レインメーカー

レインメーカー

700円 (税込)

3pt

高熱で病院に運ばれた二歳九カ月の男児が懸命の救急治療も及ばず亡くなった。悲嘆に暮れる両親は医療過誤だと病院を提訴。そこで病院から弁護の依頼を受けたのが、この手の裁判に勝ち続けてきた雨守誠だった。救えなかったら医師が悪いのか。法律は悲しみを癒す道具じゃない――信念に基づいて、雨守は医療現場の矛盾や不条理に斬り込んでいく。

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レインメーカー のユーザーレビュー

3.7
Rated 3.7 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    医療行為としての結果、過誤があったかどうか一般では分からない。その結果、落ち度のない医師が被告人になってしまうことが。
    医療過誤をした病院と医師を訴える原告側の弁護人、反対に落ち度のない医師たちを守りたい弁護人。
    医療裁判は立証も難しそうで、専門の弁護士も少ないと思う。また、救急の最前線にいる医師た

    0
    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

    展開が早くて、先が気になって一気読みした。ただちょくちょく出てくる過去のエピソードが何だか薄かったのと、主人公がレインメーカー(ジャブジャブお金を稼ぐ弁護士)から連想されるイメージではなかったような…何でこのタイトル何だろうか。

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    さすが真山仁。
    医療過誤についての話。
    医療従事者よりも全ての弁護士に読んで欲しい。
    裁判と戦国の城はなるほどと思った。

    0
    2024年08月26日

    Posted by ブクログ

    ここのところずっと、金儲けしか頭にない様な弁護士ばかりを報道等で目にしていたから、こういう話はすごくスッキリした。
    やっぱり弁護士は、本当は正しいけど弱い立場にいる人たちのためにあって欲しい。

    0
    2023年11月05日

    Posted by ブクログ

    救命治療の末に幼い息子を亡くした夫婦は、病院の説明に納得していたものの、地元権力者の父の計らいにより病院と医師を提訴することになる。医療過誤の民事裁判を、原告となる夫婦、被告となる医療関係者、弁護士、取材記者と視点を切り替えながら描いていく。
    登場人物が多いが人物描写が薄く、彼らがどんな人物であるの

    0
    2023年10月29日

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