」、屏風のぞきや金次らが『桃太郎』の世界に迷い込む「またあおう」、若だんなが長崎屋を継いだ後のお話で、妖退治の高僧・寛朝の形見をめぐる波乱を描く「かたみわけ」など豪華5編を収録した、文庫でしか読めない待望のシリーズ外伝。
  • 辞表―高杉良傑作短編集―(新潮文庫)

    辞表―高杉良傑作短編集―(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻693円 (税込)
    この会社には将来があるのか――組織を見限り別の道に挑戦する男を描く「エリートの脱藩」。病魔に倒れた社長の後継人事に奔走する男の秘策「社長の遺志」。人員解雇に忙殺される人事部長を描く「人事部長の進退」。社内抗争に巻き込まれた男と同期の友情を描く「エリートの反乱」。社長の劇的な退任劇「社長、解任さる」。己れの矜持を賭けた決断の瞬間を経済小説の巨匠が鮮烈に描く名作。(解説・杉田健二)
  • 鳥辺野心中

    鳥辺野心中

    小説・文芸
    3.3
    1巻693円 (税込)
    中学校教師の樋口は、ある女生徒の母の死をきっかけに、彼女と急接近をし、やがて愛を告白される。 その思いを拒みきれずにいた樋口だったが、周囲に流されるまま同年代の女性と見合い結婚をする。 女生徒とは関係が途絶えたはずだったが……。 京都・鳥辺野を舞台にあぶり出される男と女の業を描いた傑作長編。 〈解説〉角田龍平
  • #柚莉愛とかくれんぼ

    #柚莉愛とかくれんぼ

    小説・文芸
    3.6
    1巻693円 (税込)
    ネット炎上―― 誰もが当事者になりうる戦慄のSNSサスペンス! 第61回メフィスト賞受賞作、ついに文庫化! 3人組アイドルグループのメンバー・青山柚莉愛。 メジャーデビューを目指すも売り上げ目標を越えられず焦る日々。 ある日マネージャーの提案で動画配信ドッキリを実行し、ファンの混乱がSNSで広がっていく。 騙されたファンの怒りの矛先はマネージャーや事務所ではなく柚莉愛本人に向かってしまい――。
  • 君と過ごした透明な時間
    完結

    君と過ごした透明な時間

    小説・文芸
    4.0
    全1巻693円 (税込)
    勉強もピアノも中途半端で挫折ばかりな高校生・中村朱莉は、熱心に絵に打ち込む同級生・染谷壮吾に憧れていた。 遠巻きに眺めるしかない片思いの毎日。そんなある日、染谷が階段から落ち意識不明の重体で発見される。 悲しみに暮れる朱莉だが、入院中のはずの染谷によく似た人物を校内で目撃してしまう。 「……俺が視えるの?」 それは幽体離脱した染谷本人だった。 失われた染谷の記憶を取り戻し事故の真相を明らかにすべく、朱莉は協力を申し出ることに。 ちょっと不思議な二人の透明な一ヶ月が始まる――。 魔法のiらんど大賞2020 小説大賞〈青春小説 特別賞〉受賞! 夏の終わりを告げる切ないラストに心打たれる純愛青春ストーリー。
  • あるいは酒でいっぱいの海

    あるいは酒でいっぱいの海

    小説・文芸
    3.4
    1巻693円 (税込)
    奇想天外なアイデア、ドタバタ、黒い笑い、ロマンチック、そしてアッというオチ。数ページの中に物語の魅力がぎっしり! 初期筒井康隆による幻のショートショート集、復刊。解説:日下三蔵

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