【感想・ネタバレ】インデックスのレビュー

あらすじ

裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。組長の妻は、彼も巻き込まれたのではというのだが。(表題作) マンションの一室で男が合成麻薬による不審死を遂げた。近くでは、車と接触事故に遭った女性が、被害届も出さずにその場を去っていた――。(「女の敵」) ほか、姫川玲子が様々な貌を見せる全8編!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

『インビジブルレイン』を経て池袋署へ異動した姫川玲子。現在の事件から若き日の姿まで、『ブルーマーダー』前後の時間をつなぎながら、さまざまな玲子の貌を描く全8編の連作短編集。

第2シーズンまで来て、ようやくこのシリーズならではの楽しみ方が分かってきた気がする。
長編で濃密な物語に浸り、短編集で少しひと息つきながら人物や物語の隙間を味わい、そして次のシーズンへの期待を高めていく。この流れが実に楽しい。

中でも、若き日の玲子を描いた「彼女のいたカフェ」はどこかほっこりさせられ、「落としの玲子」では、今泉管理官をやり込めてしまう玲子がなんとも面白い。一方、「夢の中」「闇の色」は、長編になってもおかしくないほど内容が濃く、短編集だからといって満足感が薄れることはなかった。

『シンメトリー』でも感じたが、長編に盛り込めばテンポを損ねそうな人物の日常や過去、事件の余白を、短編だからこそじっくり味わえる。そうした物語が加わることで、シリーズの世界が少しずつ厚みを増していくのが嬉しい。

さらに、ここから先へつながっていきそうな気配も随所に感じられ、ひと区切りついたはずなのに、気持ちはもう次のシーズンへ。
長編が物語を前へ進め、短編集がその世界を横へ広げていく。そんな読み方ができるのも、このシリーズの大きな楽しみになってきた。

0
2026年09月12日

Posted by ブクログ

5/2 息子と福井の三方五胡一周に出掛けた際に持参。
5/4 完読。
前作『ブルーマーダー』を飛ばして読んだため本作で同作のネタバレを喰らってしまったが、面白いことには変わりない。
次は遡って未読の『インビジブルレイン』か『感染遊戯』を読むか。

0
2026年05月04日

Posted by ブクログ

彼女のいたカフェ いいですね
なんか ほっこり しますね
短編集は そんなに気合いいれずに読めますね
ときどき こういうの あるといいですね

0
2025年09月05日

Posted by ブクログ

「彼女のいたカフェ」良い!

最後はいつもの通りだけど、こういう第三者から見た姫川玲子の話良いなぁー。

前作『ブルーマーダー』の続きから入り、新生姫川班誕生まで。全八編だったけど、一番好きなのは「彼女のいたカフェ」だな。ドラマ化した「夢の中」「闇の色」も映像と違って、面白かった

0
2025年04月07日

Posted by ブクログ

裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。組長の妻は、彼も巻き込まれたのではというのだが。(表題作)マンションの一室で男が合成麻薬による不審死を遂げた。近くでは、車と接触事故に遭った女性が、被害届も出さずにその場を去っていた――。(「女の敵」)ほか、姫川玲子が様々な貌を見せる全八編!

0
2025年02月05日

Posted by ブクログ

表題作を含む8話の短編集(最後の2話は繋がってるので実質7話)
個人的にどれもアタリでした!
姫川が十係に配属されて初めての事件「女の敵」や、姫川が警察官になる前のお話「彼女のいたカフェ」、そして捜一に戻ってきてからの初めての事件「お裾分け」などなど
ただ、最後の2話は読むのが辛くて、何度途中で読むのをやめようと思ったことか…子持ちには耐えられません。
が、最後まで読んでよかった!
ラストシーンでテンション爆上がりです!

0
2024年10月19日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズにハマッています。
長編がすきでしたが、今回の短編は凄く良かったです。
人が人を想う気持ちって尊いな、と思いました。
子供がいるので最後の「夢の中」話は映像がありありと目に浮かびました。

0
2024年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

基本的には長編が好きなんだけど、今回の短編はバラエティに富んでいて面白かった◇取り調べの相手へのアプローチの仕方はなるほど〜ってなった。魚住さんの名前が出てきたのにはビックリ。同じ世界線で働いているんだね。そっちのシリーズも読みたくなった◇菊田が戻ってきた姫川班。次回作に期待が膨らむ〜

0
2024年04月07日

Posted by ブクログ

インデックス
姫川玲子シリーズ七作目。短編集。

アンダーカヴァー
玲子が捜査一課から外れて間も無くの事件。
玲子が取調べしている男はどんな質問にも反応が鈍くどことなく自分ごとでは無い様にみえる。
とある町工場の社長が首吊り自殺。彼の会社の契約書を調査せると詐欺被害にあっていたことが判明する。玲子は上司に頼み、自身でお金をかけて品の無い何処かのバイヤーに扮し、詐欺犯を炙り出す為の行動を開始する。
善と悪は色々とあるが、私たちが社会という海原でしか生きられない魚の様に思えてしまった作品だ。

女の敵
ストロベリーナイト事件で殉職した大塚巡査と姫川の出会いのきっかけになった事件についての回想。
玲子が主任となった当時は女性は主任は珍しく、嫌味など言われる事も多い。姫川班のメンバーとも当時はまだ顔合わせ程度だったが、菊田の気概などが頼もしい。とある男性の死体が発見され、彼の死の真相を捜査する際に玲子とペアを組んだのが大塚であり、捜査を通して姫川班の結束や関係性が構築されていく過程が読み取れる。

彼女のいたカフェ
目線がとある本屋と併設したカフェ店員の回想から始まる。彼女はいつも難しい本を抱えて来店する「カッコいい」女性に興味をもち、彼女が時折り見せる可愛らしさにときめいたりしている。いつしか彼女の来店も減り、自身も配店や出世を繰り返したが、池袋の店舗に戻る事になり、そこで偶然、例の「女性」を見つける。
違った人の目線から玲子を見るのは新鮮であり、また少しノスタルジーを感じる作品だ。

インデックス
ブルーマーダー事件直後の話。
玲子に捜査一課へ戻るチャンスが訪れるが、池袋署との一時兼任という激務。そんな事に悩まされつつ運もない事に井岡とペアになり、ブルーマーダー事件後の発覚しない失踪者達の調査を行う。
調査の中、とあるヤクザの組長が行方不明になっている件の調査を進めるが、組長の人となりを調べていく中で玲子は組長の秘密を知る事になる。
井岡が大活躍するが、読者としてまだ彼のキャラクターを読み取れずにいる事がもどかしい(笑)。

お裾分け
玲子の本部移動について紆余曲折。警察組織の煩わしさがわかる。和田や今泉の様に温かい上司達もいて、彼らの期待に答える為にも結果を出し続けなければならない。その中で、金持ちの地主が殺害された事件が発生。新生姫川班の一癖も二癖も見えるメンバーと何故か姫川あるところに必ず現れる井岡とコンビをくみ、事件の解決にいたる。
結末まで読むと少し切ないストーリー。人が人を守りたい為に発生してしまった事件だ。

落としの玲子
少し笑ってしまう物語。今泉が玲子の沸点に触れてしまい、居酒屋で問い詰められしどろもどろとまではいかないまでも手に負えない様子は読んでいて面白い。玲子は身内にも容赦ないなぁと思う反面、今泉が言いたい事もわかるにはわかるが、相手が悪い(笑)

夢の中
街中での殺傷事件が発生。無関係の人が巻き込まれて死亡してしまう悲しい結末。犯人も自殺を図るがなんとか一命を取り留める。彼は身元を証明するものが何もなく、正体不明のまま。姫川と小幡は、被害にあった女性に話を聞きに病室を訪れるが、彼女の後ろめたい様子に何か裏があると感じ取る。

闇の色
夢の中の続き。被害者である峰岡の周辺を調査していき、彼女が過去に生活していたアパートに行き着く。今はもう使われていない廃れたアパートに残る事実を見つけ出し、未だ招待がわからない犯人と峰岡の過去が暴き出される。あまりにも残酷なストーリーで誰も救われないだろう悲しい結末。

ラスト、姫川班に過去のチームから誰が復活するのか、彼が復活してチームがどねように変わるのか。続編が楽しみだ。

0
2026年09月12日

Posted by ブクログ

オーディブルにて耳読。
姫川玲子シリーズ短編集。
いろんなタイプの事件が読めて飽きさせない。今作も安心の面白さでした。

0
2026年05月03日

Posted by ブクログ

やっぱり姫川シリーズは面白いな
アンダーカバァーでは善悪のつかない詐欺師の取り調べで、最後に落ちを入れるところが誉田哲也らいしね。

0
2026年04月05日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ第7弾となる短編集。
『ブルーマーダー』のその後を描いた緊迫感ある物語や、少しダークで重たいエピソードもあれば、「彼女のいたカフェ」「落としの玲子」のように落ち着いた雰囲気で玲子の人間味を感じられる話も。ハードな捜査の場面と柔らかな日常、どちらからも姫川玲子という人物の魅力が溢れてきた。
捜査一課に復帰した彼女の姿に、ファンとして胸熱。

0
2025年09月09日

Posted by ブクログ

姫川玲子がメインとなった短編集。
それもあって普段は見れないような意外な一面が見れた。
新しい姫川班のメンバーをどう手なづけていくのか楽しみだ。

0
2025年05月02日

Posted by ブクログ

長編も良いけどたまに軽めのも読みたい。
と思う時があるので本作はピッタリだった。
陰惨な事件が起きない話って、このシリーズでは相当珍しいのでは?
『彼女のいたカフェ』や『落としの玲子』みたいな短篇も良いなあ、好きだなあ。
新・姫川班の活躍やレギュラーメンバーの意外な一面も見れるし、短編集の良さってこういうところですよねえ。

0
2025年04月27日

Posted by ブクログ

 大塚が登場する過去作あり、飲み屋での息抜き作ありの短編集。シリーズ作品ではあるものの短編集でしれっと異動。頼み込めばそんなに簡単なの?と少し誤解してしまう。新生姫川班のまとまりの無さになぜか安心してしまったのは私だけだろうか。日野さんはぼんやりといい人だった気がするのだが。井岡の関西弁が乗り移った嫌な女姫川の潜入捜査が面白かったので、表題作は『インデックス』より『アンダーカヴァー』が良い。『夢の中』『闇の色』で後味悪く締めるのも誉田作品らしい。

0
2025年03月30日

Posted by ブクログ

最後の親子の話が1番辛かった。。犯人の背景を見ると殺人はもちろん悪いことなんだけど、何年も何年も苦しかったんだろなと思ってしまう。
そして菊田おかえり‼︎結婚してるのにお互い想いあう2人のストーリーが始まるんですねヽ(*´□`*)ノ

0
2025年03月29日

Posted by ブクログ

姫川シリーズ短編集。どれも引き込まれる内容でした。落としの玲子も、例えが面白かった。夢の中からの2つは、ウルッときました。

0
2024年12月10日

Posted by ブクログ

姫川シリーズ7作目は短編
ブルーマーダーの後日談もあり、短編にしては読み応えもあった。

最後の2話は前後編といった扱いで、児童虐待に関連するのだが読んでいて辛く涙が出そうになった。

そしてとうとう復活。そっちでしたか

0
2024年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の「闇の中」、犯人である息子の、玲子への言葉がただただ哀しくて切なかった。
暴力的な描写のインパクトが強い姫川玲子シリーズだけども、こういう切なさや哀しさが読み終わった後も心に残り続ける。
しかしソウルケイジの父性と比較されていたけど、子供については母親だけでなくて父親も当然いるわけなのだし、母性(女性)だけが責められるのはどうなのかなと感じた。
前々から思っていたけど、作者は女性を男社会の中での女、男性視点での女の扱いをずっと描写していて、ああ男達からみると女ってこんななんだなとげんなりしながらも
最後に菊田が戻ってきてくれたのでhappy

0
2024年07月27日

Posted by ブクログ

姫川シリーズ

前作と比較するとどうしても物足りなさがあるが、安定の面白さ。
特に姫川が学生だったときの、落ちた、で吹いた。

0
2023年11月10日

Posted by ブクログ

久しぶりの姫川玲子シリーズ
面白くて一気読み
さっくり短編もいいけど、終わり方が気になる作品がチラホラ

0
2023年11月08日

購入済み

読むべきです。

姫川シリーズは読み続けてきましたが、
正直インビジブルレイン以降はあまり気が進まず。
玲子が池袋署で奮闘する姿、時折在りし日の姫川班に馳せる思い、頑張って欲しいとは思いつつも、図らずも自分で蒔いた種でもある訳で。しかし警察としての正義と、女性としての想いのアンバランスが玲子らしさであり、誰が悪い訳でもない。そんな鬱々とした思いで読み始めたインデックス。短編の為読みやすく、良くも悪くも個性的な新しいチームの事も玲子に関わる人達のその後も少し知る事が出来て、ネタバレになるので書けないけれど読んで良かったと絶対思えますよ。

0
2019年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一度読んだことがあるからか、短編集だからか分からないけど、いつもの姫川玲子シリーズに比べ、一冊を通してだと面白さに欠ける気がした。

最後の「夢の中」「闇の色」はとっても面白かった。
姫川が同じ班の53歳の女性を「オバチャン」とよんでいて、姫川の人間性に対する理解が少し深まった気がする。
本作は被害者に過去、ネグレクトの結果、息子を死なせてしまった女性を置いている。
姫川と同じく、全く同情することもないし、犯した罪に対して真っ当な罪で裁かれるのかすら疑問に思う。
また、自分は、姫川と同じように、社会イメージの女に対する「家族」に対する意識よりも自己が抱く「家族」への想いが薄いように感じる。
姫川は菊田に反対され気を楽にしていたが、

0
2026年05月31日

Posted by ブクログ

井岡がキーパーソンになりつつあるシリーズだったか笑

しかし改めてブルーマーダーの傑作っぷりが見て取れる続編でした。

0
2026年05月13日

Posted by ブクログ

姫川シリーズの2冊目の短編集。
長編にはやっぱり劣るものの、それなりに楽しめました。
意外と好きだったのが「彼女のいたカフェ」。姫川のオフの様子を垣間見れて良かったです。
あとは、続きものの「夢の中」と「闇の色」。犯人が姫川に最後に言った言葉が切なすぎました。
再び結成れた姫川班の新メンバーはかなり曲者が多いですが、また姫川班の活躍が見られるのが嬉しいです。

0
2026年01月26日

Posted by ブクログ

軽く読める短編!
なんか知ってるのは読んだことがあるからなのか、サーガでやってたのか…
まさか最初に戻ってきてくれるなんて思わなかったーこれからが楽しみ!

0
2026年01月23日

Posted by ブクログ

中短編集であるシンメトリーと感染遊戯がいまいちだったので、これもあまり期待してはいなかったが予想外に面白かった。
最後の兄弟の話は読んでいて悲しくなりつらかった。

0
2025年02月07日

Posted by ブクログ

子供が犠牲になる話は、読んでいて辛い。実際こんな事もあるのでしょうね。
子供の気持ちが悲しくなりました。

0
2024年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集、関西弁を喋るバイヤーに化ける、新生姫川班スタート。

最初の関西弁を喋るバイヤーに化ける姫川を想像したら声出して笑ってしまった。
曲者揃いの新生姫川班。これも面白い。
今後が楽しみな発射台的な一冊。

姫川玲子が様々な貌を見せる全8編を収録。
シリーズ第7弾。

0
2024年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ブルーマーダー事件から続くTVの連続ドラマのような展開。このまま映像化もできるような、起承転結のある短編集であった。
前半は池袋署での玲子の活躍が描かれ、中盤~後半は捜査一課にもどった玲子が描かれる。現在の姫川班は一癖も二癖もあるメンバーが揃っており一筋縄ではいかないのは一目瞭然、これ以後の展開が楽しみになる終わらせ方である。
『落としの玲子』ではちょっと嫌な感じの玲子が出ていて、中々アドバイスを受け入れられない後輩がいたことを思い出した。
それ以外の玲子は相手の弱い部分も許容できている、良い感じの玲子が出ていたと思う。

0
2025年02月24日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ第6作。
前作「ブルーマーダー」を境にして、それ以前の話が3つ、それ以降の話が5つ。玲子とその周辺を描く短編集。

跳ねっ返りのところも何も無さそうなところから事件の臭いを嗅ぎ取る嗅覚も相変わらずの玲子さん。だけども今回は何となくコミカルな描写も多くて少し感が狂う。
後半は事件とともに再び捜査一課に戻る道筋も描かれるが、オバちゃんとやさぐれと目付きの悪い若造という部下の面々に気を使いながら捜査を進めるところ、そこに○○が戻ってきた時はちょっとウルッと来たぜ。

0
2026年09月12日

「小説」ランキング