日暮里駅から徒歩10分。ちょっとレトロな雑居ビルの2階にある増山超能力師事務所――。所長の増山率いる、見た目も能力も凸凹な所員たちは、浮気調査や人探しなど、依頼人の悩み解決に今日も奔走。超能力が使えても、そこは人の子。異端の苦悩や葛藤を時にユーモラスに時にビターに描く人気シリーズ第1弾。解説・城戸朱里
Posted by ブクログ 2019年04月25日
誉田哲也さんの作品をたくさん知っているわけではないのですが、ストロベリーナイトや、ジウ、ケモノの城などのグロさやどんよりとした感じが一切ない、本当にテンポよく読める一冊でした。それでいて、それぞれの人物に個性があって、特に悦子と増山の話は深かった。そして登場人物のツッコミが面白い。それでいて、超能力...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月28日
増山超能力師事務所を読みました。
超能力の存在が科学的に証明され、超能力を持っている人がその能力を使ってビジネスをしていく時代という設定の物語でした。
増山超能力師事務所の社員や関わる人たちが順番に主人公となって超能力を使ったビジネスが物語られていきます。
サブテーマとして、悪用すれば犯罪も簡単...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月16日
超能力師が地位を認められている世界。
面白かった。
等級試験もあり、ビジネスにも活用されている。
レベルの高い探偵という感じなのかな?
超能力を操ることが出来たら楽しいかもなどと思ってみるが、そういう力が無いほうが楽なのかな?とも思わせてくれる。
誉田作品だけあって、とてもテンポ良く読みたい気持ちを...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月12日
なんかこの表紙の画像しか出てこないんだけど、私が読んだのはコレじゃないのよぅ…studio crocodileのあのイラストでジャケ借りしたのに、中身がけっこう真面目というかシリアスというか、その落差が好きですね。超能力が科学的に証明され、資格として認められた世界という設定が面白い。登場人物それぞれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月01日
誉田哲也のSF。超能力を題材にした作品は多いがこの視点で書かれたものは初めて読む。
扱い方によっては深刻になるテーマだけに、軽めのタッチで描いたのはかえってよかった。
またシリーズ1作目ということで、背景や登場人物の紹介が中心となったが、設定が詳細である割りに退屈させない展開で十分な説得力も...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月15日
先に続編から読んじゃったので慌てて読んだ第一弾。これを読む限りかなりハードな続編になりそうだし、まさにそれを期待してしまうけど、そういう意味では続編は肩透かし。ちょっと意図に戸惑ってしまう。何せ誉田哲也だからなあ。。もっと深いものがありそうなんだけど。この作品、文乃のところだけでひとつの作品になって...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月18日
ダークマターの影響で超能力が発現する人が少なからずいて、それが社会的に認知され、職業化している設定は面白いと思う。その上であえていうなら、念を送るだけで人を死に至らせる能力があるとすれば能力検定などというその能力を高めるような制度がある事に違和感がある。むしろX-MENよろしく魔女刈りが公的に実施さ...続きを読む
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