あらすじ
裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。組長の妻は、彼も巻き込まれたのではというのだが。(表題作) マンションの一室で男が合成麻薬による不審死を遂げた。近くでは、車と接触事故に遭った女性が、被害届も出さずにその場を去っていた――。(「女の敵」) ほか、姫川玲子が様々な貌を見せる全8編!
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Posted by ブクログ
「彼女のいたカフェ」良い!
最後はいつもの通りだけど、こういう第三者から見た姫川玲子の話良いなぁー。
前作『ブルーマーダー』の続きから入り、新生姫川班誕生まで。全八編だったけど、一番好きなのは「彼女のいたカフェ」だな。ドラマ化した「夢の中」「闇の色」も映像と違って、面白かった
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裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。組長の妻は、彼も巻き込まれたのではというのだが。(表題作)マンションの一室で男が合成麻薬による不審死を遂げた。近くでは、車と接触事故に遭った女性が、被害届も出さずにその場を去っていた――。(「女の敵」)ほか、姫川玲子が様々な貌を見せる全八編!
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表題作を含む8話の短編集(最後の2話は繋がってるので実質7話)
個人的にどれもアタリでした!
姫川が十係に配属されて初めての事件「女の敵」や、姫川が警察官になる前のお話「彼女のいたカフェ」、そして捜一に戻ってきてからの初めての事件「お裾分け」などなど
ただ、最後の2話は読むのが辛くて、何度途中で読むのをやめようと思ったことか…子持ちには耐えられません。
が、最後まで読んでよかった!
ラストシーンでテンション爆上がりです!
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姫川玲子シリーズにハマッています。
長編がすきでしたが、今回の短編は凄く良かったです。
人が人を想う気持ちって尊いな、と思いました。
子供がいるので最後の「夢の中」話は映像がありありと目に浮かびました。
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基本的には長編が好きなんだけど、今回の短編はバラエティに富んでいて面白かった◇取り調べの相手へのアプローチの仕方はなるほど〜ってなった。魚住さんの名前が出てきたのにはビックリ。同じ世界線で働いているんだね。そっちのシリーズも読みたくなった◇菊田が戻ってきた姫川班。次回作に期待が膨らむ〜
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この回は姫川三昧に大満足です。
事件の捜査の姫川だけでなく、彼女のいたカフェで捜査ではない姫川のお話もとても良かった。さらにファンになりました。
あっという間に読んでしまって、倍ぐらいのボリュームが欲しい。
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姫川玲子シリーズ第7弾となる短編集。
『ブルーマーダー』のその後を描いた緊迫感ある物語や、少しダークで重たいエピソードもあれば、「彼女のいたカフェ」「落としの玲子」のように落ち着いた雰囲気で玲子の人間味を感じられる話も。ハードな捜査の場面と柔らかな日常、どちらからも姫川玲子という人物の魅力が溢れてきた。
捜査一課に復帰した彼女の姿に、ファンとして胸熱。
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姫川玲子がメインとなった短編集。
それもあって普段は見れないような意外な一面が見れた。
新しい姫川班のメンバーをどう手なづけていくのか楽しみだ。
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長編も良いけどたまに軽めのも読みたい。
と思う時があるので本作はピッタリだった。
陰惨な事件が起きない話って、このシリーズでは相当珍しいのでは?
『彼女のいたカフェ』や『落としの玲子』みたいな短篇も良いなあ、好きだなあ。
新・姫川班の活躍やレギュラーメンバーの意外な一面も見れるし、短編集の良さってこういうところですよねえ。
Posted by ブクログ
大塚が登場する過去作あり、飲み屋での息抜き作ありの短編集。シリーズ作品ではあるものの短編集でしれっと異動。頼み込めばそんなに簡単なの?と少し誤解してしまう。新生姫川班のまとまりの無さになぜか安心してしまったのは私だけだろうか。日野さんはぼんやりといい人だった気がするのだが。井岡の関西弁が乗り移った嫌な女姫川の潜入捜査が面白かったので、表題作は『インデックス』より『アンダーカヴァー』が良い。『夢の中』『闇の色』で後味悪く締めるのも誉田作品らしい。
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最後の親子の話が1番辛かった。。犯人の背景を見ると殺人はもちろん悪いことなんだけど、何年も何年も苦しかったんだろなと思ってしまう。
そして菊田おかえり‼︎結婚してるのにお互い想いあう2人のストーリーが始まるんですねヽ(*´□`*)ノ
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姫川シリーズ7作目は短編
ブルーマーダーの後日談もあり、短編にしては読み応えもあった。
最後の2話は前後編といった扱いで、児童虐待に関連するのだが読んでいて辛く涙が出そうになった。
そしてとうとう復活。そっちでしたか
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最後の「闇の中」、犯人である息子の、玲子への言葉がただただ哀しくて切なかった。
暴力的な描写のインパクトが強い姫川玲子シリーズだけども、こういう切なさや哀しさが読み終わった後も心に残り続ける。
しかしソウルケイジの父性と比較されていたけど、子供については母親だけでなくて父親も当然いるわけなのだし、母性(女性)だけが責められるのはどうなのかなと感じた。
前々から思っていたけど、作者は女性を男社会の中での女、男性視点での女の扱いをずっと描写していて、ああ男達からみると女ってこんななんだなとげんなりしながらも
最後に菊田が戻ってきてくれたのでhappy
Posted by ブクログ
【2023年99冊目】
姫川を軸とした短編集。池袋署に配属されてから、「ブルーマーダー」事件の前後の話。語り手は玲子ではなく、第三者だったりすることもあり、毛色の違う話を楽しく読みました。心に残ってるのはやはり最後の2話。これだけ前後編のように繋がっているんですが、なんともやり切れない話でありながら、最後に光明がさす終わり方を迎えます。
姫川が感極まりそうになる場面ではこっちも涙ぐみそうになるし、血の通った主人公のストーリーを読めるの、楽しいなと思います。しかし、姫川の勘や発想力の良さは見習いたいものです。
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カフェで勉強するという、いつもと違った視点の姫川玲子が見れて、ますます好きになった。
そして、まさかの菊田が…!
読んでる方も嬉しくなった。
また姫川班が復活するのかと思うとワクワクする!
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姫川シリーズ第7弾。姫川がようやく本部に復帰ということで、今泉など懐かしのメンツが再び見れたことは嬉しかったです。新しい姫川班も曲者揃いで、今後の展開が楽しみです!
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姫川シリーズ第7弾!
今回は、短編集。
時系列は、「ブルーマーダー」の前のと後のとに、分かれてるな。
シリーズを順番に読んでる人からすると、姫川班の過去の事とか出てくるから、更に面白いかも?
前にも後にも、何か、エセ関西弁の人は元気にしてる!本の中では、この言葉にも慣れて、好感持てるくらいになったけど、多分、現実世界でやられると拒絶反応起こりまくりやな…(−_−;)
ようやく、本部に復帰!
これからの姫川班の活躍は、散っていったメンバーも復帰する?誰か?読めば分かる!
今回のは、そんな壮絶な事件はないけど、姫川さんの気苦労は良くわかる仕上りになってます!
また、姫川班としての活躍も期待できそう!
そろそろ「ジウ」シリーズとの絡みもあるはずやから、そっちも読まねば…
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ブルーマーダー後のお話。「彼女のいたカフェ」は私的に面白かった!!逆サイドから見ると姫川玲子ってこういう風に見えてるんだなぁ〜、、
「夢の中」と「闇の色」話は読み進めていくうちに繋がりがみえてきて、犯人側に同情してしまい涙が出てしまった、、
Posted by ブクログ
8篇からなる短編集。「彼女のいたカフェ」は姫川さんの学生時代の話でほっこりできる。ラスト2の「夢の中」と「闇の色」。これはかなり闇の深い話。ドラマで見たのを思い出した。引き込まれる。この母親は最悪。子供も加害者であり、被害者でもあるが、巻き込まれて亡くなった上司が気の毒でならない。
読むべきです。
姫川シリーズは読み続けてきましたが、
正直インビジブルレイン以降はあまり気が進まず。
玲子が池袋署で奮闘する姿、時折在りし日の姫川班に馳せる思い、頑張って欲しいとは思いつつも、図らずも自分で蒔いた種でもある訳で。しかし警察としての正義と、女性としての想いのアンバランスが玲子らしさであり、誰が悪い訳でもない。そんな鬱々とした思いで読み始めたインデックス。短編の為読みやすく、良くも悪くも個性的な新しいチームの事も玲子に関わる人達のその後も少し知る事が出来て、ネタバレになるので書けないけれど読んで良かったと絶対思えますよ。
Posted by ブクログ
主人公の刑事が様々な事件を解決していくストーリー。東野圭吾の本のように次が気になって眠れない!という面白さはなく、最後はただ完読したくてページをめくっていただけであった。
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中短編集であるシンメトリーと感染遊戯がいまいちだったので、これもあまり期待してはいなかったが予想外に面白かった。
最後の兄弟の話は読んでいて悲しくなりつらかった。
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短編集、関西弁を喋るバイヤーに化ける、新生姫川班スタート。
最初の関西弁を喋るバイヤーに化ける姫川を想像したら声出して笑ってしまった。
曲者揃いの新生姫川班。これも面白い。
今後が楽しみな発射台的な一冊。
姫川玲子が様々な貌を見せる全8編を収録。
シリーズ第7弾。
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警視庁捜査1課姫川班が再結成に向けて動き出す。
『女の敵』
殉職した大塚と出会った事件。
被害者女性に優しくよりそう、大塚…
大塚の葬儀に参列した被害者女性…
大塚の優しさ、を感じる…
『ストロベリーナイト』でしか知らない、大塚。
なのに、大塚の存在は忘れられない。
姫川が大塚を決して忘れず、事あるごとに、大塚のことを意識するからだろう。
『夢の中』『闇の色』が、衝撃的。
あまりにも切ない…
こんな子どもたちは本当に居るのだろう。
どうにかして早く発見できないものだろうか…
峯岡重樹がかわいそうでならない…
彼の人生はなんだったのか…
まともな生活もできず、まともな教育も受けられず。
殺人犯として、生きていかなければならないこれから…
せつない…
菊田も警視庁捜査1課へ復帰。