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裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。組長の妻は、彼も巻き込まれたのではというのだが。(表題作) マンションの一室で男が合成麻薬による不審死を遂げた。近くでは、車と接触事故に遭った女性が、被害届も出さずにその場を去っていた――。(「女の敵」) ほか、姫川玲子が様々な貌を見せる全8編!
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Posted by ブクログ
『インビジブルレイン』を経て池袋署へ異動した姫川玲子。現在の事件から若き日の姿まで、『ブルーマーダー』前後の時間をつなぎながら、さまざまな玲子の貌を描く全8編の連作短編集。 第2シーズンまで来て、ようやくこのシリーズならではの楽しみ方が分かってきた気がする。 長編で濃密な物語に浸り、短編集で少しひ...続きを読むと息つきながら人物や物語の隙間を味わい、そして次のシーズンへの期待を高めていく。この流れが実に楽しい。 中でも、若き日の玲子を描いた「彼女のいたカフェ」はどこかほっこりさせられ、「落としの玲子」では、今泉管理官をやり込めてしまう玲子がなんとも面白い。一方、「夢の中」「闇の色」は、長編になってもおかしくないほど内容が濃く、短編集だからといって満足感が薄れることはなかった。 『シンメトリー』でも感じたが、長編に盛り込めばテンポを損ねそうな人物の日常や過去、事件の余白を、短編だからこそじっくり味わえる。そうした物語が加わることで、シリーズの世界が少しずつ厚みを増していくのが嬉しい。 さらに、ここから先へつながっていきそうな気配も随所に感じられ、ひと区切りついたはずなのに、気持ちはもう次のシーズンへ。 長編が物語を前へ進め、短編集がその世界を横へ広げていく。そんな読み方ができるのも、このシリーズの大きな楽しみになってきた。
5/2 息子と福井の三方五胡一周に出掛けた際に持参。 5/4 完読。 前作『ブルーマーダー』を飛ばして読んだため本作で同作のネタバレを喰らってしまったが、面白いことには変わりない。 次は遡って未読の『インビジブルレイン』か『感染遊戯』を読むか。
彼女のいたカフェ いいですね なんか ほっこり しますね 短編集は そんなに気合いいれずに読めますね ときどき こういうの あるといいですね
「彼女のいたカフェ」良い! 最後はいつもの通りだけど、こういう第三者から見た姫川玲子の話良いなぁー。 前作『ブルーマーダー』の続きから入り、新生姫川班誕生まで。全八編だったけど、一番好きなのは「彼女のいたカフェ」だな。ドラマ化した「夢の中」「闇の色」も映像と違って、面白かった
裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。組長の妻は、彼も巻き込まれたのではというのだが。(表題作)マンションの一室で男が合成麻薬による不審死を遂げた。近くでは、車と接触事故に遭った女性が、被害届も出さずにその場を去っていた――。(「女の...続きを読む敵」)ほか、姫川玲子が様々な貌を見せる全八編!
表題作を含む8話の短編集(最後の2話は繋がってるので実質7話) 個人的にどれもアタリでした! 姫川が十係に配属されて初めての事件「女の敵」や、姫川が警察官になる前のお話「彼女のいたカフェ」、そして捜一に戻ってきてからの初めての事件「お裾分け」などなど ただ、最後の2話は読むのが辛くて、何度途中で読む...続きを読むのをやめようと思ったことか…子持ちには耐えられません。 が、最後まで読んでよかった! ラストシーンでテンション爆上がりです!
姫川玲子シリーズにハマッています。 長編がすきでしたが、今回の短編は凄く良かったです。 人が人を想う気持ちって尊いな、と思いました。 子供がいるので最後の「夢の中」話は映像がありありと目に浮かびました。
インデックス 姫川玲子シリーズ七作目。短編集。 アンダーカヴァー 玲子が捜査一課から外れて間も無くの事件。 玲子が取調べしている男はどんな質問にも反応が鈍くどことなく自分ごとでは無い様にみえる。 とある町工場の社長が首吊り自殺。彼の会社の契約書を調査せると詐欺被害にあっていたことが判明する。玲子は...続きを読む上司に頼み、自身でお金をかけて品の無い何処かのバイヤーに扮し、詐欺犯を炙り出す為の行動を開始する。 善と悪は色々とあるが、私たちが社会という海原でしか生きられない魚の様に思えてしまった作品だ。 女の敵 ストロベリーナイト事件で殉職した大塚巡査と姫川の出会いのきっかけになった事件についての回想。 玲子が主任となった当時は女性は主任は珍しく、嫌味など言われる事も多い。姫川班のメンバーとも当時はまだ顔合わせ程度だったが、菊田の気概などが頼もしい。とある男性の死体が発見され、彼の死の真相を捜査する際に玲子とペアを組んだのが大塚であり、捜査を通して姫川班の結束や関係性が構築されていく過程が読み取れる。 彼女のいたカフェ 目線がとある本屋と併設したカフェ店員の回想から始まる。彼女はいつも難しい本を抱えて来店する「カッコいい」女性に興味をもち、彼女が時折り見せる可愛らしさにときめいたりしている。いつしか彼女の来店も減り、自身も配店や出世を繰り返したが、池袋の店舗に戻る事になり、そこで偶然、例の「女性」を見つける。 違った人の目線から玲子を見るのは新鮮であり、また少しノスタルジーを感じる作品だ。 インデックス ブルーマーダー事件直後の話。 玲子に捜査一課へ戻るチャンスが訪れるが、池袋署との一時兼任という激務。そんな事に悩まされつつ運もない事に井岡とペアになり、ブルーマーダー事件後の発覚しない失踪者達の調査を行う。 調査の中、とあるヤクザの組長が行方不明になっている件の調査を進めるが、組長の人となりを調べていく中で玲子は組長の秘密を知る事になる。 井岡が大活躍するが、読者としてまだ彼のキャラクターを読み取れずにいる事がもどかしい(笑)。 お裾分け 玲子の本部移動について紆余曲折。警察組織の煩わしさがわかる。和田や今泉の様に温かい上司達もいて、彼らの期待に答える為にも結果を出し続けなければならない。その中で、金持ちの地主が殺害された事件が発生。新生姫川班の一癖も二癖も見えるメンバーと何故か姫川あるところに必ず現れる井岡とコンビをくみ、事件の解決にいたる。 結末まで読むと少し切ないストーリー。人が人を守りたい為に発生してしまった事件だ。 落としの玲子 少し笑ってしまう物語。今泉が玲子の沸点に触れてしまい、居酒屋で問い詰められしどろもどろとまではいかないまでも手に負えない様子は読んでいて面白い。玲子は身内にも容赦ないなぁと思う反面、今泉が言いたい事もわかるにはわかるが、相手が悪い(笑) 夢の中 街中での殺傷事件が発生。無関係の人が巻き込まれて死亡してしまう悲しい結末。犯人も自殺を図るがなんとか一命を取り留める。彼は身元を証明するものが何もなく、正体不明のまま。姫川と小幡は、被害にあった女性に話を聞きに病室を訪れるが、彼女の後ろめたい様子に何か裏があると感じ取る。 闇の色 夢の中の続き。被害者である峰岡の周辺を調査していき、彼女が過去に生活していたアパートに行き着く。今はもう使われていない廃れたアパートに残る事実を見つけ出し、未だ招待がわからない犯人と峰岡の過去が暴き出される。あまりにも残酷なストーリーで誰も救われないだろう悲しい結末。 ラスト、姫川班に過去のチームから誰が復活するのか、彼が復活してチームがどねように変わるのか。続編が楽しみだ。
オーディブルにて耳読。 姫川玲子シリーズ短編集。 いろんなタイプの事件が読めて飽きさせない。今作も安心の面白さでした。
やっぱり姫川シリーズは面白いな アンダーカバァーでは善悪のつかない詐欺師の取り調べで、最後に落ちを入れるところが誉田哲也らいしね。
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誉田哲也
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